3-1. ハスラー2

監督 マーティン・スコセッシ
出演 ポール・ニューマントム・クルーズメアリー・エリザベス・マストラントニオ
1986年・アメリカ(東宝)

ハスラー稼業から足を洗った男と若いハスラーの戦いと友情を描く続編。製作はアーヴィン・アクセラッドとバーバラ・デ・フィーナ。監督は 「アフター・アワーズ」 のマーティン・スコセッシ。ウォルター・テヴィスの小説(角川文庫)をリチャード・プライスが脚色。撮影はミハエル・バルハウス、音楽はトッド・カソー、編集はセルマ・スクーンメイカーが担当。出演はポール・ニューマン、トム・クルーズなど。ドルビー・ステレオ


3-2. メリー・ポピンズ

監督 ロバート・スティーヴンソン
出演 ジュリー・アンドリュースディック・バン・ダイクデイヴィッド・トムリンソン
1964年・アメリカ(ウォルト・ディズニー・プロ)

イギリスの女流作家P・L・トラヴァースが1934年に 「メリー・ポピンズ」 を生んで以来、ショウ・ビジネスのプロデューサーたちは権利の獲得にひしめいたという。脚色はビル・ウォルシュとドン・ダグラディらディズニーのトップ・ライターが担当、撮影はエドワード・コールマンによる。音楽は、リチャード・M、及びロバート・B・シャーマン兄弟による歌曲と、アカデミー賞受賞の音楽監督アーウィン・コスタルによる編曲と指揮。シャーマン兄弟には「夏の魔術」 などがある。コスチュームおよびデザイン顧問はトニー・ウォルトン、振付はマーク・ブロウ、ディ・ディ・ウッド夫妻、漫画監督はハミルトン・S・ラスク、漫画美術監督はマックラレン・スチュアートらがそれぞれ担当した。出演は 「サウンド・オブ・ミュージック」 のジュリー・アンドリュース、 「バイ・バイ・バーディー」 のディック・ヴァン・ダイク、 「トム・ジョーンズの華麗な冒険」 のデイヴィッド・トムリンソン、ほかにグリニス・ジョンズ、ハーミオン・バッデレイ(子役)、カレン・ドートリス(同)マシュウ・ガーバー(同)、エルザ・ランチェスター、エド・ウィンほか。製作はウォルト・ディズニー、製作補佐はビル・ウォルシュ。


3-3. 君とボクの虹色の世界

監督 ミランダ・ジュライ
出演 ミランダ・ジュライジョン・ホークスマイルズ・トンプソン
2005年・アメリカ(ハピネットピクチャーズ)

カンヌ映画祭をはじめ、各国の映画賞に輝いた、新鋭ミランダ・ジュライ監督による群像ドラマ。年齢や環境の異なるさまざまな人々の触れ合いを、ポップな映像でつづる。


3-4. プリンセス・シシー

監督 エルンスト・マリシュカ
出演 ロミー・シュナイダーカールハインツ・ベームマグダ・シュナイダー
1955年・西ドイツ(映配)

「わたしの可愛い人」 のロミー・シュナイダーを主演に、戦前「別れの曲」 のシナリオを書いているエルンスト・マリシュカが監督・脚本を担当した作品。十九世紀のババリアの王女とオーストリアの王子のロマンスが描かれる。撮影はヘルベルト・ガイヤー、音楽はアントン・プロフェスが受けもっている。他に出演するのは、カール・ハインツ・ベーム、ロミー・シュナイダーの母であるマグダ・シュナイダー、グスタフ・クヌート、ウッター・フランツ、フィルマ・デギッシャー、エリッヒ・ニコービッツ、ペーター・ベック、ヨゼフ・マインラート、フランツ・ベーハイム等。製作カール・エーリッヒ。


3-5. 若き皇后・シシー

監督 エルンスト・マリシュカ
出演 ロミー・シュナイダーカールハインツ・ベームマグダ・シュナイダー
1956年・オーストリア

1955年の「プリンセス・シシー」の続編として発表された。日本では劇場公開されなかったが、DVDが発売されている(DVD題名は「エリザベート2 若き皇后」)。


3-6. ある皇后の運命の歳月

監督 エルンスト・マリシュカ
出演 ロミー・シュナイダーカールハインツ・ベームマグダ・シュナイダー
1957年・オーストリア

1955年の「プリンセス・シシー」、1956年の「若き皇后シシー」の続編として発表された。日本では劇場公開されなかったが、DVDが発売されている(DVD題名は「エリザベート3 運命の歳月」)。


3-7. アラビアのロレンス 前編

監督 デイヴィッド・リーン
出演 ピーター・オトゥールアレック・ギネスアンソニー・クイン
1962年・イギリス(コロムビア)

