32-1. 新荒野の七人 馬上の決闘 (Gun of Magnificent 7)

監督 ポール・ウェンドコス
出演 ジョージ・ケネディモンテ・マーカムジェームズ・ホイットモアレニ・サントーニバーニー・ケーシー
1968年・アメリカ (ユナイト) 98/105分

「日本人の勲章」 のハーマン・ホフマンの脚本を、 「鉄海岸総攻撃」 のポール・ウェンドコスが監督したアクションもの。撮影はアントニオ・マカソリ、音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演は 「暴力脱獄」 のジョージ・ケネディ、 「墓石と決闘」 のモンテ・マーカム、レニ・サントーニ、バーニー・ケーシーなど。製作はヴィンセント・M・フェネリー。


32-2. バレット (Bullet to the Head)  (吹替)

監督 ウォルター・ヒル
出演 シルヴェスター・スタローンサン・カンサラ・シャヒアドウェール・アキノエ=アグバエクリスチャン・スレイター
2012年・アメリカ (松竹(提供 カルチュア・パブリッシャーズ)) 91分  (R15+)

シルヴェスター・スタローンが裏社会で生きる殺し屋に扮したクライム・アクション。相棒を殺された事で信念を捨て、若き刑事とコンビを組む事になった殺し屋の壮絶な戦いが描かれる。堅物の若き刑事を演じるのは、 「ニンジャ・アサシン」 のサン・カン。名匠ウォルター・ヒルが 「デッドロック」 以来10年ぶりにメガホンを握った力作だ。





32-3. PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜 (PAN)  (吹替)

監督 ジョー・ライト
出演 ヒュー・ジャックマンギャレット・ヘドランドルーニー・マーラアマンダ・セイフライドリーバイ・ミラー
2015年・アメリカ (ワーナー・ブラザース映画) 94/112分  (3D)

ディズニーのアニメ作品としても知られる人気キャラクター、ピーター・パンの秘められた過去を描くファンタジー。新鋭リーヴァイ・ミラーが少年ピーターを演じ、ネバーランドでの冒険が描かれる。ヒュー・ジャックマンがピーターの宿敵・黒ひげに扮し、存在感を見せつける。監督は 「つぐない」 のジョー・ライト。


32-4. 新婚道中記 (The Awful Truth)

監督 レオ・マッケリー
出演 アイリーン・ダンケーリー・グラントラルフ・ベラミーアレクサンダー・ダーシーセシル・カニンガム
1937年・アメリカ 92分

「花嫁凱旋」 「たくましき男」 のアイリーン・ダンと 「天国漫歩」 「間奏楽」 のケーリー・グラントが主演する映画で、 「明日は来らず」 「ロイドの牛乳屋」 のレオ・マッケリーが監督・製作したものである。原作はアーサー・リッチマン作の喜劇で 「明日は来らず」 のビニヤ・デルマーが脚色した。撮影は 「失はれた地平線」 「花嫁凱旋」 のジョセフ・ウォーカーの担任。助演者は 「結婚気象台」 のラルフ・ベラミー、 「スイング」 のセシル・カニンガム、英仏映画界に活躍していたアレクサンダー・ダーシー、 「二つの顔(1935)」 のモリー・ラモント、エスター・デール、ロバート・アレン等である。


32-5. SAFE セイフ (Safe)

監督 ボアズ・イェーキン
出演 ジェイソン・ステイサムキャサリン・チェンジェームズ・ホンクリス・サランドンジョセフ・シコラ
2012年・アメリカ (ブロードメディア・スタジオ=ポニーキャニオン) 87/94分  (R15+)

重要な暗号を記憶し、マフィアから命を狙われる中国人少女を保護すべく、危険な戦いに身を投じる男の戦いを描く、ジェイソン・ステイサム主演のアクション。クエンティン・タランティーノ監督作のプロデューサーとして知られるローレンス・ベンダーとタッグを組み、息つくひまもない壮絶なアクションシーンが次から次へと展開する。



32-6. 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を (復仇/Vengeance)

監督 ジョニー・トー
出演 ジョニー・アリディシルヴィー・テステューアンソニー・ウォンラム・カートンラム・シュ
2009年・香港、フランス (ファントムフィルム(提供 ファントムフィルム=アスミック・エース エンタテインメント)) 108分  (R15+)

「エグザイル 絆」 のジョニー・トー監督が放つハードボイルド・アクション。異国の地で暮らす最愛の娘が襲われ、その家族を何者かに殺された男が3人の殺し屋とともに復讐に挑む。


32-7. ジョーズ’87 復讐篇 (Jaws: The Revenge)  (吹替)

監督 ジョセフ・サージェント
出演 ロレイン・ゲイリーマイケル・ケインランス・ゲストマリオ・ヴァン・ピーブルズカレン・ヤング
1986年・アメリカ (ユニヴァーサル=UIP) 90分

人間を襲う恐しい人喰いザメが熱帯のバハマに出現するというサスペンスでシリーズ第4弾。製作・監督は 「マッカーサー」 のジョセフ・サージェント、脚本はマイケル・ド・ガズマン、撮影はジョン・マクファーソン、音楽はマイケル・スモール、プロダクション・デザイナーはジョン・L・ロイドが担当。出演はロレイン・ゲリーマイケル・ケインほか。



32-8. 007は殺しの番号 (吹替)

監督 テレンス・ヤング
出演 ショーン・コネリージョセフ・ワイズマンウルスラ・アンドレスジャック・ロードバーナード・リー
1963年・イギリス (ユナイテッド・アーティスツ) 105分

