56-1 チキンパプリカ

大きめの鶏肉とマッシュルームで、食べ応えも味わいも十分なおかず。サッとつくれるので、子育て中のお母さんにもぜひ覚えていただきたいものです。


  エネルギー : 760 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.20 g
  調理時間 : 20分

 講師: 鈴木 登紀子


(2〜3人分)
・鶏もも肉 2枚(450g)
・たまねぎ 1/4コ
・マッシュルーム (生)  1パック(150g)

 【A】 
  ・パプリカパウダー 大さじ1/2
  ・小麦粉 大さじ2
・固形チキンスープの素 (洋風)  1/2コ
・パプリカパウダー 大さじ1+1/2
・ご飯 適量
・細ねぎ (小口切り)  適量
・塩 
・こしょう 
・サラダ油 大さじ2
・酒 大さじ1
 
    

  鶏肉は周りについている脂を丁寧に取り除く。縦半分に切り、それぞれを5等分に包丁をねかせてそぎ切りにする。バットに入れ、塩・こしょう各少々をふる。
  たまねぎは薄切りにする。マッシュルームは石づきを除き、縦半分に切る。
   に【A】をまんべんなくまぶしつける。
ポイント: パプリカパウダーを鶏肉に直接まぶすことで、しっかり味をなじませます。
  厚手の鍋にサラダ油大さじ2を熱し、たまねぎを中火で炒める。少し透き通ったら、鶏肉、マッシュルームを順に加えて軽く炒める。
  固形スープの素をくずしながら加え、水カップ1+1/2を注ぐ。強火にし、煮立ったらパプリカパウダーを加えて混ぜる。酒大さじ1、塩小さじ1/2を加えて味を調え、弱火にして軽く混ぜながら5〜6分間煮る。
ポイント: スープにもパプリカパウダーをたっぷりと加えます。色よく仕上がりますよ。
  器にご飯とともに盛り、ご飯の上に細ねぎを散らす。



56-1a  たて塩サラダ

海水ほどの塩水(たて塩)につけた野菜は、しんなりしているのに歯当たりのよいもの。よく冷やしてからいただけば、野菜の味が引き立ち、よりおいしい。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.10 g
  調理時間 : 15分 (たて塩につける時間は除く。)

 講師: 鈴木 登紀子


(3〜4人分)
・きゅうり 2本
・にんじん 40g
・かぶ (小)  3コ
・キャベツ 200g
・長芋 100g
・ミニトマト 7コ
・黒オリーブ (缶詰/種抜き)  20コ
・塩 大さじ4
・黒こしょう (粗びき)  少々
・酢 大さじ5
・オリーブ油 大さじ4
・うす口しょうゆ 小さじ2
 
 
    

  きゅうりは両端を落として縦半分に切り、種をスプーンなどでかき取る。3cm長さの薄い短冊形に切る。にんじんも同じ長さの薄い短冊形に切る。かぶは薄く皮をむいて縦半分に切ってから薄切りにする。キャベツは堅い軸を除いて3cm長さ1cm幅に切る。
  大きめのボウルに水2リットルと塩大さじ4を入れて溶かし、 の野菜を約20〜30分間つける。
ポイント: 海水と同じくらいの、およそ3%の塩水が「たて塩」。これにつけると、野菜がしんなりと落ち着き、程よい塩味もついて食べやすくなります。
  長芋は繊維に沿って5〜6mm厚さに切ってから5〜6mm角に切る。万能こし器に入れて流水の下でふり洗いをし、氷水につけてさらにふり洗いをしてぬめりを取る。ざるに上げ、水けをきる。ミニトマトはヘタを取って縦半分に切る。黒オリーブはざるに上げて汁けをきる。
   の野菜をざるに上げて水けをきり、布巾や清潔なタオルなどで水けを十分に絞る。
  大きめのサラダボウルに を入れて黒こしょう少々をふり、酢大さじ5、オリーブ油大さじ4、うす口しょうゆ小さじ2を順に加える。サーバーなどでざっと大きく混ぜ合わせる。取り分けて、好みで黒こしょうをふる。
ポイント: サラダは大きめのボウルでテーブルに供してから、取り分ける直前に味つけを。ドレッシングをつくるよりもお手軽で、好みの味に仕上がります。腕を大きく動かすとよく混ざります。



56-1b  雷豆腐のみそ椀(わん)

豆腐を炒めるジャーッという音を、雷様になぞらえてて雷豆腐と呼びます。ごま油のコクも加わり、うまみの豊かなお椀です。


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.20 g
  調理時間 : 10分 (豆腐の水けをきる時間は除く。)

 講師: 鈴木 登紀子


(2〜3人分)
・木綿豆腐 1/2丁(150g)
・だし カップ2+1/2
・みょうが (小口切り)  少々
・七味とうがらし 適量
・ごま油 大さじ1+1/2
・みそ 50〜60g
 
 
    

  木綿豆腐は厚手の布巾で包んでバットなどでおもしをし、20分間ほどおいて水けをきる。手で粗くほぐす。
  鍋にごま油大さじ1+1/2を熱し、 の豆腐を強めの中火で鍋を揺すりながら炒め(油はねに注意)、全体に油がなじんだら火を止める。
  別の鍋にだしを煮立て、みそ50〜60gを溶き入れて味を調える。
  椀に をよそって の汁をはる。みょうがをのせ、七味とうがらしをふる。
ポイント: みそ汁はアツアツこそが身上。煮えばなをいただきます。



56-1c  レタスとちりめんじゃこの有馬煮

サッと火を通したレタスは、シャキシャキした食感になり、美しい緑が冴(さ)えます。実ざんしょうの香りとピリリとした刺激がアクセントに。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.20 g
  調理時間 : 10分

 講師: 鈴木 登紀子


(2人分)
・レタス 200g
・ちりめんじゃこ カップ1/2
*堅めのものを選ぶと、魚のくせが 気にならず、おいしく仕上がる。 
・だし カップ1

 【A】 
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ3
  ・うす口しょうゆ 大さじ1強
  ・塩 少々
・実ざんしょうのつくだ煮 (市販)  大さじ2
 
 
    

  レタスは、葉を1枚ずつはがし、一口大にちぎる。
ポイント: 玉のままのレタスから葉をはがすときは、芯をくりぬいて芯の部分に流水を流しながらはがすと、きれいにはがせますよ。
  浅鍋にだしを煮立て、【A】の調味料を加える。
  ちりめんじゃこの1/3量、レタスの半量、実ざんしょうの半量、残りのレタス、ちりめんじゃこ、実ざんしょうを順に加え、サッと煮る。
  軽くひと混ぜし、全体にしんなりしたら火を止める。器によそい、汁をはる。
ポイント: 時間をおくとシャッキリ感がなくなってしまいますので、アツアツのうちにいただきます。



56-2  かんぴょう入り鶏だんご

豆腐を合わせてふわふわに仕上げた鶏だんごに、かんぴょうの食感がアクセント。あんに入れたしめじが、味に深みを出します。


  エネルギー : 280 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.70 g
  調理時間 : 25分 (豆腐の水けをきる時間、かんぴょうの粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 高橋 義弘


(2人分)
・かんぴょう (炊いたもの)  70g
*乾燥のかんぴょう20gを戻して炊き、そのうちの70gを使用する。 
・かんぴょうの煮汁 カップ1
・鶏ひき肉 150g
・木綿豆腐 (大)  1/4丁(100g)
・しめじ (石づきを取ってほぐす)  40g

 【水溶きかたくり粉】 
  ・かたくり粉 大さじ1
  ・水 大さじ1
・塩 少々
・かたくり粉 小さじ1
・サラダ油 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1/2


 

かんぴょうを戻して炊く 
 乾燥のかんぴょう20gをボウルに入れてざっと水洗いし、塩小さじ1を加えてもみ込む。全体にふくらんできたら、流水で塩をしっかり洗い流す。 
 鍋にたっぷりの湯を沸かし、 を中火で6〜7分間ゆでる。端をちぎってかんでみて、少し食感が残る程度の堅さがゆで上がりの目安。 
 流水にさらし、水けをしっかり絞る。まな板に並べ、2cm幅に切る。 
 鍋に、 とだしカップ2+1/2と酒カップ1/2を入れて中火にかける。沸騰したら砂糖小さじ2、みりん大さじ2、うすくちしょうゆ大さじ1、しょうゆ小さじ1を加えて弱火で2〜3分間、うす甘辛く炊く。ボウルに移して冷ます。 
    

  炊いたかんぴょう70gは煮汁カップ1と中火にかけ、沸騰したらボウルに重ねたざるに上げ、煮汁はとっておく。粗熱が取れたら5mm幅に刻む。
  豆腐は紙タオルで包んでおもしをし、水けをきる。
  ボウルにひき肉を入れて練り、塩少々を加えてさらに練って粘りを出す。 を手でつぶしながら加え、手に材料がつかなくなるくらいまで混ぜ合わせ、かたくり粉小さじ1を加えてさらによく練る。 のかんぴょうを加えて混ぜ合わせ、4等分して丸く平らに形づくる。
  フライパンにサラダ油小さじ2を中火にかけ、 を両面きつね色になるまで焼いて火を通す。
  鍋に の煮汁としめじを入れて中火にかける。沸騰したら、【水溶きかたくり粉】でとろみをつけ、しょうゆ小さじ1/2で味を調える。
  器に を盛り付け、 のあんをかける。

乾燥のかんぴょう20gを戻して炊くと、約140gになるので、そのうちの70gを使用。煮汁ごと冷凍して約10日間保存可能。
かんぴょうは何にでも合う、変幻自在の食材。特有の食感で、どんな料理でも一段上のおいしさにしてくれます。一度炊いておけば、冷凍もできて、煮物やあえ物など、さまざまな料理に加えられます。煮汁も捨てずにとっておきましょう。




56-2a  かんぴょうとえびののりあえ

かんぴょうは魚介のうまみと好相性。パリッとした食感を生かすため、のりは食べる直前にあえてください。


  エネルギー : 70 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.80 g
  調理時間 : 15分

 講師: 高橋 義弘


(2人分)
・かんぴょう (炊いたもの)  70g
・かんぴょうの煮汁 大さじ3
・えび (無頭/殻付き)  2匹
・みつば 10g
・焼きのり (全形)  1/4枚
・塩 少々
・サラダ油 小さじ2
・うす口しょうゆ 小さじ1/2
 
 
    

  えびは殻をむき、背開きにして背ワタを取り除く。水で洗い水けを拭き取り、塩少々をふる。フライパンにサラダ油小さじ2を弱火にかけ、えびを入れて全体を焼く。粗熱が取れたら、包丁の腹でたたき手でほぐす。
  みつばは根元を切って洗い、熱湯でサッとゆでて水にとる。水けを絞り3cm長さに切る。
  ボウルにかんぴょうと煮汁を入れ、 を加えてうす口しょうゆ小さじ1/2で味を調える。
  食べる直前に焼きのりを手でちぎって加え、サッとあえて器に盛る。



56-2b  かんぴょうとえんどう豆のご飯

だしにえんどう豆のさやを使うことで、豊かな香りが楽しめます。旬のえんどう豆の色合いが、淡い色のかんぴょうとご飯にピッタリ。


  エネルギー : 550 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.50 g
  調理時間 : 25分 (洗った米をざるに上げる時間、米を炊く時間は除く。)

 講師: 高橋 義弘


(2人分)
・かんぴょう (炊いたもの)  70g
・えんどう豆 (さや付き)  100g(正味40g)
・米 340ml

 【豆だし】*でき上がり分量約430ml 
  ・水 カップ2+1/2
  ・昆布 (4cm四方)  1枚
・塩 少々
 
 
    

  米は洗ってざるに上げ、約20分間おく(洗い米)。
  かんぴょうは粗く刻む。
  えんどう豆はさやから取り出す。鍋にさやと【豆だし】の材料を入れて強火にかけ、沸騰したら中火で2〜3分間ゆでる。ボウルにざるを重ねて紙タオル(不織布タイプ)を敷き、こして冷ます。塩少々を入れて味を調える。
  炊飯器の内釜に、 の洗い米、 の豆だしカップ2、えんどう豆を入れて普通に炊く。炊き上がったら のかんぴょうを混ぜ込む。



56-2c  かんぴょうとささ身のごまあえ

やさしい味のかんぴょうに、練りごまのコクと鶏のうまみを足します。箸休めにもおつまみにもおすすめ。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.70 g
  調理時間 : 15分 (ささ身に塩をふっておく時間、粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 高橋 義弘


(2人分)
・かんぴょう (炊いたもの)  70g
・かんぴょうの煮汁 少々
・鶏ささ身 60g
・絹さや 10g

 【あえ衣】 
  ・練りごま (白)  大さじ1+1/3
  ・しょうゆ 少々
  ・酢 小さじ1/2
・塩 少々
 
 
    

  ささ身は筋を取り、両面に軽く塩をふり、30分間ほどおく。塩少々を入れた熱湯で、弱火で静かにゆでてざるに上げる。粗熱が取れたら手でほぐす。
  絹さやは塩少々を入れた熱湯でゆで、冷水にとる。水けをきって筋を取り、斜め3等分に切る。
  ボウルに【あえ衣】の材料を合わせ、かんぴょう、 を加えて混ぜ合わせる。煮汁で【あえ衣】の堅さを調節し、器に盛る。