T・E・ロレンス自伝「知恵の七柱」からロバート・ボルトが脚色し、「戦場にかける橋」 のデイヴィッド・リーンが監督した七〇ミリスペクタクル。撮影はフレデリック・A・ヤング、音楽はモーリス・ジャール。出演者は舞台俳優のピーター・オトゥール、「戦艦デファイアント号の反乱」 のアレック・ギネス、「バラバ」 のアンソニー・クイン・「紳士同盟」 のジャック・ホーキンス、「カサブランカ」 のクロード・レインズ、ホセ・フェラー、アーサー・ケネディ、アンソニー・クェイルなど。製作はサム・スピーゲル。テクニカラー・スーパーパナピジョン七〇ミリ。


3-8. アラビアのロレンス 後編

監督 デイヴィッド・リーン
出演 ピーター・オトゥールアレック・ギネスアンソニー・クイン
1962年・イギリス(コロムビア)

T・E・ロレンス自伝「知恵の七柱」からロバート・ボルトが脚色し、「戦場にかける橋」 のデイヴィッド・リーンが監督した七〇ミリスペクタクル。撮影はフレデリック・A・ヤング、音楽はモーリス・ジャール。出演者は舞台俳優のピーター・オトゥール、「戦艦デファイアント号の反乱」 のアレック・ギネス、「バラバ」 のアンソニー・クイン・「紳士同盟」 のジャック・ホーキンス、「カサブランカ」 のクロード・レインズ、ホセ・フェラー、アーサー・ケネディ、アンソニー・クェイルなど。製作はサム・スピーゲル。テクニカラー・スーパーパナピジョン七〇ミリ。


3-9. グローリー

監督 エドワード・ズウィック
出演 マシュー・ブロデリックデンゼル・ワシントンケアリー・エルウィス
1989年・アメリカ(トライ・スター映画)

南北戦争を舞台に、北軍の黒人部隊の指揮官と兵士たちの活躍と勇姿を描く戦記ドラマ。製作はフレディ・フィールズ、監督は「きのうの夜は…」 のエドワード・ズウィック。りンカーン・カースティンとピーター・バーチャード、ロバート・グールド・ショーの原作を基に、脚本はケヴィン・ジャール、撮影はフレディ・フランシス、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はマシュー・ブロデリック、デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマンほか。89年アカデミー賞助演男優(D・ワシントン)、撮影、録音賞受賞。


3-10. フラッシュ・ダンス 

監督 エイドリアン・ライン
出演 ジェニファー・ビールスマイケル・ヌーリーベリンダ・バウアー
1983年・アメリカ(パラマウント作品=CIC)

ブロのダンサーをめざす19歳の溶接工の愛、友情、そして夢を描く。製作はドン・シンプソンとジェリー・ブラック・ハイマー。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ピータースとピーター・グーバーがつとめている。監督は「フォクシー・レディ」 (80)のエイドリアン・ライン。トム・ヘドリーの原案に基づき、ヘドリー自身と「フィスト」 のジョー・エスターハスが脚本を執筆。撮影はドン・ピーターマン、音楽はジョルジォ・モロダー、編曲・指揮はシルヴェスター・リーヴェイが担当。主題歌をアイリーン・キャラが歌っている。振付けはジェフリー・ホーナディが手掛けている。出演は四千人のなかから選ばれたエール大学の1年生のジェニファー・ビールス、マイケル・ヌーリー、リリア・スカラ、ベリンダ・バウアー、サニー・ジョンソンなど。82年10月18日、ピッツバーグのロケ撮影で製作を開始し、LAロケを含む3カ月間で主要場面の撮影を終了した。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。イーストマン・カラー、ビスタサイズ。1983年作品。


3-11. ブレイブハート

監督 メル・ギブソン
出演 メル・ギブソンソフィー・マルソーパトリック・マクグーハン
1995年・アメリカ(20世紀フォックス映)

13世紀末、悪政に苦しむスコットランドの独立と開放を目指して戦った実在の英雄、ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史スペクタクル大作。製作費2700万ドルを投じ、数千人のエキストラと200頭の馬が演じる戦闘場面は、リアルな臨場感に満ちて圧巻。監督・製作・主演の3役を兼ね、アクションから恋の葛藤まで、確かな演出力を見せたのは、「顔のない天使」 に続いて2本目の監督作となるメル・ギブソン。脚本は作家として活躍し、初の映画作品となるランダル・ウォレスのオリジナル。


3-12. 許されざる者

監督 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッドジーン・ハックマンモーガン・フリーマン
1992年・アメリカ(ワーナー・ブラザース映画)

