45-1 あじのアクアパッツァ

アクアパッツァは、ブイヨンなどを使わずに新鮮な魚を水だけで煮る、豪快な漁師料理。とれたての新鮮なあじと自家製ドライトマトで。最小限の材料で最大限にうまみを引き出す日高流アクアパッツァに挑戦!


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 日高 良実


(4人分)
・あじ 2匹
*新鮮なもの。今回は、1匹約300gのあじを使用。200g以下のあじなら4匹に。 
・あさり 300g
*砂抜きしたもの。 
・自家製ドライトマト 40コ
*ミニトマト20コを半割りにして干したもの。 
・イタリアンパセリ (みじん切り)  適量
・バジル (生)  適量
・塩 
・こしょう 
・オリーブ油 


 

自家製ドライトマトをつくる 
 ミニトマトはヘタを取って横半分に切る。断面を上にして並べ、塩適量をふる。 
 日当たりと風通しのよいところに置き、午前中から夕方まで天日干しにする。 
    


あじの下処理をする
  あじは包丁でウロコをこそげ、ゼイゴをそぎ取る。
ポイント: この料理は、魚の鮮度が命。とれたての魚を手早く丁寧に下処理して使うのが理想です。
  腹に切り目を入れ、エラから内臓を続けて引き抜く。
  流水でよく洗い、中骨の際は束ねた竹串の先で血合いを丁寧に除く。
ポイント: 3〜5本の竹串を輪ゴムで束ねて使うと、細かいところまでこすり洗いできます。
  水けをしっかりと拭き、火の通りがよくなるように、両面に斜めに切り目を入れる。
  両面と腹の中まで塩・こしょう各適量をふり、なじむまで10分間ほどおく。

あじを焼く
  フライパンにオリーブ油大さじ2〜3を強火で熱し、あじを並べて焼く。
ポイント: 表面をこんがりと焼くことで皮が香ばしくなると同時に、煮くずれしにくくなる利点も。手持ちのフライパンに入らなければ、あじの長さを半分に切ってもよい。
  下側がこんがりと焼けたら上下を返し、全面に焼き色をつける。魚から脂が出てきたら、紙タオルなどで拭き取る。

水を加えて煮る
  魚の高さの半分ほどが浸る程度の水を注ぎ、勢いよく煮立てる。
ポイント: だしや調味料は不要。コトコト煮込むのではなく、水が弾けるほどの強火で。水の量は魚やフライパンの大きさによって変わる。家庭では、手早く煮立つように、湯を加えてもよい。
  煮汁を全体に回しかけ、あさりを加える。さらに煮汁を回しかけ、ドライトマトを加える。
  煮汁が少なくなってきたら適宜水を足し、常に煮汁を回しかけながら火を通す。

オリーブ油をかけて仕上げる
  貝がすべて開いたら、オリーブ油適量を回しかける。
ポイント: オリーブ油のコクと香りで、立体感のある豊かな味わいに。オリーブ油はなるべく新しいものを、惜しまずたっぷりと。煮汁の1/3〜1/2量が目安。
  最大限の火力で一気に煮立て、イタリアンパセリを加える。さらに煮汁を回しかけ、油と水分が乳化して白っぽくなったら火を止め、バジルをちぎって散らす。
  魚の頭と骨を除いて半身ずつ皿に取り、あさり、ドライトマト、バジルを均等にのせて煮汁をかける。

【自家製ドライトマトのつくり方】
ドライトマトはミニトマトを使ってつくれば、市販の輸入品を手に入れるより手軽。ミニトマトは大玉のトマトより水分が少なく甘みも濃いので、本場の味に近いセミドライトマト(ソフトタイプのドライトマト)になります。天日干しの代わりに、低温(100℃)のオーブンで2〜3時間乾かしてもOK。密封容器に入れ、冷蔵庫で2〜3週間保存できます。
【パスタをからめて余さず味わう】
アクアパッツァの煮汁には、魚、貝、ドライトマトとオリーブ油のうまみが凝縮しています。残った煮汁と具にゆでたパスタを加え、
強火で加熱しながらからめれば、ぜいたくな一皿に。このパスタのためにアクアパッツァをつくりたくなるほどです。
【プロの技法】「全面を焼いて香ばしく」
魚の丸みに合わせ、フライ返しで持ち上げたりフライパンを傾けるなどして角度を変えながら、隅々まで鍋肌に密着させて、ムラなく焼き色をつける。この焼き目が香ばしいおいしさのもとに。



