ソフトウェア技術者協会 (SEA) は,ソフトウェアハウス,コンピュ−タメ−カ,計算センタ,エンドユ−ザ,大学,研究所など,それぞれ異なった環境に置かれているソフトウェア技術者または研究者が,そうした社会組織の壁を越えて,各自の経験や技術を自由に交流しあうための「場」として,1985年 12月に設立されました.
その主な活動は,機関誌 SEAMAILの発行,
支部および研究
分科会の運営,セミナ−/ワ−クショップ/シンポジウムなどの
イベントの開催,および内外の関係諸団体との交流です.発足当初約 200人にすぎなかった会員数もその後飛躍的に増加し,現在,北は北海道から南は沖縄まで, 700余名を越えるメンバーを擁するにいたりました.法人
賛助会員も37社を数えます.
支部は,東京以外に,関西,横浜,長野,名古屋,九州,東北,広島の 各地区で設立されており,その他の地域でも設立準備をしています.
分科会は,東京,関西,名古屋で,それぞれいくつかが活動しており,その他の
支部でも,月例会やフォ−ラムが定期的に開催されています.
「現在のソフトウェア界における最大の課題は,技術移転の促進である」といわれています.これまでわが国には,そのための適切な社会的メカニズムが欠けていたように思われます. SEA は,そうした欠落を補うべく,これからますます活発な活動を展開して行きたいと考えています.いままで日本にはなかったこの新しいプロフェッショナル・ソサイエティの発展のために,ぜひとも,あなたの力を貸してください.