56-2d  かんぴょうと里芋と油揚げの汁物

里芋のねっとりした味わいが、淡白なかんぴょうを引き立てます。すっきりとした汁に合うように、味をつけていないかんぴょうを使って。


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.60 g
  調理時間 : 20分

 講師: 高橋 義弘


(2人分)
・かんぴょう (戻したもの)  30g
・里芋 200g
・油揚げ 30g
・だし カップ1+1/2

 【A】 
  ・うす口しょうゆ 小さじ2
  ・塩 2つまみ
・木の芽 4枚
 
 
    

  里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切る。鍋に入れて、かぶるくらいの水を注いで中火にかけ、沸騰したら弱火にして、竹串がスッと通るくらいまでゆでる。水にさらして水けをきる。
  油揚げは3cm長さ、5mm幅に切る。
  鍋にだしとかんぴょう、 を入れて火にかける。沸騰したら火を弱め、【A】で味を調える。椀(わん)によそい、木の芽を添える。



56-3  和風みょうがの甘酢漬け

みりんの甘み、昆布のうまみで酢の酸味の角が取れ、まろやかな味わいに。


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 11.90 g (塩分は全量)
  調理時間 : 20分 (みょうがに粗塩をまぶしておく時間、甘酢に漬ける時間は除く。)

 講師: 藤野 嘉子


(つくりやすい分量)
・みょうが 15コ

 【和風甘酢】 

 【A】 
  ・酢 カップ3/4
  ・みりん カップ1/4
  ・水 カップ1+1/4
  ・砂糖 大さじ4
  ・昆布 (3cm四方)  1枚
・粗塩 大さじ1
 
    


塩をまぶす
  みょうがは洗って根元を少し切り落とし、断面から縦に1.5cmほど切り目を入れる。
ポイント: みょうがは、先端が開いていたり、つぼみや花のついたものは避け、丸みを帯びて張りのあるものを選ぶとよい。長期間保存するものではないので、1週間から10日間で食べきりやすい数を漬ける。
  ボウルに入れて粗塩大さじ1をまぶし、水けが出るまで1時間ほどおく。

甘酢に漬ける
  鍋に甘酢の【A】を入れて中火にかける。沸騰したら火を止め、昆布を加えてしばらくおき、人肌程度に冷ます。
ポイント: みりんは、なければ省き、その分、水の量を増やしても。
  清潔な保存容器に の水けを軽くきって入れ、 を注ぐ。
ポイント: 周りの塩は拭いたり洗い流したりしなくてよい。
  みょうがが完全に浸るように、容器の大きさに合わせて切った不織布タイプの紙タオルをのせ、ふたをして冷蔵庫に一晩以上おく。

【用具】
甘酢を煮立てる鍋は、酸に強いステンレスやホウロウ製のものを。漬ける容器も酸に強いガラスやホウロウがおすすめ。みょうが15コなら、容量500〜750mlのものがちょうどよい。
【食べごろ】
2〜3日後から。
【保存】
冷蔵庫で1週間〜10日間。



56-3a  みょうがとたこのサラダ

洋風みょうがの甘酢漬けを使って】魚介類とみょうがの相性はぴったり!箸休めにも、ワインのお供にもおすすめです。


  エネルギー : 70 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.60 g
  調理時間 : 5分

 講師: 藤野 賢治


(2人分)
洋風みょうがの甘酢漬け 5コ
・ゆでだこ 100g
・オリーブ (種なし)  6コ

 【A】 
  ・洋風甘酢 大さじ1
  ・オリーブ油 少々
  ・塩 少々
 
 
    

  みょうが、オリーブは粗く刻み、たこは薄い乱切りにする。ボウルに合わせ、【A】を加えてあえる。



56-3b  ゆで豚のみょうがドレッシングがけ

【洋風みょうがの甘酢漬けを使って】ゆで卵入りのみょうがドレッシングが、ゆで豚を豪華にボリュームアップします。豚肉のほか、蒸した鶏肉や魚の刺身のカルパッチョなどにもどうぞ。


  エネルギー : 470 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.40 g
  調理時間 : 80分 (豚肉に塩をまぶしておく時間、ゆでてから冷ます時間は除く。)

 講師: 藤野 賢治


(3〜4人分)
・豚バラ肉 (塊)  450〜500g
・ローリエ 1枚
・黒こしょう (粒)  6粒

 【みょうがドレッシング】 
  ・洋風みょうがの甘酢漬け 5コ
  ・たまねぎ 1/8コ
  ・パセリ 適量
  ・ゆで卵 1コ

 【A】 
  ・洋風甘酢 大さじ1
  ・オリーブ油 大さじ2
・粗塩 大さじ1
 
 
    

  豚肉は粗塩大さじ1を全体にまぶし、30分〜1時間ほどおく。
  サッと洗って鍋に入る大きさに切って鍋に入れ、たっぷりの水とローリエ、黒こしょうを加えて強火にかける。煮立ったらアクを取り、弱火にして1時間ほどゆで、火を止めてそのまま冷ます。
ポイント: 余った肉を保存するときも、ゆで汁につけたまま容器に入れて冷蔵するとよい。
  みょうがの甘酢漬けは5mm角に切る。たまねぎ、パセリはみじん切りにし、ゆで卵は粗く刻む。みょうがとたまねぎをボウルに入れて【A】を混ぜ合わせ、パセリとゆで卵を加えて混ぜる。
   の肉を食べやすく切って器に並べ、 をかける。



56-3c  洋風みょうがの甘酢漬け

ローリエと黒こしょう、白ワインの風味で、キリッとスパイシーな味わいに。


  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 11.90 g (塩分は全量)
  調理時間 : 20分 (みょうがに粗塩をまぶしておく時間、甘酢に漬ける時間は除く。)

 講師: 藤野 嘉子


(つくりやすい分量)
・みょうが 15コ

 【洋風甘酢】 

 【A】 
  ・酢 カップ3/4
  ・白ワイン カップ3/4
  ・水 カップ3/4
  ・砂糖 大さじ4
  ・ローリエ 1枚
  ・黒こしょう (粒)  6〜8粒
・粗塩 大さじ1
 
 
    


塩をまぶす
  みょうがは洗って根元を少し切り落とし、断面から縦に1.5cmほど切り目を入れる。
ポイント: 先端が開いていたり、つぼみや花のついたものは避け、丸みを帯びて張りのあるものを選ぶとよい。長期間保存するものではないので、1週間から10日間で食べきりやすい数を漬ける。
  ボウルに入れて粗塩大さじ1をまぶし、水けが出るまで1時間ほどおく。

甘酢に漬ける
  鍋に甘酢の【A】を入れて中火にかける。沸騰したら火を止め、ローリエと黒こしょうを加えてしばらくおき、人肌程度に冷ます。
ポイント: 白ワインは、なければ省き、その分、水の量を増やしても。
  清潔な保存容器に の水けを軽くきって入れ、 を注ぐ。
ポイント: 周りの塩は拭いたり洗い流したりしなくてよい。
  みょうがが完全に浸るように、容器の大きさに合わせて切った不織布タイプの紙タオルをのせ、ふたをして冷蔵庫に一晩以上おく。
ポイント: 【食べごろ】 2〜3日後から。
【保存】冷蔵庫で1週間〜10日間。

【用具】
甘酢を煮立てる鍋は、酸に強いステンレスやホウロウ製のものを。漬ける容器も酸に強いガラスやホウロウがおすすめ。みょうが15コなら、容量500〜750mlのものがちょうどよい。



56-3d  しらすみょうが

【和風みょうがの甘酢漬けを使って】白いご飯にたっぷりのせて召し上がれ。好みで、しょうゆをたらしても。


  エネルギー : 50 kcal (エネルギーは全量/ご飯は除く。)
  塩分 : 1.80 g (塩分は全量/ご飯は除く。)
  調理時間 : 5分

 講師: 藤野 嘉子


(つくりやすい分量)
・和風みょうがの甘酢漬け 3コ
・しらす干し 30g
 
 
    

  みょうがは小口切りにし、しらす干しを加えてあえる。



56-3e  白身魚の甘酢みょうが炒め

【和風みょうがの甘酢漬けを使って】柔らかくてあっさりとした白身魚がおすすめ。小麦粉をふって、香ばしく焼いた魚をみょうがと合わせて、甘酢あんをからめます。


  エネルギー : 230 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.50 g
  調理時間 : 15分

 講師: 藤野 嘉子


(2人分)
・和風みょうがの甘酢漬け 5コ
・白身魚 (切り身)  2切れ
・ピーマン 2コ

 【A】 
  ・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと) (中国風)  小さじ1
  ・水 カップ1/2
  ・和風甘酢 大さじ4
  ・しょうゆ 小さじ1
・塩 少々
・小麦粉 
・サラダ油 大さじ1
・かたくり粉 小さじ1
 
 
    

  みょうがの甘酢漬けは縦に4等分に切る。ピーマンは種とヘタを取り、縦に8等分、さらに斜め半分に切る。
  白身魚は一口大に切り、塩少々をふり、小麦粉を薄くまぶして余分をはたく。
  【A】の材料は混ぜ合わせておく。
ポイント: みょうがを漬けた甘酢も、調味料として甘酢あんに利用できる。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、 を皮側から焼く。両面に焼き色がついたら、 を加えてサッと炒め合わせる。
   を加え、フライパンを揺すりながらからめ、かたくり粉小さじ1を倍量の水で溶いて回し入れる。全体を混ぜながら火を通し、とろみがついたら器に盛る。



56-3f  みょうがのライスサラダ

【洋風みょうがの甘酢漬けを使って】たっぷりの熱湯で堅めにゆでてさらりと洗ったお米は、まるでパスタのよう。キリッと酸っぱいみょうがの味がお米の甘みを引き立て、いくらでも食べられるおいしさです。


  エネルギー : 370 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.60 g
  調理時間 : 30分

 講師: 藤野 賢治


(2〜3人分)
・米 180ml(1合)
・洋風みょうがの甘酢漬け 5コ
・パプリカ (赤)  1/2コ
・ハム 40g
・ミックスナッツ 30g
・カッテージチーズ 40g

 【A】 
  ・洋風甘酢 大さじ1
  ・オリーブ油 大さじ2
  ・塩 適量
  ・こしょう 適量
・塩 
 
 
    

  鍋に湯をたっぷりと沸かして1%の塩(湯1.5リットルにつき大さじ1)を入れ、米を洗わずに加える。くっつかないようにざっと混ぜ、12〜13分間ゆでる。
  みょうがの甘酢漬けはみじん切り、パプリカはヘタと種を除いてみじん切りにし、ハムは5?四方に切る。ミックスナッツは粗く刻む。
   の米はわずかに芯が残る程度でざるに上げ、すぐに流水で洗い、水けをしっかりときる。
ポイント: 米の粘りが出ないように、手早く洗いながら完全に冷ます。
  ボウルに と【A】を入れて軽く混ぜる。 とカッテージチーズを加え、サックリと混ぜて器に盛る。



56-3g  紫たまねぎの甘酢漬け

【みょうがの甘酢漬けの甘酢を使って】少量をほかの野菜にあえてサラダにしたり、ハンバーガーやサンドイッチにはさむのもおすすめです。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 7.90 g (塩分は全量)
  調理時間 : 15分 (漬ける時間は除く。)

 講師: 藤野 嘉子


(つくりやすい分量)
・紫たまねぎ (大)  1コ(350g)
和風甘酢 1/2量
・粗塩 小さじ1
 
 
    

  たまねぎは縦に薄切りにし、粗塩小さじ1をまぶして5分間ほどおく。
  しんなりしたら軽く水けをきり、清潔な容器に入れて甘酢を注ぎ、冷蔵庫に一晩以上おく。

【食べごろ】
2〜3日後から。
【保存】
冷蔵庫で約10日間。



56-3h  甘酢みょうがと塩焼き鶏のあえ物

【和風みょうがの甘酢漬けを使って】上品な香りと甘み、酸味はみょうが、ピリッとした辛みは柚子(ゆず)こしょうが担当。鶏肉もきゅうりもたっぷり!メインのおかずになるあえ物です。


  エネルギー : 240 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.20 g
  調理時間 : 20分

 講師: 藤野 嘉子


(2人分)
・和風みょうがの甘酢漬け 5コ
・鶏もも肉 1枚(250g)
・きゅうり 2本
・和風甘酢 大さじ2
・柚子こしょう 少々
・塩 少々
 
 
    

  みょうがの甘酢漬けは斜め薄切りにする。きゅうりは縦半分に切って斜めに5mm幅に切り、塩少々をまぶす。
  鶏肉は筋を切り、皮の下の余分な脂肪を除く。厚い部分は切り目を入れて開き、なるべく均一にならし、両面に塩小さじ1/3をふる。
  魚焼きグリルを熱して の皮側を上にしてのせ、8分間ほど焼く(片面焼きのグリルの場合は、途中で裏返す)。こんがりと焼き色がついたら取り出し、食べやすく切る。
  ボウルに を入れ、 のきゅうりの水けをきって加える。みょうがと和風甘酢を加えてサッとあえ、柚子こしょうで味を調える。



56-3i  ミックスピクルス

【みょうがの甘酢漬けの甘酢を使って】おつまみや副菜で楽しむほかに、汁けをきって、お弁当にもどうぞ。


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 8.00 g (塩分は全量)
  調理時間 : 20分 (漬ける時間は除く。)

 講師: 藤野 嘉子


(つくりやすい分量)
・セロリ 1本
・きゅうり 1本
・ミニトマト 8コ
洋風甘酢 1/2量
・粗塩 小さじ1
 
 
    

  セロリは筋を除き、きゅうりはヘタを除いて乱切りにする。ミニトマトはヘタを取り、ようじで4か所ほど穴をあける。
   をボウルに合わせて粗塩小さじ1をまぶし、15分間ほどおく。軽く水けをきり、清潔な容器に入れて甘酢を注ぎ、冷蔵庫に一晩以上おく。