45-1a  夏野菜のグリル サルモリッリョソース

レモンとオレガノの風味が爽やかなサルモリッリョ。野菜、肉、魚、何にでもよく合うイタリア風の万能ソースです。好みの焼き野菜に回しかけ、トマトをつぶしながらからめましょう。


  エネルギー : 280 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 日高 良実


(1人分)
・トマト (完熟/大)  1コ
・ズッキーニ (緑・黄/縦に薄切り)  各1〜2枚
・なす (縦に薄切り)  1枚
・みょうが (縦半分に切る)  1コ分
・オクラ 2本
・パプリカ (赤・黄/縦8等分に切る)  各1切れ
・ミニキャロット 1/2本
・じゃがいも (小/輪切り)  1枚
・かぼちゃ (薄切り)  1枚

 【サルモリッリョソース】*つくりやすい分量。 

 【A】*野菜の種類や分量は好みでよい。 
  ・オリーブ油 大さじ4
  ・レモン汁 大さじ2
  ・塩 1.5g
  ・オレガノ (乾)  小さじ1
  ・イタリアンパセリ (みじん切り)  適量
・好みのハーブ 適宜
・オリーブ油 
・黒こしょう (粗びき)  
・塩 
 
    

  サルモリッリョソースをつくる。金属製のボウルに【A】を合わせ、オレガノを手ですり合わせて香りをたたせながら加える。
  湯を沸かした鍋に のボウルをのせ、湯煎で温めながら泡立て器で混ぜ合わせる。白っぽくなってとろみが出たら、イタリアンパセリを加えて混ぜる。

ポイント: 温めながら混ぜることで油と水分がよくなじみ、とろみのあるソースに。
  十分に熱したグリル(または焼き網)にオリーブ油適量を塗って野菜を並べ、弱めの中火で両面にしっかりと焼き目をつける。
  皿に野菜を盛ってサルモリッリョソースを適量かけ、黒こしょうをふる。好みで塩少々をふり、ハーブをちぎって散らす。

レモンとオレガノの風味が爽やかなサルモリッリョは、野菜、肉、魚、何にでもよく合うイタリア風の万能ソース。好みの焼き野菜にこれを回しかけ、一緒に焼いたトマトをつぶしながらからめましょう。



45-2 みそじゃこ万願寺

常備菜やお弁当のおかずとしても活躍する料理です。


  エネルギー : 140 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・万願寺とうがらし 200g

 【A】 
  ・みりん 大さじ2
  ・みそ 大さじ1
・ちりめんじゃこ 大さじ2
・ごま油 
 
    

  万願寺とうがらしは縦半分に切ってヘタと種を除き、さらに横半分に切る。【A】は混ぜ合わせる。
ポイント: みりん2に対してみそ1。割合で覚えると応用ができて便利。
  鍋にごま油大さじ1を中火で熱し、ちりめんじゃこを入れ、チリッとするまで炒める。
   の万願寺とうがらしを加えて炒め合わせ、全体に油が回ったら、水大さじ1〜2を加える。ふたをし、時々混ぜながら3分間ほど炒め蒸しにする。
  しんなりしたらふたを取り、【A】を加える。時々混ぜ、汁けがほとんどなくなったら器に盛る。

保存:冷蔵庫で4〜5日間保存可能。




45-2a  万願寺と牛肉の炊いたん

京都の人は牛肉をよく食べるんです。牛肉は暑い夏を乗りきるための定番食材!紅しょうがを実ざんしょうのつくだ煮に代えても美味。


  エネルギー : 270 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・牛薄切り肉 200g
・万願寺とうがらし 200g

 【煮汁】 
  ・酒 カップ1/4
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
・紅しょうが (せん切り)  適量
 
    

  牛肉は長さを半分にする。万願寺とうがらしは縦3等分に切ってヘ
  鍋に【煮汁】の材料を入れて中火にかける。沸いたら牛肉を加え、色が変わったら万願寺とうがらしを加える。
  ふたをし、時々混ぜながら煮る。5分間ほどして万願寺とうがらしがしんなりしたら、器に盛り、紅しょうがをのせる。

【焼き野菜をもっとおいしく】
グリルやオーブンで野菜を焼くときは、全体に油をまとわせてから焼きましょう。あぶらでコーティングされるので水分がとびすぎず、みずみずしい焼き上がりになります。バーベキューのときにも役立ちますよ。



45-2b  いろいろパプリカ薄焼き

彩り鮮やかにパプリカを使って、甘めのたれでどうぞ。おやつやお茶請けとしても、うってつけです!