銃を捨て密かに暮らしていた老ガンマンが、賞金稼ぎのために再び銃を取る姿を描く西部劇。92年度アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞、助演男優賞、編集賞受賞作。監督・製作・主演は「ルーキー」 のクリント・イーストウッド。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ホワイトハンター ブラックハート」 のデイヴィッド・ヴァルデス。脚本は「ブレードランナー」 のデイヴィッド・ウェップ・ピープルス、撮影は「バード」 のジャック・N・グリーン。音楽はレニー・ニーハウスが担当。共演は本作でオスカーを受賞した「ミシシッピー・バーニング」 のジーン・ハックマン、「虚栄のかがり火」 のモーガン・フリーマン、「ジャガーノート」 のリチャード・ハリス、「ピンク・キャデラック」 のフランセス・フィッシャーなど。


3-13. エリン・ブロコビッチ

監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジュリア・ロバーツアルバート・フィニーアーロン・エッカート
2000年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

本物のエリン・ブロコビッチがレストランのウェイトレス役で特別出演。ジュリアという名札をつけ、エリン自身を演じるJ・ロバーツと言葉を交わすシーンは印象的。


3-14. ダーティ・ダンシング

監督 エミール・アルドリーノ
出演 ジェニファー・グレイパトリック・スウェイジシンシア・ローズ
1987年・アメリカ(ベストロン映画)

60年代初期のアメリカを舞台に、思春期の娘の成長を描く。製作はリンダ・ゴットリーブ。監督は舞台・ダンスの演出家でもあり、ドキュメンタリー映画“He Makes Me Feel Like Dancin”で83年度アカデミー・ドキュメンタリー賞を受賞したエミール・アルドリーノ。脚本はエレノア・バーグスタイン、撮影はジェフ・ジャー、音楽監修はダニー・ゴールドバーク、マイケル・ロイドが担当。ロネッツの「あたしのベビー」 をはじめ60年代のヒット曲が全14曲使われている。出演はジェニファー・グレイ、パトリツク・スウェイズ、シンシア・ローズほか。


3-15. 荒野の用心棒 

監督 セルジオ・レオーネ
出演 クリント・イーストウッドマリアンネ・コッホジャン・マリア・ヴォロンテ
1964年・イタリア(東和)

「ローマの旗の下に」 のボブ・ロバートソン(セルジオ・レオーネの変名)がシナリオを執筆、自から監督した西部劇。ただし、黒沢作品「用心棒」 の盗作であることを川喜多氏が発見、東宝は著作権の侵害で告訴して勝つなどの、いわくつきのもの。撮影はジャック・ダルマス(マッシモ・ダラマーノの変名)、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演はTV「ローハイド」 のクリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ジョン・ウェルズ、ヨゼフ・エッガー、ヴォルフガング・ルクシーなど。テクニカラー・テクニスコープ。イタリアオリジナル版は100分。


3-16. 夕陽のガンマン

監督 セルジオ・レオーネ
出演 クリント・イーストウッドリー・ヴァン・クリーフジャン・マリア・ヴォロンテ
1966年・イタリア(UA)

セルジオ・レオーネとフルヴィオ・モルセッラのストーリーをルチアーノ・ヴィンセンツォーニとセルジオ・レオーネが脚色、レオーネが「荒野の用心棒」 (この時はボブ・ロバートソンというアメリカ名前を使った)についで発表した製作・監督担当の西部アクション。撮影はマッシモ・ダラマーノ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当した。出演クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、ジャン・マリア・ヴォロンテほか。テクニカラー、テクニスコープ。


3-17. 続・夕陽のガンマン  

監督 セルジオ・レオーネ
出演 クリント・イーストウッドイーライ・ウォラックリー・ヴァン・クリーフ
1967年・イタリア(ユナイト) 98分

ルチアーノ・ヴィンセンツォーニ、トニオ・スカルペッリ、セルジオ・レオーネの共同脚本を、「夕陽のガンマン」 のセルジオ・レオーネが監督した西部劇。撮影はトニーノ・デリ・コリ。出演は前作「夕陽のガンマン」 と同じくクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフ、「ロード・ジム」 のイーライ・ウォラックなど。製作はアルベルト・グリマルディ。テクニカラー、テクニスコープ。


3-18. パーフェクトワールド 

監督 クリント・イーストウッド
出演 ケヴィン・コスナークリント・イーストウッドローラ・ダーン
1993年・アメリカ(ワーナー・ブラザース映画)