【食べごろ】
2〜3日後から。
【保存】
冷蔵庫で約10日間。



56-4  豚めんロール

ふだん忙しいお父さんも、父の日は家族に料理をつくってみませんか?からし明太子を使った豪快な肉料理。甘み、うまみ、辛みが絶妙!お父さん株、急上昇の一品です。


  エネルギー : 8000 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 27.20 g (塩分は全量)
  調理時間 : 120分

 講師: うえやま とち


(つくりやすい分量)
・豚バラ肉 (塊)  約2kg
・からし明太子 (辛口/切子)  400g
・青じそ (茎を切る)  30枚
・香味野菜(しょうが(皮付き)・にんにく・たまねぎ・にんじん
ピーマン・ピーマン(赤)・セロリなど) 

約600g
*あればりんごを加えてもよい。野菜は小さく切りすぎないこと。 

 【盛り付け用の野菜】*お好みのカット野菜を使用。 
  ・キャベツ 適量
  ・大根 適量
  ・にんじん 適量
  ・レタス 適量
・塩 少々
・ポン酢しょうゆ 少々
・こしょう (粗びき)  適量
・サラダ油 
 
    

  まな板にラップを敷き、豚バラ肉を脂側を下にして置く。厚みの上から1/3に切り目を入れ、1〜2cm残して切り開く。裏返し、同様に上から1/3に切り目を入れ、1〜2cm残して切り開く。
ポイント: 厚い部分は切り取って端に添え、全体の厚みをそろえて焼きムラを防ぐ。
  肉たたきなどで表側をたたく。次に、フォーク2本で全体を刺し、たっぷりのこしょうをふる。
ポイント: フォークで刺すことで味が入りやすくなる。こしょうは香りを加える。
  からし明太子をのせ、周囲に2〜3cmの余白を残して均等に塗り広げる。途中、明太子の薄皮が気になったら取り除く。
ポイント: 余白がないと、巻いたときに明太子が飛び出しやすい。
  青じそを全面にのせる。右側からきつすぎず、隙間をつくらないように巻き、最後に脂側が外側になるようにして巻き終わりを下にする。
  肉の形を整え、たこ糸で端を結び、らせん状に巻く。反対端まで巻いたら交差するように巻き戻り、最初のところでたこ糸を結ぶ。
ポイント: たこ糸で縛ることで肉の焼き縮みを防ぐ。
  大きめのフライパンにサラダ油大さじ2を中火にかけ、 を巻き終わりを下に置き、全面に焼き色がつくまで焼く。
ポイント: しっかり焼いてうまみを閉じ込める。油はねに注意する。
  天板に深めのバットを置き、香味野菜を少量取り分けて全体に敷く。 をのせ、残りの香味野菜を散らし、220℃に温めたオーブンで1時間を目安に焼きはじめる。
  約30分後に取り出して肉を裏返し、肉の脂、野菜の水分をスプーンで表面にかける。オーブンに戻し、約15分後に取り出して肉を裏返し、脂や水分をかける。オーブンに戻し、残り約15分間焼く。そのままオーブンの中で10分間休ませ、取り出してそのまま20分間おく。たこ糸を外し、1〜2cm厚さに切り分ける。
ポイント: 途中、焦げが強いところにはアルミ箔(はく)をかぶせる。焼き加減は厚い部分を切って確かめる。赤ければ10分間を目安に再びオーブンで休ませる。

盛り付け
  皿に【盛り付け用の野菜】を敷き、塩・ポン酢しょうゆをふり、 を並べる。



56-4a  おにぎらず

手軽さが人気の、にぎらないおにぎり。またの名を「ブラックざぶとん」と言います。


  エネルギー : - (エネルギーは【A】210kcal/1コ分 【B】200kcal/1コ分)
  塩分 : - (塩分は【A】0.90g/1コ分 【B】0.90g/1コ分)
  調理時間 : 5分 (焼きのりとご飯をなじませる時間は除く。)

 講師: うえやま とち


(2コ分)
・ご飯 (炊きたてのもの)  茶碗(わん)3杯分
・焼きのり (全形)  2枚

 【A】 
  ・ふりかけ (市販)  大さじ1
  *顆粒(かりゅう)の卵、のり、削り節などが入ったもの。 
  ・からし明太子 (薄皮は取る)  適量

 【B】 
  ・削り節 適量
  ・わさび 適量
  ・しょうゆ 適量
  ・梅干し (赤じそ入り)  適量
 
 
    

  ボウルに茶碗1杯半のご飯と【A】のふりかけを混ぜる。少量を取り分けて、残りを焼きのり1枚の上にのせ、周囲に1〜2cmを残して均等の厚さに広げる。
  【A】のからし明太子を広げ、 で取り分けたご飯を明太子にのせる。
  手前の焼きのりの角をご飯ごと持ち上げて真ん中まで折り曲げる。のりが少し重なるように、反対側も折り曲げる。

ポイント: ご飯をつぶさないように、張りをもたせながら折りたたむのがコツ。
  残りも同様に折りたたんだら裏返し、手で軽く押さえ、平らにする。
  このまましばらくおき、半分に切って器に盛る。

ポイント: ご飯の水分で焼きのりがぴったりと貼りつく。
  【B】の具で、もう1種類つくる。ボウルに削り節・わさび・しょうゆを混ぜる。少量のご飯を取り分けて、焼きのりに残りのご飯を広げ、混ぜた具と種を取り除いた梅干しをのせる。取り分けた少量のご飯をのせ、 と同様に仕上げる。



56-4b  スープカレーチャンポン

スープは、とてもまろやかなのにピリッとした辛みがあり、最後の一滴まで飲みほしたいおいしさです。


  エネルギー : 840 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 6.60 g
  調理時間 : 30分

 講師: うえやま とち


(2人分)

 【スープカレー】 

 【A】 
  ・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (中国風)  大さじ1
  ・顆粒スープの素 (干し貝柱)  大さじ1
  *顆粒スープの素(中国風)小さじ1でもよい。 

 【B】 
  ・みりん 大さじ1
  ・酒 大さじ1

 【C】 
  ・カレールー (辛口/市販)  1かけ
  ・カレー粉 大さじ1
  ・赤ワイン 大さじ1
  ・ガラムマサラ 少々

 【D】 
  ・生クリーム 大さじ2
  ・牛乳 カップ1/4

 【具】 
  ・豚こま切れ肉 100g
  ・えび (殻付き/無頭)  5〜6匹
  ・いか (胴)  60g
  ・かまぼこ 50g
  ・たまねぎ 100g
  ・にんじん 50g
  ・キャベツ 3〜4枚
  ・あさり (むき身/ゆでたもの)  50g
・にんにく (みじん切り)  大さじ2弱
・しょうが (みじん切り)  大さじ2弱
・チャンポン麺 (ゆで)  2袋(300g)
・細ねぎ (小口切り)  2〜3本分
・塩 
・しょうゆ 小さじ1/2
・オリーブ油 大さじ2
・こしょう (粗びき)  
 
 
    

  【スープカレー】をつくる。鍋に水カップ4を強火で沸かし、【A】を入れて溶かす。【B】を加え、2〜3分間沸騰させてアルコール分をとばす。
  火を止めて【C】を加え、カレールーが溶けるまで混ぜる。
ポイント: クミン、ターメリックなどを加えてもよい。
  中火にかけて【D】を加え、最後に塩2つまみ、しょうゆ小さじ1/2を加えて味を調える。
  えびは背ワタを取って殻をむき、いかは縦半分に切ってから1cm幅に切る。かまぼこは薄切りにする。
  たまねぎは薄切りにし、にんじんは5cm長さに切ってから2〜3mm厚さの拍子木形に切る。キャベツは食べやすく切る。
  鍋にオリーブ油大さじ2を強火で熱し、にんにく・しょうがを炒め、香りがたったら豚肉を加えて火が通るまで炒める。

ポイント: ここで3のスープカレーを弱火にかけ、温め始める。
  えび、いかを入れ、火が通ったらたまねぎを加える。中火にし、にんじん、あさり、かまぼこを加え、たまねぎがしんなりするまで炒める。
  キャベツを入れ、塩・こしょう各少々で味を調えたら、温めたスープカレーを加える。強火にし、1〜2分間煮る。
  沸騰したら軽くほぐしたチャンポン麺を加える。再度沸騰したら細ねぎを散らし、火を止め、器に盛る。



56-5  ひじき入りミニハンバーグ

肉ダネにひじきを加えれば栄養バランスもOK。ひじきはしっかりと水けをきって混ぜるのが、きれいにまとめるコツです。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : 0.30 g (塩分は1コ分)
  調理時間 : 20分 (ひじきを水で戻す時間は除く。)

 講師: 滝村 雅晴


(16コ分)
・合いびき肉 300g
・芽ひじき (乾)  2.5〜3g
・たまねぎ 1/2コ弱(80g)

 【A】 
  ・牛乳 カップ1/4
  ・生パン粉 カップ1/2
  ・ナツメグ (粉末)  少々
  ・こしょう 少々

 【ソース】 
  ・中濃ソース 大さじ1
  ・トマトケチャップ 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・オリーブ油 少々
 
    

  ひじきは水で戻して水けを絞り(約30gに)、長ければ食べやすい長さに切る。たまねぎはみじん切りにする。
  ボウルにひき肉と塩小さじ1/2を入れ、もむようにしてよくこねる。 、【A】の順に加え、粘りが出るまでさらに練り、16等分にする。
ポイント: 表面につやが出て、縁がなめらかになるようにまとめると、きれいに仕上がる。直径3〜4cmが目安。
  手にオリーブ油少々をつけて をだ円形に成形し、中央をくぼませる。残りも同様にする。
  フライパンにオリーブ油大さじ1/2弱を中火で熱し、 の半量を並べる。焼き色がついたら裏返し、ふたをして弱火で2分間ほど蒸し焼きにする。残りも同様に焼く。
ポイント: 裏返すときは、フォークなどを使うと小さくても返しやすく、簡単。
  【ソース】の材料を混ぜ、ハンバーグにかける。



56-5a  じゃこの卵焼き

だしを使わず、縮緬雑魚やみりんでうまみをアップ!初心者は、弱火でゆっくりと焼き、きれいに仕上げましょう。


  エネルギー : 290 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 3.50 g (塩分は全量)
  調理時間 : 10分

 講師: 滝村 雅晴


(つくりやすい分量)
・卵 3コ
・ちりめんじゃこ 大さじ3

 【A】 
  ・みりん 大さじ1/2
  ・しょうゆ 小さじ1/2
  ・水 大さじ3
  ・塩 3つまみ
・サラダ油 少々
 
 
    

  ボウルに卵をほぐし、ちりめんじゃこ、【A】を加えて混ぜる。
  卵焼き器を弱火にかけ、サラダ油適量をむらなくひく。 の卵液の1/3量を入れて全体に広げる。表面が半熟状になったら、フライ返しで手前に巻く。

ポイント: 卵焼きを手前に巻くときは、幅の広いフライ返しを使うと、初心者でもラクにでき、形もくずれにくい。
  焼けた卵を向こう側に寄せ、あいたところにサラダ油少々をなじませる。残りの卵液の1/2量を流して全体に広げ、表面が半熟状になったら手前に巻く。残りの卵液は全量入れ、同様に繰り返して巻き、粗熱を取って好みの大きさに切り分ける。



56-5b  青菜のツナ風味あえ

削り節とマヨネーズでツナ風味に。このひと工夫で、青菜が苦手な子どももペロリと食べてくれます。


  エネルギー : 70 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 0.60 g (塩分は全量)
  調理時間 : 8分

 講師: 滝村 雅晴


(つくりやすい分量)
・青菜 (小松菜、ほうれんそうなど)  1/3ワ(3〜4株)

 【A】 
  ・削り節 2〜3g
  ・すりごま (白)  少々
  ・しょうゆ 小さじ1/2
  ・マヨネーズ 大さじ1/2
・塩 少々
 
 
    

  青菜は塩少々を加えた熱湯でサッとゆで、水にとって冷ます。根元をまとめて水けを絞り、根元を落として2cm長さに切る。
ポイント: フライパンだと口径が広いので、青菜を一度にねかせて入れられる。ゆで加減は根元の茎をつまんで、爪が立つくらいを目安に。
  再び水けを絞ってボウルに入れ、【A】を加えてあえる。



56-5c  ひじきバーグ弁当(子ども弁当)

子どもが食べやすいお弁当の工夫、一緒に作るヒントなど、盛りだくさんでご紹介。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 滝村 雅晴


(1人分)
ひじき入りミニハンバーグ 適量
じゃこの卵焼き 適量
青菜のツナ風味あえ 適量
ミニトマトのはちみつ漬け 適量

 【子にぎり】 
  ・ご飯 適量
  ・すりごま (白)  適量
  ・塩 適量
  ・ごま油 適量

 【たのしみ果物】 
  ・オレンジ 適量
 
 
    

  ひじき入りミニハンバーグを弁当箱に詰める。
  じゃこの卵焼きを弁当箱に詰める。
  青菜のツナ風味あえを弁当箱に詰める。
  ミニトマトのはちみつ漬けを弁当箱に詰める。
  【子にぎり】を弁当箱に詰める。【たのしみ果物】を添える。
ポイント: 子どもは果物などのプチデザートをプラスすると、開けたときのうれしさが倍増。

