資料シート●各科目
ビデオ
http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/bookshelf/video.html
画像には、静止しているものと動いて見えるものとがある。コンピュータでマルチメディアを扱う場合には、写真や版画のように静止して動かない画像を狭い意味でのイメージ、またはスチル(静止画像、または単に画像)とよび、ビデオテープの映像や映画やTVのように動いて見える画像を広い意味でビデオとよぶ。
視覚メディア
(画像)
聴覚メディア 止まっている視覚 動いている視覚 オーディオ スチル ビデオ
"ビデオ"ということばは、生活の中では、ビデオテープに録画されているものを表すが、メディア技術では、フィルムに撮影されているものや放送されているものも含めてビデオという。
ビデオは、情報を書いたり読んだりするための一つの手段という意味で、メディアの一つとして考えることができる。ビデオが備えている特性のうちでも、次の二つは、メディアとしてのビデオを考えるうえで特に重要だ。
・時間の進行という考え方を軸にして構成されている
・電子的な複製/放送の技術をベースにして成り立っている
ビデオは、何枚ものスチルが一列に並んでできていると考えることができる。このそれぞれのスチルをフレームとよぶ。
フレームの列という考え方によって、ビデオは初めて自由に読み書きのできるメディアになることができた。この構造は、ビデオがメディアとして利用できるようになった何百年も前の先駆的なシステムから現在のTVやDVDに至るまで、ビデオを扱うすべての技術の基本になっている。
ビデオとよく似たものにムービ(<movie)"がある。ふつうはビデオもムービもそんなに厳密に区別しなくてもいい。
特にこの二つを使い分ける場合は、視覚だけのものをビデオ、視覚だけでなく、それと同時に再生するオーディオや音楽、キャプションや字幕やスプライト(○印や矢印のような画面の上に被さる絵)も含んだものをムービとよぶ。映画やTVは、聴覚に働きかける要素が含まれているので、ムービに属する。厳密な意味でのビデオは、ムービを構成する要素の一つとして使われ、単独に現れることはめったにない。
(04-07-19、佐藤くん)
A ビデオテープというよび方が、もともと動く像が記録できるテープという意味なんだから、そんなに間違っているというわけでもないです。
"ビデオ"を広い意味で使う場合にだけ、ビデオテープに記録されている内容だけじゃなくて、DVDに記録されている内容や、映画やTV(正確にはそのうちのビデオトラックの部分)も含めなくてはいけないということを思い出すようにしてください。
映像/映画
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06-07-06