イギリスの小説家イアン・フレミングの“ジェームズ・ボンド・シリーズ”「ドクター・ノー」の原作をリチャード・メイバウム、ジョアンナ・ハーウッド、バーケリー・マーサーの三人が共同脚色し、「ブラック・タイツ」のテレンス・ヤングが監督したミステリー・ドラマ。撮影は「ならず者一家」テッド・ムーア、音楽はモンティ・ノーマン。出演者は「史上最大の作戦」のショーン・コネリー、TVのジャック・ロード、ウルスラ・アンドレス、ジョゼフ・ワイズマンなど。製作は「土曜の夜と日曜の朝」のハリー・サルツマン、アルバート・ブロッコリの二人。後に「007/ドクター・ノオ」に改題。


32-9. 007/ゴールドフィンガー (吹替)

監督 ガイ・ハミルトン
出演 ショーン・コネリーゲルト・フレーベオナー・ブラックマンシャーリー・イートンタニア・マレット
1964年・イギリス (UA) 110分

イアン・フレミングの原作を 「007/危機一発 (ロシアより愛をこめて)」 のリチャード・メイバウムとポール・デーンが脚色、 「好敵手」 のガイ・ハミルトンが監督したアクション推理。撮影は 「007」 シリーズのテッド・ムーア、音楽はジョン・バリーが担当した。出演はショーン・コネリー、 「007/危機一発 (ロシアより愛をこめて)」 のバーナード・リー、 「怪人マブゼの挑戦」 のゲルト・フレーベ、TVのオナー・ブラックマン、 「ライノ!」 のシャーリー・イートン、プロレスラーのハロルド坂田ほか。製作は前作同様、ハリー・サルツマンとアルバート・ブロッコリ。


32-10. 007は二度死ぬ (吹替)

監督 ルイス・ギルバート
出演 ショーン・コネリー丹波哲郎若林映子浜美枝ドナルド・プレゼンス
1966年・イギリス (ユナイト) 117分

イアン・フレミングの小説をロアルド・ダールが脚色し、 「第7の暁」 のルイス・ギルバートが監督した007シリーズ第五作目。撮影は 「ドクトル・ジバゴ」 のフレデリック・A・ヤング、音楽は 「さらばベルリンの灯」 のジョン・バリーが担当した。出演は 「素晴らしき男」 のショーン・コネリー、 「寒い国から帰ったスパイ」 のバーナード・リー、 「ミクロの決死圏」 のドナルド・プレゼンスのほかに丹波哲郎、浜美枝、若林映子など。製作はハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリ。


32-11. 007/サンダーボール作戦 (吹替)

監督 テレンス・ヤング
出演 ショーン・コネリークローディーヌ・オージェアドルフォ・チェリルチアナ・パルッツィリック・フォン・ナッター
1965年・イギリス (UA)

「007」 シリーズ第四作目。イアン・フレミングの 「サンダーボール作戦」 を前三作と同じリチャード・メイバウムが作家ジョン・ホプキンスとジャック・ウィッテンガムの協力を得て脚色、 「007/危機一発 (ロシアより愛をこめて)」 のテレンス・ヤングが監督した。撮影は前作と同じテッド・ムーア、音楽はこれも前作と同じジョン・バリーが担当した。美術監督のケン・アダムが小道具の数々を紹介する。出演はショーン・コネリー、ミス・フランスのクローディーヌ・オージェ、TV 「スパイ」のルチアナ・パルッツィ、「モール・フランダースの愛の冒険」 のモリー・ピーターズ、 「007/危機一発 (ロシアより愛をこめて)」 のマルティーヌ・ベズウィック、 「リオの男」 のアドルフォ・チェリ、ほかにリック・フォン・ナッター、バーナード・リー、ロイス・マックスウェル、デズモンド・ルウェリンなど。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、ケビン・マクローリーの三人。


32-12. 女王陛下の007 (吹替)

監督 ピーター・ハント
出演 ジョージ・レーゼンビーダイアナ・リグテリー・サヴァラスガブリエレ・フェルゼッティイルゼ・ステッパット
1969年・イギリス (ユナイト)

新しいボンド・スター、ジョージ・レーゼンビーを迎えたシリーズ第六作。今回も細菌戦争を企むスペクターを相手に、“新ボンド”が決死の活躍をみせる。監督はボンド・シリーズの編集者であったピーター・ハント。イアン・フレミングの原作を脚色したのはウォルフ・マンコウィッツ、撮影はマイケル・リード、音楽はジョン・バリー、セットをピーター・ラモントが担当。製作はハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリ、製作構想はシド・ケイン。出演は新スター、ジョージ・レーゼンビー、ダイアナ・リグ、 「インディアン狩り」 のテリー・サヴァラス、 「さらば恋の日」 のガブリエレ・フェルゼッティ、イルゼ・ステッパット、おなじみのバーナード・リー、ルイス・マクスウュル、デズモンド・ルウェリンはレギュラー。その他、ボンドガールズには 「冒険者たち」 のアンジェラ・スコーラー、ジュリー・エーゲ、モナ・チョンなどが出演。


32-13. 007/ダイヤモンドは永遠に (吹替)

監督 ガイ・ハミルトン
出演 ショーン・コネリージル・セント・ジョンチャールズ・グレイラナ・ウッドブルース・キャボット
1971年・アメリカ (ユナイト)

“ジェームズ・ボンド・シリーズ”の第7作。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、監督は 「007/ゴールドフィンガー」 のガイ・ハミルトン、脚色はトム・マンキーウィッツ、撮影はテッド・ムーア、美術はビル・ケニー、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・W・ホームズが各々担当。出演は再びボンド役にカムバックしたショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、ナタリーの妹ラナ・ウッド、チャールズ・グレイ、ブルース・キャボット、カントリー・ウエスタン歌手のジミー・ディーンなど。


32-14. 007 死ぬのは奴らだ (吹替)

