7-1.

監督 フェデリコ・フェリーニ
出演 アンソニー・クインジュリエッタ・マシーナリチャード・ベイスハート
1954年・イタリア(イタリフィルム=NCC)

旅回りの道化師と一人の女をめぐって人生の哀歓をつく、五四年ヴェニス国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞、五六年ニューヨーク映画批評家協会最優秀外国映画、五六年アカデミー最優秀外国映画賞各受賞の話題作。 「無防備都市」「戦火のかなた」 のシナリオを執筆したフェデリコ・フェリーニとトゥリオ・ピネリが原案、脚本を書き、同じくフェリーニが監督した。撮影は 「恋愛時代」 のオテロ・マルテリ、音楽は 「戦争と平和」 のニーノ・ロータ。主演は 「ノートルダムのせむし男」 のアンソニー・クイン、フェリーニ監督夫人のジュリエッタ・マシーナ、 「白鯨」 のリチャード・ベイスハート、 「ファビオラ(1948)」 のアルド・シルヴァーニ。


7-2. 戦争と平和

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
出演 リュドミラ・サベーリエワセルゲイ・ボンダルチュクヴァチェスラフ・チーホノフ
1965〜7年・ソ連(モスフィルム)

レオ・N・トルストイの原作を、セルゲイ・ボンダルチュクとワシーリー・ソロビヨフが共同で脚色、ボンダルチュクが製作・監督・ナレーションを担当し、自らピエールに扮し出演もしている文芸篇。製作補佐はニコライ・イワーノフ。撮影はアナトリー・ペトリツキー、作曲・指揮はビャチェスラフ・オフチンニコフ、演奏はモスクワ・フィル。美術監督はミハイル・ボグダノフとゲンナジー・ミャスニコフ、戦闘場面の演出はアレクサンドル・シェレンコフと、チェン・ユ・ラン。出演はボンダルチュクのほかに新人リュドミラ・サベーリエワ、モスクワ芸術座のヴァチェスラフ・チーホノフ、 「ハムレット(1964)」 のアナスタシア・ヴェルチンスカヤほか。アグファカラー・70ミリ。


7-3. 戦争と平和 第1部

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
出演 リュドミラ・サベーリエワセルゲイ・ボンダルチュクヴァチェスラフ・チーホノフ
1965年・ソ連(ヘラルド)

レオ・N・トルストイの原作を、セルゲイ・ボンダルチュクとワシーリー・ソロビヨフが共同で脚色、ボンダルチュクが製作・監督・ナレーションを担当し、自らピエールに扮し出演もしている文芸篇。製作補佐はニコライ・イワーノフ。撮影はアナトリー・ペトリツキー、作曲・指揮はビャチェスラフ・オフチンニコフ、演奏はモスクワ・フィル。美術監督はミハイル・ボグダノフとゲンナジー・ミャスニコフ、戦闘場面の演出はアレクサンドル・シェレンコフと、チェン・ユ・ラン。出演はボンダルチュクのほかに新人リュドミラ・サベーリエワ、モスクワ芸術座のヴァチェスラフ・チーホノフ、 「ハムレット(1964)」 のアナスタシア・ヴェルチンスカヤほか。アグファカラー・70ミリ。


7-4. 戦争と平和 第2部

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
出演 リュドミラ・サベーリエワセルゲイ・ボンダルチュクヴァチェスラフ・チーホノフ
1965年・ソ連(ヘラルド)




7-5. 戦争と平和 第3部

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
出演 リュドミラ・サベーリエワセルゲイ・ボンダルチュクヴァチェスラフ・チーホノフ
1966年・ソ連(モスフィルム)




7-6. 戦争と平和 第4部

監督 セルゲイ・ボンダルチュク
出演 リュドミラ・サベーリエワセルゲイ・ボンダルチュクヴァチェスラフ・チーホノフ
1966年・ソ連(モスフィルム)

トルストイの名作を空前の巨費を投じて映画化した記念碑的作品の完結編で、ナポレオン軍の潰走とロシアの再生を描く。


7-7. ドライビィング MISS ディジー

監督 ブルース・ベレスフォード
出演 モーガン・フリーマンジェシカ・タンディダン・エイクロイド
1989年・アメリカ(東宝東和)

白人の老婦人と黒人の運転手の心の交流と友情を25年の時の流れの中で描くドラマ。エグゼクュティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・ブラウン、製作はリチャード・D・ザナックとリリ・フィニ・ザナック、監督は 「ロンリー・ハート」 のブルース・ベレスフォード、脚本・原作戯曲はアルフレッド・ウーリー、撮影はピーター・ジェームズ、音楽はハンス・ジマーが担当。出演はジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマンほか。89年アカデミー賞作品、脚色、主演女優(ジェシカ・タンディ)、メーキャップ賞受賞。


