25-1. ラッシュ プライドと友情 (吹替)
監督 ロン・ハワード
出演 クリス・ヘムズワース,
ダニエル・ブリュール,
オリビア・ワイルド,
アレクサンドラ・マリア・ララ,
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
2013年・アメリカ (ギャガ(提供 ギャガ=ポニーキャニオン) 123分 (PG12)
解説
日本でも絶大な人気を誇るモータースポーツの最高峰、F1。その1976年シーズンの壮絶なチャンピオン争いに迫るヒューマンドラマ。事故で大やけどを負いながらもシーズン中に復帰したニキ・ラウダと彼の不在時に強さを見せたジェームス・ハント。性格もドライビングスタイルも正反対な2人の戦いを臨場感あふれるレースシーンとともに描く。
ストーリー
フェラーリに乗る沈着冷静で隙のないレース運びをするニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)と、マクラーレンに乗る奔放な性格ながら誰からも愛される天才型のジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)は、正反対の性格と走り方のため、常に比較され、衝突することもあった。1976年、前年チャンピオンのラウダはトップを疾走していたが、ドイツ・ニュルブルクのレース中にコントロールを失い壮絶な事故を起こす。大怪我を負ったラウダは生死の境をさまよい再起不能かと思われたが、6週間後、まだ傷が治っていないものの彼は復帰。そして迎えたシリーズ最終決戦の日本・富士スピードウェイ。ラウダとハントは互いにライバル以上のつながりを感じながらレースに臨む……。
25-2. ダレン・シャン
監督 ポール・ウェイツ
出演 クリス・マッソーグリア,
ジョシュ・ハッチャーソン,
ジョン・C・ライリー,
渡辺謙,
サルマ・ハエック
2009年・アメリカ (東宝東和) 109分
解説
世界中に熱狂的なファンを持つダーク・ファンタジーを映画化。親友を助けるためにバンパイアと取引をし、半バンパイアとなった少年の運命を描く。演技派俳優の共演に注目。
ストーリー
ダレン・シャン(クリス・マッソグリア)は、家族とともに郊外の町で暮らす16歳の少年。成績優秀で女の子にもモテモテ、何不自由ない生活を謳歌していた。ある日、親友のスティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)とともに、風変わりなサーカス一座“シルク・ド・フリーク”のショーを見に行く。ミスター・トール(渡辺謙)が団長を務めるシルク・ド・フリークは、他では目にすることが出来ないユニークなショーを披露。自在に髭を伸ばし、予知能力を持つマダム・トラスカ(サルマ・ハエック)、切断された体を再生できるコーマ・リズム(ジェーン・クラコウスキー)などなど…。中でも蜘蛛好きなダレンの興味を引いたのは、巨大毒蜘蛛マダム・オクタを操るラーデン・クレプスリー(ジョン・C・ライリー)だった。吸血鬼マニアのスティーブは、クレプスリーが吸血鬼であることに気付き、自分を吸血鬼にして欲しいと頼み込むが、すげなく却下。悪態をついて去って行く。一方、ダレンは楽屋裏で出会ったマダム・オクタを手にしたまま帰宅。翌日、マダム・オクタを学校に連れて行くと、スティーブが噛まれてしまう。昏睡状態に陥った親友を救うため、ダレンは解毒剤を求めてクレプスリーのもとを訪れる。自分が半吸血鬼のハーフ・バンパイアとなる条件で解毒剤を手に入れるダレン。これによりスティーブの命は救われるが、ハーフ・バンパイアとなったダレンは、家族と別れ、シルク・ド・フリークと行動を共にすることになる。そんなある日、人間を襲う凶暴な吸血鬼集団バンパニーズがシルク・ド・フリークを襲撃してくる。その先頭に立つのは、なんとスティーブ。クレプスリーとダレンへの憎しみを募らせた彼は、バンパニーズに加わっていたのだ。ダレンの家族を人質に取るバンパニーズ。命を救った相手から裏切られた悲しみと悔しさに駆られながら、ダレンはスティーブに立ち向かう……。
25-3. リーサル・ウェポン
監督 リチャード・ドナー
出演 メル・ギブソン,
ダニー・グローヴァー,
ゲイリー・ビジー,
ミッチェル・ライアン,
トム・アトキンス
1987年・アメリカ (ワーナー映画) 110分
解説
家庭思いの黒人刑事と自殺志望の刑事が、麻薬組織を潰滅させるまでの警察アクション。製作はリチャード・ドナーとジョール・シルヴァー。監督は 「レディホーク」 のリチャード・ドナー。脚本はシェーン・ブラック、撮影はスティーブン・ゴールドブラット、音楽はマイケル・ケイメン、エリック・クラプトンが担当。出演はメル・ギブソン、ダニー・グローヴァーほか。ドルビー・ステレオ。
ストーリー
LA。高層アパートから娼婦(ジャッキー・スワンソン)が飛び降り自殺をする。50歳の誕生日を妻トリッシュ(ダーレン・ラヴ)、娘リアン(トレーシー・ウルフ)らに祝福されて家を出た黒人刑事ロジャー・マートフ(ダニー・グローヴァー)が捜査に当たる。被害者アマンダが戦友の銀行家マイケル(トム・アトキンス)の娘と知り暗然とした気持ちになるロジャー。署につき、新しい相棒が、自殺志望で麻薬課から移ってきたマーティン・リッグス(メル・ギブソン)と知り、ますます沈む。マーティンは妻を交通事故で亡くし、毎朝目覚めると拳銃を顔に向けるのだった。屋上から自殺志望者とともに下の緩衝マットに飛び降りて、またロジャーを嘆かせた。アマンダのパトロン宅を訪ねて、銃撃戦を展開。夜、ロジャーはマーティンを家へ招き、2人は胸襟を開きあう。ロジャーはマイケルを問い詰め、ヴェトナム戦争当時の特殊部隊の一部がその後、将軍(ミッチェル・ライアン)指揮のもとに大掛りなヘロイン密輸を行ない、マイケルの銀行を隠れ蓑にしていたことを聞き出すが、将軍の手下のジョシュア(ゲイリー・ビジー)がヘリで襲来してマイケルを射殺してしまう。その後、マーティンはジョシュアに生命を狙われ、危うく助かるが、敵を欺くため殉死と発表する。リアンがさらわれ、ロジャーは砂漠に呼び出される。マーティンが隠れて狙撃するが、つかまってしまい、マイケルからどれだけ聞いたかと拷問される。しかし、死力を振りしぼり、反撃に転じた。ロジャーは将軍の車に銃弾をぶちこみ、車はバスに激突し、中にあった手榴弾が爆発し将軍は焼死する。車で逃げ出したジョシュアをマーティンが疾走して追いかけるが、逃げられてしまう。彼はロジャー宅に急ぐが、誰もいなかった。マーティンが来て2人は素手で殴り合い決着をつけることにした。死闘の末、ジョシュアは破れた。しかし、抱き起こした警官の銃を抜き取りマーティンとロジャーを狙う。その一瞬前にマーティンとロジャーはともに銃を抜きジョシュアを射殺する。自殺願望がなくなったマーティンはロジャー宅でクリスマスを過ごす。