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ドットフォント (Dot Font) |
フォントは文字の形のデータです。
漢 という文字は、
JIS 漢字コードでは
"3441" というコードで表されています。
しかしこのコードは、 「漢 という文字である」 ということを表しているだけで、
漢 という文字の 「形」 については関知しません。
漢 を実際にディスプレイに表示するためには、 漢 という文字の 「形」 が必要です。
この、 文字の形のデータがフォント です。
ドットフォント は上図のように、
文字の形を ドットの有無 で表したものです。
文字の画線部を "1"、 非画線部を "0" として 2 進数に置き換えてコンピュータに記憶させておくと、
文字を表示したり印刷したりできるようになります。
文字を美しく表わすにはドット数が増えて大容量メモリが必要になる、 文字を拡大するとギザギザが目立つ、
文字全体を平たくしたり斜体にしたりという変形が困難、 などの欠点がありますが、
"1" は黒、 "0" は白に直接対応しているので CPU の負担は少なくて済みます。
下の図で 16×16 ドット
(または 24×24 ドット) のドットフォントを
実際に作ることができます。
"○" をクリックまたはドラッグすると "●" に変わります。
"●" をクリックまたはドラッグすると "○" に戻ります。
右の窓には原寸および 2 倍に拡大された図形が表示されます。
をクリックすると クリアされます。