7-8. パットン大戦車軍団

監督 フランクリン・J・シャフナー
出演 ジョージ・C・スコットカール・マルデンマイケル・ベイツ
1970年・アメリカ(20世紀フォックス)

アメリカの産んだ名将の、波瀾の生涯を描いた戦争巨編。製作はフランク・マッカーシー、監督は 「猿の惑星」 のフランクリン・J・シャフナー。ラディスラス・ファラーゴの原作を 「雨のニューオーリンズ」 のフランシス・フォード・コッポラとエドモンド・H・ノースが脚色。音楽は 「刑事」 のジュリー・ゴールドスミス、撮影は 「空かける強盗団」 のフレッド・コーネカンプ、編集はヒュー・ファウラーがそれぞれ担当。出演は 「華やかな情事」 のジョージ・C・スコット、 「血と怒りの河」 のカール・マルデン、 「北京の55日」 のスティーブン・ヤング、 「白銀のレーサー」 のカール・ミカエル・フォーグラー、 「ハマーヘッド」 のマイケル・ベイツなど。デラックスカラー、D150 方式。1970年作品。


7-9. 黄金

監督 ジョン・ヒューストン
出演 ハンフリー・ボガートウォルター・ヒューストンティム・ホルト
1948年・アメリカ

「脱出(1944)」「カサブランカ」 のハンフリー・ボガートが主演する映画で、B・トレイヴン作の小説を 「偉人エーリッヒ」「ファス」 のジョン・ヒューストンが脚色し、ヒューストン自ら 「マルタの鷹(1941)」「シエラの高嶺」 等についで監督したもの。ボガードを助けて 「悪魔の金」「我が心の歌(1942)」 のウォルター・ヒューストン 「駅馬車(1939)」「荒野の決闘」 のティム・ホルト 「ミルドレッド・ビアーズ」 のブルース・ベネット、 「ブルースを唄う女」 のバートン・マクレーンらが出演している。撮影は西部劇を多く手がけて外景撮影に優れているテッド・マッコードが指揮し、音楽は 「栄光の都」「愛の勝利(1939)」 のマックス・スタイナーが作曲している。


7-10. 黒いオルフェ

監督 マルセル・カミュ
出演 ブレノ・メロマルペッサ・ドーンルールディス・デ・オリヴェイラ
1959年・フランス(東和)

リオのカーニバルを背景にギリシャ神話のオルフェとユリディスの愛の現代化を試みたもの。監督は 「濁流(1957)」 のマルセル・カミュ。その第二作。ブラジルの詩人ヴィニシウス・デ・モラエスの戯曲からジャック・ヴィオが脚本を書き、カミュとビオが脚色・台詞を書いた。撮影は 「ひと夏の情事」 のジャン・ブルゴワン。音楽はアントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファの作曲。出演者はほとんど一般市民から選ばれ、ブレノ・メロ、マルペッサ・ドーン、ルールディス・デ・オリヴェイラ、レア・ガルシア、アデマール・ダ・シルバら。製作サッシャ・ゴルディーヌ。五九年カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー最優秀外国映画賞、ゴールデン・グローブ賞を受けた。


7-11. 不都合な真実

監督 デイヴィス・グッゲンハイム
出演 アル・ゴア
2006年・アメリカ(UIP)

アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞したドキュメンタリー。元・米副大統領アル・ゴアの地球温暖化問題に関する講演と、そこで明かされる衝撃の真実を映し出す。


7-12. セント・オブ・ウーマン(夢の香り) 

監督 マーティン・ブレスト
出演 アル・パチーノクリス・オドネルジェームズ・レブホーン
1992年・アメリカ(ユニヴァーサル映画=UIP)

盲目の退役軍人と、その道案内役の青年が共に旅をするうちに心を通わせていく姿を描く人間ドラマ。92年度アカデミー賞最優秀主演男優賞、ゴールデン・グローブ賞作品賞〈ドラマ部門〉、最優秀主演男優賞〈同〉、最優秀脚本賞を受賞。監督・製作は 「ミッドナイト・ラン」 のマーティン・ブレスト。エグゼクティヴ・プロデューサーは 「普通の人々」 のロナルド・L・シュワリー。イタリアの作家ジョヴァンニ・アルピーノの小説をもとに 「カッコーの巣の上で」 のボー・ゴールドマンが自身の体験も加えて脚本を執筆(なお、この小説は75年にディノ・リージ監督によりIl Frofumo Di Donnaというタイトルで映画化されている)。撮影は 「あなたに恋のリフレイン」 のドナルド・E・ソリン。音楽は 「幸せの向う側」 のトーマス・ニューマンが担当。主演は 「恋のためらい フランキーとジョニー」 のアル・パチーノ。ほかに 「フライド・グリーン・トマト」 のクリス・オドネル、 「氷の微笑」 のジェームズ・レブホーン、ガブリエル・アンウォーらが共演。


