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ホームページを見るには、まず URL (Uniform Resource Locator) をブラウザの 「場所」 または 「アドレス」 欄に入力します。
─ 実際にはリンクをクリックしたり検索したり、ブックマークから呼び出すことが多いので、 「入力」 する機会はあまり多くありませんが。

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これ!
(URL)

例えば、この 「情報処理概論」 であれば "http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/" ですし、

「関西外国語大学」 であれば "http://www.kansaigaidai.ac.jp/" です。

これらの URL の中で、やや青く表示している部分、 "infonet.co.jp" や "kansaigaidai.ac.jp" を、ドメインといいます。


ドメインは URL ばかりでなく、メールアドレスにも使われます。

ueyama@infonet.co.jp 
feedback@kansaigaidai.ac.jp  … などです。


ドメインはインターネット上のコンピューターにつけられた 「住所」 のようなものです。

現在、インターネットには約2.8億台 のホストコンピュータが接続されていますが、 その一台一台に、一意の(重複しない)ドメインと IP アドレス がつけられています。




ドメインは一般的に、更に3つの部分に分けることができます。

下図の右から順に トップレベルドメイン (TLD: Top Level Domain)、 第二レベルドメイン、第三レベルドメイン、といいます。



この例の場合、トップレベルドメインは国を表す国名コード (ccTLD: country code Top Level Domain) です。

国名コードには、次のようなものがあります。

auオーストラリア
caカナダ
chスイス
deドイツ
esスペイン
jp日本

第二レベルドメイン (SLD: Second Level Domain) には 「属性型ドメイン」 と 「地域型ドメイン」 の2種類があります。

● 属性型ドメインの種類
・ 地方公共団体 ac 大学等教育機関
adJPNIC会員
co一般企業
ed小・中・高校
go政府機関、特殊法人
gr任意団体
ne不特定の利用者へのネットワークサービス
or会社以外の団体

● 地域型ドメインの種類
・ 地方公共団体 pref道府県   例:pref.osaka.jp (大阪府)
metro東京都   例:metro.tokyo.jp (東京都)
city政令指定都市   例:city.osaka.jp (大阪市)
city市・東京都特別区
例:city.setagaya.tokyo.jp (世田谷区)   higashiosaka.osaka.jp も可 (東大阪市)
town
vill
・ 一般  【組織ラベル】.【市町村ラベル】.【都道府県ラベル】.jp
例:example.kawaguchi.saitama.jp



第三レベルドメインは組織の名称です。

名前は自由につけられますが、すでに登録されている名前は使用できません。
ドメイン名の重複は JPNIC Whois Gateway で確認できます。

こうして登録されたドメイン名は、世界中で唯一無二の名前になります。




なお、トップレベルドメイン には 3文字 (以上) のものもあります。

もともとアメリカで使用されていたものですが、 "com" などは全世界の人々が誰でもサブドメインを取得できるようになりました。 これを gTLD (generic Top Level Domain) といいます。

 米国内
edu大学
gov政府機関
mil米軍
 gTLD
com企業組織
org非営利団体
netネットワーク管理組織



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*1 ホストコンピュータ数の推移 をご参照ください。

*2 主な国名コード
AUSTRALIAAU KOREA, REPUBLIC OFKR
BRAZILBR NETHERLANDSNL
CANADACA NORWAYNO
CHINACN PHILIPPINESPH
DENMARKDK RUSSIAN FEDERATIONRU
FINLANDFI SWEDENSE
FRANCEFR SWITZERLANDCH
GERMANYDE TAIWAN, PROVINCE OF CHINATW
HONG KONG           HK THAILANDTH
ICELANDIS UNITED KINGDOMGB
JAPANJP VIET NAMVN
出典:
ftp://ftp.ripe.net/iso3166-countrycodes

*3 スイスは、Tim Berners Lee氏 ゆかりの国ということもあって、 国名コードの例として教室でもとりあげています。
あるとき、 「スイスはどうして ch なのか。 では中国は何か。」 という質問があって即答できず、困ったことがあります。
コイン・ミュージアム というページに、『スイスの公用語はドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4つ。 それぞれの言葉で自国のことをSchweiz、Suisse、Svizzera、Svizraと呼ぶのですが、 どれを採用しても不公平になってしまうので、ラテン語の 「Confederatio Helvetica」 または 「Helvetia」 を 国名として採用しているというわけ。 スイスのインターネットのドメイン名 (日本の .jp にあたるもの) もそういうわけで 「ch」。』 とあるのを見つけ、なるほどと思いました。ちなみに、中国は 「cn」。

*4 ドメイン名の登録は原則として 「早い者勝ち」 ですが、有名企業や有名人の名前で片っ端から登録しておいて、 後で法外な値段でオークションに出すなどの事例が目立ち、転売目的等の登録は無効とされることも多くなりました。 しかし日本航空が jal.com というドメインの無効を申し立てて敗訴した例も有名です。 これは、jal.com の所有者が John Andrew Lettellir 氏で、そのイニシャルが J.A.L. であることから、 悪意のある登録とは認められませんでした …というのがニュースで読んだお話だったのですが、試しに http://www.jal.com/ と打ち込んでみると、 JAPAN AIRLINES / Worldwide というページがあらわれました。ドメインの沙汰も金しだい…?
話はそれますが、教室で検索サイト goo につなごうとして間違え、 スクリーンいっぱいにアダルトサイトが現れて周章狼狽したことがあります。 このドメインの所有者 (有)ポップコーンは、 "goo.ne.jp" が登録される約半年前の '96年8月にドメイン "goo.co.jp" を取得していましたが、"goo.ne.jp" が著名になった後にアダルトサイトに変更したのが 「ドメインの不正使用」 に当たるとして NTT-X が工業所有権仲裁センターに提訴し、 JP-DRP (JPドメイン名紛争処理方針: JP-Dispute Resolusion Policy)裁定で 「移転」 とされました。 (有)ポップコーン はこれを不服として東京地方裁判所に提訴しましたが、'02年4月26日 に敗訴しています。
JPドメイン名紛争処理方針 第4条に 「(iii) 登録者の当該ドメイン名が、不正の目的で登録または使用されていること」 とあり、 これが 「不正目的の使用」 にあたるとされたようですが、 ホームページの内容をごっそり変更することも、アダルトサイトを開設することもよくあることで、 それらが「ドメインの不正使用」 に当たるというのは腑に落ちません。 無理を通せば道理が引っ込む…?
ドメイン名紛争に関する主な事例リスト にはドメイン名についての主な紛争の一覧表があります。

*5 2000年11月、新たに .aero (航空輸送業界)、.biz (企業、ビジネス)、.coop (協同組合)、.museum (博物館)、 .info (汎用)、.name (個人)、.pro (会計士、弁護士、医者などの専門業) の7種類の TLD が追加されました。



このページ作成するにあたって、 http://www.nic.ad.jp/jp/ の記事を参考にさせていただきました。

update; 2005.01.05  ueyama@infonet.co.jp