脱獄犯と人質の少年との交流、そして男を追う警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。「ボディガード(1992)」 のケヴィン・コスナーが主演し、「ザ・シークレット・サービス」 のクリント・イーストウッドが監督・出演と、二大スターの初顔合わせが話題を呼んだ。イーストウッドの主宰するマルパソ・プロ作品で、製作のデイヴィッド・ヴァルデス、撮影のジャック・N・グリーン、音楽のエニー・ニーハウス、美術のヘンリー・バムステッド、編集のジョエル・コックス、スタント・コーディネーターのバディ・ヴァン・ホーンなど主要スタッフは、「許されざる者(1992)」 をはじめとするイーストウッド作品の常連で占められている。そのほかのスタッフは、共同製作に「トイズ」 マーク・ジョンソン。脚本にジョン・リー・ハンコック。共同編集にロン・スパング。衣装にエリカ・エルデ・フィリップスら。2人の主演者の脇を固めるのは本作が映画出演2本目のT・J・ロウサー、「ジュラシック・パーク」 のローラ・ダーンなど。


3-19. 追憶の切符

監督 ジェイコブ・チャン
出演 ズオ・シャオチンニッキー・ウーセシリア・イップ
2008年・中国

ニュースレポーターとして都会で働く女性。実は赤ん坊の頃に教会の前に捨てられ、孤児として育っていた。今でも自分を捨てた親にわだかまりを持っているのだが、育ての母であるシスターが亡くなったことで実の親を捜すことになる。雲南省の雄大な風景をバックにわずかな手がかりをたどっていく女性。その旅は自分が成長する旅でもあった。インターネットで評判になった台湾の大学教授のエッセイを下敷きに、「墨攻」 の監督ジェイコブ・チャンが脚本・監督。


3-20. 主人公は僕だった

監督 マーク・フォースター
出演 ウィル・フェレルマギー・ギレンホールダスティン・ホフマン
2006年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ)

「プロデューサーズ」 のウィル・フェレルが、姿の見えない声に人生を操られる男を演じたコメディ。「ネバーランド」 など人間ドラマに定評のあるマーク・フォースター監督作。


3-21. セントラル・ステーション

監督 ウォルター・サレス
出演 フェルナンダ・モンテネグロマリリア・ペラヴィニシウス・デ・オリヴェイラ
1998年・ブラジル(日本ヘラルド映画)

父親探しを通して芽生えた少年と中年女性の心の交流を暖かく描いたロードムービー。監督はドキュメンタリーも手がけるヴァルテル・サレス。脚本はジョアン・エマヌエル・カルネイロとマルコス・ベルンステイン。製作は「天国の約束」 のアルテュール・コーンと「ヴィゴ」 のマルティーヌ・ド・クレルモン=トネール。製作総指揮はエリザ・トロメッリ、リリアン・ブリムバウム、ドナルド・ランヴォ。撮影はヴェルテル・カルバーリョ。音楽はアントニオ・ピントとブラジル音楽シーンで活躍するジャキス・モレレンバウム。美術はカシオ・アマランテ、カルラ・カフェー。編集はイザベル・ラテリー、フェリーペ・ラセルダ。録音はジャン=クロード・ブリッソン、「アンダーグラウンド」 のフランソワ・グルー、ブルーノ・タリエール、ヴァルディル・グザヴィエ。出演はブラジルの名女優フェルナンダ・モンテネグロ、本作が映画初出演の子役ヴィニシウス・デ・オリヴェイラほか。98年ベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)銀熊賞・主演女優賞(モンテネグロ)受賞。第71回(98年度)アカデミー主演女優賞(モンテネグロ)ノミネート。


3-22. その男ゾルバ

監督 マイケル・カコヤニス
出演 アンソニー・クインアラン・ベイツイレーネ・パパス
1964年・アメリカ(20世紀フォックス)

ニコス・カザンツァキスの同名小説を「エレクトラ」 のマイケル・カコヤニスが脚色・製作・監督した文芸ドラマ。撮影はウォルター・ラサリー(この作品で'64 年度アカデミー黒白撮影賞獲得) 、音楽はミキス・テオドラキスが担当した。出演は「訪れ」 のアンソニー・クイン、「汚れなき瞳」 のアラン・ベイツ、「エレクトラ」 のイレーネ・パパス、リラ・ケドロワ(この作品で'64 年度アカデミー助演女優賞を獲得) 、「アメリカ アメリカ」 のジョージ・ファウンダスほか。


3-23. ウィスキー

監督 フアン・パブロ・レベージャ、 パブロ・ストール
出演 アンドレス・パソスミレージャ・パスクアルホルヘ・ボラーニ
2004年・ウルグアイ、アルゼンチン、ドイツ、スペイン(ビターズ・エンド)