監督 ガイ・ハミルトン
出演 ロジャー・ムーアヤフェット・コットージェーン・シーモアグロリア・ヘンドリージェフリー・ホールダー
1973年・イギリス・アメリカ (ユナイテッド・アーティスツ) 121分

前作「ダイヤモンドは永遠に」で一度きりの復帰となったショーン・コネリーの後を継ぎ、新しいボンド役に指名されたのがロジャー・ムーアである。彼はこのオファーを受けるのは初めてではなく「ドクター・ノオ」を製作する際にも指名されたが、当時はテレビ番組で忙しく断っていた。それから10年後、ようやく46歳でボンド役を射止めた(彼は実はショーン・コネリーよりも3歳年上)。彼が演じるボンドはこれまでのハードな部分が削られ、軽くユーモラスなボンドとなった。劇中でよく発しているジョークの数々はその一例。


32-15. 007/黄金銃を持つ男

監督 ガイ・ハミルトン
出演 ロジャー・ムーアクリストファー・リーブリット・エクランドモード・アダムスフランソワーズ・ティリー
1974年・イギリス (ユナイト)

タイのプーケット島を舞台に、黄金銃を持つ男スカラマンガとボンドの対決を描いた 「007」 第9作目。製作はアルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマン、監督はガイ・ハミルトン、原作はイアン・フレミング、脚本はトム・マンキーウィッツとリチャード・メイバウム、撮影はテッド・ムーア、音楽はジョン・バリーが各々担当。出演はロジャー・ムーア、クリストファー・リー、ブリット・エクランド、モード・アダムス、フランソワーズ・ティリー、バーナード・リーなど。


32-16. バラバ (Barabbas)  

監督 リチャード・フライシャー
出演 アンソニー・クインシルヴァーナ・マンガーノアーサー・ケネディカティ・フラードハリー・アンドリュース
1962年・イタリア (コロムビア)

スウェーデンの作家ペール・ラーゲルクヴィストの一九五一年度ノーベル文学賞受賞小説の映画化で、聖書に出てくる盗賊バラバの半生を描いたもの。脚色は英国の劇作家クリストファー・フライ、監督は 「ヴァイキング」 のリチャード・フライシャー、撮影は 「アイ・ラブ、ユー・ラブ」 のアルド・トンティ、音楽は 「鞄を持った女」 のマリオ・ナシンベーネ。出演は 「ナバロンの要塞」 のアンソニー・クイン、 「五人の札つき娘」 のシルヴァーナ・マンガーノ、 「奇蹟」 のヴィットリオ・ガスマン、 「シェーン」 のジャック・パランス、 「エルマー・ガントリー」 のアーサー・ケネディ、 「片目のジャック」 のカティ・フラード、特別出演として 「蒼い渚」 のアーネスト・ボーグナイン、それにマンガーノの弟ロイ・マンガーノがキリスト役で初出演。製作ディノ・デ・ラウレンティス。テクニカラー・テクニラマ70。


32-17. 007/私を愛したスパイ (吹替)

監督 ルイス・ギルバート
出演 ロジャー・ムーアバーバラ・バッククルト・ユルゲンスリチャード・キールキャロライン・マンロー
1977年・イギリス (ユナイト)

KGBの美女スパイと共に敵地へ乗り込んでいくJ・ボンドの姿を描く 「007」 シリーズ第10弾。製作はアルバート・R・ブロッコリ、監督は 「暁の7人」 のルイス・ギルバート、脚本はクリストファー・ウッドとリチャード・メイバウム(ノヴェライゼーション/クリストファー・ウッド著 「新わたしを愛したスパイ」 早川書房刊)、原作はイアン・フレミングの 「わたしを愛したスパイ」 (早川書房刊)、撮影はクロード・ルノワール、音楽はマーヴィン・ハムリッシュが各々担当。主題歌をカーリー・サイモンが唄っている。出演はロジャー・ムーア、バーバラ・バック、クルト・ユルゲンス、リチャード・キール、キャロライン・マンロー、バーナード・リー、デズモンド・ルウェリン、ウォルター・ゴテル、スー・ヴァナーなど。


32-18. 007/ムーンレイカー (吹替)

監督 ルイス・ギルバート
出演 ロジャー・ムーアロイス・チャイルズミシェル・ロンダールリチャード・キールコリンヌ・クレリー
1979年・イギリス (ユナイト)

ハイジャックされた有人宇宙連絡船“ムーンレイカー”をめぐって、ジェームズ・ボンドがベニス、リオ、アマゾンそして大宇宙へと飛び出し、地球人類抹殺を企む謎の組織に挑むシリーズ11作目。製作はアルバート・R・ブロッコリ、監督は 「暁の7人」 のルイス・ギルバート、イアン・フレミングの原作を基にクリストファー・ウッドが脚色。撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・グレン、製作デザインはケン・アダム、視覚効果はデレク・メディングス、スタント・アレンジャーはボブ・シモンズが各々担当。出演はロジャー・ムーア、ロイス・チャイルズ、ミシェル・ロンダール、リチャード・キール、コリンヌ・クレリー、バーナード・リー、ジェフリー・キーン、デズモンド・ルウェリン、ロイス・マックスウェル、エミリー・ボルトン、トシロー・スガなど。


32-19. シェルブールの雨傘 (Les parapluies de Cherbourg)  

監督 ジャック・ドゥミー
出演 カトリーヌ・ドヌーヴニーノ・カステルヌオーボマルク・ミシェルアンヌ・ヴェルノンエレン・ファルナー
1964年・フランス (東和) 91分

カトリーヌ・ドヌーヴ主演。 「新・七つの大罪」 (淫乱の罪)のジャック・ドゥミーがシナリオを執筆、自ら演出したミュージカル。戦争によって引き裂かれた男女の切ない運命をつづる。2009年1月31日(土)デジタルリマスター版にて再上映。


32-20. 007/ユア・アイズ・オンリー (吹替)