7-13. クレオパトラ(前編)

監督 ジョセフ・L・マンキーウィッツ
出演 エリザベス・テイラーリチャード・バートンレックス・ハリソン
1963年・アメリカ(20世紀フォックス)

プルタークの英雄伝、スブトニアス、アピンそのほかC・M・フランツェロの小説 「クレオパトラの生涯とその時代」 から、 「野郎どもと女たち」 のジョセフ・L・マンキーウィッツウィッツ、 「山」 のラナルド・マクドゥガル、 「ジョルスン再び歌う」 のシドニー・ブックマンら3人が脚本を書き、 「去年の夏突然に」 のジョセフ・L・マンキーウィッツウィッツが監督した。戦闘場面を 「史上最大の作戦」 のアンドリュー・マートンとエルモ・ウィリアムスがあたり、3度のアカデミー受賞のレオン・シャムロイがロケ撮影をした。出演は 「予期せぬ出来事」 のエリザベス・テイラー、 「史上最大の作戦」 のリチャード・バートン、 「誰かが狙っている」 のレックス・ハリソンのほか、ジョージ・コール、ヒューム・クローニン、ロディ・マクドウォル、チェザーレ・ダノヴァなど。


7-14. クレオパトラ(後編)

監督 ジョセフ・L・マンキーウィッツ
出演 エリザベス・テイラーリチャード・バートンレックス・ハリソン
1963年・アメリカ(20世紀フォックス)

プルタークの英雄伝、スブトニアス、アピンそのほかC・M・フランツェロの小説 「クレオパトラの生涯とその時代」 から、 「野郎どもと女たち」 のジョセフ・L・マンキーウィッツウィッツ、 「山」 のラナルド・マクドゥガル、 「ジョルスン再び歌う」 のシドニー・ブックマンら3人が脚本を書き、 「去年の夏突然に」 のジョセフ・L・マンキーウィッツウィッツが監督した。戦闘場面を 「史上最大の作戦」 のアンドリュー・マートンとエルモ・ウィリアムスがあたり、3度のアカデミー受賞のレオン・シャムロイがロケ撮影をした。出演は 「予期せぬ出来事」 のエリザベス・テイラー、 「史上最大の作戦」 のリチャード・バートン、 「誰かが狙っている」 のレックス・ハリソンのほか、ジョージ・コール、ヒューム・クローニン、ロディ・マクドウォル、チェザーレ・ダノヴァなど。


7-15. ティファニーで朝食を  

監督 ブレイク・エドワーズ
出演 オードリー・ヘップバーンジョージ・ペパードパトリシア・ニール
1961年・アメリカ(パラマウント映画)

トルーマン・カポーティの原作を映画化した都会劇。監督に当たったのは 「ペティコート作戦」 のブレイク・エドワーズ。脚色担当はジョージ・アクセルロッド。撮影を受け持っているのはフランツ・プラナー。音楽をヘンリー・マンシーニが担当している。出演するのはオードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニールなど。製作はマーティン・ジュローとリチャード・シェファード。


7-16. ミセス・ダウト

監督 クリス・コロンバス
出演 ロビン・ウィリアムズサリー・フィールドピアース・ブロスナン
1993年・アメリカ(20世紀フォックス)

離婚した父親が子供たちに会いたい一心で、女装して元妻の家庭へ家政婦として潜り込んでの騒動を描いたコメディ。アン・ファインの小説(邦訳・講談社文庫)を 「潮風のいたずら(1988)」 のレスリー・ディクソンが新人ランディ・メイエム・シンガーと脚色、 「ホーム・アローン」 シリーズのクリス・コロンバスが監督して映画化。製作は、ロビン・ウィリアムズと夫人のマーシャ・ガーセス・ウィリアムス、マーク・ラドクリフの共同で、本作はウィリアムス夫妻の設立したブルー・ウルフ・プロの第1回作品。撮影は 「パトリオット・ゲーム」 のドナルド・M・マッカルパイン、音楽は 「羊たちの沈黙」 のハワード・ショア。美術は 「ゴッドファーザーPARTII」 のアンジェロ・グラハム。特殊メイクは 「ドラキュラ(1992)」 のグレッグ・キャノン。主演は 「トイズ」 のロビン・ウィリアムズ。共演は 「ソープディッシュ」 のサリー・フィールドら。