【子にぎり】
子ども弁当のご飯は、食べやすいようにラップで一口大にご飯を丸め、さらに手に塩とごま油各少々をつけて軽くまとめる。上にすりごま(白)をふる。
【たのしみ果物】
オレンジはくし形に切って両端の角を切り、種を包丁の先でしごき出す。皮と実の間に切り目を入れてむきやすく、食べやすくする。子ども用は半分に切る。
【チャレンジポイント パパの初弁当】
【子ども目線で食べやすく】
子ども弁当は、ご飯もおかずも一口サイズに。ご飯は小さな「子にぎり」にして、ピックに刺すなどの工夫を。
【彩りよければ栄養バランスよし】
おかずは赤・黄・緑・茶色のものを詰めれば、自然に栄養バランスがとれ、食欲もアップ。
【子どもの苦手食材はひと工夫】
野菜は刻んでひき肉に混ぜたり、マヨネーズ味にすればペロリと完食。
【詰め方の基本を押さえる】
ご飯やおかずは冷まし、汁けはよくきる。汁けが出るものはカップに入れ、大きなおかずから細かいおかずの順に詰めるのが鉄則。
【子てつだいで親子のコミュニケーション】
子どもに手伝いをさせて一緒につくると、会話も広がり、信頼感が生まれる。



56-5d  ひじきバーグ弁当(パパ弁当)

料理初心者のパパにもできる、おすすめメニューのお弁当です。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 滝村 雅晴


(1人分)
ひじき入りミニハンバーグ 
じゃこの卵焼き 
青菜のツナ風味あえ 
ミニトマトのはちみつ漬け 
・ご飯 適量
・梅干し 適量
・すりごま (白)  適量
 
 
    

  ひじき入りミニハンバーグを弁当箱に詰める。
  じゃこの卵焼きを弁当箱に詰める。
  青菜のツナ風味あえを弁当箱に詰める。
  ミニトマトのはちみつ漬けを弁当箱に詰める。
  ご飯を弁当箱に詰め、梅干しをのせ、すりごま(白)をふる。
【彩りよければ栄養バランスよし】
おかずは赤・黄・緑・茶色のものを詰めれば、自然に栄養バランスがとれ、食欲もアップ。
【詰め方の基本を押さえる】
ご飯やおかずは冷まし、汁けはよくきる。汁けが出るものはカップに入れ、大きなおかずから細かいおかずの順に詰めるのが鉄則。



56-5e  ミニトマトのはちみつ漬け

お弁当に彩りをよくする、隙間おかずにぴったり。前日つくって、朝詰めるだけ!


  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 0.00 g
  調理時間 : 8分 (ミニトマトを漬ける時間は除く。)

 講師: 滝村 雅晴


(つくりやすい分量)
・ミニトマト 1パック(約35コ)
*子どもが食べやすい小さめなものがよい。 

 【A】 
  ・レモン汁 大さじ1
  ・はちみつ 大さじ2
 
 
    

  ミニトマトはヘタを取る。熱湯にくぐらせて冷水にとり、皮をむく。
ポイント: ミニトマトは熱湯でサッとゆでて冷水にとると、簡単に皮がむけ、味もよくなじむ。
  保存容器に水けをきったミニトマト、【A】を入れてからめ、ふたをして冷蔵庫に1日間おく。汁けをきってお弁当に詰める。



56-6  きゅうりと鶏肉の甘酢炒め

きゅうりに鶏肉のうまみと甘酢がよくからみ、白いご飯にぴったりの一品!みずみずしいけれど水っぽくならない、絶妙の味わいに。


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.50 g
  調理時間 : 20分

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・きゅうり 2本
・鶏もも肉 200g
・ミニトマト 6コ

 【甘酢】 
  ・米酢 大さじ1
  ・砂糖 大さじ1
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
・粉ざんしょう 適量
・塩 
・こしょう 適量
・かたくり粉 
・ごま油 (白)  小さじ2
 
    

  きゅうりは皮むき器でしまむきにして乱切りにする。ボウルに入れ、塩小さじ1をまぶしてもみ、5分間ほどおいて水けを出す。厚手の紙タオルなどで包み、水けをしっかりと絞る。ミニトマトはヘタを除く。
  鶏肉はそぎ切りにして塩・こしょう各適量をふり、表面に薄くかたくり粉をまぶす。別のボウルに【甘酢】の材料を混ぜておく。
  フライパンにごま油小さじ2を中火で熱し、 の鶏肉を皮を下にして焼く。両面に焼き色をつけ、中までしっかりと火を通す。
  鶏肉に火が通ったら、 のきゅうり、ミニトマトを加える。きゅうりに油がなじんだら【甘酢】を回し入れ、全体にからむように少し煮詰める。【甘酢】がトロッとしたら、器に盛り、粉ざんしょうをふる。

【きゅうりをおいしく食べつくす】
【保存の注意点】
きゅうりは水分が多く、しなびやすいので、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。水滴が付いたところから傷みやすくなるので、水滴が出てきたら早めに食べるようにしましょう。切り口から傷みやすいので、一度切ったものは、できるだけ早めに使いきるようにしてくださいね。
【加熱調理するときは】
きゅうりは青くささがあるので、加熱するときは皮をむいたほうが食べやすくなります。色を生かしたいときは、しまむきにするなどしてください。そのまま煮たり焼いたりしても、水分が多く味がしみ込みにくいため、塩でもんで水けを絞ったり、一度ゆでて中の水分を出すようにするとおいしくいただけます。きゅうりの皮は、皮むき器でむくのが簡単でおすすめです。



56-6a  きゅうりの冷たいおすまし

きゅうりの食感がおいしい、爽やかなおすましです。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.70 g
  調理時間 : 15分 (昆布水をつくる時間、冷蔵庫で冷やす時間は除く。)

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・きゅうり 1本(100g)
・みょうが 1コ
・青じそ 3枚

 【昆布水】*昆布と水をボウルに入れ、冷蔵庫で3 時間以上おいたもの。 
  ・昆布 (10cm四方)  1枚
  ・水 カップ2

 【A】 
  ・米酢 大さじ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1
  ・うす口しょうゆ 小さじ2
・白ごま 適量
・塩 小さじ1/3
 
 
    

  みょうが、青じそはせん切りにし、水にさらして水けを絞っておく。きゅうりはせん切りにして、青じそ、みょうがとともにボウルに入れ、塩小さじ1/3をふって全体を混ぜる。3分間おき、ざるに上げて自然に水けをきる。
  ボウルに、昆布を取り出した【昆布水】、【A】を混ぜ、食べる直前まで冷やしておく。
  器に を盛り分け、 を上から注ぐ。白ごまをあしらう。



56-6b  きゅうりとお揚げさんの冷やし鉢

きゅうりは煮てもおいしい!皮を全部むいて、やさしい味のだしで煮含めましょう。


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.60 g
  調理時間 : 20分 (冷蔵庫で冷やす時間は除く。)

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・きゅうり 2本(200g)
・油揚げ 50g
・だし カップ1

 【A】 
  ・塩 2つまみ
  ・うす口しょうゆ 小さじ2
・しょうが (すりおろす)  適量
 
 
    

  きゅうりは皮むき器で皮をすべてむき、長さを3等分にして縦半分に切る。油揚げは2×5cmの長方形に切る。
  小鍋に のきゅうりとかぶるくらいの水を入れ、中火にかける。沸騰したら火を弱め、約3分間、きゅうりに少し透明感が出るまでゆで、ざるに上げる。
  鍋に のきゅうりとだしを入れ、中火にかける。沸騰したら、【A】、油揚げを加え、弱火でコトコト5分間煮る。火を止めて粗熱が取れたら、鍋にふたをして、鍋ごと冷蔵庫で冷やす。器に盛り、しょうがを添える。



56-7  若あゆ

あゆの顔は、熱した金串をあてるだけだから意外と簡単!ホットプレートを使って、みんなでつくっても楽しいです。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : 0.00 g
  調理時間 : 75分 (若あゆの粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 飯塚 有紀子


(8コ分)
・卵 2コ
・砂糖 80g

 【A】 
  ・はちみつ 大さじ1
  ・みりん 小さじ1
  ・水 カップ1/4
・薄力粉 120g
・重曹 小さじ1/2

 【ぎゅうひ】 
  ・白玉粉 50g
  ・砂糖 70g
・コーンスターチ 適量
*またはかたくり粉。 
・サラダ油 
 
    


生地をつくる
  ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えて泡立て器でよくすり混ぜる。
  【A】を加えて混ぜ合わせる。みりんを加えることで、どら焼きよりも甘くしっとりした生地になる。
  薄力粉と重曹を合わせてふるい入れ、粉けがなくなるまでよく混ぜ合わせる。なめらかになったら、ラップをして冷蔵庫で30分間休ませる。

【ぎゅうひ】をつくる
  耐熱ボウルに白玉粉を入れ、水90mlを注ぐ。よく混ぜて5分間ほどおき、白玉粉に水を含ませる。
  砂糖を加えてよく混ぜる。
  ラップをして電子レンジ(600W)に1分30秒間かけ、よく混ぜる。これをさらに2回繰り返し、【ぎゅうひ】が半透明になり、粘りが出てくるまでよく混ぜる。
  まな板にコーンスターチを茶こしでふるい、 をのせて上からもコーンスターチをふるう。粗熱を取り、10×12cm程度の横長の長方形に整える。
  包丁で縦8等分に切る。完全に冷めたら余分なコーンスターチをはらい、使うまでラップをしておく。

焼く・成形する
  表面加工のしてあるフライパンを弱火にかけ、サラダ油を薄くひく。横口レードル約1/2杯分の生地を流し、10×12cm程度のだ円形に整える。
  表面にポツポツと気泡が出て、周りが乾いてきたら裏返し、1分間ほど焼く。
  ラップの上に、最初に焼いた面を下にして を取り出し、 の【ぎゅうひ】を1本のせる。ラップごとくるりと生地を半分に折りたたみ、そのまま粗熱が取れるまでおいておく。これを繰り返し、8コつくる。
  金串の先のほうを直火(じかび)に当てて熱しながら、ラップを取った に押し当てて模様をつける。尾の部分に3本、エラ部分に1本線を入れ、串の先で目を入れる。これを繰り返し、8コつくる。

【ぎゅうひは白玉粉で】
本来ぎゅうひは、もち粉や白玉粉をこねてから加熱し、さらに砂糖と練るなど手間がかかるもの。家庭では、手に入りやすい白玉粉を使い、電子レンジにかけて練ることで、少量でも手軽につくることができます。
【金串】
今回は、串焼き、バーベキューなどで使用する20cm程度の長さの金串を使用。大型のスーパーマーケット、ホームセンターなどで販売されていることが多い。
【ミニサイズにしてもかわいい!】
たくさんの人に配りたいときは「ミニあゆ」にするのもおすすめ! フライパンに流す生地を大さじ1にすると、約15コでき上がります。



56-7a  ミニどら焼き

どの年代の方にも好まれるどら焼きを、ミニサイズで!


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : 0.00 g
  調理時間 : 60分 (生地を休ませる時間、冷ます時間は除く。)

 講師: 飯塚 有紀子


(15コ分)
・卵 2コ
・砂糖 80g

 【A】 
  ・はちみつ 大さじ1
  ・水 カップ1/4
・薄力粉 120g
・重曹 小さじ1/2
・粒あん (市販)  300g
・サラダ油 
 
 
    

  ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えて泡立て器でよくすり混ぜる。
  【A】を加えて混ぜ合わせる。
  薄力粉と重曹を合わせてふるい入れ、粉けがなくなるまでよく混ぜ合わせる。なめらかになったら、ラップをして冷蔵庫で30分間休ませる。
  表面加工のしてあるフライパンを弱火にかけ、サラダ油を薄くひく。大さじ1杯分の生地を、2〜3枚分ずつフライパンに流し入れる(直径約6cmになる)。
ポイント: 大さじを動かさずに真ん中にたらすようにすると、きれいな円形になる。
  表面にポツポツと気泡が出て、周りが乾いてきたら裏返し、1分間ほど焼く。これを繰り返して30枚焼き、冷ます。
  1枚に粒あんをこんもりとのせ、もう1枚を重ねて軽くなじませる。これを繰り返し、15コつくる。

【生地のアレンジ】
生地に材料をちょっと加えるだけで、色違いのどら焼きができ上がり!
【抹茶ミニどら焼き】
砂糖に抹茶小さじ1を混ぜ合わせておく。つくり方1で砂糖と同様に加え、あとのつくり方は同じ。
【ココアミニどら焼き】
薄力粉と重曹にココア小さじ2を合わせ、つくり方3でボウルにふるい入れる。あとのつくり方は同じ。あんこの代わりに、チョコレートと生クリームを合わせたガナッシュをはさんでもおいしい。



56-8  卵チリそうめん

ふわふわの卵と甘辛いチリソースで豪華なそうめんに。


  エネルギー : 510 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.40 g
  調理時間 : 7分

 講師: パン・ウェイ


(4人分)
・そうめん (乾)  250g
・卵 6コ

 【A】 
  ・ねぎ (白い部分)  3/4本
  ・しょうが 35〜40g
  ・にんにく 4〜5かけ

 【B】 
  ・トマトケチャップ 120ml
  ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1+1/2
  ・黒砂糖 大さじ4
  *または砂糖。 
  ・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと) (中国風)  大さじ1+1/2
  ・水 カップ2/3
・香菜(シャンツァイ) 1/2株
*葉の多い上半分を使う。 
・サラダ油 
*できればごま油(白)がよい。 
 
    

