8
ビットの
2 進数は、
0 〜 255 までの 256 種類の数字を表すことができます。
それなら、 例えば 「
A」 は 65、 「
B」 は66 というふうに、
文字に数字を対応させれば 256 種類の文字を表すことができるはずです。
このようにして、 英数字や記号、 カナ、 あるいは画面表示や印刷、
通信に使われる制御キャラクタなどに数字を割り当ててまとめたものを、
キャラクタコードといいます。
下に表示されている図は JIS コード
(情報交換用符号 (Code for Information Interchange) JIS X 0201 (1997年))
です。
"EBCDIC" をクリックすると、
EBCDIC
(Extended Binary Coded Decimal Interchange Code) に変わります。
IBM が 1964 年に定めたもので、「イビシディック」 と読みます。
いずれも 8 ビットの 2 進数を 2 つに分けて、 上位 4 ビットを列方向に、 下位 4 ビットを行方向に
並べて縦横とも 16 マスの表を作り、 その中に英数字、 記号、 カタカナなどの文字を当てはめてあります。
表をマウスでクリックすると、 図の下に文字コードが
16 進数、 および
2 進数で表示されます。
図中、 小さい灰色の文字が書かれている部分は制御キャラクタです
(ただし、
SP は間隔
(space)
を表す図形キャラクタ)。
画面に表示される文字ではなく、 ディスプレイやプリンタ、 通信などで、
それぞれの機器を制御するために使用されます。
これをクリックすると、コードはやや青い色で表示されます。
空白の部分は図形キャラクタ
(文字) も制御キャラクタも割り当てられていない、
未定義の領域です。
ここをクリックすると、 コードはやや赤い色で表示されます。
下図はキーボードから入力された文字と、 キャラクタコードの関係を表しています。
キーボードをクリックすると、 そのキーに対応する文字がコード表と上部の白いエリアに表示されます。
caps lock キーや shift キー、
カナ/英数キーをクリックすると、 大文字、記号、カナなどが入力できるようになります。
esc、tab、del、enter キーは、それぞれのコードが表示されるだけですが、
bs キーと space キーは有効です。
ボタンをクリックすると、
表示されている文字がクリアされます。