資料シート●[三月劇場]

マックで使う
VRML
ビュア/ビルダ

http://www.infonet.co.jp/apt/March/bookshelf/VRML.html




ビュア


名前
形態
対応している書式


CosmoPlayer
Netscape用
プラグ
VRML1
VRML2
VRML97
ほか

 最新版は2.1b56。
 不満な点は多いけど、今のところは一番のお薦め。
 いじり回し(Rotate=対象の方のパン/チルト)を含むいろんな操作ができる。
 使うのには下記のファイル/フォルダが拡張フォルダの中に必要。

○Cosmoフォルダ
 本体はこの中のCosmoPlayerというファイル(3MB強)で、その受付をプラグとして使う。

○Conix OpenGLフォルダ
 本体と同時にインストールされる。古い版だと役に立たない(たとえばJ1-1.1.3)ので注意。

○Appearance(またはアピアランス)
 ・MacOS 8.xの場合:MacOSの一部としてインストールされている。
 ・MacOS 7.6の場合:自分で8.x用のものを手に入れてインストールする必要がある。

 これらのうちのどれかが足りないと、ロードの途中で、"メモリが足りない"などのダイアログが表示される。

 "Netscape"という名前のファイルに保存されているブラウザがないとインストールしてくれない。ブラウザのファイルがほかの名前になっていたら、インストールの間だけ名前を変えておいて、あとで戻すようにするといい。

MacOS
Netscape
機能
7.5
3.0
使えないらしい。
起動するが表示が完成しても実際には何も見えない。そのあとで終了などの時にクラッシュする。
8.6
3.0
ちゃんと使える。
ちょっと不安定な感じがするけれど、Netscape(とかExplorer)に割り当てるメモリを増やせばいいのかもしれない。
9.0.4
3.0
VRML1を開こうとすると落ちる。
VRML2は表示できる。

01-03-26


Cortona
Netscape用
プラグ
VRML2

 初期版のみ。

MacOS
Netscape
機能
8.6
4.7
ちゃんと使える。

01-03-26


Cult3D
プラグ
VRML1
VRML97

 最新版のブラウザで行かないとサイトに入れてくれないと言うのでまだ調べていない。
01-03-28


Equinox
アプリ
VRML2

 せっかく試用版をもらったのに使わないでいたら、期限が切れて使えなくなってしまった。
98-07-12


ExpressVR
Netscape用
プラグ
VRML1(vrml,x-vrml)

 図形が複数あっても一つしか表示しない(コーディングを直せば何とかなるのかもしれないけど)。
つけておけばVRMLファイルをじかに開いて表示できる。
 いじり回しはできない。
 R5版ではズームやパンなど一部の操作がマニュアルの記事のとおりにはできない。R4版も変に重かったりすることがある。
 機能拡張フォルダの中にQuckDraw3D(とQuckTimeVR?)が必要。入れてないのに開こうとすると"正しく設置されていないかメモリが足りない"と言われて取り込まれない。
 最新のはR5版。R4版は雑誌のCDでも配られている(MacUser, 96-通巻34)。
 VRML97を開こうとすると黒べたのペーンが表示される。次の版からはVRML2も表示できるようになるってアナウンスがあったのに、ず〜っと(96年〜)音さたがない。
99-01-07


Live3D
Netscape用 プラグ
VRML1(x-vrml)

 1.1版ではVRML2に対応するとアナウンスされていたのに、1.0版だけで消えてしまった。
 VRMLを埋め込んだページを開こうとすると落ちてしまう(誤動作番号:2。MacOS 8.6 × Netscape3.0で確認)。MacOS 7.5ではもっとひどくて、[Netscape]をハングさせてしまう(option*コマンド*escで切ることはできる)。
 公式サイトにはftpサーバのリストがあるけど、リンクは働いていない。今ではもう配っていないらしい。ただし、マニュアルなどの資料を見ることはできる。どうしても試してみたかったら、雑誌のCD(MacPeople, 99-07-15など)に収録されているのを探すしかない。
00-05-12


