学習書●コミュニケーション実習D(メディア)

単元
[窓]
[かくれんぼ]
酒井一成
(02年度履修生)

http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/Communication/Window/gallery/Sakai.html




 私が最も引かれたのは酒井一成くんの作品だ。
 最初のショットの木の間から洩れて来る太陽の光はとてもきれいだった。
 バーベキューの炎を撮ったショットがあるが、そのすぐあとに湖の水面を映し出すことによって、意外なおもしろさを生み出している。湖に関係のあるショットが多かったが、太陽の輝き、周りの景色、水面のさざ波など、湖のいろいろな面を見せてくれた。
 そう言えば、酒井くんの作品は全体に、空:地:空:地というリズムに基づいて作られていて、飽きがこないようにバランスがよく考えられていた。
 空き缶が草むらに捨てられているのを写したショットがあった。日常的な光景だが、寂しさが伝わってくるショットだった。誰か分からない二人の人物の影のショットもあった。人物を直接に見せるのよりも、暖かみが伝わってくるショットだった。
 最後のショットは小屋の屋根で、そこに木が揺れている影が写っていて、印象に残る終り方になっていた。
郡司美雪



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コミュニケーション実習D[窓]


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