戻る   インタフェース (interface)



"interface" は 「接合部、境界面」 というような意味ですが、 情報処理用語としては、 ハードウェア・ソフトウェアにかかわらず、 何らかの目的を遂行するための 2 つの機能の境界部分のことをいいます。
異なる機能を持つ 2 つの装置の接続の仕様もインタフェースといいます。

ディスクアクセス表示 LED コンピュータがハードディスクにアクセスしていることを表す LED があります。 ハードディスクにアクセス中であるという信号そのもので LED を点灯させることはできないので、 アクセス信号と LED を適切なインタフェースを介して接続しなければなりません。

USB プリンタやマウスなどをパソコンに接続するときも、 プリンタはパソコンが出力するデータを、 パソコンはマウスの移動量のデータを、 きちんと受け取れるように接続しなくてはなりません。 こうしたものもインタフェースといい、 かつてはマウスにはマウス用 (PS/2 など)、 プリンタにはプリンタ用 (セントロニクス など) と、 専用のインターフェイスがありました。 それぞれ専用のケーブルやコネクタが用意されていましたが、 現在ではたいてい USB で接続できるようになっています。

キーボード キーボードの配列やキータッチが快適かどうか、 機械のスイッチが押し易いかどうか、 OS の操作性がいいかどうかなどを、 マン・マシン・インタフェースがいいとか悪いとか、 と言ったりすることもあります。 この場合は人間もひとつの 「装置」 ということになりそうです。





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update; 2013.03.11  address