  エネルギー : 160 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・パプリカ (赤)  1/8コ
・パプリカ (黄)  1/8コ
・パプリカ (オレンジ)  1/8コ
・ピーマン 1コ

 【生地】 
  ・小麦粉 50g
  ・塩 2つまみ
  ・だし カップ2

 【たれ】 
  ・みりん 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・ねぎ (みじん切り)  少々
  ・にんにく (すりおろす)  少々
  ・一味とうがらし 少々
・ごま油 
 
    

  パプリカ、ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、薄切りにする。たれ用のみりんは小鍋に入れてひと煮立ちさせ、粗熱が取れたらほかの材料を加え、混ぜ合わせる。
  ボウルに【生地】の材料を順に入れてよく混ぜ合わせ、パプリカとピーマンを加える。
  表面加工のしてあるフライパンにごま油大さじ1/2を弱めの中火で熱し、 を玉じゃくし1杯分ずつ入れる。3〜4分間焼いたら裏返して、1分間焼く。
  両面がこんがり焼けたら、網の上にとる。器に盛り、【たれ】つけて食べる。
ポイント: 一度網の上にとり、蒸気を逃がすと仕上がりがベチャッとならない。



45-2c  赤パプリカのムース

パプリカの苦みがほんのり感じられ、お酒との相性もバッチリ!


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (冷蔵庫で冷やす時間は除く。)

 講師: 大原 千鶴


(つくりやすい分量)
・パプリカ (赤)  1コ
・だし カップ1/4
・粉ゼラチン 3g
・調整豆乳 カップ1/2
・塩 
 
    

  ボウルにだしを入れ、粉ゼラチンを加える。10分間ほどおいてふやけたら、電子レンジ(600W)に1分間かけて溶かす。
  パプリカはガス火に直接かざして焼く。全体が真っ黒になったら水にとり、焦げた薄皮をきれいにむく。
  パプリカを縦半分に切ってヘタと種を除き、6等分程度に切る。豆乳とともにミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
  ボウルの上に目の細かいざる(あればシノア)を重ねて、こす。塩小さじ1/4と を加え、ボウルの底を氷水で冷やしながら混ぜる。
  トロッとしたら器に入れ、冷蔵庫で2時間以上冷やす。



45-2d  ピーマンのからしごまあえ

彩りに赤ピーマンを加えていますが、もちろん緑ピーマンだけでもよし。ゆでたピーマンがふんわりと柔らかな食感になります。ごまの香りと歯ざわりを楽しめます。


  エネルギー : 60 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 大原 千鶴


(2人分)
・ピーマン 4コ
・赤ピーマン 1コ

 【からしごまじょうゆ】 
  ・すりごま 大さじ2
  ・だし 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・溶きとうがらし 小さじ1
  ・削り節 小さじ1/4
 
    

  ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、横2mm幅に切る。
  大きめのボウルに、【からしごまじょうゆ】の材料を合わせておく。
  鍋に湯を沸かし を入れる。30秒間ゆでてざるに上げ、水けをきる。
   が熱いうちに、 のボウルに入れて混ぜ合わせ、器に盛る。



45-3  れんこんのきんぴら

定番の副菜も割合でこんなに簡単に。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・れんこん 正味200g
・赤とうがらし (種を除いて小口切り)  1本分

 【合わせ地(1:1)】 
  ・しょうゆ 20ml(大さじ1+1/3)
  ・みりん 20ml(大さじ1+1/3)
・白ごま 適量
・サラダ油 大さじ1+1/3
 
    

  れんこんは5mm幅の薄切りにする。水にさらし、水けをきる。
  表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ1+1/3を熱し、赤とうがらしを炒める。香りがたったられんこんを加えて炒める。
  【合わせ地】を加え、汁けがなくなるまで煮からめる。白ごまを加えて混ぜ、器に盛る。白ごまをあしらう。
ポイント: 【合わせ地】を加えてから仕上がりまであっという間。強火で水分をとばします。

【合わせ地】
いちばんシンプルな、基本の割合です。
◆応用◆
きんぴらごぼう



45-3a  かぼちゃのみそ汁

夏野菜の力で元気に!