東京国際映画祭グランプリに輝くなど、世界中で絶賛されたウルグアイ映画。弱冠30歳の若手監督コンビが、人間のおかしさや孤独を、淡々と味わい深く映し出す。


3-24. ジュノ

監督 ジェイソン・ライトマン
出演 エレン・ペイジマイケル・セラジェニファー・ガーナー
2007年・アメリカ(20世紀フォックス映画)

全米で異例の大ヒットを記録し、アカデミー賞4部門の候補になった話題作。ごく普通の女子高生の妊娠を巡る騒動がユーモアたっぷりに描かれる青春ドラマだ。


3-25. 恋愛小説家

監督 ジェームズ・L・ブルックス
出演 ジャック・ニコルソンヘレン・ハントグレッグ・キニア
1997年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

潔癖家で毒舌の変人小説家が、なじみのウェイトレスや隣人との交流を通して人並みの愛を知るまでを描いたラヴ・ロマンス。主演のジャック・ニコルソン(「ブラッド&ワイン」 など)、ヘレン・ハント(「ツイスター」 )がそれぞれ97年度(第70回)アカデミー賞で最優秀主演男優賞・同女優賞を受賞したことでも話題に。監督は「愛と追憶の日々」 でニコルソンと組んだ「ブロードキャスト・ニュース」 のジェームズ・L・ブルックス。脚本は「レイト・フォー・ディナー」 のマーク・アンドラスの原案を基に、アンドラスとブルックスが執筆。製作はブルックスと、「ザ・エージェント」 のブリジット・ジョンソン、「ブロード〜」「スリーパーズ」 のクリスティン・ズィー。特別出演で監督のハロルド・ライミス、ローレンス・カスダンが顔を見せる。


3-26. ヘアスプレー

監督 アダム・シャンクマン
出演 ジョン・トラヴォルタニッキー・ブロンスキーアマンダ・バインズ
2007年・アメリカ(ギャガ・コミュニケーションズ)

ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化。“ミス・ヘアスプレー”を目指す女性らが華やかな歌やダンスを披露する。主人公の母親を演じる女装したジョン・トラボルタに注目。


3-27. アフリカの女王

監督 ジョン・ヒューストン
出演 ハンフリー・ボガートキャサリン・ヘップバーンロバート・モーレイ
1951年・イギリス(BCFC=NCC)

製作者S・P・イーグルと監督者ジョン・ヒューストンの組織するホライズン・プロが、英国のロミュラス(「パンドラ」 )と提携した一九五一年度色彩活劇。C・S・フォレスターの原作から、「タイム」 の映画批評担当者ジェームズ・エイジイとジョン・ヒューストン(「キー・ラーゴ」 )が脚色、ヒューストンが監督した。撮影は「黒ばら」 のジャック・カーディフ、音楽は「老兵は死なず」 のアラン・グレイの担当。主演は「キー・ラーゴ」 のハンフリー・ボガート(本作品で五一年度アカデミー賞授賞)と「アダム氏とマダム」 のキャサリン・ヘップバーンで、以下「大空に散る恋」 のロバート・モーレイ、「三十六時間」 のピーター・ブルらが助演する。


3-28. オール・ザ・キングスメン

監督 スティーヴン・ゼイリアン
出演 ショーン・ペンジュード・ロウケイト・ウィンスレット
2006年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ)

ホリデイ」 のジュード・ロウが新聞記者を、「ミスティック・リバー」 のショーン・ペンが州知事を演じる骨太な政治サスペンス。ピューリッツァー賞受賞小説の2度目の映画化。


3-29. アウト・オブ・サイト  

監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジョージ・クルーニージェニファー・ロペスルイス・ガスマン
1998年・アメリカ(UIP)

プロの銀行強盗と女連邦保安官の恋愛をスタイリッシュに描いたラヴ・サスペンス。「ジャッキー・ブラウン」 の原作者エルモア・レナードの同名小説を「セックスと嘘とビデオテープ」「蒼い記憶」 のスティーヴン・ソダーバーグ監督が映画化。脚本は「ゲット・ショーティ」 に次いでレナード作品を脚色したスコット・フランク。製作は「ゲット・ショーティ」 のダニー・デヴィート、「フィーリング・ミネソタ」 のマイケル・シャンバーグ、「マチルダ」 のステイシー・シェール。製作総指揮は「メン・イン・ブラック」 の監督バリー・ソネンフェルドと「セックスと嘘とビデオテープ」 のジョン・ハーディ。撮影は「蒼い記憶」 のエリオット・デイヴィス。音楽はベルファスト出身のDJデイヴィッド・ホルムズ。編集は「シークレット・サービス」 のアン・V・コーツ。出演は「ピースメーカー」 「ER 緊急救命室」(TV)のジョージ・クルーニー、「Uターン」 のジェニファー・ロペス、「ボディ・カウント ヤバい奴ら」 のヴィング・レイムス、「ゲット・ショーティ」 のデニス・ファリーナ、「ブギーナイツ」 のドン・チードルほか。


