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HTML (Hyper Text Markup Language) |
HTML は、 ウェブページを記述するための言語です。
ウェブページでテキストや図を表示したり、 リンクを設定するために使用される言語を HTML、
HTML で記述されたページを表示するための総合的なシステムを
WWW、
パソコン等で WWW のウェブページを閲覧するためのソフトウェアをブラウザといいます。
ウェブページでは、 文字を表示するだけではなく、 イラストや写真、動画を表示したり、
音楽を再生することもできます。
しかし、 ウェブページのいちばんの特徴は、 なんといっても 「リンク」 です。
ページ内に設けられているリンクをクリックすると、 新しいページが表示されます。
世界中どの国のウェブページでも、 自由に見ることができます。
世界中の 9 億台のコンピュータがインターネットという巨大なネットワークに接続されていて、
無数のウェブページをマウスをクリックするだけで自在に見ることができる…。
まるでドラえもんのポケットです。
左図はウェブページの例です。
(図をクリックすると 「"ちひろ" のホームページ」 が表示されます。
左図下部にある 4 つのリンクボタンをクリックすると、 それぞれのページが表示されます。
このページに戻るには、 ブラウザの "戻る" ボタンで戻って下さい。)
ウェブページで図を表示したり リンクを設定するには、
タグ
(tag) を使います。
タグは "
<" と "
>" に囲まれて記述されている情報で、 たとえば
<a href="index.html">ちひろのホームページ</a>
と書くと、 <a href="index.html"> と </a> で挟まれた文字が
ちひろのホームページ
という風に表示されて、 これをクリックするとそのページにジャンプできるようになります。
"index.html" は、 これがクリックされたときに表示させるページのファイル名 または URL です。
文字や写真を中心に揃えて表示させるには
<center>"ちひろ" のホームページ。</center>
とすれば中心に表示されます。
これらの例のように、 一般的には <タグ> で始まり </タグ> で終わりますが、
図や写真を表示する <img> タグのように、 おしまいのタグがないものもあります。
<img src="photo.jpg">
と書けば、 "photo.jpg" というファイル名で保存されている写真が表示されます。
以下は上図のウェブページ、 「"ちひろ" のホームページ。」 の HTML ファイルです。
青色で表示されているタグをクリックすれば、 その説明が表示されます。
左図は 「"ちひろ" のホームページ。」 の中の、
「
クラリネット」 です。
このページの下の方では、 写真の左側に文字を入れるために <table> タグを利用しています。
本来は 「表」 を作るためのものですが、
罫線を表示しない表の中に写真を入れるなどして、 レイアウトに利用されることが少なくありません。
他には、
<img src="photo.jpg" align="right">
とするような方法もあります。
やはり写真が右、 文字が左に表示されます。
また、 中心を揃えて表示させるために、 ここでは <p align="center"> としてあります。
上図、 「クラリネット」 の HTML ファイルです。
同様に、 青色で表示されているタグは説明が表示されます。