監督 ジョン・グレン
出演 ロジャー・ムーアキャロル・ブーケトポルリン・ホリー・ジョンソンジュリアン・グローヴァー
1981年・イギリス、アメリカ (ユナイト) 93/128分

東西両陣営のパワー・バランスを突き崩す秘密兵器“ATAC”の行方を追って英国のスーパー・エージェント、ジェームズ・ボンドが活躍するアクション映画で、これはシリーズ第12作目に当たる。製作総指揮はマイケル・G・ウィルソン、製作はアルバート・R・ブロッコリ、監督は編集・アクション監督出身のジョン・グレン。イアン・フレミングの原作を基にリチャード・メイバウムとマイケル・ウィルソンが脚色。撮影はアラン・ヒューム、音楽はビル・コンティ、編集はジョン・グローヴァー、製作デザインはピーター・ラモント、衣装はエリザベス・ウォラー、特殊効果はデレク・メディングスが各々担当。出演はロジャー・ムーア、キャロル・ブーケ、トポル、リン・ホリー・ジョンソン、ジュリアン・グローヴァー、カサンドラ・ハリス、ジル・ベネット、マイケル・ゴザード、ジョン・ワイマン、ステファン・カリファなど。


32-21. ロシュフォールの恋人たち (Les Demoiselles De Rochefort)  

監督 ジャック・ドゥミー
出演 カトリーヌ・ドヌーヴフランソワーズ・ドルレアックジョージ・チャキリスジーン・ケリージャック・ペラン
1966年・フランス (東和=タイヘイフィルム) 127分

シェルブールの雨傘」 のジャック・ドゥミーが脚本・監督したミュージカル。撮影はギスラン・クロケ、作詞は監督のジャック・ドゥミー、作曲は 「シェルブールの雨傘」 のミシェル・ルグランが担当した。主なミュージカル・ナンバーは 「デルフィーヌとソランジュ姉妹の歌」 「マクザンヌの愛の歌」 「イボンヌの愛の歌」 「キャラバン隊の歌」 など十四曲。美術はベルナール・エバン、振付はノーマン・メーン、衣裳デザインはジャクリーヌ・モローとマリー・クロード・フーケがそれぞれ担当した。出演は 「反撥」 のカトリーヌ・ドヌーヴ、 「スパイがいっぱい」 のフランソワーズ・ドルレアク、 「パリは燃えているか」 のジョージ・チャキリス、 「フランス式十戒」 のダニエル・ダリュー、 「巴里のアメリカ人」 のジーン・ケリー、 「家族日誌」 のジャック・ペラン。 「獲物の分け前」 のミシェル・ピッコリほか。イーストマンカラー、70ミリ・フランスコープ。


f32-22. ネバーセイ・ネバーアゲイン (吹替)

監督 アーヴィン・カーシュナー
出演 ショーン・コネリークラウス・マリア・ブランダウアーマックス・フォン・シドーバーバラ・カレラキム・ベイシンガー
1983年・アメリカ (日本ヘラルド映画) 130分

スペクターによって奪われた核ミサイルを、英国情報部員ジェームズ・ボンドが取りもどすまでを描くアクション映画。イアン・フレミング著 「サンダーボール」 (早川ポケットミ・ステリ)の映画化権を持つケヴィン・マクローリーが、その権利をジャック・シュワーツマンに売り、シュワーツマンが製作に当った。マクローリーはエグゼクティヴ・プロデューサーとクレジットされているが、名前だけで製作にはタッチしていない。監督は 「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」 (80)のアーヴィン・カーシュナー。脚本はロレンゾ・センプル・ジュニア、撮影はダグラス・スローカム、音楽はミシェル・ルグランが担当した。主題歌をラニ・ホールが歌っている。第2班監督はミッキー・ムーア、水中場面監督はリコウ・ブラウニングがつとめている。出演は 「007/ダイヤモンドは永遠に」 (71)以来12年振りにボンド役を演じるショーン・コネリーの他に、クラウス・マリア・ブランダウアー、バーバラ・カレラ、マックス・フィン・シドー、キム・べイシンガー、バーニー・ケーシーなど。パナビジョンで撮影。日本版字幕は戸田奈津子。テクニカラー、シネスコサイズ。1983年作品。


32-23. 007/オクトパシー (吹替)

監督 ジョン・グレン
出演 ロジャー・ムーアモード・アダムスルイ・ジュールダンクリスティーナ・ウェイボーンスティーヴン・バーコフ
1983年・イギリス (MGM=UA=CIC) 130分

米軍基地爆破を企む悪人たちの謀略に挑む英国情報部員ジェームス・ボンド。62年の 「ドクター・ノオ」 以来、シリーズ化されたボンド活躍譚もこの作品で13本目になる。製作はシリーズ全作品を手掛けているアルバート・R・ブロッコリ。エグゼキュティヴ・プロデユーサーはマイケル・G・ウィルソン。監督は前作 「007/ユア・アイズ・オンリー」 (81)に引きつづきジョン・グレン。イアン・フレミングの短編小説とオリジナル・キャラクターに基づいて、作家で 「三・四銃士」 の脚本家であるジョージ・マクドナルド・フレーザーが脚色。その脚本をリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソンが全面的に書き直して映画台本にした。撮影はアラン・ヒューム。音楽のジョン・バリー、メイン・タイトル・デザイナーのモーリス・バインダー、プロダクション・デザイナーのピーター・ラモントの三人は、ボンド・シリーズの常連。主題歌の 「オール・タイム・ハイ」 をリタ・クーリッジが歌っている。特殊効果はジョン・リチャードソン、編集はジョン・グローヴァーが担当。出演は、この映画で六回目のボンド役になるロジャー・ムーア、 「007/黄金銃を持つ男」 (74)についで二度目のボンド映画出演になるモード・アダムス、ルイ・ジュールダン、クリスティーナ・ウェイボーン、スティーヴン・バーコフ、カビール・ベディ、ヴィジャイ・アムリトラジ、 「007/ユア・アイズ・オンリー」 のウォルター・ゴテル、ミス・マネーペニー役で唯ひとりシリーズ全作品に出ているロイス・マックスウェルなど。テクニカラー(プリントはメトロカラー)、パナビジョン。