  【A】はフードプロセッサーで粗みじん切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1を強火で熱し、卵をボウルに割りほぐして一気に流す。手早く混ぜて半熟状に火を通し、器に取り出す。
   のフライパンにサラダ油大さじ2を足し、 を中火で炒める。香りが出たら【B】を加えて火を強め、とろみが出るまで混ぜながら煮詰めて器に入れる。
  お湯を沸かし、そうめんをゆでる。湯をきって器に盛り、取り分けて をかけ、香菜を添える。



56-8a  きゅうりのにんにくあえ

暑い季節は、失われた水分をきゅうりで補給!食欲をそそる味付けです。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.70 g
  調理時間 : 5分

 講師: パン・ウェイ


(4人分)
・きゅうり 2本
・にんにく 1/2かけ
・香葉(シャンツァイ) 1/2株
*茎の多い下半分を使う。 
・白ごま 小さじ1/2
・味つけのり 2枚
・塩 小さじ1/2
・ごま油 大さじ1
 
 
    

  にんにく、香菜は粗みじん切りにする。
  きゅうりは包丁の刃を当ててたたき割り、一口大の乱切りにする。
  ボウルに を入れ、塩小さじ1/2、ごま油大さじ1を加えてあえる。器に盛って白ごまをふり、味つけのりをちぎって散らす。



56-8b  豚しゃぶの梅ソース

豚肉は、夏の疲労回復にきくパワーの源!たっぷりの薬味と梅ソースでさっぱりと。たくさん食べれます。


  エネルギー : 370 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.30 g
  調理時間 : 10分

 講師: パン・ウェイ


(4人分)
・豚バラ肉 (しゃぶしゃぶ用)  350g

 【A】 
  ・ねぎ (青い部分)  1/4本
  ・しょうが (つぶす)  2かけ
  ・紹興酒 (または酒)  大さじ2

 【B】 
  ・梅肉 (市販)  約40g
  ・はちみつ 大さじ2+1/2
  ・トマトケチャップ 大さじ1
・貝割れ菜 1パック
・青じそ 20枚
 
 
    

  大きな鍋に水1.8リットルと【A】を入れて沸騰させる。
  貝割れ菜は根元を切り落とし、長さを半分に切る。青じそはせん切りにする。
  【B】を混ぜ合わせて梅ソースをつくる。
   の湯に豚肉を入れてほぐし、色が変わったら引き上げる(あとで卵チリそうめんのそうめんをゆでるため、ねぎとしょうがを除き、湯は鍋に残しておく)。紙タオルでよく水けを取り、 とともに器に盛って を添える。



56-8c  もやしのしょうが酢炒め

もやしは手早く炒め、残った汁気は煮詰めると、むだなく、水っぽくなりません。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.70 g
  調理時間 : 8分

 講師: パン・ウェイ


(4人分)
・もやし 1袋(200g)
*根を切ったもの。 
・しょうが 1かけ
・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと) (中国風)  小さじ2+1/2
・黒ごま 少々
・サラダ油 大さじ1
*できればごま油(白)がよい。 
・酢 大さじ2
 
 
    

  しょうがはせん切りにする。もやしは水にサッとさらして、水けをよくきる。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、しょうがを炒める。香りが出たらもやしを加えてひと混ぜし、酢大さじ2をふってからめる。
  チキンスープの素をふって手早く混ぜ合わせ、汁けをきって器に盛る。残った汁を強火で半量に煮詰め、もやしにかけて、黒ごまをふる。



56-9  やわらか豚カツのヨーグルトタルタル

下味と衣のダブル牛乳使いとヨーグルトタルタルで、薄味でも大満足の豚カツに!箸で切れるほど柔らかいので、シニアや子どもに特におすすめです。


  エネルギー : 720 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.90 g
  調理時間 : 20分 (肉に【A】をかけておく時間は除く。)

 講師: 小田 真規子


(2人分)
・豚ロース肉 (豚カツ用)  2枚(250g)

 【A】 
  ・牛乳 大さじ2
  ・塩 小さじ1/4
  ・こしょう 適量

 【衣】 
  ・卵 1コ
  ・牛乳 大さじ2
  ・小麦粉 大さじ6
  ・パン粉 カップ2

 【ヨーグルトタルタル】 
  ・プレーンヨーグルト (無糖)  カップ3/4
  ・パプリカ (赤/みじん切り)  50g
  ・たまねぎ (みじん切り)  大さじ2(30g)
  ・オイスターソース 小さじ2
  ・すりごま (白)  大さじ1
・青じそ 適量
・キャベツ 適量
・サラダ油 
 
    

  豚肉は両面の全体をフォークで30回ずつ刺してラップをかぶせ、こぶしでたたいて一回り大きくする。
  バットに1を並べ、混ぜた【A】を回しかけて20分間おく。途中裏返す。
ポイント: 牛乳に浸すことで肉のくせが抑えられ、柔らかく仕上がる。
  【ヨーグルトタルタル】の材料を混ぜる。
ポイント: マヨネーズの代わりにヨーグルトを使うのでヘルシー。
  【衣】の卵をボウルに割り入れて溶きほぐし、牛乳、小麦粉を順に加えてよく混ぜる。豚肉の汁けをきってよくからめ、大きめのバットに広げたパン粉にのせてまぶし、手で押さえながらまんべんなくつける。
ポイント: 牛乳でしっとりするので、パン粉が肉によくつき、はがれにくくなる。
  フライパン(直径26cmが最適)にサラダ油を1cm深さに注いで170〜180℃に熱し、 を入れて5〜6分間揚げる。少しずつ火を強めて揚げ、途中上下を返す。取り出して油をきり、食べやすい大きさに切る。
  器に青じそを敷き、 と食べやすい大きさに切ったキャベツを盛り、 をかける。

【料理の牛乳使い】
“料理に使うと味を感じやすくなり、減塩にもつながります”
牛乳は食品のなかでもカルシウムが豊富。しかも牛乳に含まれるカルシウムは水溶性で吸収がよく、また、たんぱく質に含まれるカゼインが一緒にとる食品のミネラルの吸収を高めます。さらに牛乳を料理に使うと、塩分が少なくても味を感じやすく満足できるので、減塩にもつながるのです。今回のレシピは、くせを抑えて食べやすい工夫をしているので、牛乳が苦手な人にもおすすめします。



56-9a  まぐろのミルクごまだれマリネ

しょうゆの代わりに、濃厚なミルクごまだれをたっぷりとからめていただきましょう。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.10 g
  調理時間 : 15分 (野菜を水にさらす時間、マリネする時間は除く。)

 講師: 小田 真規子


(4人分)
・まぐろ (赤身/刺身用さく)  250g

 【A】 
  ・しょうが (皮をむいてせん切り)  2かけ分
  ・みょうが (縦半分に切って斜め薄切り)  4コ分
  ・青じそ (ちぎる)  6枚分
  ・ベビーリーフ 70g

 【ミルクごまだれ】 
  ・練りごま (白)  大さじ5

 【B】 
  ・砂糖 大さじ1
  ・練りわさび 小さじ2〜3
  ・塩 小さじ1
  ・牛乳 カップ1
 
 
    

  まぐろは繊維を断つように半分に切る。熱湯に10秒間つけて湯引きし、冷水にとって手早く冷まし、水けをよく拭く。
  【A】を合わせて10分間水にさらす。
  練りごまをボウルに入れ、均一になめらかになるまでよく練る。【B】を加えて混ぜ、牛乳を少しずつ加えて溶きのばし、クリーム状になるまでしっかり混ぜて、【ミルクごまだれ】をつくる。
ポイント: 【ミルクごまだれ】のコクとうまみで、満足できる味わいに。
   を5mm幅のそぎ切りにする。
   の水けをきり、2/3量を器に広げて を盛り、 をかけて残りの を添える。冷蔵庫に30分間おく。まぐろにたっぷりの【ミルクごまだれ】をよくからめて食べる。



56-9b  手づくりチーズの和風パエリア

牛乳からつくる手づくりチーズがやさしいアクセントに。炊飯にホエーを使えば、味にメリハリが出ます。


  エネルギー : 560 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.50 g
  調理時間 : 55分 (蒸らす時間は除く。)

 講師: 小田 真規子


(4人分)
・米 360ml(2合)
・鶏もも肉 1枚(250g)

 【下味】 
  ・塩 小さじ1/3
  ・こしょう 少々
・えび (殻付き/無頭)  6匹
・あさり (砂抜きしたもの)  12コ
・たまねぎ (みじん切り)  1/2コ分
・ホエー 全量

 【A】 
  ・カレー粉 小さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1/2
  ・塩 小さじ1/2
・カッテージチーズ (手づくり)  全量
・細ねぎ 適量
 
 
    

  鶏肉は余分な脂を取って4cm角に切り、【下味】をふる。えびは背に切り目を入れ、背ワタを取る。あさりは殻をこすって洗う。細ねぎは3〜4cm幅の斜め切りにする。
  フライパン(直径24cmが最適)にサラダ油大さじ1を中火で熱し、鶏肉を広げ入れて3分間焼く。えびを加えて2〜3分間炒めて取り出す。
   のフライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、たまねぎを入れて2分間炒める。米を洗わずに加え、3分間炒める。
  ホエーと水を合わせてカップ2+1/4にし、 に注ぎ入れる。
ポイント: ホエーの酸味で、うす味でも満足できる味わいに。
   に【A】を順に加え、そのつど軽く混ぜ、すべて入ったらよく混ぜる。中火で3分間煮立てて表面を平らにし、 、あさりを広げてのせる。
  ふたをし、再び煮立ってから2分間炊いて弱火にし、20〜25分間炊く。ふたを取って強火にし、フライパンの底を傾けながら2〜3分間火を通し、ご飯に少し焦げ目をつける。
   にカッテージチーズを散らしてふたをし、火を止めて10分間蒸らす。細ねぎを散らして器に盛る。



56-9c  カッテージチーズのつくり方

材料は牛乳と酢のみ。カッテージチーズとホエーが簡単に作れます。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 小田 真規子


(カッテージチーズ120g、 ホエー350ml分。)
・牛乳 カップ2+1/2
・酢 大さじ2
 
 
    

  鍋に牛乳を入れて中火にかけ、耐熱のゴムべらで時々かき混ぜながら、50〜60℃ になるまで4〜5分間温める。火を止め、酢を全体に回し入れる。
  耐熱のゴムべらを鍋の底につけながら、静かに7〜8回、十文字を書くようにゆっくりと混ぜる。5分間、そのままおく。
  ボウルにざるをのせて2枚重ねた紙タオルを広げる。 を静かに流し入れて30分間ほどおき、チーズとホエーに分ける。



56-9d  ホエーのつくり方

材料は牛乳と酢のみ。簡単にカッテージチーズとホエーが作れます。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 小田 真規子

・牛乳 カップ2+1/2
・酢 大さじ2
 
 
    

  鍋に牛乳を入れて中火にかけ、耐熱のゴムべらで時々かき混ぜながら、50〜60℃ になるまで4〜5分間温める。火を止め、酢を全体に回し入れる。
  耐熱のゴムべらを鍋の底につけながら、静かに7〜8回、十文字を書くようにゆっくりと混ぜる。5分間、そのままおく。
  ボウルにざるをのせて2枚重ねた紙タオルを広げる。 を静かに流し入れて30分間ほどおき、チーズとホエーに分ける。



56-10  鶏肉となすの南蛮漬け

淡泊なむね肉をから揚げにし、酢、しょうゆベースのつけ汁でさっぱりと仕上げます。にんにくの香りと赤とうがらしの刺激がおいしい南蛮漬けです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 村上 昭子


(4人分)
・鶏むね肉 (小)  2枚(300g)
・なす 4コ
・ピーマン 2コ

 【つけ汁】 
  ・酢 カップ1/2
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・みりん 大さじ1
  ・しょうが (せん切り)  少々
  ・にんにく (せん切り)  少々
  ・赤とうがらし 1本
・酒 小さじ2
・かたくり粉 適量
・揚げ油 適量
 
    

  鶏肉は余分な脂肪を除いて一口大のそぎ切りにし、酒小さじ2をからめておく。
  なすはヘタを切り落とし、縦半分に切ってから、皮側に斜めの包丁目を細かく入れ、3〜4cm幅に切る。ピーマンは種を除き、輪切りにする。
  バットに、【つけ汁】をつくっておく。
  鶏肉にかたくり粉をまぶし、余分な粉をはたく。
  鍋に揚げ油を高温(約180℃)に熱し、 の鶏肉を入れてカラリと揚げ、取り出して油をきったら、熱いうちに につける。
  なす、ピーマンは素揚げにし、すぐに につける。
  器に鶏肉、なす、ピーマンを盛り、【つけ汁】をかける。

※このレシピは1987/06/30に放送されたものです。



56-10a  鶏肉となすのカレーマリネ

さっぱりながらもスパイシーな味わいが、暑い季節にぴったり。おもてなしのオードブル向きの鶏肉料理です。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 大原 照子


(4人分)
・鶏むね肉 2枚(正味300g)
・なす 4コ

 【カレードレッシング】 
  ・りんご酢 大さじ1/2
  ・サラダ油 大さじ5
  ・カレー粉 小さじ1/2弱
  ・塩 小さじ1/4
  ・砂糖 少々
・たまねぎ 大さじ2
・トマト (粗みじん切り)  1コ分
・セロリ (みじん切り)  大さじ2
・エンダイブ 少々
・塩 少々
・酒 大さじ2
・サラダ油 大さじ3
・しょうゆ 少々
 
 
    

