戻る 半加算器 (NAND 構成) (half adder)

半加算器 は2個の1桁の2進数を加算する 論理回路です。

何桁もの2進数を加算するには、下位の桁からの桁上がり (carry) も含めて加算しないといけませんが、 このページの加算器は1桁だけの加算器です。このような加算器を 「半加算器」 といいます。

論理回路は、特定の機能を様々な方法で作ることが出来ます。

講義資料/半加算器 では 基本論理回路 (AND 回路OR 回路NOT 回路) を使用していましたが、このページでは 同じ機能を主としてNAND 回路で実現しています。 見かけは違いますが、機能は同じです。

2つの2進数 input Ainput B の和 (sum)output S、 桁上げ (carry)output C です。

マウスで、入力信号の記号、 input Ainput B や入力値の付近、あるいは真理値表をクリックすると値が変わります。 同じ信号がつながっているすべてのゲートの入出力値もそれに応じて変化し、 出力 output Soutput C も状況に応じて変化します。



論理回路 真理値表
NAND 回路
 A   B   X 
001
011
101
110
NOT 回路
  A     X  
01
10


関連事項: 講義資料/半加算器   講義資料/2進数の加減算   講義資料/基本論理回路   用語解説/論理回路

情報処理概論 に戻る   目次 に戻る   戻る  

1999.05.27  address