32-24. 007/美しき獲物たち (吹替)

監督 ジョン・グレン
出演 ロジャー・ムーアクリストファー・ウォーケンタニア・ロバーツグレース・ジョーンズパトリック・マクニー
1985年・イギリス (MGM=UA=UIP) 122分

地球破壊を狙う実業家ゾリンとイギリスの諜報部員ジェームズ・ボンドの対決を描くスパイ・アクション。“007”シリーズ第14作目。製作はアルバート・R・ブロッコリ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマイケル・G・ウィルソン。監督は 「オクトパシー」 のジョン・グレン。イアン・フレミングの原作を基にリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソンが脚色。撮影はアラン・ヒューム、音楽はジョン・バリー、主題歌はデュラン・デュランが担当。出演はロジャー・ムーアなど。


32-25. 007/リビング・デイライツ (吹替)

監督 ジョン・グレン
出演 ティモシー・ダルトンマリアム・ダボジョー・ドン・ベイカーアート・マリクジェローン・クラッペ
1987年・イギリス (UA=UIP) 132分

英国情報員ジェームズ・ボンドの活躍を描くシリーズ第15弾。製作はアルバート・R・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン、監督は 「007/美しき獲物たち」 のジョン・グレン、原作はイアン・フレミング、脚本はリチャード・メイバウムとマイケル・G・ウィルソン、撮影はアレック・ミルズ、音楽はジョン・バリーが担当。主題歌はA・H・Aが唄っている。出演は四代目ボンドにティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ、ジョー・ドン・ベイカーほか。


32-26. 007/消されたライセンス (吹替)

監督 ジョン・グレン
出演 ティモシー・ダルトンキャリー・ロウエルロバート・ダヴィタリサ・ソトアンソニー・ザーブ
1989年・イギリス (ユナイト=UIP) 133分

中南米を舞台に、ライセンスを剥奪されたジェームズ・ボンドが友情のために戦う姿を描く。製作はアルバート・R・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソン。監督は 「007/リビング・デイライツ」 のジョン・グレン、脚本はウィルソンとリチャード・メイバウムの共同、撮影はアレック・ミルズ、音楽はマイケル・ケイメンが担当。出演はティモシー・ダルトン、キャリー・ロウエルほか。


32-27. 007/ゴールデンアイ (吹替)

監督 マーティン・キャンベル
出演 ピアース・ブロスナンショーン・ビーンイザベラ・スコルプコファムケ・ヤンセンジョー・ドン・ベイカー
1995年・イギリス (UIP) 130分

殺しの許可証を持つ英国情報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描く〈007〉シリーズ第17作。5代目ボンド役に 「ライブ・ワイヤー」 「テロリスト・ゲーム」 のピアース・ブロスナンを迎え、世界を股にかけた活躍が描かれる。監督はテレビドラマ 「刑事ロニー・クレイブン」 や 「ノー・エスケイプ」 のマーティン・キャンベル。 「クリフハンガー」 のマイケル・フランスの原案を、 「コールド・ルーム」 のジェフリー・ケインと、作家のブルース・フィアスティンが脚色。製作は 「私を愛したスパイ」 以降の全作に携わっているマイケル・G・ウィルソンと、シリーズの産みの親アルバート・R・ブロッコリの娘バーバラ。撮影はキャンベルとは3作目のフィル・メヒュー、美術は本シリーズ15作や 「トゥルーライズ」 を手掛けたピーター・ラモント。音楽は 「レオン」 などリュック・ベッソン作品で知られるエリック・セラ。特殊効果は 「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」 のクリス・コーボールド、ミニチュア・エフェクト監修は、本シリーズや 「バットマン」 のデレク・メディングスで、彼の遺作となった。共演は 「パトリオット・ゲーム」 のショーン・ビーン、スウェーデンの人気シンガーのイザベラ・スコルプコ、オランダ出身の女優兼モデルのファムケ・ヤンセン、 「コンゴ」 のジョー・ドン・ベイカー、 「バッドボーイズ」 のチェッキー・カリョら。


32-28. 007 トゥモロー・ネバー・ダイ (吹替)

監督 ロジャー・スポティスウッド
出演 ピアース・ブロスナンジョナサン・プライスミシェル・ヨーテリー・ハッチャーリッキー・ジェイ
1997年・アメリカ、イギリス (UIP) 119分

英国諜報部MI6の諜報員007ことジェームズ・ボンドが活躍するシリーズ第18作。監督は 「刑事ジョー ママにお手あげ」 のロジャー・スポティスウッド。製作は 「007/ゴールデンアイ」 に続いてマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリのコンビ。なお、本作は96年に世を去った映画007シリーズの生みの親でふたりの義父/実父であるアルバート・R・ブロッコリに捧げられている。脚本はベストセラー作家・TV構成作家としても知られる 「007/ゴールデンアイ」 のブルース・フィアステイン。撮影は 「BOYS」 のロバート・エルスウィット。音楽は 「インデペンデンス・デイ」 のデイヴィッド・アーノルド。美術は 「ピノキオ」 のアラン・キャメロン。編集はドミニク・フォーティンとマイケル・アーカンド。衣裳はリンディ・ヘミング。特殊効果スーパーバイザーは特殊効果スタッフとして 「007/私を愛したスパイ」 以降の全シリーズに参加しているクリス・コーボールド。ミニチュア・エフェクト・スーパーバイザーは 「ブロークン・アロー」 のジョン・リチャードソン。主演は前作 「007/ゴールデンアイ」 で五代目ボンドを襲名した 「ダンテズ・ピーク」 のピアース・ブロスナン。共演は 「エビータ」 のジョナサン・プライス、 「プロジェクトS」 のミシェル・ヨー(ミシェール・キングから改名)、 「2デイズ」 のテリー・ハッチャー、 「007/ゴールデンアイ」 のジュディ・デンチほか。後に邦題が 「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」 に改題。