LivePictureViewer
Netscape用 プラグ
LivePictureパノラマ
FlashPix
ivr
ほか
アプリ
LivePictureパノラマ
FlashPix
ivr
VRML2
ほか

 どれも確かに表示できる(LivePictureパノラマはPhotoVistaで作る特別な書式)。
 VRML2については、適切な視界(正面から見る)と照明が記事に含まれていないと、どう操作しても暗いだけで何も見えない(デモウェブもそのせいで何も見えない)。
 道具皿が現われるはずなのに現われないので一部の操作ができない。たとえば、ドリーはできるのに見回しができない。
 前はNetscape用プラグ(VRMLは表示できない)もあったが、今は配布していないらしい。
 3.2版が手に入ったけど、問題がないことを確認するまでは3.1も残しておいた方がいいかも。
 INTERNET magazine 98-09などに収録されている。
99-01-08


MacLookAt
アプリ
VRML2(一部)

 公式サイトで分けてくれる。
 ほかにOpenGLが必要。
00-03-26


RealSpaceViewer
Netscape用
プラグ
ImageWorld
ivr
LivePictureパノラマ
VRML2(vrml,x-vrml)
ほか
アプリ


 VRML2ファィル(MIME:x-world/x-vrml、識別票:wrl)や専用書式のパノラマ(MIME:i-world/i-vrml、識別票:ivr)ファィルなら、HTMLファイルに埋め込まなくてもじかに表示できる。
 MacOS 7.5では正しく機能しない。代わりに黒ベタのペーンが表示される。8.6では、表示はするが、現われるはずの道具皿が現われなかったりキーボードが働かなかったりで、見回しなどの一部の操作ができない。
 いじり回しもできないけど、これはもともとらしい。
 RealSpace.dll(1.3MB!)が必要。でも、なければ自動でインタネットに接続し、サイトから取ってきてくれる(今でもちゃんともらえる)。それもできないと、小さい(EMBEDの場合)/ウィンドー大(そのまま開く場合)の黒い領域が現われるだけで、どっちを向いても何も見えない。なお、このファイルも含めて、いろんなファイルが 初期設定:LivePicture:LivePictureViewer:Components フォルダ(拡張フォルダじゃなくて)の中に置かれる。うっかりして消しそうでこわい。
 VRML2については、適切な視界(正面から見る)と照明を情景の要素として作り込んでおかないといけない。さもないと暗いだけで何も見えない。
 今ではLivePictureViewerに統合されている。前はウェブを通じて無料で分けてもらえたけれど、今はどうなってるんだろう
00-05-12


Twirl
アプリ
VRML2(一部)

 アニメーションも可能。
 公式サイトで分けてくれる。
 ほかにOpenGLが必要。
00-03-26


Voyager
アプリ
VRML1

 左右はパン、上下はズーム、シフト×上下はティルト。見回しはできるのにいじり回しはできないので使いにくい。
99-01-08


Whurlwind
アプリ
3DMF
VRML1

 VRMLをQuickDraw3Dウィンドーと同じタイプのウィンドーで表示する。
 3DMFも表示できる。操作が3DMFと同じなので、見回しだけでなくいじり回し(しかも手放しでも)もできてかなり使いやすい。
 レンダリングの質感がたぶん最も[RayDreamStudio]に近い。
98-07-26


WorldView
Netscape用
プラグ
VRML2の一部(vrml,x-vrml)

