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フォーマット (format) |
フロッピーディスク や
ハードディスク は、
磁性体を塗布した円盤にデータを記録しますが、
これにデータを読み書きできるようにするには、あらかじめ
フォーマット(初期化)する必要があります。
フォーマットとは、真っ白のノートの全ページに罫線を引いて、
最初のページを 「目次」 とするようなものです。
磁気ディスクは、同心円状に 「トラック」 に分割され、
各トラックは半径方向に更にいくつかの 「セクタ」 に分割されます。
ハードディスクの場合は通常複数枚の磁気ディスク円盤が使用され、
同心円上にあるトラックは円筒状に見ることができるので、「シリンダ」 と呼びます。
最外周のトラックはセクタに分割後、内周部に比べて長くなるので、
データを記憶させる上では有利になります。
そこで、最外周部にフロッピーディスクやハードディスクに書き込まれている
データを管理するためのデータ、FAT や、ルートディレクトリのデータなどが書き込まれます。
これがノートの 「目次」 に相当します。
フロッピーディスクは、パソコンやワードプロセッサの間でデータをやりとりするには
重宝な媒体ですが、フォーマットが異なっているとデータが読めない場合があります。
ノートの罫線の引き方や目次の作り方がそれぞれ異なっているためです。
IBM PC 互換機 (DOS/V)、NEC 旧 PC-9801,PC-9821 シリーズ、Machintosh の
3種類のパソコンは、フロッピーディスクのフォーマット方法が異なっています。
以前に比べれば、互いに他の機種のフロッピーディスクが読めるように改善されていますが、
まだまだトラブルはあります。
下表は、フロッピーディスクの互換性について簡単にまとめたものです。
もっとも普及している IBM PC (DOS/V) 互換機のフォーマットが、
他の機種でも読み書きできる可能性も高いようです。
| ディスク種別 | 記憶容量 | IBM PC 互換機 | NEC 旧PC-98 | Macintosh |
|---|---|---|---|---|
| IBM 2HD | 1.44Mバイト | ◎ | ○ | ○ |
| IBM 2DD | 720Kバイト | ◎ | ○ | ○ |
| PC-98 2HD | 1.25Mバイト | △ | ◎ | × |
| PC-98 2DD | 640Kバイト | △ | ◎ | △ |
| Mac 2HD | 1.44Mバイト | × | × | ◎ |
| Mac 2DD | 800Kバイト | × | × | ◎ |
この表ではワープロ専用機については触れていません。 「MS-DOS モード」での保管ができる機種では、これを使用すると、 パソコン (の機種にもよりますが) とのデータの交換ができるようになります。
記号の意味:
| ◎ | それぞれの機種でフォーマットしたフロッピーディスクという意味です。 同じ機種でフォーマットして、書き込んだフロッピーディスクは、 当然、同一機種間では互換性があります。 |
| ○ | 最近の機種であればおおむね読むことができます。 IBM PC 互換機のフォーマットが可能なものもあります。 |
| △ | 一部の機種では読むこともできますが、 一般的には互換性がないと考えた方が無難? |
| × | 互換性はありません。 |
1999.01.15 ueyama@infonet.co.jp