10 進数で
325 と書けば 「三百二十五」 の意味で、
3.25 と書けば 「三.二五」 の意味です。

ということです。
2 進数の場合も同様で、
1101 と書けば 10 進数の
13 のことで、
11.01 と書けば 10 進数の
3.25 のことです。
2 進数の各桁に、 それぞれ 2
2、 2
1、 2
0 の重みがあり、
小数点以下にも 2
-1、 2
-2 … の重みがあるからです。
下図は 16 ビットの 2 進数で、 初期状態ではすべての桁が "0" になっています。
数字の部分をクリックすると 0 と 1 が反転し、
数字と数字の間をクリックすると小数点が移動します。
16 ビットありますから、 65535 〜 0.000030517578125 までの数値を表すことができます。
注意しないといけないのは、 2 進数の小数は

を表わしている、ということです。
したがって、 10 進数ではおなじみの
0.1 (1/10) を正確に表すことはできません。
しかしこれは2進数の欠点ではなく、 10 進数でも 1/3 は近似値でしか表せないのと同じことです。