3-30. インヴィンシブル

監督 エリクソン・コア
出演 マーク・ウォールバーググレッグ・キニアエリザベス・バンクス
2006年・アメリカ(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)

「インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン」( - えいこうへのタッチダウン、原題:Invincible)は、2006年のアメリカ映画。 30歳にしてNFLのプロ・アメリカンフットボール選手となったヴィンス・パパーリの実話に基づいて製作された映画。 日本では劇場未公開だが、2007年3月21日にDVDが発売された。


3-31. アフガン零年

監督 セディク・バルマク
出演 マリナ・ゴルバハーリゾベイダ・サハールハミダ・レファー
2003年・アフガニスタン、日本、アイルランド(アップリンク、ムヴィオラ)

'04年のゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞に輝いたアフガニスタン発の人間ドラマ。女性の自由を奪ったタリバン政権下で、“男”を演じることになった少女の過酷な運命を描く


3-32. 北国の帝王

監督 ロバート・アルドリッチ
出演 リー・マービンアーネスト・ボーグナインキース・キャラダイン
1973年・アメリカ(20世紀フォックス)

アメリカ全土を襲った不況がその頂点に達した1930年台のオレゴン州を背景に、鉄道を利用して移動するホーボーと呼ばれた浮浪者たちの中の帝王と、彼らの無賃乗車を拒む冷酷な車掌との戦いを描く。製作総指揮はケネス・ハイマン、製作はスタン・ヒュー、監督は「ワイルド・アパッチ」 のロバート・アルドリッチ、脚本はクリストファー・ノッフ、撮影はジョセフ・バイロック、音楽はフランク・デヴォール、編集はマイケル・ルチアーノが各々担当。出演はリー・マーヴィン、アーネスト・ボーグナイン、キース・キャラダイン、チャールズ・タイナー、マルコム・アタベリー、サイモン・オークランドなど。


3-33. 翼に賭ける命

監督 ダグラス・サーク
出演 ロック・ハドソンロバート・スタックドロシー・マローン
1957年・アメリカ(ユニヴァーサル)

現代アメリカ文学の代表的作家ウィリアム・フォークナーの小説「パイロン」 (飛行標塔)の映画化で、曲芸飛行に命を賭ける男を中心に、人間の愛情と運命を描いた文芸篇。「風と共に散る」 のジョージ・ザッカーマンが脚色、「間奏曲」 のダグラス・サークが監督した。撮影監督は「東京特ダネ部隊」 のアーヴィング・グラスバーグ、音楽は作曲が「間奏曲」 のフランク・スキナー、指揮が「悪魔に支払え!」 のジョセフ・カーシェンスン。主演は「大空の凱歌」 のロック・ハドソン、「硝煙」 のロバート・スタック、「千の顔を持つ男」 のドロシー・マローン。「脱獄囚」 のジャック・カーソン、「友情ある説得」 のロバート・ミドルトンが助演する。


3-34. グッドナイト&グッドラック

監督 ジョージ・クルーニー
出演 デイヴィッド・ストラザーンロバート・ダウニーJr.パトリシア・クラークソン
2005年・アメリカ(東北新社)

人気俳優ジョージ・クルーニーの監督第2作。米国の伝説的なニュース・キャスターとその番組スタッフたちの壮絶な闘いの日々を、シャープなモノクロ映像で描く社会派映画。


3-35. 青い珊瑚礁(×)

監督 ランダル・クレイザー
出演 ブルック・シールズクリストファー・アトキンズレオ・マッカーン
1980年・アメリカ(コロムビア映画)

南太平洋の大自然を舞台に、ある孤島に流された男の子と女の子がやがて成長し大人になっていく過程を描く。製作・監督は「グリース」 のランダル・クレイザー、共同製作はリチャード・フランクリン。ヘンリー・ドゥビア・スタグプールの原作を基にダグラス・デイ・スチュアートが脚色。撮影はネストール・アルメンドロス、音楽はバジル・ポールドゥリス、編集はロバート・ゴードンが各々担当。出演はブルック・シールズ、クリストファー・アトキンズ、レオ・マッカーン、ウィリアム・ダニエルス、エルバ・ジョゼフスン、グレン・コーハンなど。


3-36. エネミー・オブ・アメリカ

監督 トニー・スコット
出演 ウィル・スミスジーン・ハックマンジョン・ヴォイト
1998年・アメリカ(ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン)

