[岡田奈々とその仲間たち]

　みなさん、はじめまして。
　私は[岡田奈々とその仲間たち]を製作しました米澤です。南宝企画の作品を検索していただき、重ね重ねお礼申し上げます。
　この作品は、当時、岡田奈々ファンでしかもファンクラブで"追っかけ"をやっていた私(米澤正行)が8mmカメラで撮影した記録映画です。製作には約2年(1977～79)かかりました。
　ちょうど撮影を始めた直後に、あのストーカー立てこもり事件が発生して(ご存知ですかね？)、痛々しい包帯姿の彼女と、ファンクラブスタッフのインタビューをカメラに収めることになりました。まだカメラ小僧が少なかったのと、私の製作姿勢を理解してくれたためか、事務所サイドやファンクラブからはたいした規制を受けませんでした。お陰でかなり自由な撮影が可能でした。
　この作品は、皮肉にもファンクラブが解散する際、最後のイベントとして上映されました。その後も何度か上映会は開かれましたが、最近はありません。多分、自主製作でここまで芸能タレントが撮影された8mm作品はないのでは...と思います。
　この作品は、後日、ビデオにダビングされて、岡田奈々の現在の所属事務所を通じて、彼女にも贈られています。なんでも彼女のお母さんがかなり喜ばれた...と聞いています。実はタイトルも彼女の自筆によるものです(彼女は書道初段でしたので...)。
　残念ながら、当分の所、[岡田奈々とその仲間たち]の上映予定はありません。また、現在、映写機が故障していまして、ビデオにダビングすることもできなくなっています。作品に興味を持っていただいたみなさんに、心から感謝申し上げます。