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・かぼちゃ 60g
・油揚げ 1/2枚

 【みそ汁(1:15)】 
  ・みそ 20ml(大さじ1+1/3)
  ・だし 300ml(カップ1+1/2)
・細ねぎ (小口切り)  適量
 
    

  かぼちゃは3cm長さ、5mm幅に切る。耐熱容器に入れ、水少々を加えてラップをし、電子レンジ(600W)に2〜3分間かける。油揚げは半分に切り、7mm幅の細切りにする。
ポイント: 電子レンジであらかじめ火を通し、時間短縮につなげます。
  鍋にかぼちゃ、油揚げ、だしを入れて火にかけ、沸騰したら火を止めてみそを溶き入れる。
   を温めて器に盛り、細ねぎをあしらう。

【みそ汁】
毎日のみそ汁もすぐ味が決まり時間短縮!
◆応用◆
みょうがのみそ汁



45-3b  きゅうりと干物のおろしあえ

おろしあえでさっぱりと夏の干物を味わいましょう。


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・きゅうり 2本
・あじの干物 1匹
・大根 260g
*正味。 

 【三杯酢(1:1:1)】 
  ・うす口しょうゆ 40ml(大さじ2+2/3)
  ・みりん 40ml(大さじ2+2/3)
  ・酢 40ml(大さじ2+2/3)
・しょうが汁 小さじ1
・みょうが (小口切り)  1コ分
・塩 
 
    

  あじの干物は、魚焼きグリルで焼いて冷ます。骨と皮を除き、軽くほぐす。
  きゅうりは縦半分に切ってスプーンで種をこそげ、2〜3mm厚さの斜め切りにする。2%の塩水(水カップ1に塩約小さじ1弱が目安)に10分間ほどつけて、水けをしっかり絞る。
  大根をすりおろし、水けを絞る。
  ボウルにあじの干物、きゅうり、大根を入れて混ぜ、【三杯酢】としょうが汁を加減しながら加えて混ぜる。器に盛り、みょうがをあしらう。

【三杯酢】
覚えておけば、酢の物全般に使えます。
◆応用◆
きゅうりとわかめの酢の物



45-3c  なすの白みそ炒め

白みそのコクで、野菜だけでも大満足の一品です。


  エネルギー : 270 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・なす 2本

 【合わせみそ(1:1:1)】 
  ・白みそ 70ml(大さじ4+2/3)
  ・みりん 70ml(大さじ4+2/3)
  ・酒 70ml(大さじ4+2/3)
・青柚子の皮 (せん切り)  適量
・サラダ油 
 
    

  【合わせみそ】の材料を鍋に入れ、強火にかけて水分をとばしながら、もとの白みそくらいの堅さになるまで練る。
ポイント: 焦げやすいので、水分がとんできたら絶えずかき混ぜること。
  なすを横半分に切り、縦6等分のくし形に切る。
  表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ1+1/2を熱し、なすを炒める。なすがしんなりしたら、 の【合わせみそ】を加えてからめる。
  器に盛り、青柚子の皮をあしらう。

【合わせみそ】
冷蔵庫で1か月間ほど保存できるので、多めにつくるのもよし。
◆応用◆
なすの田楽



45-4  とうもろこしご飯

素材の甘さと風味が際立つ味。


  エネルギー : 520 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (米を炊く時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・米 300ml(カップ1+1/2)
・とうもろこし 1本

 【合わせ地(1:3:120)】 
  ・塩 2.5ml(小さじ1/2)
  ・酒 7.5ml(小さじ1+1/2)
  ・とうもろこしだし 300ml(カップ1+1/2)

 【とうもろこしだし】 
  ・とうもろこしの皮・軸 1本分
  ・昆布 1枚(3cm四方)
  ・水 カップ3
・みょうが (小口切り)  1コ分
・塩 少々
 
    

