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8ビットパソコン (PC-8001) |
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1979年に NEC から発売された 8ビットパソコン "PC-8001" です(本体定価は \168,000)。 このころのパソコンは、本体にキーボードが組み込まれているのが一般的でした *1 (440mm×265mm×80mm, 4kg)。 周辺機器は、CRT ディスプレイ *2、プリンタ、 補助記憶装置として使われたカセットテープレコーダ などです。 このパソコンは一世を風靡し、パソコンブームを巻き起こしました。 |
スイッチを ON にすると、Basic が起動します。自分で、あるいは誰かが Basic で書いたプログラムを
カセットテープレコーダーからロードする、というのがこの頃のパソコンの、普通の使い方でしたが、
Basic のプログラムは初心者向きとはいえ、誰にでもできる、というものではありません。
やがて、ゲームを中心としたソフト (カセットテープ) が出回るようになり、ブームに火がつきました。
このころのゲームの傑作は、「スペース・インベーダー」 ではなかったかと思います。
最初はゲームセンターなどの専用ゲーム機でヒットしましたが、やがてパソコン版ソフトも出回るようになりました。
しかし、このようなゲームソフトは、Basic では遅すぎて使い物にならないので、
ほとんどアセンブラ言語で書かれていました。やはり初心者にはハードルが高かった… ようです。
*1 補助記憶装置(カセットテープレコーダー)が本体に組み込まれているものも
ありました。
*2 専用のものもありましたが、特にカラーディスプレイは高価でした。
この頃のパソコンは、TV受像機をディスプレイとして使うこともできるように設計されていました。
参考: FM-8