  鶏肉は皮と脂を取り、開いて厚みを平らにし、塩少々と酒大さじ2をふりかけてラップで覆い、電子レンジ(600W)に2分30秒間かける。そのまま5分間蒸らし、食べよい大きさに裂く。
  なすはヘタを取って縦6等分し(長い場合は横に2等分する)、サラダ油大さじ3を熱したフライパンに、まず皮を下にして並べ、両面を焼く。最後にしょうゆ少々を回しかけ、焼き油をきる。
  【カレードレッシング】の材料を混ぜ合わせ、水にさらして水けをきったたまねぎ、トマト、セロリを加えて混ぜ、 とあえる。 を敷いた器に盛り、エンダイブを添える。



56-10b  ささ身の前菜

ささ身に華やかな飾りをあしらった、オードブル向きの冷たい料理です。あっさりと上品な味わい。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 大原 照子


(4人分)
・鶏ささ身 12本(約450g)
・蒸し煮用香味野菜 70g
*たまねぎ、にんじん、  セロリ、パセリの軸など 
・白ワイン (または酒)  大さじ3
・ブーケガルニ 1コ
*ローリエ1/2枚、タイム少々、粒こしょう3粒をガーゼに包む。 
・粉ゼラチン 5g
・マヨネーズ 大さじ3

 【飾り用】 

 【A】 
  ・アンチョビ 2枚
  ・黒オリーブ 2コ
  ・グリーンオリーブ 2コ

 【B】 
  ・きゅうり 1/2本
  ・ハム 1枚

 【C】 
  ・スライスチーズ 1枚
  ・ラディッシュ 1コ
・クレソン 4本
・きゅうり 2本
・フレンチドレッシング 適量
*全体備考参照。 
・塩 
・こしょう 
 
 
    

  鍋に香味野菜を敷き、筋を取り除いたささ身を並べ、塩小さじ2/3、こしょう少々をふり、白ワイン、水カップ1/2、ブーケガルニを入れる。ふたをして中火で7分間蒸し煮にし、火を止めて、ふたをしたまま10分間蒸らす。
  火が通ったら、ささ身を金網の上にのせる。
  ささ身を取り出したあとの鍋に、塩小さじ1/3強、こしょう少々を加え、ひと煮立ちさせてこす。こした液をカップ2/3だけ小鍋に移し、弱火にかける。
ポイント: 液が足りない場合は、水を足す。
  粉ゼラチンを水大さじ2で戻して湯煎にかけ、完全に溶けたら の小鍋の火を止め、混ぜ合わせる。氷水につけ、とろみがつくまで冷ます。
  ボウルにマヨネーズを入れ、 を少しずつスプーンや泡立て器で混ぜながら加える。
   のささ身に のゼリー液をスプーンですくってかけ、上に飾り(全体備考参照。)をのせて、冷蔵庫で冷やし固める。
  【付け合わせ】のクレソンは洗って水けをきる。きゅうりは皮をむいてシャトー形に切り、色よくゆでてフレンチドレッシングであえる。
  器に を盛り、 を添える。

【フレンチドレッシングの材料】(つくりやすい分量)
塩小さじ1/2、こしょう少々、サラダ油カップ1/2、オリーブ油・フルーツ酢各カップ1/4を混ぜる。
【飾りのつくり方】
A:アンチョビは細切りにし、オリーブ2種は小さなそぎ切りにする。
B:きゅうりは薄い小さないちょう形にし、ハムは小さな三角形に切る。
C:スライスチーズは細切りにし、ラディッシュは薄い小さないちょう形に切る。



56-11  ガパオライス

ミンチにした鶏肉と野菜をナムプラーで香り豊かに炒め、「ガパオ」と呼ばれるハーブをプラスします。これにジャスミンライスを添えたガパオライスは、気取らない屋台料理!タイ料理のエッセンスが凝縮された一品です。



  エネルギー : 940 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 4.10 g
  調理時間 : 15分

 講師: ケームティースィンナスィー・ガゼムスィット


(2人分)
・鶏もも肉 300g
・卵 2コ
・ガパオ 適量
*全体備考参照。 
・たまねぎ 15g
・さやいんげん 15g
・ピーマン 1/4コ(15g)
・赤ピーマン 1/4コ(15g)
・にんにく 15g
・プリッキーヌ (生)  3〜5本
*なければ、赤とうがらし(乾燥)を軽く水洗いして代用する。 
・鶏油 (またはサラダ油)  大さじ2
*全体備考参照。 
・チキンスープ 40ml
*顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに溶く。 

 【A】 
  ・ナムプラー 大さじ1弱
  ・オイスターソース 20g
  ・シーユーダム 小さじ1/2
  *全体備考参照。 
  ・シーズニングソース 小さじ2弱
  *全体備考参照。 
  ・グラニュー糖 小さじ1+1/2
・ジャスミンライス (温かいもの/またはご飯)  400g
*全体備考参照。 
・サラダ油 適量
・揚げ油 適量
 
    


トッピングをつくる
  フライパンに多めのサラダ油を高温に熱して卵を1コずつ割り入れる。油をかけながら30秒間ほど火を通し、半熟状の目玉焼きをつくる。
ポイント: ガパオに添える目玉焼きは、多めの油で揚げ焼きにするのが定番。
  フライパンに揚げ油を高温に熱し、ガパオをひとつかみ入れる。10秒間ほど素揚げしてすぐに引き上げる。

下ごしらえをする
  鶏肉を一口大に切り、包丁でたたいて粗めのミンチ状にする。
  たまねぎは薄切り、さやいんげんはヘタと筋を取って1cm幅の斜め切り、ピーマンと赤ピーマンは種とヘタを取って細切り、にんにくはみじん切り、プリッキーヌは小口切りにする。

炒める
  フライパンに鶏油を強火で熱し、にんにくとプリッキーヌを入れる。香りがたつまで20秒間ほど炒める。
   の鶏肉を加えて軽く炒める。
  肉の色が変わったら、チキンスープを加える。【A】を上から順に加えて炒め合わせ、肉にしっかり味をつける。
  たまねぎ、さやいんげん、ピーマン、赤ピーマンを加え、45秒間ほどざっと炒める。 
ポイント: 野菜は食感が残る程度に火を通す。
  ガパオ20gを加え 、15秒間ほど火を通す。
  器にジャスミンライスを盛り、 の目玉焼きをのせる。 を添え、 の素揚げしたガパオを散らす。くずした目玉焼きをからめながら食べる。

【ガパオ】
ガパオはシソ科のハーブで、英語名はホーリーバジル。なければ、香りは少し異なるが、スイートバジルの葉で代用するとよい。
【鶏油】
鶏皮を弱火でじっくり熱して出てきた脂。料理にコクが出る。
【シーユーダム】
大豆や砂糖などからつくられる、トロッとしたタイの甘口しょうゆ。別名ブラックソイソース。なければ加えなくてもよい。
【シーズニングソース】
大豆を主原料とする、うまみとコクのあるソース。なければ、オイスターソースを30gにする。
【ジャスミンライス】
タイで食べられているインディカ米の一種。香りがよく、粘りが少ない。



56-11a  シーフードガパオライス

魚介でつくるのも、タイではポピュラーです。隠し味に酒かすを加えることで魚介のくさみが抑えられ、まろやかな味わいに。


  エネルギー : 780 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 5.10 g
  調理時間 : 20分

 講師: ケームティースィンナスィー・ガゼムスィット


(2人分)
・好みの魚介類 合わせて300g
*いかの胴、えび、 ムール貝のむき身など。 
・卵 2コ
・ガパオ 適量
*全体備考参照。 
・たまねぎ 15g
・さやいんげん 15g
・ピーマン 1/4コ(15g)
・赤ピーマン 1/4コ(15g)

 【A】 
  ・にんにく (みじん切り)  15g
  ・プリッキーヌ (生/小口切り)  3〜5本分
  *なければ、赤とうがらし(乾燥)を軽く水洗いして代用する。 
・チキンスープ 40ml
*顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに溶く。 

 【B】 
  ・ナムプラー 大さじ1弱
  ・オイスターソース 20g
  ・シーユーダム 小さじ1/2
  *全体備考参照。 
  ・シーズニングソース 小さじ2弱
  *全体備考参照。 
  ・グラニュー糖 小さじ1+1/2
・酒かす 小さじ1
*倍量の水で溶いておく。 
・ジャスミンライス (温かいもの/またはご飯)  400g
・サラダ油 適量
・揚げ油 適量
・ごま油 小さじ1/2
・黒こしょう 少々
 
 
    

  フライパンに多めのサラダ油を高温に熱して卵を1コずつ割り入れ、目玉焼きをつくる。
  フライパンに揚げ油を高温に熱し、ガパオひとつかみをサッと素揚げする。
  いかは皮を取って一口大に切り、えびは殻をむいて背ワタを取る。鍋に湯を沸かして魚介類をすべて入れ、サッと湯通ししてくさみを取る。
  たまねぎは薄切り、さやいんげんはヘタと筋を取って1cm幅の斜め切り、ピーマンと赤ピーマンは種とヘタを取って細切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、【A】を入れて香りがたつまで炒める。 を加えて軽く炒め、チキンスープを加える。
  【B】を上から順に加えて炒め合わせる。 を加えてざっと炒め、ごま油小さじ1/2、酒かすを加える。ガパオ20gを加えてサッと火を通し、黒こしょう少々をふる。
  器にジャスミンライスを盛り、 をのせる。 を添えて を散らす。

【ガパオ】
ガパオはシソ科のハーブで、英語名はホーリーバジル。なければ、香りは少し異なるが、スイートバジルの葉で代用するとよい。
【シーユーダム】
大豆や砂糖などからつくられる、トロッとしたタイの甘口しょうゆ。別名ブラックソイソース。なければ加えなくてもよい。
【シーズニングソース】
大豆を主原料とする、うまみとコクのあるソース。なければ、オイスターソースを30gにする。
【ジャスミンライス】タイで食べられているインディカ米の一種。香りがよく、粘りが少ない。



56-12  ゴーヤーチャンプルー

ゴーヤーの苦みが、夏バテぎみの体をシャキッとさせてくれます!


  エネルギー : 250 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.80 g
  調理時間 : 20分

 講師: 土井 善晴


(3〜4人分)
・ゴーヤー 1本(280g)
・豚肉 (しょうが焼き用)  130〜150g
・木綿豆腐 1丁(300g)
・卵 2コ
・サラダ油 
・塩 
・こしょう 
・しょうゆ 大さじ1/2
・黒こしょう (粗びき)  適量
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切ってワタと種を除き、2〜3mm厚さに切る。豚肉は1〜2cm幅に切る。豆腐は紙タオルで水けを押さえ、卵は軽く溶く。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を強火で熱し、豆腐を大きくちぎって並べる。塩少々をふり、全体を焼きつけて皿に取り出す。
ポイント: さわらずに焼き色をつけてから返し、しっかり熱くなるまで火を通します。
  フライパンにサラダ油大さじ1を足し、ゴーヤーを広げて塩小さじ1/2〜2/3をふる。少ししんなりとして色鮮やかになるまで炒め、 の皿に取り出す。
ポイント: ゴーヤーもあまりさわらず、焼き色がついたら上下を返します。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を足し、豚肉を広げ入れ、塩小さじ1/4、こしょう少々をふる。
  肉の下側に焼き色がついたら を戻し入れ、しょうゆ大さじ1/2を鍋肌から回し入れる。
ポイント: 材料を別々に焼き炒めてから合わせるのが、土井流チャンプルー。水けが出ることもなく、シャキッとふんわりまとまります。
  溶き卵を2回に分けて回し入れ、そのつど上下を返してざっと混ぜる。器に盛り、黒こしょう適量をふる。



56-13  いわしの酢じめ

いわしを塩でしめ、氷水で引きしめ、さらに酢でしめた一品。いきのよい旬のいわしならではのお味を「刺身」と「細づくりの薬味あえ」でお召し上がりください。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.80 g
  調理時間 : 30分 (いわしに塩をふっておく時間、 酢につける時間は除く。)

 講師: 鈴木 登紀子


(2人分)
・いわし (大)  2匹

 【A】 
  ・しょうが (せん切り)  1かけ分
  ・みょうが (せん切り)  1コ分
  ・青じそ (せん切り)  2枚分
  ・細ねぎ (小口切り)  少々
・溶きがらし 適量
・きゅうり 少々
・塩 
・酢 
・酒 
・しょうゆ 
 
    

  いわしはうろこをこそげて頭を落とし、腹側に包丁を入れてワタを除く。氷水で手早く洗って水けを拭く。
  三枚におろし、腹骨をすき取る。
  ざるに並べて両面が白くなる程度にたっぷりの塩をふる。皮側を上にしてバットなどで受け、ラップをかけて冷蔵庫に1時間ほどおく。
ポイント: 魚をたっぷりの塩でしめることを強塩(ごうじお)またはべた塩といいます。
  流水で手早く塩を洗い落とし、たっぷりの氷水に放す。菜箸で回すように洗って、身を引きしめ、ざるに上げる。
  水けをよくきり、深さのある容器にいわしを並べる。いわしがかぶるくらいのたっぷりの酢を注ぎ、冷蔵庫で50分〜1時間おく。
ポイント: 冷蔵庫におく時間はお好みで。30分間くらいでもかまいません。
   を取り出し、頭に近いほうから薄皮をむく。
ポイント: よく冷えているほうがむきやすいですよ。一度に強く引かず、引く右手を追いかけるように左手で身を押さえるとよいの。
   の半量は包丁をねかせてそぎ切りにする。残り半量は斜めに細く切って(細づくり)ボウルに入れ、【A】を手早く混ぜて酒小さじ1、しょうゆ小さじ1をふる(薬味あえ)。
  それぞれ皿に盛り、溶きがらしを添える。刺身には、蛇の目きゅうり(きゅうりの小口切り2枚の芯をくりぬき、サッとゆでて氷水にとり、1枚に1か所切り目を入れて2枚をからませる)をあしらう。



56-14  とうがんと牛ごぼうの甘辛煮

淡泊なとうがんに、だしと素材のうまみを含ませた、ご飯にぴったりの一品です。



  エネルギー : 330 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.80 g
  調理時間 : 20分

 講師: 高橋 拓児


(2人分)
・とうがん (下処理をしたもの)  約250g(8コ)
・牛肉 (すき焼き用)  120g
*大きければ食べやすく切る。 
・ごぼう 40g
・だし カップ1

 【A】 
  ・酒 カップ1/4
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1+2/3
  ・みりん 大さじ1
・七味とうがらし 適量
・サラダ油 小さじ2
 
    

  ごぼうはサッと洗って汚れを落とし、ささがきにする。水に2〜3分間つけてアクを抜き、ざるに上げて水けをきる。フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、香ばしく、焼き色がつくまで炒め、バットに取り出す。
  鍋にだしと縦半分に切ったとうがんを入れて強火にかけ、沸いたら【A】を加える。
ポイント: 最初に、とうがんにだしのうまみを含ませる。
   が沸いたら牛肉を入れ、表面の色が変わったらバットに取り出す。アクがあれば取り除き、 のごぼうを加える。落としぶたをして弱火にし、汁けが少なくなるまで5〜6分間煮る。
ポイント: 牛肉は煮すぎると堅くなるので注意。とうがんに牛肉のうまみ、ごぼうの香ばしさを加える。
   の牛肉を戻し入れ、落としぶたをして中火で2分間煮る。落としぶたを外して軽くあおり、水分をとばすように煮からめて、火を止める。器に盛り、七味とうがらしをふる。



56-14a  とうがんの下処理

とうがんを下処理することで、味がしみやすくなり、ウリ科特有の青くささや苦味も引き立ちおいしくなります!


