作品記録/[三月劇場]

(タイトル)
[無邪気な遊撃隊]
 自立篇
内容+諸元

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[JEK]のための映像脚本


脚本
 森島永年
牧田実



前文
 テーマ
(誤解なさらぬよう)

　青春(！)なんてまっぴらごめん。クリスタルもモラトリアムも勝手にさらせ！さっそうと走りたかった少年は、しかし、転んでしまうのです。奴を刺す前にテメェを殺らねばきまりがつかない。だけどテメェを殺しちまったらこの世は終わり。イジイジとウジウジと、さっそうと走りたかった少年は立ち止まってしまう。しゃあないなぁなんて頭かいてもいられんのです。
　だから、少年は同じ穴のムジナ。悲しいけれど少年は大人になれない。
　どうすりゃいいのかわからんけれど、やらねばならぬ。モラトリアムを刺し、クリスタルを裂き、そして、大いなる痛みをもって、少年よ、君を葬ろう。
　あっちもダメならコッチもダメさ。少年は泣くかしら。少年よ君の虚無は本物かい。
　少年よ、無邪気な遊撃隊よ、鳴咽。


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97-12-08

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