作品記録●[三月劇場]
[フィルモボリズム]
http://www.infonet.co.jp/apt/March/Ido/Filmobolism/general.html
映像
77年
フィルム(8mm・モノクロ・独立音源)
06分
日記映画
監督 井戸良弘
出演
すが均 井戸良弘
オリジナルへのアクセス
isihara@tokiwa.ac.jp
内容
電車の窓の外の風景が流れ過ぎて行くのを見ていると、日ごろの生活の中では抑えつけている不安が心の底の方から大きな泡のように浮かび上がってくるのをくいとめられない。電車の車輪の音は般若心経のように聞こえる。
解題
井戸は[フィルムフェスト-ウィズ貘]の情宣を制作するために水戸の印刷所の暗室を借りた。作業が遅くなり筑波に戻れなくなったので、打ち合わせも兼ねて、同じく[三月劇場]のメンバーだったすが均のアパートに泊めてもらうことになった。そして、日立のすがのアパートに向かう常磐線の電車の中に、井戸は情宣のネガを置き忘れてしまった。
翌日はふたりでそのネガを高萩の駅まで取りに行った。冬の車内の少し利き過ぎている暖房に眠くなりながら素材のいくつかを撮影した。
この作品は、[ハイロシネマコリジョン]ではライブの般若心経の朗読をともなって上映された。
発表歴
ハイロシネマコリジョン(上映会)
主催:[映像集団ハイロ]
アピア(東京), (77)
フィルムフェスト-ウィズ-貘(上映会)
ロック喫茶貘(水戸), (77-04-17〜18)
共感-共同空間(上映会)
ペパーランド(岡山), (78-01-29)
シアター-ザ-ビーム(上映会)
アクアク(筑波), (82-03-24)
オプティカルセッション 井戸良弘映像個展(上映会)
オーシマ画塾(仙台), (84-08-05〜06)
12のショートフィルム+1(上映会)
泉町会館(水戸), (04-10-30)
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[三月劇場]
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最新更新
04-10-24
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