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 高橋 拓児


(つくりやすい分量)
・とうがん 約1kg(約1/3コ)
・塩 
 
 
    

  とうがんは四つ割りにして種とワタを切り除き、ピーラーで濃い緑の皮をむく。
ポイント: 淡い緑の部分を残すことで煮くずれしにくくなる。
  淡い緑の部分全体に深さ1〜2mm、幅約1mmの切り目を入れ、塩2つまみをすり込む。3×4cm角に切る。
ポイント: 皮側に細かな切り目を入れて、味を入りやすくする。塩は色止め。
  湯を沸かしてとうがんを入れ、竹串がスッと刺さるまで7〜8分間ゆでる。氷水にとり、粗熱が取れたら水けを拭く。

【保存方法】
ポリ袋に使いやすい分量のとうがんを入れる。かぶるくらいの水を加え、空気を抜いて袋の口を閉じる。冷凍庫に入れて1週間保存ができる。使うときは自然解凍し、水けを拭いてから調理する。



56-15  カレーライス

丁寧に炒めたたまねぎとスパイス。フレッシュバジルとチキンを加えて、夏らしく香り豊かな一皿に仕上げました。


  エネルギー : 830 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 4.20 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 105分 (酢じょうゆ卵、ピクルスをつくる時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(4〜5人分)

 【カレーソース】 
  ・たまねぎ 3コ(600g)
  ・トマト 1コ(150g)
  ・にんにく (すりおろす)  40g
  ・しょうが (すりおろす)  50g
  ・赤とうがらし (小口切り)  1本分
  ・小麦粉 大さじ2+1/2

 【A】 
  ・カレー粉 大さじ4
  ・ターメリック 大さじ1/2
  ・コリアンダーパウダー 大さじ1
  ・ガラムマサラ 大さじ1/2
  ・スープ カップ6
  *顆粒スープの素(洋風)大さじ2を湯カップ6で溶いたもの。 
  ・ローリエ 2枚
  ・トマトケチャップ 大さじ1+1/2
  ・ウスターソース 小さじ1
  ・バター 50g
  ・サラダ油 大さじ2
・鶏もも肉 2枚(500g)
・バジル (生/正味)  50g
・カレーソース 全量(約カップ5)
・白ワイン カップ1/4
・ご飯 適量
・福神漬け (市販)  適宜
酢じょうゆ卵 適宜
・ピクルス 適宜
・塩 
・こしょう 
・オリーブ油 
 
    


【カレーソース】をつくる
  たまねぎは縦半分に切ってから薄切りにする。トマトはヘタを取り、湯むきして手でつぶす。
  大きめのフライパンか鍋にバター50gとサラダ油大さじ2を入れて熱し、バターが溶けたらにんにく、しょうがを入れ、中火で、香りがたつまで炒める。焦がさないように気をつける。
  たまねぎを加え、中火で水分をとばすように10分間ほど炒める。赤とうがらしを入れてさらに炒めてから弱火にし、あめ色になるまで30〜40分間丁寧に炒める。
  小麦粉を2、3回に分けてふり入れ、炒める。小麦粉がなじんだら、【A】を2、3回に分けて加える。粉っぽさがなくなり、香りがよくなるまで炒める。
  スープの半量を少しずつ加えて混ぜ、なじませる。
   のトマトを入れて全体がなじんだら、残りのスープ、ローリエを加える。時々混ぜながら弱火で20分間ほど煮込み、最後にケチャップ、ウスターソースを加えて混ぜる。
ポイント: つくってすぐに食べてもよいですが、一晩ねかせるとよりおいしくなります。

チキンとバジルを加えて仕上げる
  鶏肉は一口大に切り、ボウルに入れる。バジルは粗みじんに切り、同じボウルに1/3量を入れ、塩小さじ1/3、こしょう少々を加えてからめる。
  大きめのフライパンか鍋に【カレーソース】を温めておく。
  別のフライパンにオリーブ油大さじ1を強火で熱し、 を入れて炒める。鶏肉の色が変わったら、白ワインを加えてアルコールをとばし、 に汁ごと加える。
  少し煮て塩小さじ1/2強で味を調え、残りのバジルを加えて混ぜる。器にご飯を盛り、カレーをかけ、酢じょうゆ卵や福神漬けなどを添える。

【冷凍保存もできます!】
カレーソースはジッパー付きの保存袋に入れて冷凍すれば、約1か月間保存可能。多めにつくって保存しても◎。
※このレシピは、2015/07/02に放送したものです。



56-15a  酢じょうゆ卵

酢じょうゆがしみ込んだ卵は、お酒との相性も抜群です!


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・ゆで卵 6〜8コ
・しょうゆ 大さじ2
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
 
    

  しょうゆ、酢、砂糖を混ぜてジッパー付きの保存袋に入れ、殻をむいたゆで卵6〜8コを漬ける。空気を抜くようにして口を閉じ、冷蔵庫に2〜3時間おく。一晩おくとさらに味がしみる。



56-16  みょうがと豚肉のサッと煮

しゃぶしゃぶ肉の柔らかな口当たりとみょうがの香りだけでなく、レタスのシャキシャキ感も味わえる簡単なスピード煮物です!



  エネルギー : 310 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.70 g
  調理時間 : 10分

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・豚薄切り肉 (バラ/しゃぶしゃぶ用)  150g
・みょうが 3コ
・レタス 6〜7枚(100g)
・だし カップ2

 【A】 
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・塩 小さじ1/2強
  ・こしょう 少々
・酒 大さじ1
 
    

  豚肉は長さを半分に切り、酒大さじ1をふる。
ポイント: あらかじめ酒をまぶしておくことで、煮汁の中でほぐれやすくなる。
  みょうがは縦半分に切り、さらに縦に2〜3mm厚さに切る。レタスは大きめに手でちぎる。
  鍋にだしを入れて中火で煮立て、【A】を加える。豚肉を加え、菜箸でほぐす。
ポイント: 手早くほぐして火を通しすぎないようにすることで、柔らかく仕上がる。
  アクが出たら除き、豚肉の色が変わったら、みょうがを加える。
ポイント: みょうがは豚肉に火が入ったらすぐに加え、香りと食感を生かす。
  レタスを加えてサッと煮て、器に盛る。

※このレシピは、2015/07/06に放送したものです。



56-16a  豚の竜田揚げ甘酢あんと薬味がけ

カリカリッと揚げ焼きした肉に、甘酢あんと、みょうが、青じそを、これでもかとたっぷりのせて、ごちそう感のある一皿に仕上げました。


  エネルギー : 420 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.80 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 20分 (豚肉に下味をつける時間は除く。)

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース)  200g

 【A】 
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・ねぎ (青い部分/ブツ切り)  1本分
  ・しょうが (薄切り)  20g
・みょうが 3コ
・青じそ 10枚

 【甘酢あん】 
  ・だし カップ1

 【B】 
  ・砂糖 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酢 大さじ2
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
・かたくり粉 
・サラダ油 
 
 
    

  豚肉は【A】につけて30分間ほどおく。みょうがは小口切りにし、青じそは7mm四方に切る。
   の豚肉の汁けをきり、かたくり粉をしっかりまぶし、5分間ほどおく。
ポイント: かたくり粉をたっぷりつけて下味の水分となじませておくと、カリッと揚がる。
  フライパンに多めのサラダ油を強めの中火で熱し、 の両面を色よく揚げ焼きにする。
  小鍋にだしを中火で煮立て、【B】を加える。再び煮立ったら、かたくり粉大さじ1を同量の水で溶いて加え、とろみをつける。
   を約2cm幅に切り、器に盛る。 の【甘酢あん】をかけ、みょうが、青じそを散らす。



56-16b  豚肉の香味卵炒め

卵をまとった塩味の豚肉と、ほろ苦いみょうがの相性がぴったりの一品です!



  エネルギー : 450 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.40 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 10分

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース)  200g
・みょうが 6コ
・卵 4コ

 【A】 
  ・酒 小さじ2
  ・砂糖 小さじ2
  ・塩 小さじ1/2強
・青じそ (せん切り)  適量
・塩 少々
・こしょう 少々
・サラダ油 小さじ2
 
 
    

  豚肉は長さを4〜5等分に切り、塩・こしょう各少々をふる。みょうがは縦半分に切り、さらに縦に3〜4等分に切る。
  ボウルに卵を割り入れ、【A】を加えて卵白を切るようにほぐす。
  フライパンにサラダ油小さじ2を強めの中火で熱して の豚肉を炒める。余分な脂を紙タオルで拭き、みょうがを加えて軽く炒める。
   を回し入れ、大きく混ぜながら、半熟状になるまで炒める。器に盛り、青じそをのせる。
ポイント: 卵をからめることで、肉のうまみとみょうがの香りがバランスよくまとまる。



56-16c  豚の重ね焼きねばねば薬味のせ

ねばねば食材に混ぜたみょうがと、青じそが爽やかにきいて、ご飯がすすむ一品です。


  エネルギー : 410 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.20 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 25分

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース)  250g

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
  ・ねぎ (青い部分/ブツ切り)  1本分
  ・しょうが (薄切り)  20g
・みょうが 3コ
・きゅうり 1本
・長芋 50g
・青じそ 20枚
・オクラ 2本
・がごめ昆布 (糸状に切ってあるもの)  5g
*水けを含むと強い粘りが出る昆布。 納豆昆布ともいわれる。なければ、おぼろ昆布でもよい。 

 【B】 
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・酢 小さじ2
  ・水 小さじ2
  ・酒 小さじ1
  ・みりん 小さじ1
・塩 
・こしょう 
・ごま油 (白)  小さじ1
 
 
    

  豚肉は2枚ずつ重ね、長さを3〜4等分に切る。塩・こしょう各少々をふり、【A】に5分間ほどつける。
ポイント: 甘辛の下味をしっかりつけておくと、ねばねば薬味だれとよくなじむ。
  みょうがは縦半分に切って、横に7mm厚さに切る。きゅうり、長芋は7mm角に、青じそは7mm四方に切る。オクラは塩少々をふって軽くもみ、熱湯でサッとゆで、7mm厚さの輪切りにする。がごめ昆布は料理ばさみでザク切りにする。
  ボウルに 、【B】を入れ、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
  フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、 の豚肉の汁けをきって入れ、両面を色よく焼く。器に盛り、 をかける。



56-16d  簡単みょうが豚汁

豚肉、みょうが、豆腐で簡単にできる味わい深い豚汁です!


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.20 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 10分

 講師: 松本 忠子


(2〜3人分)
・豚こま切れ肉 100g
・みょうが 3コ
・絹ごし豆腐 1/2丁(150g)
・だし カップ3
・酒 
・みそ 大さじ4
 
 
    

  豚肉に酒大さじ1をふる。みょうがは薄い輪切りにする。
  鍋にだし、酒大さじ2を入れて中火で煮立て、 の豚肉を入れてほぐす。煮立ったらアクを取り、みそ大さじ4を溶く。
  豆腐を玉じゃくしで大きめの一口大にすくって加え、ひと煮立ちさせる。器に盛り、みょうがをのせる。



56-17  豚肉の梅照り焼き

梅干しで酸味、梅酒でうまみをつけ、風味豊かに仕上げます。さっぱりとしながらも、ご飯によく合う一品です!


