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インタフェース (interface) |
"interface" は 「接合部、境界面」 というような意味ですが、 情報処理用語としては、
ハードウェア・ソフトウェアにかかわらず、
何らかの目的を遂行するための 2 つの機能の境界部分のことをいいます。
異なる機能を持つ 2 つの装置の接続の仕様もインタフェースといいます。
コンピュータが
ハードディスクにアクセスしていることを表す
LED があります。
ハードディスクにアクセス中であるという信号そのもので LED を点灯させることはできないので、
アクセス信号と LED を適切なインタフェースを介して接続しなければなりません。
プリンタやマウスなどをパソコンに接続するときも、 プリンタはパソコンが出力するデータを、
パソコンはマウスの移動量のデータを、 きちんと受け取れるように接続しなくてはなりません。
こうしたものもインタフェースといい、 かつてはマウスにはマウス用
(PS/2 など)、
プリンタにはプリンタ用
(セントロニクス など) と、
専用のインターフェイスがありました。
それぞれ専用のケーブルやコネクタが用意されていましたが、
現在ではたいてい
USB で接続できるようになっています。
キーボードの配列やキータッチが快適かどうか、 機械のスイッチが押し易いかどうか、
OS の操作性がいいかどうかなどを、 マン・マシン・インタフェースがいいとか悪いとか、 と言ったりすることもあります。
この場合は人間もひとつの 「装置」 ということになりそうです。