戻る アナログ (analog)

体温計 体温計です。

水銀柱の長さによって体温を計ります。

温度は連続的に変化し、水銀柱の長さも連続的に変化します。
目盛りの中間の温度であっても、直感的に読みとることができます。

このようなものを アナログ といいます。

アナログ という用語は、温度や音や光など連続的に変化するもの、 また、それらを連続的に変化する物理量(水銀柱の長さや電圧など)で表現すること、 さらに、それらを用いて目的を達成するための装置(体温計など)に対して使われます。


アナログの例:

腕時計 時は絶えることなく流れ、過ぎ去ります。

(呼び戻すことはできません…。)

時刻を2本(または3本)の針の 「角度」 という連続的な物理量で表す時計は、 アナログ時計と呼ばれます。

ものさし ものさしです。

長さも、連続的に変化するアナログ量です。ものさしは、長さをアナログ的に測ります。

(このものさしには、1cm おきに小さな穴があります。 シャープペンシルを使って、容易に 1cm 間隔のマークが付けられるように工夫されています。 これは実にデジタル的です)。

チェロ
チェロの波形
最後は音です。 (音は撮れないので、写真は代用品です。)

チェロの音は、高さも大きさも音色も、すべて連続的に変化します。アナログです。

この音を録音するには、まずマイクロフォンで電気信号に変えます。これもアナログ信号です。

下の図は、オシロスコープという測定器で見た、チェロの波形の一例です。縦軸は電圧、横軸は時間です。 電圧は時間とともに連続的に変化しています。
また、楽器の音色は豊かで多彩ですから、波形自体が常に変化してとどまることがありません。

カセットテープの場合はアナログ信号のままで、ミニディスクの場合は PCM という方法でデジタル信号に変換後、 信号圧縮して録音されます。


関連事項: 講義資料/アナログとデジタル *J  講義資料/信号圧縮 (ランレングス法) *J


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1999.02.14   ueyama@infonet.co.jp