  エネルギー : 380 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.10 g
  調理時間 : 15分

 講師: 河野 雅子


(2人分)
・豚ロース肉 (しょうが焼き用)  4枚(200g)

 【梅だれ】 
  ・梅干し (大/塩分11%)  1コ
  *塩分の濃度によって、しょうゆの分量を加減する。 
  ・梅酒 カップ1/4
  *市販、自家製のどちらでもよい。 
  ・しょうゆ 小さじ2〜3
・レタス 適量
・きゅうり 1/2本(50g)
・小麦粉 適量
・サラダ油 大さじ1
 
    

  梅干しは種を取り、包丁でたたいて梅肉にする。
   と【梅だれ】のほかの材料を混ぜ合わせる。
  レタスは食べやすい大きさにちぎる。きゅうりは縦半分に切ってから斜め薄切りにする。
  豚肉は脂肪と赤身の間に料理ばさみで切り込みを数か所入れ、筋切りをする。
ポイント: 筋切りをすることで、焼き縮みを防ぐ。
   の両面に小麦粉適量を茶こしでふるってまぶす。
ポイント: 小麦粉をまぶすと【梅だれ】にとろみがつき、からみやすくなる。
  フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、 を重ならないように並べ、強めの中火で両面を焼く。豚肉の色が変わったら、 を回しかけて、煮詰めながらからめる。
ポイント: 煮詰めて梅酒のアルコールをとばし、うまみを出す。
  器に豚肉を盛り、フライパンに残った【梅だれ】をかけ、 を添える。

※このレシピは、2015/07/07に放送したものです。



56-17a  豚肉と塩もみキャベツのピリ辛甘酢炒め

甘酢の酸味に、豆板醤の辛みをピリッときかせたご飯がすすむ味わいです。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.30 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 15分 (キャベツに塩をまぶしておく時間は除く。)

 講師: 河野 雅子


(2人分)
・豚切り落とし肉 120g
*できれば肩ロース肉の切り落としがよい。 
・キャベツ 2〜3枚(200g)
・生しいたけ 3〜4枚(70g)
・にんにく (小/みじん切り)  1かけ分(10g)
・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2〜1

 【A】 
  ・砂糖 小さじ2
  ・酢 大さじ1+1/2
  ・しょうゆ 大さじ1/2
・塩 少々
・こしょう 少々
・サラダ油 大さじ1
 
 
    

  豚肉は大きければ食べやすい大きさに切り、塩・こしょう各少々をふる。
  キャベツは芯を除き、食べやすい大きさに切る。ボウルに入れ、塩小さじ1/2をふり、全体にまぶす。6〜7分間おき、紙タオルで水けを拭く。しいたけは石づきを取って半分に切る。
  フライパンにサラダ油大さじ1、にんにくを入れて中火にかけ、香りがたったら豚肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら、豆板醤を加えて炒める。
   を加えて強火で炒める。油がなじんだら、【A】を順に加えて全体にからめる。
ポイント: 酸味がとばないように、甘酢は仕上げに加える。



56-17b  なすの豚肉巻き 黒酢風味

なすは大きく切って豚肉に巻きつけボリュームアップ。まろやかな黒酢で甘辛いたれにさっぱり感をプラスしました。


  エネルギー : 350 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.00 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 20分

 講師: 河野 雅子


(2人分)
・豚薄切り肉 (バラ)  8枚(120g)
・なす 2コ(180g)

 【A】 
  ・みりん 大さじ1/2
  ・酒 大さじ1/2
  ・砂糖 大さじ1/2
  ・黒酢 大さじ1+1/2
  *または酢。 
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
・七味とうがらし 適宜
*好みで。 
・小麦粉 適量
・サラダ油 大さじ1
 
 
    

  なすはヘタを取り、ピーラーでしま状に皮をむき、縦四つ割りにする。水に2分間ほどさらしてアクを抜く。
  なすの水けを拭き、周囲に豚肉を巻きつけて、小麦粉を全体に薄くまぶす。
ポイント: なすの表面を覆うように、豚肉を巻きつけていく。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、 の巻き終わりを下にして入れて焼きつける。色が変わったら菜箸で転がしながら、肉全体に焼き色をつけて火を通す。
  混ぜた【A】を に加え、強火で全体に味をからめて照りをつける。
ポイント: 豚肉巻きにまぶした小麦粉でたれにとろみがつき、よくからまる。
  器に盛り、好みで七味とうがらしをふる。



56-17c  豚肉とピーマンのポン酢しょうゆ煮

市販のポン酢しょうゆでサッと煮るだけのお手軽おかずです。ポン酢しょうゆは同量のだしで割ると、まろやかな味わいになります。


  エネルギー : 190 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.00 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 10分

 講師: 河野 雅子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース)  120g
・ピーマン 2コ(70g)
・しめじ 1パック(100g)

 【A】 
  ・ポン酢しょうゆ (市販)  大さじ3
  ・だし 大さじ3
・しょうが (小/せん切り)  1かけ分
 
 
    

  豚肉は大きければ半分に切る。
  ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、一口大に切る。しめじは根元を切り落とし、小房に分ける。
  鍋に【A】を合わせて強火にかける。煮立ったら強めの中火にし、 を1枚ずつ広げて入れる。
ポイント: 火の通りと味のしみ込みが均一になるように、広げて入れる。
   、しょうがを加える。時々上下を返しながら、煮汁が少なくなるまで強めの中火で2分間ほど煮る。



56-17d  豚肉と野菜のレモンスープ蒸し

豚肉、野菜、レモンを重ねてスープで風味よく蒸し上げます。レモンは皮をむくので苦みがなく、すっきりとした味わいになります。


  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.80 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 18分

 講師: 河野 雅子


(2人分)
・豚薄切り肉 (肩ロース)  120g
・たまねぎ 1/2コ(100g)
・セロリ 1本(100g)
・トマト 1コ(120g)
・レモン (横半分に切る)  1/2コ分(60g)
・スープ カップ2/3
*固形スープの素(もと)(洋風)1/2コを湯カップ2/3で溶いたもの。 
・塩 
・こしょう 
 
 
    

  豚肉は大きければ半分に切り、塩・こしょう各少々をふる。
  たまねぎは縦に薄切りにする。セロリは葉を切り落とし、筋を取って斜め薄切りにする。葉は飾り用に少量をとっておく。トマトはヘタを取り、横に1cm厚さの輪切りにする。レモンは皮をむき、薄い輪切りにする。
  鍋またはフライパン(いずれも直径20〜22cmが最適)に、セロリ、たまねぎを順にのせ、塩・こしょう各少々をふる。さらに、レモンの3/4量、トマト、豚肉、残りのレモンの順に重ねる。
ポイント: 全体に爽やかな酸味が回るように、レモンは途中と最後の2回に分ける。
   にスープを回しかけ、強火にかけて煮立たせる。
ポイント: 豚肉のうまみを野菜に回しながら、スープで蒸し煮にする。
  ふたをして弱めの中火にし、8〜10分間蒸し煮にして火を通す。ふたを取り、 でとっておいたセロリの葉をあしらう。



56-18  豚肉のたっぷりしょうが焼き

みずみずしい新しょうがをたっぷり使って。辛みが爽やかで、豚肉との相性も抜群!新しょうがとピーマンを豚肉でクルッと巻いて食べても。


  エネルギー : 480 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.80 g
  調理時間 : 15分 (豚肉に下味をつけておく時間は除く。)

 講師: 松田 美智子


(2人分)
・豚薄切り肉 (肩ロース/5mm厚さ)  300g
・新しょうが (せん切りにしてカップ1/2)  約40g

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酒 大さじ3
  ・こしょう 少々
・ピーマン 4コ
・薄力粉 適宜
・ごま油 大さじ1
・酒 大さじ2〜3
 
    

  新しょうがは皮をこそげ取る。繊維に沿って薄切りにして重ね、繊維に沿ってごく細いせん切りにする。
ポイント: 繊維に沿って切ると、細く切りやすい。
  豚肉は筋切りをし、半量をバットに並べる。 の半量を散らして残りの豚肉を重ね、残りの を散らす。混ぜ合わせた【A】を回しかけ、15分間ほどおく。途中上下を返す。
  ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取る。白いワタの部分を包丁でそぎ取り、縦にせん切りにする。
   の豚肉から新しょうがを取り除き、つけ汁とともに取り分けておく。紙タオルで豚肉の汁けを押さえ、薄力粉を茶こしで薄くふる。
  フライパンにごま油大さじ1を熱し、豚肉を広げ入れる。中火で両面を焼いて取り出し、 のピーマンを敷いた器に盛る。
   のフライパンに の新しょうがとつけ汁を入れて余熱でサッと炒め、味をみながら酒大さじ2〜3を加える。 に回しかけ、豚肉の上に新しょうがをのせる。
ポイント: 酒を加え、フライパンについた肉のうまみをこそげる。

※このレシピは、2015/07/08に放送されたものです。



56-18a  豚肉と紅しょうがの天ぷら

ジューシーな豚肉とさっぱりした紅しょうがの組み合わせは、ご飯にもおつまみにも相性抜群。冷めてもおいしいので、お弁当にもピッタリです。


  エネルギー : 500 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.00 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 15分

 講師: 松田 美智子


(2人分)
・豚こま切れ肉 200g

 【A】 
  ・酒 大さじ1
  ・塩 小さじ1/3
  ・こしょう 少々
・紅しょうが (市販/汁けを絞る)  カップ1/2

 【B】 
  ・薄力粉 大さじ3
  ・かたくり粉 大さじ2
  ・溶き卵 1コ分
  ・冷水 大さじ2〜3
・揚げ油 適量
 
 
    

  豚肉は一口大に切って【A】と混ぜ合わせ、紅しょうがと合わせる。
   に混ぜ合わせた【B】を加えて混ぜる。
ポイント: ざっと混ぜて豚肉と紅しょうがに衣をまとわせる。
  揚げ油を中温(160〜170℃)に熱し、 を小さい玉じゃくしなどですくって落とし入れ、表面がカリッとするまで揚げる。



56-18b  豚肉ともやしのからし炒め

ポイントは豚肉の下味にからしをプラスして炒めること。ツンとした辛みがやわらぎ、ご飯がすすむ一品です。


  エネルギー : 510 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.90 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 15分 (豚肉に下味をつけておく時間は除く。)

 講師: 松田 美智子


(2人分)
・豚薄切り肉 (バラ)  200g
・もやし 1袋
・細ねぎ 10本

 【A】 
  ・練りがらし 小さじ1
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・みりん 大さじ1
・かたくり粉 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・こしょう 少々
 
 
    

  もやしはひげ根を取り除く。細ねぎは3cm長さに切る。
  豚肉は3cm長さに切り、かたくり粉小さじ1をまぶす。
  【A】を混ぜ合わせて の豚肉に回しかけ、15分間ほどつけておく。
ポイント: 練りがらしはよく溶かしておく。炒めると辛みはとぶが、風味はしっかり残る。
  中華鍋にごま油大さじ1を熱し、 を入れて強火で炒める。肉の色が変わったら、 のもやしを加えてサッと炒める。こしょう少々をふって火を止め、 の細ねぎを加えてざっと混ぜる。



56-18c  ゆで豚のわさびあえ

豚肉にかたくり粉をまぶしてゆでるとうまみを逃がさず、のどごしもよくなります。わさびで辛みをきかせた、清涼感あふれる一皿。


  エネルギー : 290 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.40 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 15分

 講師: 松田 美智子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース/しゃぶしゃぶ用)  200g
・きゅうり 2本
・ねぎ 1/2本

 【A】 
  ・練りわさび 小さじ1
  ・酢 大さじ1+1/2
  ・みそ 大さじ1
  ・三温糖 小さじ1/2
  *または砂糖。 
・かたくり粉 適宜
・酒 大さじ3
 
 
    

  きゅうりは上下を切り落とし、ピーラーで薄く切る。ねぎは芯を取り除き、斜め薄切りにする。
  豚肉に茶こしでかたくり粉を薄くふる。沸騰した湯に酒大さじ3を入れ、豚肉をサッとくぐらせ、氷水にとる。冷えたら取り出し、紙タオルにのせて水けを取り、2cm幅くらいに切る。
ポイント: 肉の色が変わったらすぐに引き上げ、氷水にとる。
  ボウルに の豚肉と のねぎを入れ、混ぜ合わせた【A】であえる。
  器に のきゅうりをそろえて並べ、その上に を盛る。豚肉とねぎをきゅうりで巻いて食べる。



56-18d  カリカリ豚の柚子こしょうドレッシング

柚子(ゆず)こしょうと豚肉の香ばしさとの辛みが決め手。豚肉はおもしをのせて余分な脂を吸い取りながら焼くと、カリカリの食感に。


  エネルギー : 520 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.40 g (塩分は1人分)
  調理時間 : 15分

 講師: 松田 美智子


(2人分)
・豚薄切り肉 (バラ)  200g
・レタス 1/2コ
・きゅうり 1本
・パプリカ (黄)  1/2コ

 【A】 
  ・柚子こしょう 小さじ1
  ・オリーブ油 カップ1/4
  ・酢 大さじ1+1/2
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
・塩 小さじ1/2
 
 
    

  レタスは一口大にちぎる。きゅうりは縦半分に切り、スプーンで種を除き、5cm長さの短冊形に切る。パプリカはヘタと種を取って白いワタの部分を包丁でそぎ取り、細切りにする。
  豚肉は塩小さじ1/2をふってフライパンに並べ、中火にかける。重い鍋(または水をはった鍋)を上にのせ、カリカリになるまで焼く。途中で出てきた脂は、紙タオルで吸い取る。
ポイント: 鍋の底が気になる場合は、豚肉と鍋の間にアルミ箔(はく)を敷くとよい。
   の野菜を器に盛り、食べやすく切った の豚肉をのせる。【A】を混ぜ合わせたドレッシングをかける。