7-17. 招かれざる客

監督 スタンリー・クレイマー
出演 スペンサー・トレイシーシドニー・ポワチエキャサリン・ヘップバーン
1967年・アメリカ(コロムビア)

アメリカ上陸作戦」 のウィリアム・ローズのオリジナル・シナリオを、 「愚か者の船」 のスタンリー・クレイマーが製作・監督した。撮影は 「手錠のままの脱獄」 のサム・リーヴィット、音楽は 「真昼の衝動」 のデヴォル。出演は、これが遺作となった 「おかしな、おかしな、おかしな世界」 のスペンサー・トレイシー、 「いつも心に太陽を」 のシドニー・ポワチエ、 「去年の夏突然に」 のキャサリン・ヘップバーン、そのほか、キャサリン・ホートン、セシル・ケラウェイなど。


7-18. 甘い生活

監督 フェデリコ・フェリーニ
出演 マルチェロ・マストロヤンニアニタ・エクバーグアヌーク・エーメ
1960年・イタリア(イタリフィルム)

「崖」 のフェデリコ・フェリーニ監督作。退廃したローマ上流社会が描かれている。フェリーニとトゥリオ・ピネリ、エンニオ・フライアーノが共同で書いた原案を、この三人にブルネロ・ロンディが加わった四人が共同脚色した。撮影は 「青春群像」 のオテロ・マルテリ、音楽は 「戦争と平和」 のニーノ・ロータが担当。出演するのは 「掟(1959)」 のマルチェロ・マストロヤンニ、 「ローマの旗の下に」 のアニタ・エクバーグ、 「恋人たち」 のアラン・キュニー、 「今晩おひま?」 のアヌーク・エーメら。製作ジュゼッペ・アマート。一九六〇年カンヌ映画祭でグランプリを受賞した。


7-19. グランプリ

監督 ジョン・フランケンハイマー
出演 ジェームズ・ガーナーイヴ・モンタン三船敏郎
1966年・アメリカ(MGM)

「ワーロック(1959)」 のロバート・アーサーが、ロバート・ディリーのノンフィクション「残酷なスポーツ」その他、オートレースの記録にもとずいてストーリーを書き、劇作家ウィリアム・ハンリーが脚色、 「大列車作戦」 のジョン・フランケンハイマーが監督にあたった。撮影は 「影なき狙撃者」 のライオネル・リンドンで、レース・シーンには20数台のカメラが動員された。音楽はモーリス・ジャール、レース顧問にはジョー・ボニアー、レース技術監督はジム・ラッセルが担当した。出演は 「砦の29人」 のジェームズ・ガーナー、 「7人目に賭ける男」 のイヴ・モンタン、三船敏郎、 「いそしぎ」 のエヴァ・マリー・セイント、 「スェーデンの城」 のフランソワーズ・アルディ、ブライアン・ベドフォードほか。またレース・シーンにはブルース・マクラレン、ボブ・ボンデュラント、フィル・ヒル、グラハム・ヒルなど世界的レーシング・ドライバーが出演する。製作担当はエドワード・ルイス。


7-20. ポセイドン・アドベンチャー

監督 ロナルド・ニーム
出演 ジーン・ハックマンアーネスト・ボーグナインレッド・バトンズ
1972年・アメリカ(20世紀フォックス)

1400名の乗客を乗せてニューヨークからギリシャに向かう豪華客船ポセイドン号が32メートルの大津波に襲われ転覆爆破し、生き残った船客が超人的な勇気で脱出をこころみる姿を描く。製作は 「海底探検」 のアーウィン・アレン、監督は 「クリスマス・キャロル(1970)」 のロナルド・ニーム、ポール・ギャリコのベスト・セラー小説を 「夜の大走査線」 のスターリング・シリファントと 「脱走特急」 のウェンデル・メイズが共同脚色。撮影はハロルド・E・スタイン、特撮は 「トラ・トラ・トラ!」 でアカデミー特撮賞を獲得したL・B・アボット、音楽はジョン・ウィリアムズ、美術はウィリアム・クリーバー、、セットデザインはラファエル・ブレットン、編集はハロルド・F・クレスが各々担当。出演はジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、キャロル・リンレイ、ロディ・マクドウォール、ステラ・スティーヴンス、シェリー・ウィンタース、ジャック・アルバートソン、パメラ・スー・マーティン、エリック・シーア、フレッド・サドフ、レスリー・ニールセン、シーラ・マシューズ、ジャン・アーバンなど。


7-21. アビス

監督 ジェームズ・キャメロン
出演 エド・ハリスメアリー・エリザベス・マストラントニオマイケル・ビーン
1989年・アメリカ(20世紀フォックス)