  米は洗い、ざるに上げて30分間ほどおく。
  とうもろこしはラップで包み、電子レンジ(600W)に6〜8分間かける。塩少々をふり、実を包丁でこそげ取る。
  【とうもろこしだし】をとる。とうもろこしの皮、軸を適当な大きさに切り、昆布、水と鍋に入れて煮る。水分が半量ほどになったらざるでこし、カップ1+1/2のだしをとりおく。
ポイント: とうもろこしのうまみを移した「だし」でご飯を炊きます。
  米と【合わせ地】を炊飯器に入れて普通に炊く。炊き上がったらとうもろこしの実を加えて少し蒸らし、混ぜ合わせる。器に盛り、みょうがをあしらう。

【炊き込みご飯の合わせ地】
今回は水の代わりにとうもろこしだしを使いました。
◆応用◆
そら豆ご飯



45-4a  牛肉の八幡巻き

ごぼうの食感と牛肉のうまみたっぷり、ごちそうおかず。


  エネルギー : 470 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・牛もも薄切り肉 260g
・ごぼう 3本(約150g)
*細いもの。 

 【合わせ地(1:1:2)】 
  ・しょうゆ 40ml(大さじ2+2/3)
  ・みりん 40ml(大さじ2+2/3)
  ・酒 80ml
・ししとうがらし 4本
・粉さんしょう 適量
・木の芽 適量
・酒 カップ1/2
・小麦粉 
・サラダ油 大さじ1
 
    

  ごぼうは皮をこそげて12cm長さに切り、太いものは縦半分に切る。フライパンにごぼうと酒カップ1/2を入れ、水けがなくなるまでいり上げる。
  牛肉を4等分し、それぞれ12cm幅の長方形になるように一部重ねながら広げ、小麦粉をふる。ごぼうの1/4量を手前に置き、クルクル巻く。残り3本も同様につくり、全体に小麦粉をふる。
ポイント: 小麦粉がのり代わり。ゆるまないようにしっかり巻いて。
  表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ1を熱し、巻き終わりを下にして を入れ、転がしながら全体に焼き色がつくまで焼く。
  切り目を入れたししとうがらしを加え、【合わせ地】の材料を混ぜて加え、煮からめる。汁けがなくなってきたら火を止め、食べやすい大きさに切り、ししとうがらしと一緒に器に盛る。粉ざんしょうをふり、木の芽をあしらう。

【合わせ地】
基本の割合に酒を加えて、うまみ、照りをプラス。
◆応用◆
牛肉のアスパラ巻き



45-4b  焼きなすとオクラの赤だし

オクラの星型が見た目にも美しい汁物。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (なすの粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・なす 2コ
・オクラ 10本

 【みそ汁(1:15)】 
  ・八丁みそ 20ml(大さじ1+1/3)
  ・だし 300ml(カップ1+1/2)
・粉さんしょう 少々
 
    

  なすはガクにぐるりと切り目を入れて取り除き、底部に箸を刺して1か所穴を開ける。ガスコンロに網を置き、直火(じかび)でなす全体が黒くなるまで焼く。粗熱が取れら皮ヘタを除き、縦半分に切ってから横半分に切り、器に盛る。
  オクラはヘタを除き、竹串で種を取る。小口切りにする。
  鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したら火を止めてみそを溶き入れ

【みそ汁】
八丁みそでも、割合は変わりません。
◆応用◆
ゆばの赤だし



45-4c  夏みかんとたまねぎの甘酢あえ

爽やかで新鮮な組み合わせのあえもの。


  エネルギー : 90 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・夏みかん 1/2コ
・たまねぎ 1コ

 【甘酢(1:1:1)】 
  ・酢 40ml(大さじ2+2/3)
  ・みりん 40ml(大さじ2+2/3)
  ・だし 40ml(大さじ2+2/3)
・ピンクペッパー 少々
・塩 
*たまねぎの2%。 
 
    

  夏みかんは薄皮をむき、房を取り出して軽くほぐす。
  たまねぎは薄切りにし、水にさらして水けをよくきる。たまねぎの2%の重さの塩をふり、なじませてしばらくおき、水けを絞る。
  ボウルに を入れる。【甘酢】の材料を合わせ、味をみながら少しずつボウルに加えてあえる。器に盛り、ピンクペッパーをあしらう。

