科目学習書●[メディアテクノロジー論]
[変化する数量の表現]
Q&A
http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/MedTech/digitizing/QandA.html
>この科目に共通な一般的な疑問<
Q:
並行方式はバラレルインタフェースで使われている方式で、直列方式はシリアルインタフェースで使われている方式ですよね?
(05-05-30、hisuki)
A:
さすが、さすがじゃぞhisukiくん!!!
コンピュータとキーボードやプリンタなどの機器をケーブルでつなぐと情報をやり取りしていろんな処理ができるようになりますが、この場合に、数列を表現しているビット列の全部の桁を同時にケーブルに乗せる(+別の側では降ろす)方式と、(たとえば)左端ビットから右に向かって1個ずつビットを乗せて(+降ろして)いく方式と、二つの方式があって、それぞれバラレルインタフェース、シリアルインタフェースと呼ばれています。つまり並行方式、直列方式ですね。
Q:
数列(+関数)って、規則性のあるものだという考え方があったけど、メディアの世界では必ずしもそうではないんですね?
(05-05-30、小椋さん)
A:
そうなんです。
もし、数学で言う一般項の数式(たとえば2n-1)みたいなものがあったら、それを記録/通信して済ましてしまえばいいからとっても楽なんだけどね。
それから、数学でも大学まで進むと、実関数論ってって規則性のない(少なくとも分からない)関数を相手にする分野が出てきます。
Q:
"標本"って蝶ちょの標本のほかにも意味があったんですね!!!
(05-05-30、河野さん)
A:
考え方によっては同んなじ意味なんだけどね。
行った先の蝶ちょをみんな採って来たわけじゃなくて、そのうちの1羽だけを選んで採って来たのが標本だから。
Q:
×○○×が何で1/4なんですか?
(05-05-30、す...くん)
A:
え!? 書いて見せたのは3/4だよ。
1/4なら確かに×○○×はおかしいよね。××○×でなくっちゃね。
あとでおかしいと思った時は、必ずフリートークの時に聞いておこうね。スクーリングで描いたOHPの原稿は、セメスタが終わるまで捨てないでとっといてありますから、分からなくなったらいつでも見に来てください。
Q:
フロッピーディスクは輪っかをひと回り読み書きしたらそこでひと休みして、次の輪っかに移ってまた読み書きを続けるってことですか?
(05-05-30、田波くん)
正解:
だいたいその通りです!!!
ただ、ひと回り(トラックといいます)だと2万字弱(ABCで書くんなら)に相当する長い文章が記録できるのに、そんなに情報がなかったらもったいないので、実際にはひと回りを10個ぐらいのバウムクーヘンみたいなの(セクタといいます)に分割して、その単位でひと休みすることもできるようになっています。
Q:
CDは渦巻き(▽図左)になっているってことでしたが、FDは?
(05-05-30、三田村さん)
正解:
FDは小さいのから大きいのまでいろんな大きさの円(=最初と最後がつながってる)が、一定の間隔でびしっと並んだ感じになっています(同右)。
誤解:
数列に変えることによって音や絵が担体になるってことが分かりました。
(05-05-30、匿名さん)
正解:
違います。
担体は容れ物で、音や絵(そのままでは入りませんが)や数列はその中身です。だから、担体に入れられるような形に変るんだって考えるようにしてください。
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05-05-30