石原:
さてきょうは、課題
[目コピ]も無事に終了したので、作品の予告編をみなさんの課題の素材として提供していただいた
QMFの
吉松幸四郎さんに来ていただいて、軽〜くコメントを聞かせていただこうと思います。
ではよろしく。
吉松:
石原さぁ〜ん、
[左耳]+
[瑠璃]予告編の絵コンテとDVD届きましたぁ〜。ありがとうございまぁ〜す。
手紙の方、ちょっと事情が掴めなかったケド(笑)、まぁイイや。教材にしていただくのは全然かまいませんのでどんどん使ってやってください。学生さんに悪影響与えなきゃイイけどね(笑)。
この絵コンテは
石原さんが描いたんですか? ウマいですね〜。自分の作品が漫画になったみたいで楽しめました(^^)。
石原:
違うちがう!!! あれ、実習で学生に描かせたんよ。絵はきっと俺よりうまいと思います。
学生たちに予告編(
吉松さんの4本とおれの4本ね)渡して、その中の一つを選んで、その映画の内容を完全なコンテに起こさせるっていうのが今回の課題っす。
フレームとは何か、カットとは何かってコトから始めないといけないんで、そういう概念を形成してもらうってコトで。
目を離さないできちんと映画を見たって経験がない学生もいるらしくって、"映画って意外と細かく撮られてるんですね"とか、新鮮なオドロキがあったみたいだよ。
いやそれじゃ困るんだけど。いちおう深作欣二([仁義なき戦い]、[宇宙からのメッセージ]、[バトルロワイアル])や坂口博信([ファイナルファンタジー])を生んだ茨城県の学生なんだし...
見てもらったのは、提出された40件のうちのかなりデキのよかった分です。使わせてもらったおワビとしてご笑納くださいませ(笑)。
でも二人ともなかなかよくやってるでしょ?
吉松:
なるほど、DVDも来てたんでちょっと混乱しちゃいました。再編集の素材として使ってもらったのかと思って。僕のダラダラした予告編が優秀な学生さんの手で
再編集されて、スマートでカッコいい予告編に変身してるのかって、ちょっと期待しちゃいましたヨ(笑)。
石原:
何言ってんですかまた(笑)。
全然ダラなコトないですよ。
吉松さんの予告編って、俺のと比べると、同んなじ時間でカットの数が2倍も多いんだもん。うっかり
吉松さんのを選んだ学生はみんな"しまった"ってって泣いてたよ(笑)。
吉松さんに送ったDVDは、実習で学生に見させた映像のサンプルです。実際に使ったのはMPEG-1のCDだったけどね。
吉松:
それにしても、二人とも絵がウマいですよね。絵だけで世界を表現できてるから伝わって来ますね。[
瑠璃]なんか実写の予告編よりイイ出来なんじゃないかと...(笑)
少しでも学生さんの勉強の助けになれれば(なってるのか?)、苦労して(あんましてないケド)作った甲斐がありますね。
石原:
どうも今回は勝手ばっかしでありがとうございました。それじゃまた次の単元のあとで。
吉松:
またヒトの使うんかい(笑)!!!