【甘酢】
みょうがやらっきょうを漬けてもおいしい。
◆応用◆
らっきょうの甘酢漬け



45-4d  とうがんと小芋の炊き合わせ

旬の野菜をだしが主役の煮物に。夏ならではの冷製仕立でいただきます。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 45分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・とうがん (4cm×5cm)  2切れ(正味80g)
・粗塩 適量
・里芋 (小)  6コ
・さやいんげん 6本

 【煮汁(1:1:15)】 
  ・うす口しょうゆ 30ml(大さじ2)
  ・みりん 30ml(大さじ2)
  ・だし 450ml(カップ2+1/4)
・青柚子(ゆず)の皮 (せん切り)  適量
 
    

  とうがんは種とワタを除き、外側の堅い皮をそぐ。皮側に格子状に切り目を入れ、皮側に粗塩をすり込んで10分間ほどおく。
ポイント: 皮側の堅さが残らないよう、塩をすり込んで脱水させ、柔らかくします。
  沸騰した湯で を竹串がスッと通るまでゆで、冷水にとって水けをきる。【煮汁】の半量を鍋に合わせ、とうがんを入れて弱火で10分間ほど煮る。
  沸騰した湯で里芋を5分間ゆで、冷水にとって皮をむく。耐熱容器に入れ、水少々を加えてラップをし、電子レンジ(600W)に5分間ほどかける。残りの【煮汁】を別の鍋に合わせ、里芋を入れて弱火で15分間ほど煮る。
   の粗熱を取り、冷たくなるまで【煮汁】ごと冷蔵庫で冷やす。さやいんげんはヘタを除いてゆで、 の【煮汁】に浸して一緒に冷やす。
   を【煮汁】と一緒に器に盛り、青柚子の皮をあしらう。

【煮汁】
旬の野菜を味わうなら、だしが主役の煮汁が正解。
◆応用◆
かぼちゃの煮物



45-5  きゅうりと鶏肉のピリ辛あえ

スライサーでたっぷりと切ったきゅうりと、フライパンで香ばしく焼いた鶏肉をピリ辛だれであえるだけ。



  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 山本 麗子


(2人分)
・きゅうり 2本
・鶏もも肉 1枚

 【ピリ辛だれ】 
  ・スープ 大さじ1強
  *顆粒(かりゅう)チキンスープのもと(中国風)小さじ1/2を、湯大さじ1で溶く。 
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2
  ・にんにく (みじん切り)  小さじ1/2
  ・赤とうがらし (種を除いて小口切り)  1本分
・塩 
・サラダ油 
 
    

  きゅうりは、スライサーなどで細切りにする。氷水に入れて5〜6分間おいてパリッとさせ、水けをきって皿一面に敷く。
  鶏肉は身のほうに包丁で1cm幅の切り目を入れ、両面に軽く塩をふる。フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を身を下にして入れ、ふたをして焼く。焼き色がつき、6〜7割ほど焼けたところで返す。皮側はふたをせずに焼き色がつくまで焼く。
  【ピリ辛だれ】の材料を合わせる。
   の鶏肉を食べやすい大きさに切り、ボウルに入れる。 のたれを加えてあえ、 のきゅうりにのせ、残ったたれを回しかける。全体を混ぜながら食べる。

※このレシピは、2013/07/01に放送したものです。



45-5a  薬味たっぷり 冷や汁

暑い夏を乗りきる知恵がたくさん詰まった一品です。薬味を入れて、おかわりしていただきましょう!


  エネルギー : 490 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.90 g
  調理時間 : 20分 (粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす時間は除く。)

 講師: 松本 忠子


(4人分)
・あじの干物 2〜3枚
・きゅうり (小口切り)  2本分
・だし カップ4

 【A】 
  ・酒 大さじ3
  ・みそ (中辛)  80g
  ・練りごま (白)  大さじ4
  ・すりごま (白)  大さじ4
・ご飯 (温かいもの)  茶わん4杯分

 【好みの薬味】 
  ・青じそ (せん切り)  適量
  ・みょうが (小口切り)  適量
  ・もみのり 適量
・塩 
 
    