32-29. 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ (吹替)

監督 マイケル・アプテッド
出演 ピアース・ブロスナンソフィー・マルソーロバート・カーライルデニース・リチャーズロビー・コルトレーン
1999年・イギリス (UIP) 128分

英国諜報部MI6の諜報員007ことジェームズ・ボンドの活躍を描くシリーズ第19作。監督は 「ネル」 のマイケル・アプテッド。脚本は 「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」 のブルース・フィアステイン、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド。原案はパーヴィスとウェイド。製作のバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンと音楽のデイヴィッド・アーノルドは 「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」 に続く参加。撮影はエイドリアン・ビドル。美術は 「タイタニック」 のピーター・ラモント。編集はジム・クラーク。出演は 「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」 に続きピアース・ブロスナン、 「ファイアーライト」 のソフィ・マルソー、 「ワイルド シングス」 のデニーズ・リチャーズ、 「フル・モンティ」 のロバート・カーライル、 「危険な動物たち」 のジョン・クリーズに加えて、レギュラー陣のデズモンド・ルウェリン(本作撮影後に死去し、遺作となった)、ジュディ・デンチらが登場。


32-30. 007 ダイ・アナザー・デイ (吹替)

監督 リー・タマホリ
出演 ピアース・ブロスナンハル・ベリートビー・スティーヴンスロザムンド・パイクリック・ユーン
2002年・アメリカ、イギリス (20世紀フォックス映画) 133分

誕生40周年を迎えたシリーズ第20作は、ボンドガールに「チョコレート」のハル・ベリーを迎えた超豪華版。軍事問題を題材にするなど、リアルな舞台設定も話題の一級アクションだ。


32-31. フラットライナーズ (Flatliners)  (吹替)

監督 ジョエル・シューマカー
出演 キーファー・サザーランドジュリア・ロバーツケヴィン・ベーコンウィリアム・ボールドウィンオリヴァー・プラット
1990年・アメリカ (コロムビア映画=コロムビア・トライスター映画) 114分

野心に満ちた医学生たちの、危険な死の実験が引き起こす恐ろしい出来事を描くサスペンス。エグゼクティヴ・プロデューサーはスコット・ルーディン、マイケル・ラックミルと脚本も兼ねるピーター・フィラルディ、製作はマイケル・ダグラスとリック・ビーバー、監督は 「ロストボーイ」 のジョエル・シューマカー、撮影はヤン・デ・ボン、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演はキーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツほか。



32-32. ミルドレッド・ピアース (Mildred Pierce)  

監督 マイケル・カーティス
出演 ジョーン・クロフォードジャック・カーソンザカリー・スコット
1945年・アメリカ (ワーナー・ブラザース) 111分

ジェームズ・M・ケインの1941年の小説「ミルドレッド・ピアース」の映画化であり、マイケル・カーティスが監督、ジョーン・クロフォードが主演した。クロフォードにとってはMGMからワーナー・ブラザースへ移った最初の主演作であるが、本作で初のアカデミー主演女優賞ノミネート・受賞を果たした。




32-33. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 (THE IMITATION GAME)

監督 モルテン・ティルダム
出演 ベネディクト・カンバーバッチキーラ・ナイトレイマシュー・グードロリー・キニアチャールズ・ダンス
2014年・イギリス、アメリカ (ギャガ) 99/115分

ベネディクト・カンバーバッチが実在の天才数学者を演じ、その数奇な運命を描く人間ドラマ。第二次世界大戦時、解読不可能と言われたドイツ軍の暗号“エニグマ”の解読に挑んだ英国人数学者アラン・チューリング。戦争時の機密事項のため、英国政府が50年間も隠し続けていたチューリングの知られざる人物像が明らかになる。


32-34. キラー・エリート (Killer Elite)  (吹替)

監督 ゲイリー・マッケンドリー
出演 ジェイソン・ステイサムクライブ・オーウェンロバート・デ・ニーロドミニク・パーセルエイデン・ヤング
2011年・アメリカ (ショウゲート(協力 ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション)) 94/117分  (PG12)

ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、そして大御所ロバート・デ・ニーロという3人の強面俳優が豪華競演するサスペンス・アクション。各々の立場で正義を貫く殺しのエリートたちが、世界を股にかけた死闘を繰り広げる。次から次へと息つく間もない肉弾戦の数々に、ただただ圧倒される。


32-35. ケープ・フィアー (Cape Fear)  

監督 マーティン・スコセッシ
出演 ロバート・デ・ニーロニック・ノルティジェシカ・ラングジュリエット・ルイス
1991年・アメリカ (UIP) 128分

レイプ犯として長く獄中生活を送った男が、弁護士一家を恐怖のドン底に追い詰めるスリラー。 「恐怖の岬」 (62)のリメイク作品。エグゼクティヴ・プロデューサーはキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャル。監督は 「グッドフェローズ」 のマーティン・スコセッシ。脚本はウェズリー・ストリック。撮影はフレディ・フランシス。音楽はエルマー・バーンスタインが担当。出演はロバート・デ・ニーロ、ニック・ノルティ、ジェシカ・ラングほか。


32-36. アイ・スパイ (I Spy)  (吹替)

