学習書●[コミュニケーション実習D(メディア)]

(99年度履修生作品)
[オープニング]
アニメーション
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http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/Communication/Opening.html
この単元では、映像の制作の中のグラフィックデザイン的な要素について学習する。
ムービは感覚に訴えるメディアなので、視覚的な(+聴覚的な)機能と美しさが備わっていれば、観客と作品との絆をより強くすることができる。場合によっては、それが、作品のメッセージを観客に伝える直接的な力をもたらすかもしれない。
この単元では、架空のドラマ(ライブ/アニメーション)のオープニングを作る。オープニングがよくないと、観客の興味は作品から遠のいてしまう。けれども、オープニングの部分ではまだストーリが始まっていないので、視覚的にその責任を果たさなければならない。
ここでは、スプライトアニメーションの技法を使ってオープニングを作る。スプライトアニメーションは、ほんのわずかな(とはいっても一般のアニメーションに比べてだけど)作業だけで美しい視覚を創り出せるおもしろい技法だ。映像の制作を通じて出会ういろんなプロセスに応用できるので、これを機会にぜひ身につけておいてほしい。
作業の目標
以下の三つの架空のドラマのうちから一つを選び、そのオープニングを作りなさい。
[ドーンブルー]
(または[DAWN BLUE])
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心中しようとしているのに次々と邪魔が入ってなかなか死ねない一組みの恋人の一夜のコメディ
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[ペンティメント]
(または[PENTIMENTO])
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ふとしたことで手に入れたキャンバスの地塗りの下に隠されていた双子の少女の肖像画によって引き起こされるスリラー
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[夜の翼]
(または[NIGHT WING])
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事故でゆくえ不明になった父のあとを継ぐように宇宙飛行士になったヒロインと不器用な男のラブストーリ
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設計に当たっては、色/形/動きの美しさに留意しなさい(笑かしてすまさないようにね)。
条件
長さは01:20以上とする。
ビデオの素材としては10枚以上の写真(/絵)を使う。背景に使うのなら、そのほかにビデオを使ってもいい(ただし副次的に)。
原則として、紙に印刷(/描画)された状態で持って来なさい。ディスク/カードに保存した状態で持って来てもいいが、実習室のマシンには読み込めないかもしれない。必ず、スクーリングの日よりも前に、先生に相談しておきなさい。
これらは自分で撮影(/描画)したものでなくてもいい。
タイトルとして▽図のレタリングを表示する。
ドーンブルー(題名)
竹中直人(主演してほしい実在の役者の氏名A)
広末涼子(主演してほしい実在の役者の氏名B)
脚本
常磐花子(自分の氏名)
監督
常磐花子(自分の氏名)
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オーディオとしては、曲[NINL]を使う。これに環境音や動作音を重ねてもいい(ただし副次的に)。
同じぐらいの長さでほかに使いたい曲があれば、それを代わりに使ってもいい。ただ、単元の主旨に沿った実習が難しくなることがある。また、ファイル化のための作業も必要になる。必ず、スクーリングの日よりも前に、先生に相談しておきなさい。
自分で調達する道具/材料
○ヘッドホン(イヤホンでもいい)
・プラグ:ステレオミニ(変換でもいい)
実習に使うマニュアルフォーム
スキャナ
標準作業時間
3週
(スクーリング3.5時間+自習3.5時間)
演習の手順
始めの回
○作例の鑑賞
スプライトアニメーションによって作られた実際の作品のオープニングを見て、どんな作品が作れるようになるのか知っておきなさい。
○音楽の確認
オーディオに使うことになっている曲[NINL]を聞いて、感じをつかんでおきなさい。
○課題の選択
素材として準備されている3点の架空の作品のうちから、オープニングが作りやすそうなものを一つ選びなさい。
宿題
○素材の写真の採集
素材として使えそうな写真(/絵)を集めなさい。うまく使えない場合もあるので、条件になっている点数の2倍ぐらいは準備しておきなさい。
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アニメーション |
コンピュータ
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04-11-08