深海に潜む生物体との遭遇を描くアドベンチヤー・ロマン。製作はゲイル・アン・ハード、監督・脚本は 「エイリアン2」 のジェームズ・キャメロン、撮影はミカエル・サロモン、音楽はアラン・シルヴェストリが担当。出演はエド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオほか。後に171分の完全版が発表されている。


7-22. 失われた週末

監督 ビリー・ワイルダー
出演 レイ・ミランドジェーン・ワイマンフィリップ・テリー
1945年・アメリカ

1945年度アカデミー受賞映画であわせて監督賞、脚本賞、主演男優賞をも得ている。 「青髭八人目の妻」 の共同脚色チームのチャールズ・ブラケットとビリー・ワイルダーが、チャールズ・R・ジャクソンの小説を基に脚本を書き、ワイルダーが監督に当たったもの。主演は 「呪いの家」 のレイ・ミランドと最近、 「一年仔」 に主演した帰り咲きのジェーン・ワイマン。 「最後の地獄船」 のハワード・ダ・シルヴァ、フィリップ・テリー、ドリス・ダウリング、フランク・フェイレンが助演している。撮影は 「アラブ」 等古くから名手たるジョン・サイツの担当。


7-23. 第17捕虜収容所 

監督 ビリー・ワイルダー
出演 ウィリアム・ホールデンドン・テイラーオットー・プレミンジャー
1953年・アメリカ(パラマウント映画会社)

「地獄の英雄」 のビリー・ワイルダーが1953年に製作・監督した作品で、ドナルド・ビーヴァン、エドモンド・トルチンスキ共作の舞台劇の映画化。脚色にはワイルダーとエドウィン・ブラムが当たり、撮影は 「底抜けびっくり仰天」 のアーネスト・ラズロ、音楽は 「綱渡りの男」 のフランツ・ワックスマンの担当。主演は 「月蒼くして」 のウィリアム・ホールデンで、 「花嫁の父」 のドン・テイラー、 「月蒼くして」 の監督オットー・プレミンジャー、 「底抜け落下傘部隊」 のロバート・ストラウス、ハーヴェイ・レムベック、ロバート・ショーリー、ロビンソン・ストーン、ウィリアム・ピアスン、それに原作者のエドモンド・トルチンスキらが共演している。


7-24. スミス都へ行く

監督 フランク・キャプラ
出演 ジーン・アーサージェームズ・スチュアートクロード・レインズ
1939年・アメリカ(コロンビア映画)

政界の陰謀術策によって傀儡議員に祭り上げられた純心直情な青年が、腐敗政治を糾弾するという正義と愛情の美しさを描いたヒューマンドラマ。監督は 「美しき哉、人生!」 の巨匠フランク・キャプラ。主演は 「めまい」 などで知られるジェームス・スチュアートほか、クロード・レインズなど。


7-25. ハーヴェイ

監督 ヘンリー・コスター
出演 ジェームズ・スチュアートジョセフィン・ハルペギー・ドウ
1950年・アメリカ(ユニヴァーサル日本支社)

ピュリッツァ賞を受けたメアリー・チェイスの同名戯曲の映画化で、ジョン・ベック製作の1950年映画。原作者自身が 「恋の乱戦」 のオスカー・ブロドニーと協力した脚本を、 「気まぐれ天使」 のヘンリー・コスターが監督した。撮影は 「裏街(1941)」 のウィリアム・ダニエルズ、音楽はフランク・スキナー、舞台でもこの役を演じたことのあるジェームズ・スチュアート( 「折れた矢」 )が主役を演じ、これも舞台からのジョセフィン・ハル、 「輝ける勝利」 のペギー・ドウ、 「コマンチ族の怒り」 のチャールズ・ドレイク、 「幸福の森」 のセシル・ケラウェイらが助演。


7-26. モンゴル

監督 セルゲイ・ボドロフ
出演 浅野忠信スン・ホンレイアマデュ・ママダコフ
2007年・ドイツ、ロシア、カザフスタン、モンゴル(東映=ティ・ジョイ)

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、浅野忠信主演の歴史大作。モンゴル建国の英雄チンギス・ハーンの戦いと波乱に満ちた人生が、雄大な映像世界の中で展開する。


7-27. ウォーリー

監督 アンドリュー・スタントン
出演 ベン・バートエリッサ・ナイトジェフ・ガーリン
2008年・アメリカ(ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)

ディズニーとピクサーが放つ、最新CGアニメ。荒廃した未来の地球で、孤独にゴミ処理を行っていたロボットが宇宙へと飛び出し、夢と感動にあふれた大冒険を繰り広げる。


7-28. 幸せのちから

監督 ガブリエレ・ムッチーノ
出演 ウィル・スミスサンディ・ニュートンジェイデン・クリストファー・サイア・スミス
2006年・アメリカ(ソニー・ピクチャーズ)