監督 ベティ・トーマス
出演 エディ・マーフィオーウェン・ウィルソンファムケ・ヤンセンマルコム・マクダウェルゲイリー・コール
2002年・アメリカ (ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 96分

エディ・マーフィ&オーウェン・ウィルソン共演による抱腹絶倒のスパイ・コメディ。意外な顔合わせの2人が絶妙なかけ合いを展開、随所に登場するスパイ・グッズも楽しい痛快作だ。


32-37. 2012 (2012)  (吹替) 

監督 ローランド・エメリッヒ
出演 ジョン・キューザックアマンダ・ピートダニー・グローヴァータンディ・ニュートンオリヴァー・プラット
2009年・アメリカ (コロンビア映画) 128分

古代マヤ人が2012年の冬至ごろに訪れると予想した人類滅亡に関する幾つかの仮説を元に製作された。これはメソアメリカ文明の長期暦において、2012年12月21日に一つの区切りを迎えることから来ている。数人の登場人物らの行動を同時進行的に一度に描くグランドホテル方式である。



32-38. ミスト (The Mist)  (吹替)

監督 フランク・ダラボン
出演 トーマス・ジェインマーシャ・ゲイ・ハーデンローリー・ホールデンアンドレ・ブラウアートビー・ジョーンズ
2007年・アメリカ (ブロードメディア・スタジオ) 98/125分  (R-15)

「グリーンマイル」 のフランク・ダラボン監督が、スティーブン・キングの小説 「霧」 を映画化。霧の中に潜む謎の生物に追いつめられる人々が極限のパニック状態に陥る様を描く。



32-39. ニキータ (Nikita)  

監督 リュック・ベッソン
出演 アンヌ・パリロージャン・ユーグ・アングラードチェッキー・カリョジャンヌ・モロージャン・レノ
1990年・フランス (日本ヘラルド映画) 115分

パリを舞台に生存本能だけで生きている不良娘が殺し屋に変貌させられてゆく姿を描く。監督・脚本は 「グレート・ブルー」 のリュック・ベッソン、撮影はティエリー・アルボガスト、音楽はエリック・セラが担当。出演はアンヌ・パリロー、ジャン・ユーグ・アングラードほか。



32-40. 天使の涙 (堕落天使)

監督 ウォン・カーウァイ
出演 レオン・ライミシェル・リー金城武チャーリー・ヤンカレン・モク
1995年・香港 (プレノンアッシュ) 96分

ネオンきらめく香港の街の音と光の中、5人の若者たちの恋と青春群像を描いた一編。監督・脚本は 「欲望の翼」 「恋する惑星」 のウォン・カーウァイ。全編にわたる極端な超ワイドレンズの使用、トレードマークとなったコマ落とし/コマ伸ばしの連続によるアクション場面の躍動感、光と音の斬新な使い方など、その斬新なビジュアル・センスにさらに磨きがかかった。当初、3話から成るはずだった 「恋する惑星」 で省略したエピソードを発展させたものだが、監督自身は 「同じスピリットから生まれたもので、続編ではない」 と発言している。製作は 「黒薔薇VS黒薔薇」 「チャイニーズ・オデッセイ」 など娯楽作品の監督でもあるジェフ・ラウ、撮影は 「欲望の翼」 以来コンビを組むクリストファー・ドイル、美術は 「いますぐ抱きしめたい」 以降のカーウァイと組むウィリアム・チョンなど、カーウァイ作品の常連スタッフが集結。出演は 「妖獣都市・香港魔界篇」 「シティー・ハンター」 のレオン・ライ、 「スウォーズマン/女神伝説の章」 のミシェル・リー、 「恋する惑星」 の金城武、 「バタフライ・ラヴァーズ」 「トワイライト・ランデブー」 のチャーリー・ヤン、 「チャイニーズ・オデッセイ」 のカレン・モク。



32-41. ラスト・ショー (The Last Picture Show)  

監督 ピーター・ボグダノヴィッチ
出演 ティモシー・ボトムズジェフ・ブリッジスシビル・シェパードベン・ジョンソンクロリス・リーチマン
1971年・アメリカ (コロムビア)

テキサスのある小さな町を舞台に、多感な青春の夢とその終わりを主題として、アメリカという国の失われた夢の終わりをも描き出す。音楽は1951年から52年にかけて流行したハンク・ウィリアムス、エディ・アーノルドなどのヒット曲を30枚のレコードから選出した。製作指揮はバート・シュナイダー、製作はスティーブン・フリードマン、監督はピーター・ボグダノヴィッチ、ラリー・マクマートリーの原作をマクマートリー自身とボグダノヴィッチが脚色した。撮影はロバート・サーティーズ、編集はドン・キャンバーンが各々担当。出演はティモシー・ボトムズ、ジェフ・ブリッジス、シビル・シェパード、ベン・ジョンソン、クロリス・リーチマン、エレン・バースティン、アイリーン・ブレナンなど。


32-42. 処刑ライダー (The Wraith)  (吹替)

監督 マイク・マーヴィン
出演 チャーリー・シーンニック・カサヴェテスシェリリン・フェンランディ・クエイドマシュー・バリー
1986年・アメリカ (日本ヘラルド)

凶暴な不良グループと、人並みはずれたパワーを授かった謎のライダーとの戦いを描く。製作はジョン・ケメニー、脚本・監督は 「ホットドッグ」 のマイク・マーヴィン、撮影はリード・スムート、編集はスコット・コンラッド、音楽はマイケル・ホーニッグとJ・ピーター・ロビンソンが担当。出演はチャーリー・シーン、ニック・カサヴェテス、ランディ・クエイドなど。ドルビー・ステレオ。



f32-43. パーティクル・フィーバー

舞台はヨーロッパ合同原子核研究機構(CERN)の「大型ハドロン衝突型加速器(LHC:Large Hadron Collidar)」と呼ばれる超巨大実験施設。宇宙誕生の謎を解き明かす鍵とも言われ、2013年にノーベル物理学賞をもたらした「ヒッグス粒子」の発見までの舞台裏を追い、海外で数々の賞に輝いたドキュメンタリー映画。世界最先端の物理学者たちを主人公に、宇宙を創造した"神の意図"に迫ろうとする物理学者の日常と素顔の貴重な記録である。ヒッグス粒子発見によって大きな岐路に立たされた現代物理学の知られざる姿も描かれている。


