インターネット普及率の推移
2012 年現在、 インターネットの普及率のトップはフォークランド諸島 96.92%、 ついでアイスランドが 2 位で 96.21%、 インターネットの生みの親、米国は 81.03%で 27位、 アジアでは韓国が 84.1%で 21位、 日本は 79.05%で 32位、 となっています
(
インターネットの国別普及率
、
インターネットの国別普及率表
参照)
。
下図は主な国々のインターネット普及率の最近の推移表しています。
オランダをはじめとするインターネット先進諸国と日本、 そして普及率こそ高くありませんが、 最近経済成長が著しい BRICs 諸国 を選んであります。
時に普及率が下がっている例もありますが、 全体としては年々普及率がのびている様子がよく分かります。
主な国のインターネット普及率の推移 (1)
2001 年の普及率を 1 として、 その後の普及率の変化を表してみました
(下図)
。
米国、韓国、日本など、 インターネット先進諸国は 2001 年にすでに 30〜50% に達しているため 伸びる余地が数倍しかないのに対して、 BRICs 諸国はこの 10 年余で 10 倍以上に増えています
(ただし 2007 年のインドの普及率の数字は、携帯電話も含むなど、 集計法の相違があったものと思われます)
中国の人口は 13.4 億人で世界一、 インドは 11.9 億人で第 2 位、 ブラジルは 1.9 億人で第 5 位、 ロシアも 1.4 億人で第 9 位の大国です。
こうした国々がインターネットの普及率を伸ばしていることから、 世界のインターネットの地図は大きく塗り替えられつつあることが分かります。
主な国のインターネット普及率の推移 (2)
下図は利用者数の推移です。
中国は利用者数を着実に増やし続け、 2008 年、 遂にアメリカを抜いてダントツの世界一になりました。
日本は 2002 年まではアメリカに次いでずっと 2 位でしたが、 その後中国に抜かれ、 インドにも抜きつ抜かれつの結果、 現在は 4 位です。
中国もインドも、 日本の 10 倍ほども人口のある国ですから、 こうした国々の普及率が少しでも高くなれば、 利用者数はうんと増えます。
インターネットの国別利用者数表 (利用者数順)
参照。
主な国のインターネット利用者数の推移
関連事項:
インターネットの国別普及率
インターネットの国別普及率表
(普及率順)
インターネットの国別利用者数
インターネットの国別利用者数表
(利用者数順)
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このページは
International Telecommunication Union
のデータ (2000〜2012年) を参考にして作成しました。 ただし同サイトでは 2010年 以降のインターネット利用者数のデータが公開されていませんので、 2010 年は
インターネット利用者数の多い国 (外務省)
、 2011 年は
「クレア海外通信(自治体国際化フォーラム)」
のデータを参考にしました。 出典が異なるのでデータに相違があるかも知れませんが、 傾向を見る分には支障はなさそうに思います。
update: 2014.05.17