息子のために奮闘し、全財産21ドルから億万長者へとのしあがった男の実話を描くドラマ。ウィル・スミスが実の息子と初共演し、本物の親子ならではのリアルな父子愛を見せる。


7-29. ブラインドサイト 小さな登山者たち

監督 ルーシー・ウォーカー
出演 ギャヴィン・アットウッドサリー・バーク
2006年・イギリス(ファントム・フィルム)

雄大なヒマラヤ山脈の絶景を収めたドキュメンタリー。初めての登山にチャレンジする盲目の子供たちの奮闘と、彼らをサポートする大人たちの葛藤を映し出す。


7-30. 愛されるために、ここにいる

監督 ステファヌ・ブリゼ
出演 パトリック・シェネアンヌ・コンシニジョルジュ・ウィルソン
2005年・フランス(セテラ・インターナショナル)

セザール賞で3部門ノミネートされたドラマ。孤独に生きる初老の男が、タンゴのレッスンで知り合った女性との交流を通して輝きを取り戻すまでを繊細に紡ぎ上げる。


7-31. アイランド

監督 マイケル・ベイ
出演 ユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソンジャイモン・ハンスゥ
2005年・アメリカ(ワーナー)

ヒットメイカー、マイケル・ベイ&ユアン・マクレガー主演のSF大作。近未来を舞台に、臓器提供用に作られたクローン人間たちのサバイバルが緊迫感たっぷりに展開する。


7-32. 初体験 リッジモント・ハイ

監督 エイミー・ヘッカリング
出演 ショーン・ペンジェニファー・ジェイソン・リージャッジ・ラインホルド
1982年・アメリカ(ユニヴァーサル=CIC)

現代高校生気質をコミカルに描いた青春ドラマ。79年秋、学生になりすまして母校リッジモント・ハイにもぐり込んで若者たちの生態を観察したキャメロン・クロウの同名原作を彼自ら脚色、女性監督エイミー・ヘッカリングが初演出。製作はアート・リンソンとアービング・エイゾフ、製作指揮はC・O・エリクソン、撮影はマシユー・F・レオネッティ。ジャクソン・ブラウン、ザ・カーズ、ポロらの歌うロック&ポップスが24曲つめこまれている。出演はショーン・ペン、ジェニファー・ジェーソン・リー、ジャッジ・ラインホールド、フィービ・ケイツなど。


7-33. 大列車強盗

監督 バート・ケネディ
出演 ジョン・ウェインアン・マーグレットベン・ジョンソン
1972年・アメリカ(ワーナー映画)

列車強盗で奪われた金塊につけられた5万ドルの賞金をめぐって展開する壮烈な金塊争奪戦を描く。製作はジョン・ウェインの息子であるマイケル・ウェイン、脚本・監督は 「デザーター」 のバート・ケネディ、撮影はウィリアム・H・クローシア、音楽はドミニク・フロンティア、編集はフランク・サンティロが各々担当。出演はジョン・ウェイン、ベン・ジョンソン、アン・マーグレット、ロッド・テイラー、ボビー・ヴィントン、クリストファー・ジョージ、ジェリー・ガトリン、リカルド・モンタルバンなど。


7-34. 夕日の挽歌

監督 ブレイク・エドワーズ
出演 ウィリアム・ホールデンライアン・オニールカール・マルデン
1971年・アメリカ(MGM)

初老の男と若者の2人のカウボーイの夢と挫折を描いた作品。製作は 「暁の出撃」 のブレイク・エドワーズとケン・ウェールズの共同、監督・脚本はブレイク・エドワーズ、撮影は 「ひとりぼっちの青春」 のフィリップ・ラスロップ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はジョウ・F・バーネットがそれぞれ担当。出演は 「クリスマス・ツリー」 のウィリアム・ホールデン、 「ある愛の詩」 のライアン・オニール、カール・マルデン、リン・カーリン、トム・スケリット、ジョー・ドン・ベイカー、ジェームズ・オルソンなど。


7-35. 太陽がいっぱい

監督 ルネ・クレマン
出演 アラン・ドロンマリー・ラフォレモーリス・ロネ
1960年・フランス、イタリア(新外映)

ルネ・クレマンの 「海の壁」 以来の映画。アラン・ドロンが“天使の顔をした悪人”を演じるサスペンス・ドラマ。出演はドロンのほか、新星マリー・ラフォレ、 「死刑台のエレベーター」 のモーリス・ロネら。フランス映画で活躍したスターたちの代表作をニュープリントで上映する 「フランスがいっぱい」 などでも上映。


7-36. 決断の3時10分

監督 デルマー・デイヴィス
出演 グレン・フォードヴァン・ヘフリンフェリシア・ファー
1957年・アメリカ(コロムビア)

