戻る キャラクタコード (character code)


キャラクタコードは、 文字 (および数字や記号、 制御機能など) を コンピュータで処理するために定められたコードです。

ビット2進数 (=1バイト は 256種類の情報を表すことができますから、 16列×16行 (=256) の表を作って文字を埋めていくと、 下図のようなものができます。
文字の配置や並べ方は無数と言っていいほどありますが、 できるだけ簡潔で合理的にまとめられたものの一例です。



表中、 たとえば A と表示されているところへマウスのカーソルをあわせて下さい。 表の下に  [A] : 41 (65)10 と表示されます。 A という文字のコードは 41 で、 これは 16 進数 なので、 10 進数で表すと 65 だという意味です。 同様にして B は 4266、 Z なら 5A90、 というわけです。 マウスを動かすと、 いろんな文字のコードが表示されます。
コード表中でマウスをクリックするとその文字のコード表示が固定され、 ボタンをクリックすると解除されます。

このように、必要な文字 (アルファベット大文字・小文字、カナ)や 数字、 記号 (%、=、+、− など) と、 コンピュータの制御に使われる符号 などに番号を付け、 文字データをコンピュータで扱えるようにしたものがキャラクタコードです。

キャラクタコードには様々なものがありますが、 このページで表示されるのは JIS コード (JIS X 0201)EBCDIC (Extended Binary Coded Decimal Interchange Code) です。
JIS コードは ASCII に準拠していますが、 1 ビット拡張してカタカナを扱えるようにしたものです。 EBCDIC は IBM が独自に作ったキャラクタコードで、 上図の 「EBCDIC」 ボタンをクリックすると表示されます。



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*1 制御キャラクタといいます。 たとえばコード 08 の "BS" は キーボードの BS (Back Space) キーを押したときに使われ、 コンピュータはディスプレイのカーソルの左の文字を消去してカーソルを一文字分左に移動させます。 コード 09 の "HT" は Tab キーを押したときに使用され、 コンピュータはディスプレイのカーソルを一定の桁数 (一般的には 8 文字分) スキップさせます。 このように、 制御キャラクタは文字としてではなく、 コンピュータの各装置を制御するために使用されます。

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update: 2009.12.12  address