  あじの干物は頭と尾を切り落として、魚焼きグリルに入れ、両面焼きで5分間焼く。きゅうりは塩少々をふって、しばらくおく。
  やけどに注意しながら、熱いうちに のあじの骨をはずして、身を細かくほぐす。皮と血合いは取り除く。きゅうりの水けを絞る。
  鍋にだしを入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら【A】の酒とみそを加える。さらにひと煮立ちしたら火を止め、残りの【A】を加えて泡立て器で溶き混ぜる。粗熱が取れたらそのまま冷蔵庫に入れて冷やす。
   のあじときゅうりを加えてなじませる。
ポイント: この状態で冷蔵庫で2〜3日間保存できる。
  炊きたてのご飯に をかけ、【好みの薬味】をのせる。

※このレシピは、2012/07/03に放送したものです。



45-5b  きゅうりと桜えびの塩炒め

きゅうりの炒めものは中国料理では夏の定番です。みずみずしいけれども水っぽくない、絶妙の歯ざわりがたまりませんよ!


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 吉田 勝彦


(2人分)
・きゅうり 2本
・ねぎ 1/2本
・桜えび (乾)  10g

 【合わせ調味料】 
  ・酒 大さじ2
  ・水 大さじ2
  ・塩 小さじ1/2
・塩 
・サラダ油 
 
    

  きゅうりは皮むき器でしま目に皮をむく。
ポイント: きゅうりなどウリ類は内側の水分を保つため皮が堅いものが多いので、ところどころむいておくほうが、味を中まで浸透させることができます。
  すりこ木などでたたき、大きめの一口大に切る。
ポイント: 包丁でスパッと切るよりも、たたいた力で割れたほうが断面が複雑になり、味がなじみやすくなります。ただし、強くたたいてつぶしすぎないように!
  塩約小さじ1/2をまぶして5〜6分間おく。その間にねぎを1cm幅の斜め切りにする。
ポイント: きゅうりを切ってそのまま炒めてしまうと水っぽい仕上がりに。塩をまぶし、浸透圧の効果で余分な水けを出しておきましょう。
   のきゅうりを厚手の紙タオルなどで包み、水けをしっかりと絞る。
ポイント: 厚手の紙タオルかさらしの布巾で包んで、ギュッと絞って。これで、炒めたときにきゅうりから水が出る心配もなく、脱水された分、調味料を吸収しやすくなります。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、ねぎ、きゅうりを順に炒める。
  桜えびを加えて混ぜ、【合わせ調味料】を回しかけ、水けがとぶまで炒めて器に盛る。
ポイント: きゅうりを脱水させたのに、水を加えた合わせ調味料で仕上げるのは、味を均一に回すと同時に、蒸気を立たせて一気に加熱するため。手早く混ぜて水けをとばせば、シャキッと色鮮やかに仕上がります。

《ここをマスター》
・きゅうりは味を浸透しやすくするため、部分的に皮をむくべし。
・さらにたたいて割れ目を入れると、断面が複雑になり味がよくしみる!
・水けの多いウリ類は、塩をまぶして水分を出し、絞って炒めよう。
・【合わせ調味料】の水は、味を均等に回す役目。蒸気を上げて一気に加熱!
※このレシピは、2012/07/11に放送したものです。



45-6  牛肉の夏野菜あえ

トマトの酸味で牛肉がさっぱりと食べられる、夏の楽々レシピ。


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・牛薄切り肉 200g
・ピーマン (中)  5コ(200g)
・トマト (中)  3コ(500g)

 【しょうがじょうゆ】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・しょうが (すりおろす)  小さじ1
・白ごま 適量
 
    

  牛肉は2〜3つに切る。ピーマンは薄い輪切りにする。トマトは縦2つに切り、一口大のくし形に切る。皮が気になるときはむいてもよい。
  大きい器に【しょうがじょうゆ】の材料を入れて混ぜる。
  鍋にたっぷりの湯を沸かし、ピーマンをサッとゆでて取り出す。あとの熱湯に牛肉を1枚ずつ入れ、色が変わったら湯をよくきって、 の【しょうがじょうゆ】に次々と入れていく。
  肉の上に のピーマン、 のトマトをのせておき、食べる直前に下からよく混ぜ合わせ、白ごまをふる。

