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2進数の加算と減算
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2進数は0と1のみで表される数字ですから、
その加減算も0と1だけの演算になります。
画面には8桁の2進数 A,B が表示されています。
右に2進数の加算規則をまとめた表があり、
1桁目の計算には赤で表示されている行の計算規則が適用されます。
右下の OPERATION ボタンをクリックして下さい。赤で表示されている桁の計算が実行されて、
和が S の行に表示されます。
キャリー (Carry) が発生すると、C の行に
キャリー(1)が表示されます。次の桁はキャリーも含めて加算されます。
ADD/SUB ボタンや 1's COM.,   2's COM. ボタンを使用すると、
減算や2の補数による減算もできます。
ボ タ ン の 機 能
DEC | A (augend) |  | ADD/SUB
| 1's COM. | 2's COM.
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10進数で数値を入力します。
| 入力された加数(または減数)を読みとります。
| ここに加数(または減数)を入力します。
| 加算/減算を切り換えます。
| 加数を1の補数に変換します。
| 加数を2の補数に変換します。
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BIN | B (addend) |  | CLEAR
| BACK | OPERATION
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2進数で数値を入力します。
| 入力された被加数(または被減数)を読みとります。
| ここに被加数(または被減数)を入力します。
| 演算ステップを0にします。
| 演算する桁を一桁もどします。
| 一桁づつ演算を実行します。
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説 明
- OPERATION をクリックすると、1桁づつ演算が実行されます。
- 次に演算が実行される桁と対応する真理値表の行が赤で表示されます。
- 加算の結果、キャリーが発生すると、やや小さい数字で "1" が表示されます。
- OPERATION をクリックする度に、現在までの演算結果が10進数に変換されて
青色で表示されます。
- A (augend) または B (addend) に 0〜255 までの任意の数値を入力することが出来ます。
- 同じ条件でもう一度実行したいときは CLEAR をクリックすれば初期化されます。
- ADD/SUB をクリックすると加算/減算が切り替わります。
- 減算のモードでは−の符号と減算の真理値表が表示されます。
borrow が発生すると被減数の表示が変わってしまうので、
被減数の初期値が灰色で表示されます。
OPERATION をクリックすると、加算の場合と同じように一桁づつ減算されます。
- 2の補数による減算は 2's COM. をクリックすると、減数が2の補数に変わります。
+の符号の縦棒が青色に変わります。
- 1's COM. をクリックし、次に 2's COM. をクリックすると、まず1の補数が表示され、
次に2の補数が表示されます。
- 1's COM.,   2's COM. を続けてクリックすると元の数値に戻ります。
- ADD/SUB,   1's COM.,   2's COM. ボタンは演算中は無効です。
- BACK をクリックすると1桁前の状態に戻ります。
- DEC, BIN のチェックボックスをクリックすると、
10進数または 2進数で数値が入力できるようになります。
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update; 1999.05.09