資料シート●[情報処理]

演習
JPEG

報告
DCTと概数化/同前化

軍司奈水
(00年度履修生)

http://www.infonet.co.apt/March/syllabus
/Literacies/AV/gallery/Gunzi.html




 資料[JPEG]で説明されているJPEGを生成するために行なわれている処理のうち、DCTとそれに続く圧縮の処理について図解する。


分割

 スチルの三つ(明るさ、赤み、青み)の層をそれぞれ8セル×8セルのブロックに分割する。

分割


DCT

 それぞれのブロックの中身をどのようなチェック模様に似ているかをDCT(離散余弦変換)で調べる。これは、各ブロック内の色の変化を大きな周期や小さな周期の色の変化として調べる(ということであるがどういうことだろう?)。

DCT


概数による節約

 小さい値の小さい違いは無視することによって、DCTで調べた情報を、必要な桁数よりも短いビット列で表現する。
 ただし、粗い周期の変化はなるべく正確なままにしておき、細かい周期の変化を大きく圧縮する。特に色味の層には明るさの層に比べて細かい周期の変化が多く含まれているので、この処理による圧縮の効果が大きい。
 この処理によって画質が落ちるが、それをあとでもとに戻すことはできない。


同前による節約

 いろんな周期の変化の値のそれぞれに対して、上の結果を一列に並べる。そして、同じ値が続いたら以下いくつ同じ何々が並ぶとして省略する。
 プロックは下図のような順番で並べておく。すると、隅の方は背景だから精度が落とされてできた0が続きがちになるので、圧縮の効果が大きい。

並べなおす



このページの記事は 表記の学生が学習の一環として著作した報告(一部加筆)です

情報処理像+音JPEG


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02-11-24