プライバシーを知らぬ間に侵害され追われる身となったひとりの男の苦闘を措くサスペンス。監督は「クリムゾン・タイド」「ザ・ファン」 のトニー・スコット。脚本は「ハーヴェスト」 のデイヴィッド・マルコーニ。製作は「アルマケドン」 のジェリー・ブラッカイマー。製作総指揮は「アルマゲドン」 のチャド・オーメン、「ザ・ファン」 のジェームズ・W.スコッチドポール、「めぐり逢い」 のアンドリュー・Z・デイヴィス。撮影は「GIジェーン」 の西海岸ユニット部分の撮影を務めたダン・ミンデル。音楽は「アルマゲドン」 のトレバー・ラビンと「アンツ」 のハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。


3-37. タップス

監督 
出演 
年・()




3-38. フットルース

監督 ハーバート・ロス
出演 ケヴィン・ベーコンロリ・シンガージョン・リスゴー
1984年・アメリカ(パラマウント映画=CIC)

中西部の田舎町を舞台に都会から転校してきた若者が捲き起こす騒動を描く青春映画。製作はルイス・J・ラクミルとクレイグ・ザダン、エグゼクティヴ・プロデューサーはダニエル・メルニック、監督は「愛と喝采の日々」 のハーバート・ロス、脚本・作詞はディーン・ピッチフォード、撮影はリック・ウェイト、音楽はマイルス・グッドマン、編集はポール・ハーシュ、プロダクション・デザインはロン・ホッブス、振付はリン・テイラー・コーベットが担当。出演はケヴィン・ベーコン、ロリ・シンガー、ジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト、クリストファー・ペン、サラ・ジェシカ・パーカーなど。日本版字幕は戸田奈津子。カラー、ビスタサイズ。1984年作品。


3-39. ダンボ

監督 ベン・シャープスティーン
1941年・アメリカ(ウォルト・ディズニー)

「不思議の国のアリス(1951)」 と同じくウォルト・ディズニーが製作し、ベン・シャープスティーンが総監督に当ったテクニカラーの長篇漫画で、1941年作品。ジョー・グラントとディック・ヒュウマーがストーリイを書き下ろした。音楽はオリヴァー・ウォーレスとフランク・チャーチル、作詞はネッド・ワシントン。


3-40. 紳士は金髪がお好き

監督 ハワード・ホークス
出演 ジェーン・ラッセルマリリン・モンローチャールズ・コバーン
1953年・アメリカ(20世紀フォックス極東)

「栄光何するものぞ」 のソル・C・シーゲルが製作したテクニカラーのミュージカル・コメディ、1953年作品。1928年に映画化されたアニタ・ルーズの原作小説より、ルーズとジョセフ・フィールズが舞台用に書いた台本を、「死の接吻(1947)」 のチャールズ・レデラーが脚色し、「果てしなき蒼空」 のハワード・ホークスが監督した。撮影は「腰抜け 二挺拳銃の息子」 のハリー・J・ワイルド、音楽監督は「ナイアガラ」 のライオネル・ニューマンの担当。主演は「人生模様」 のマリリン・モンローと「ならず者」 のジェーン・ラッセルで、チャールズ・コバーン「パラダイン夫人の恋」 、エリオット・リード、トミー・ヌーナン、ジョージ・ウィンスロウ、マルセル・ダリオらが助演する。


3-41. カクテル  

監督 ロジャー・ドナルドソン
出演 トム・クルーズブライアン・ブラウンエリザベス・シュー
1988年・アメリカ(ワーナー・ブラザース映画) 105分

野心を抱く青年が体験する喪失と再生、そして真実の愛にめぐりあうまでを描く。製作はテッド・フィールドとロバート・W・コート、監督は「追いつめられて(1987)」 のロジャー・ドナルドソン、原作・脚本はヘイウッド・グールド、撮影はディーン・セムラー、音楽はピーター・ロビンソンが担当。出演は「ハスラー2」 のトム・クルーズ、「普通の女」 のブライアン・ブラウン、エリザベス・シューほか。日本版字幕は戸田奈津子。ドルビーステレオ。カラー、ビスタサイズ。1988年作品。


3-42. ヤングガン  

監督 クリストファー・ケイン
出演 エミリオ・エステヴェスキーファー・サザーランドルー・ダイアモンド・フィリップス
1988年・アメリカ(ベストロン映画) 108分

「リンカン郡の戦い」周辺の、ビリー・ザ・キッドと彼の仲間たちの姿を描く。製作はジョー・ロスとクリストファー・ケイン、監督は「暴力教室 '88」のクリストファー・ケイン、脚本は「クロスロード」のジョン・フスコ、撮影は「マッドマックス サンダードーム」のディーン・セムラー、音楽はアンソニー・マリネッリとブライアン・バンクスが担当。出演は「ウイズダム 夢のかけら」のエミリオ・エステヴェス、「再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ」のキーファー・サザーランド、「ラ・バンバ」のルー・ダイアモンド・フィリップス、「ハートビートで追いかけて」のチャーリー・シーンほか。