エルモア・レナードの原作をハルステッド・ウェルズが脚色、 「襲われた幌馬車」 のデルマー・デイヴスが監督した異色西部劇。撮影監督は 「夜の乗合自動車」 のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は作曲が 「ピクニック」 のジョージ・ダニング、指揮を 「女ひとり」 のモリス・W・ストロフがとった。主演は、 「辺境の掠奪者」 のグレン・フォード。 「愛欲と戦場」 のヴァン・ヘフリン、 「襲われた幌馬車」 のフェリシア・ファー。


7-37. 赤と黒 第1部

監督 クロード・オータン・ララ
出演 ダニエル・ダリュージェラール・フィリップアントネラ・ルアルディ
1954年・フランス(東和)

スタンダール(1783−1842)の著名な小説を 「青い麦」 のクロード・オータン・ララが監督するイーストマンカラー色彩の作品で、脚色台辞はやはり 「青い麦」 のコンビ、ジャン・オーランシュとピエール・ボストの二人が担当している。撮影は 「外人部隊(1953)」 のミシェル・ケルベ、音楽は 「青い麦」 のルネ・クロエレックである。出演者は 「しのび逢い」 のジェラール・フィリップ、 「たそがれの女心」 のダニエル・ダリュー以下、 「愛すべき御婦人たち」 のアントネッラ・ルアルディ、 「裁きは終わりぬ」 のアントワーヌ・バルペトレ、 「北ホテル」 のアンドレ・ブリュノ、ジャック・クランシーらが出演する。


7-38. 赤と黒 第2部

監督 
出演 
年・()




7-39. 恐怖の報酬

監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
出演 イヴ・モンタンシャルル・ヴァネルヴェラ・クルーゾー
1952年・フランス(東和)

「二百万人還る」 のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが一九五一年から五二年にかけて監督した作品で、中米を舞台に四人の食いつめ者がニトログリセリンを運搬するスリルを描いたもの。ジョルジュ・アルノーの小説をクルーゾー自身が脚色し、台詞をかいた。撮影は 「夜ごとの美女」 のアルマン・ティラール、音楽は 「アンリエットの巴里祭」 のジョルジュ・オーリックである。出演者はシャンソン歌手として日本にもよく知られるイヴ・モンタン( 「失われた想い出」 )、 「独流」 のシャルル・ヴァネル、クルウゾオ夫人のヴェラ・クルウゾオ(映画初出演)、 「オリーヴの下に平和はない」 のフォルコ・ルリ、 「外人部隊(1953)」 のペーター・ファン・アイク、 「ヨーロッパ一九五一年」 のウィリアム・タッブスなどである。なおこの作品は一九五三年カンヌ映画祭でグラン・プリを受賞、シャルル・ヴァネルが男優演技賞を得た。


7-40. マイティ・ハート

監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 アンジェリーナ・ジョリーダン・ファターマンアーチー・ポアンジャビ
2007年・アメリカ(UIP)

ブラッド・ピットが原作のノン・フィクション本に感動し、アンジェリーナ・ジョリー主演で製作した実録ドラマ。妊娠中の妻が、テロリストに誘拐された夫の生還を気丈に待つ。


7-41. ブラザーズ・グリム

監督 テリー・ギリアム
出演 マット・デイモンヒース・レジャーモニカ・ベルッチ
2005年・アメリカ(東芝エンタテインメント)

「12モンキーズ」 の鬼才テリー・ギリアムが放つファンタジー。まるで童話のような怪事件の解明に挑むグリム兄弟の冒険を、イマジネーション豊かに描き出す。


7-42. ファイアー・ウォール

監督 リチャード・ロンクレイン
出演 ハリソン・フォードポール・ベタニーヴァージニア・マドセン
2006年・アメリカ(ワーナー・ブラザース)

ハリソン・フォード主演のサスペンス。家族を人質にとられ、銀行からの大金強奪を迫られた防犯システム専門家の孤独な戦いを、ノンストップのスリルで描き出す。


7-43. 左きゝの拳銃

監督 アーサー・ペン
出演 ポール・ニューマンリタ・ミランジョン・デナー
1958年・アメリカ(ワーナー・ブラザース)

21人を殺して21才にして死んだ西部開拓史上名高い無法者ビリー・ザ・キッドの生涯を、リアルに描こうとした西部劇。ゴア・ヴィダルの原作をレスリー・スティーヴンスが脚色、新進アーサー・ペンが監督した。撮影監督は 「十戒」 のペヴァレル・マーレー。音楽はアレクサンダー・カレッジ。キッドに扮するのは 「傷だらけの栄光」「追憶(1957)」 のポール・ニューマン。その他 「虐殺の砦」 のリタ・ミラン 「プロディガル(1955)」 のジョン・デナー 「嵐を呼ぶ銃弾」 のジェームズ・ベスト、ハード・ハットフィールド、ジェームズ・コングドン等が出演する。