32-44. 眺めのいい部屋 (A Room With a View)  

監督 ジェームズ・アイヴォリー
出演 ヘレナ・ボナム・カーターデンホルム・エリオットジュリアン・サンズダニエル・デイ・ルイスマギー・スミス
1986年・イギリス (シネマテン) 117分  (R15+)

中世の面影を残す美しい街・フィレンツェを舞台に、イギリスの良家の令嬢と奔放な青年との恋の行方を格調高く描き出す。出演はヘレナ・ボナム・カーター、ジュリアン・サンズほか。2001年にニュープリント・改訂字幕版で公開。


32-45. デビル(1997) (The Devil's Own)  (吹替)

監督 アラン・J・パクラ
出演 ハリソン・フォードブラッド・ピットマーガレット・コリンルーベン・ブラデストリート・ウィリアムズ
1997年・アメリカ (ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 107/117分

IRAの闘士とアイリッシュ系アメリカ人警官の運命的な対決を描いた、サスペンス・アクション調の人間ドラマ。新旧2大スターの共演と重厚かつ的確な演出が魅惑的。監督は 「大統領の陰謀」 「ペリカン文書」 のアラン・J・パクラ。脚本はケヴィン・ジャールの原案を基に、ジャールと 「雲の中で散歩」 のロバート・マーク・ケイメンが執筆したオリジナル。製作は 「ダイ・ハード」 シリーズのローレンス・ゴードンと、ロバート・F・コールズベリーの共同。製作総指揮はロイド・レヴィンとドナルド・レヴェンサル。撮影は 「コールガール」 「推定無罪」 などでパクラと組んでいるゴードン・ウィリス、音楽は 「身代金」 のジェームズ・ホーナー、美術は 「訣別の街」 に続いて全編NYロケ作品となるジェーン・マスキー。編集は 「ペリカン文書」 「ヒート」 のトム・ロルフとデニス・ヴァークラー。主演は 「サブリナ」 のハリソン・フォードと 「12モンキーズ」 のブラッド・ピット。共演は 「インデペンデンス・デイ」 のマーガレット・コリン、サルサ・ミュージシャンで 「プレデター2」 など映画出演作も多いルーベン・ブレイズ、 「デンバーに死す時」 のトリート・ウィリアムズ、パクラとは 「スニーカーズ」 「失踪」 でも組んだジョージ・ハーン、 「モンテ・ウォルシュ」 のミッチェル・ライアン、 「サバイビング ピカソ」 のナターシャ・マケルホーン、アイルランド映画界で活躍し、これが米国デビュー作のポール・ローナンほか。



32-46. トゥルー・ロマンス (True Romance)  

監督 トニー・スコット
出演 クリスチャン・スレーターパトリシア・アークエットデニス・ホッパーヴァル・キルマーゲイリー・オールドマン
1993年・アメリカ (松竹富士) 121分

激しい恋に落ちた男と女が、暗黒街と警察を向こうに回し、逃亡を続けるさまを描いたラヴ・サスペンス。監督は 「ラスト・ボーイスカウト」 のトニー・スコット、脚本は監督作 「レザボア・ドッグス」 で注目されたクエンティン・タランティーノ。製作はサミュエル・ハディダ、 「リーサル・ウェポン」 シリーズのスティーヴ・ペリー、監督と長くコンビを組んでいるビル・アンガー。撮影は 「トップガン」 のジェフリー・キンボール、音楽は 「アサシン」 のハンス・ジマーが祖当。主演は 「忘れられない人」 のクリスチャン・スレイターと、 「インディアン・ランナー」 のパトリシア・アークェット。共演は 「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」 のデニス・ホッパーほか。北米では上映分数が120分だったが、日本ではディレクターズカット版の121分で上映された。2014年12月13日にデジタルリマスター版が 「ゥルー・ロマンス ディレクターズ・カット版」 と改題され上映された。


32-47. 恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ (The Fabulous Baker Boys)  

監督 スティーヴ・クローヴス
出演 ミシェル・ファイファージェフ・ブリッジスボー・ブリッジスElie Raabジェニファー・ティリー
1989年・アメリカ (ギャガ・コミュニケーションズ) 109分

シアトルのナイトクラブを舞台に、しがないピアノ弾きの兄弟と1人の女性シンガーの織りなす恋のゆくえを描くロマンチック・ストーリー。エグゼクティヴ・プロデューサーはシドニー・ポラック、製作はポーラ・ワインスタイン、マーク・ローゼンバーグの共同。監督・脚本はこれがデビューのスティーヴ・クローヴス、撮影はミハエル・バルハウス、音楽はデイヴ・グルーシンが担当。出演はミシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジス、ボー・ブリッジスほか。




32-48. ラブリーボーン (The Lovely Bones)  (吹替)

監督 ピーター・ジャクソン
出演 マーク・ウォールバーグレイチェル・ワイズスーザン・サランドンスタンリー・トゥッチマイケル・インペリオリ
2009年・アメリカ、イギリス、ニュージーランド (パラマウント ピクチャーズ ジャパン) 103/135分

ロード・オブ・ザ・リング」 3部作のピーター・ジャクソン監督がベストセラー小説を映画化。死を迎えた少女が、天国から家族や友人を見守り続ける、感動のファンタジー。