3-43. ブラッド・ダイアモンド

監督 エドワード・ズウィック
出演 レオナルド・ディカプリオジャイモン・ハンスゥジェニファー・コネリー
2006年・アメリカ(ワーナー)

主人公たち三者三様の思惑が交錯する、衝撃かつ感動的なサスペンス。ディカプリオが、「ラスト サムライ」 のズウィック監督のもと、影のあるダイヤの密売人を熱演している。


3-44. トッツィ

監督 シドニー・ポラック
出演 ダスティン・ホフマンテリー・ガージェシカ・ラング
1982年・アメリカ(コロムビア)

売れない男俊が女装した途端に役がつき一躍人気スターになるが…というコメディ・ドラマ。シドニー・ポラックとディック・リチャーズが製作し、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてチャールズ・エヴァンスが参加。監督はシドニー・ポラック。ラリー・ゲルバートとドン・マクガイアのストーリーを基に、ラリー・ゲルバートとマレー・シスガルが脚本化した。撮影はオーウェン・ロイズマン、音楽はデーヴ・グルーシン、ホフマン氏のメイクアップをアレン・ワイシンガーが担当。出演はダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガー、ダブニー・コールマンなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。パナビジョンで撮影。テクニカラー、シネスコサイズ。1982年作品。


3-45. コットンクラブ

監督 フランシス・フォード・コッポラ
出演 リチャード・ギアダイアン・レイングレゴリー・ハインズ
1985年・アメリカ(松竹富士)

禁酒法下の1920年代に栄えた黒人街ハーレムにあるナイトスポット“コットンクラブ”を舞台に、そこに展開される芸人やヤクザたちの人間模様を描く。製作はロバート・エヴァンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはダイソン・ロヴェル。監督は「ワン・フロム・ザ・ハート」 のフランシス・フォード・コッポラ、ウィリアム・ケネディ、フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾの原作を基にケネディ・コッポラが脚色。撮影はスティーブン・ゴールドブラット、音楽はジョン・バリー、編集はバリー・マルキンが担当。出演はリチャード・ギア、ダイアン・レインなど。


3-46. 恋におちたシェイクスピア

監督 ジョン・マッデン
出演 ジョセフ・ファインズグウィネス・パルトロウスティーヴン・ベアード
1998年・アメリカ(UIP)

文豪シェイクスピアの秘められた恋物語を劇中劇と絡めて織り成した一大ラヴ・ロマンス。監督はイギリス演劇界出身、「Queen Victoria 至上の恋」 のジョン・マッデン。製作総指揮は「マイ・フレンド・メモリー」 のジュリー・ゴールドステイン、「54」 のボブ・ワインステイン。製作は「鳩の翼」 のデイヴィッド・パーフィット、「エマ」 のドナ・ジクリオッティ、「真実の行方」 のエドワード・ズウィック。脚本は「カットスロート・アイランド」 のマーク・ノーマン、「ビリー・バスゲイト」 のトム・ストッパード。撮影のリチャード・グレトリックス、音楽のスティーヴン・ウォーベック、、美術のマーティン・チャイルズは「Queen Victoria 至上の恋」 に続く参加。編集はデイヴィッド・ガンブル。衣裳は「ベルベット・ゴールドマイン」 のサンディ・パウエル。出演は「魅せられて」 のジョゼフ・ファインズ、「ダイヤルM」 のグウィネス・パルトロウ、「Queen Victoria 至上の恋」 のジュディ・デンチ、「レ・ミゼラブル」 のジョフリー・ラッシュほか。第71回(98年度)アカデミー作品賞・主演女優賞・助演女優賞・オリジナル脚本賞・美術&装置賞・衣裳デザイン賞を受賞。


3-47. クィーン

監督 スティーブン・フリアーズ
出演 ヘレン・ミレンジェームズ・クロムウェルアレックス・ジェニングス
2006年・イギリス、フランス、イタリア(エイベックス・エンタテインメント)

ダイアナの事故死から1週間の、英国王室の混乱をリアルに描いた実話ドラマ。英国の名女優、ヘレン・ミレンが本人そっくりにエリザベス女王を演じている。


3-48. フォッグ・オブ・ウォー

監督 エロール・モリス
出演 ロバート・S・マクナマラ
2003年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ)

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いた衝撃作。元米国防長官のインタビューを通して20世紀に起きた数々の戦争を検証し、新世紀への警鐘を発する。