資料シート●各科目

個展の会場には絶対に必要なもの

http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/bookshelf/E/exhibition.html




□□ 作品
 これは言うまでもないよね。

□□ プレート
 作品の題名、作者、制作日付などを書いた札。作品の一つずつに対して、壁に貼ったり床に置いたりする。
 厳しいことを言うと、会場に置いてあってもプレートがない物体は作品とは認められない(実際のところ、現代美術では会場の設備と区別がつかない作品もあるしね)。必ず貼っておくこと。

□□ 芳名帳
 会場に来ていただいた方に、住所と氏名を書いていっていただくもの。画材を売っているところで正式のを買ってくる人もいるけれど、A5ぐらいのスケッチブックでもいい。ただし、安っぽいのは失礼なので絶対にダメ。
 もちろんペンもいっしょに置いておくこと。

□□ フライヤ
 その個展の会期/会場が書いてあるカード(またはリーフ)。案内のために配ったり送ったりしたのと同じもの。(おもに)フリで来ていただいた方に持って帰っていただいて、いつまでも忘れないでいただくため。
 ほかのイベントや会場のフライヤも、頼まれたらいっしょに置いておく。

□□ カタログ
 展示している作品のリスト。1枚にまとまっているのがいいけれど、何ページか綴じ合せて作ってもいい。作品の説明を書いてもいい。でも安っぽく作るのはやめよう。
 個展のコンセプトに合わなかったら(大きい作品を1点だけ掛けている場合とか)作らなくてもいい。

 以上の三つ(芳名帳、フライヤ、カタログ)は、へやの入り口にテーブルを置いて、そこに並べておく。
 これがないと、会場としてのけじめがなくなってしまって(ショーウィンドーに作品が飾ってあるのと同じだから)、入り口に立ったまま中を見回したらそれでいいことになってしまう。会場の中までちゃんと入って来ていただきたいのなら、必ず置いておくこと。

□□ 看板
 個展がそこで開かれていることを(おもに)通りかかった方に気づいていただくためのもの。個展の名称と会期(特に時間も)は少なくとも書いておく。へやの入り口と建物の入り口にそれぞれ一つずつ置く。
 掲示板やスタンドは会場が準備してくれているのがふつうなので、ポスタを持って行って貼るだけでもいい。
 小さいフライヤしか作ってない場合でも、何枚も並べて貼るといい感じになる。ただし、会場によってはそういう看板は嫌がられるので、出すのは会場の係りの人に相談してからにすること。

 忘れものがないように、チェックしながら設営していこう(初めのは出発の直前用、次のは開場の直前用)。



美術/デザイン


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06-02-04