 旧名:IrwinVRML。
 VRML1は表示できない("locationの意味が分からない"なんて言われて黒ベタのペーンが現われる)。
 ほとんどの操作ができる。いじり回しもできる(Studyカーソルを使う)。
 MacOS 8.6だと、立ち上がるのが遅いわ動き始めるとやたらと速いわで、操作しにくい。特に、すぐに反応が現われないからといって操作を繰り返したりすると、打ち溜めをしたのと同じになってしまって、収拾がつかなくなることがある。MacOS 7.5では申し分なく働くのに。
 なぜかペーンの右が切れる。配置と大きさの組み合わせによっては、ペーンのかなりの部分が何も表示されずに黒くなってしまう。特に、EMBEDが二つ以上あると正しく表示できなくなるような気がする。
 QuickDraw3DやQuickTimeVRが必要。組み込んでないと、wrlファイルを含むページを開こうとした時に"正しく設置されていないかメモリが足りない"と言われて取り込まれない。
 使うたびに、プラグフォルダの中にWorldViewStuffというフォルダを作るけれど、なくても困らないので消してもいい。
 [option]を押さえたままペーンの中を叩くとメニューが現われていろんな設定ができるようになる(フレームのメニューより使いやすい)。MacOSが7.5版より古いなら、VRML2を再生するのには一番いい。
 CosmoPlayer(要:7.6)に吸収され、公式サイトもなくなった。最後は2.1版らしい。
00-03-26


ビュア
(VRML非対応)


Cult3D

Cult3D

 VRMLは専用の書式に変換してからでないと見られない。
00-03-26


Quick3D
Netscape用 プラグ
3DMF

 配布中ということだけど、紹介されているページはただ暗いだけで、どうしたら分けてもらえるのか分からない。
00-05-12


RealVRTraveller
Netscape用
プラグ
ImageWorld
ivr


WhirlPlug
Netscape用
プラグ
3DMF(x-3dmf)


ビルダ


名前
形態
対応している書式


Cinema4D
アプリ VRML2(一部)

 有償の製品。今は資料しか配ってないらしい。
00-03-26


MeshWork
アプリ VRML97

 有償(といっても$30.00)の製品。30日試用版も配っている。
00-03-26


Amorphium
アプリ VRML97

 有償($149.95)の製品。試用版も配っている。
00-03-26


LandSculptor3D
アプリ DXF

 無料らしい。
 VRMLは書き出してくれないからあとで変換が必要。
00-03-26


RayDreamDesigner
アプリ VRML2 ほか

 QuickDraw3Dは必要ない。組み込まなければメモリが少なくてもすむかもしれない。
 VRML2を生成する場合は、照明や視界(正面から)を適切に設定しておいた方がいい。でないと、ビュワによっては暗いだけで何も表示してくれなくなる。
 有償の製品。
98-01-08
(5.02Jで確認)


Strata3d
アプリ VRML1 VRML2

 無料で配られているが、以前はVision3dと呼ばれ、マックでは定番(Mystの作画にも使われた)のビルダ。
 複数の物体が含まれている景観からVRML2を書き出させた場合に、全部の物体の質感が最初の物体の質感と同じになってしまうという問題がある。
01-03-30
(最新版は3.0 MacOS8.6で確認)


VHSB
アプリ VRML1 VRML2

 パーティション(スチル、ムービ、サウンドを貼りつけた)グラフィックスを作る。
 展示みたいなウェブをVRMLで作るのに便利。
 有償の製品。試用版はマック雑誌のCD付録によく収録されていることがある。
99-02-16


 これらのソフトウェアの中には、PowerPCシステムでないと使えないものがあるようです。

 要素の中心が原点になっていたり、原点が表面または内部に含まれていたりすると、ブラウザによっては、表示ができなくなったり、正しく表示されているんだけれどまっ暗にしか見えなくなっていたりすることがあります。
 原点には何もない状態にして空けておきましょう。

 カメラライトが含まれていないと、ブラウザによっては、厳密に対応しようとしてまっ暗に表示してしまうことがあります。
 カメラやライトも適切に作り込んでおきましょう。

 3DMFからVRML97を起こしてくれる、3dmf2wrlというアプリがあります。ただし、どういうわけかウィン用です。
 ソースも分けてもらえるので、誰かマックに移植してくれたら、きっと役に立つとおもうんですが。


 ivr:RayDreamStudioのivrカメラで作る特別なパノラマ
 LivePictureパノラマ:PhotoVistaなどで作る特別なパノラマ



VRML
(ジャンクション)

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[三月劇場]


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01-03-28

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