7-44. パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー 

監督 トム・シャドヤック
出演 ロビン・ウィリアムズダニエル・ロンドンモニカ・ポッター
1998年・アメリカ(UIP)116分

ジョークを連発するユニークな療法で人々の心と体を癒す実在の精神科医パッチ・アダムスの若き日を描いたヒューマン・ドラマ。監督は 「ライアーライアー」 のトム・シャドウイック。製作総指揮はシャドウィック、 「ミセス・ダウト」 のマーシャ・ガーデス・ウィリアムス。製作は 「ニッキーとジーノ」 のマイク・ファーレルとマービン・ミノフ、 「ロミーとミシェルの場合」 のバリー・ケンプ、 「フェノミナン」 のチャールズ・ニューワース。脚本は 「ナッシング・トゥ・ルーズ」 (監督も)のスティーヴ・オーデカーク。撮影は 「マウス・ハント」 のフェドン・パパマイケル。音楽は 「イン&アウト」 のマーク・シャイマン。美術は 「ウルフ」 のリンダ・デシーナ、編集は 「ライアーライアー」 のドン・ジマーマン。衣裳は 「モンタナの風に抱かれて」 のジュディ・ラスキン=ハウエル。出演は 「グット・ウィル・ハンティング 旅立ち」 のロビン・ウィリアムス、 「コン・エアー」 のモニカ・ポッターほか。


7-45. 死刑台のエレベーター

監督 ルイ・マル
出演 モーリス・ロネジョルジュ・プージュリージャン・ヴァール
1957年・フランス(映配)

二五歳の仏映画界の新人監督ルイ・マルが、推理作家ノエル・カレフの原作を、自身と新進作家ロジェ・ニミエの共同で脚色、ニミエが台詞を書いた新感覚スリラー映画。キャメラは新人アンリ・ドカエ。巻頭から巻末までを十曲のモダーン・ジャズで通した音楽はトランペット奏者で作曲家のマイルス・デイヴィスで「メイン・タイトル」「エレベーターの中のジュリアン」「夜警の巡回」等と名づけられた十曲が演奏される。種々の新しい試みによってこの作品は一九五七年ルイ・デリュック賞を得た。 「抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より」 に主演したフランソワ・ルテリエが第二助監をつとめている。出演者は 「宿命」 のモーリス・ロネ、 「現金に手を出すな」 のジャンヌ・モロー、 「素直な悪女」 のジョルジュ・プージュリー、 「親分」 のフェリックス・マルタン、 「夜の放蕩者」 のリノ・ヴァンチュラ、 「悲しみよこんにちは」 のエルガ・アンデルセン等。製作イレーネ・ルリシュ。


7-46. マンデラの名もなき看守

監督 ビレ・アウグスト
出演 ジョセフ・ファインズデニス・ヘイスバートダイアン・クルーガー
2007年・フランス、ドイツ、ベルギー、南アフリカ(ギャガ・コミュニケーションズ)

南アフリカ初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ。黒人弾圧に反抗して捕えられた若き日の彼と、ある白人看守がはぐくむ人種を超えた絆を温かくつづった実話を基にした物語。


7-47. ドゥ・ザ・ライト・シング

監督 スパイク・リー
出演 ダニー・アイエロオジー・デイヴィスルビー・ディー
1989年・アメリカ(ユニヴァーサル=UIP)

ブルックリンのピザ・パーラーを舞台に、黒人と白人の凄絶な戦いを通して、人種差別を描くドラマ。製作・監督・脚本・主演は 「シーズ・ガッタ・ハヴ・イット」 のスパイク・リー、撮影はアーネスト・ディッカーソン、音楽はビル・リーが担当。出演はほかにダニー・アイエロ、オシー・デイヴィスなど。


7-48. ローズ・ランド

監督 ジェームズ・アイヴォリー
出演 テレサ・ライトルー・ジャコビジェラルディン・チャップリン
1977年・アメリカ(俳優座シネマテン)

ニューヨークのダンスホール“ローズランド”に集う人々の人間模様をオムニバス形式で描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・ティモシー・マーフィーとオットマール・ルドルフ、製作はイスマイール・マーチャント、監督は 「カルテット」 のジェームズ・アイヴォリィ、脚本はルース・プローワー・ジャブヴァーラ、撮影はアーネスト・ヴィンツ、音楽はマイケル・ギブソンが担当。出演はテレサ・ライト、ジェラルディン・チャップリン、リリア・スカラほか。