戻る 基本論理回路  (fundamental logic device)



コンピュータのハードウェアの大部分は、 3 種類の論理回路でできています。
AND 回路 (論理積回路)OR 回路 (論理和回路)、 そして NOT 回路 (否定回路) です。

gates


これらを 「基本論理回路」 といいます。

AND 回路と OR 回路には複数の入力端子があります。 そのすべてに 1 が入力されたときのみ 1 を出力するのが AND 回路、 少なくとも 1 つの入力端子に 1 が入力されたときに 1 を出力するのが OR 回路です。 NOT 回路は入力端子が 1 つで、 1 が入力されると 0 を、 0 が入力されると 1 を出力します。

実際の電子回路では、 AND 回路、 OR 回路の出力をそれぞれ反転させた NAND 回路 (否定論理積回路)NOR 回路 (否定論理和回路) もよく使われます。

下図には上記の各論理回路にデジタル信号が入力される様子が波形で表わされています。
論理回路は下方のラジオボタンで切り替えることができます。
ボタンをクリックすると、 波形が動きだします。 で 1 ピクセルずつ動かすこともできます。)