このレシピは、1988/08/04に放送されたものです。



45-6a  厚揚げチャポン

焼いた厚揚げをチャポンとつけ汁に入れるだけの簡単メニュー。薬味たっぷり、パリパリのりで巻いて食べるのがカツ代流。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・厚揚げ 3枚(600g)

 【薬味】 
  ・みょうが 2〜3コ
  ・細ねぎ (小口切り)  1/3ワ
  *刻んで軽くカップ1。 
  ・しょうが (すりおろす)  適量
・大根おろし カップ1

 【つけ汁】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・みりん 大さじ1
・焼きのり (八つ切り)  適量
 
    

  厚揚げをオーブントースターで12〜13分間、表面がパリッとするまで焼く。
  厚揚げを焼いている間に【薬味】を切る。みょうがは縦2つに切って斜め薄切り、細ねぎは小口切りにする。大根おろしはざるにのせ、自然に水けをきる。
  【つけ汁】の調味料をバットかボウルに合わせ、焼きたての厚揚げをつけ、両面にからませる。さらにスプーンで大きめの一口大にちぎる。
  【薬味】の材料を飾り用に少し残し、大根おろしとともに に加えて混ぜ合わせる。器に盛り付け、残した【薬味】を散らす。【薬味】ごと厚揚げをのりで巻いて食べる。

このレシピは、2003/08/05に放送されたものです。



45-6b  これぞとうもろこし!

湯が少ない分、うまみが逃げません。一度裏返すのがコツ。


  エネルギー : 280 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 カツ代


(つくりやすい分量)
・とうもろこし 2本
・水 カップ1
・塩 小さじ1
 
    

  とうもろこしは皮をむき、すっぽり入る鍋に並べ入れ、水カップ1を注ぎ、塩小さじ1を加える。ふたをして強火にかける。
  沸騰してきたら、弱火にして5分間ゆで、裏返して、さらに1〜2分間ゆでる。

このレシピは、1996/07/04に放送されたものです。



45-6c  チキンに重ねて煮るだけ

鍋ひとつでつくれる楽々レシピ。焼いたチキンに野菜を重ねて入れ、あとは煮るだけ。


  エネルギー : 240 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・鶏もも肉 (から揚げ用)  300g
・トマト (完熟)  2コ(400g)
・モロヘイヤ 1ワ
・コーン (缶詰/ホール)  1缶(190g)
*ドライパックの場合は、水カップ1/3ほどを加える。 
・サラダ油 適量
・塩 適量
・こしょう 適量
 
    

  トマトは2cm角に切る。モロヘイヤは堅い茎を除き、長さを3つくらいに切る。
  厚手の鍋を熱して油を薄くひき、鶏肉を皮を下にして並べ入れ、塩小さじ1/2、こしょう適量をふる。中火で皮に焼き色をつける。
   の肉にトマトをのせ、さらにモロヘイヤを重ね入れ、コーンを缶汁ごと加え、表面をならしてふたをし、強めの火で約10分間煮る。底から混ぜ合わせ、味をみて塩・こしょう各適量で調える。

このレシピは、2003/08/05に放送されたものです。



45-6d  山ほどなすカレー

どっさり入ったなすがとろみになって、とろけるような味。カレー粉を使って手軽につくれる夏カレー。


  エネルギー : 600 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・なす (大)  6コ
・トマト (大/完熟)  1コ
・ベーコン (薄切り)  100g
・にんにく (すりおろす)  1かけ分
・しょうが (すりおろす)  1かけ分

 【A】 
  ・小麦粉 大さじ2
  ・カレー粉 大さじ1
  ・チリパウダー 小さじ1/2
  *または一味とうがらし少々。 
  ・こしょう 少々

 【B】 
  ・水 カップ1
  ・固形スープの素(もと) 1コ
  ・ローリエ 1枚
  ・ウスターソース 大さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・こしょう 少々

 【カレー味のご飯】 
  ・米 カップ3(600ml)
  ・カレー粉 小さじ1
  ・サラダ油 小さじ1
・ゆで卵 (縦半分に切る)  4コ分
・塩 
・サラダ油 大さじ3


 

カレー味のご飯 
 米カップ3(600ml)は洗わずにカレー粉・サラダ油各小さじ1とともに、普通の水加減で炊く。米を洗わずに炊くと、ご飯がパラリとするのでカレーによく合う。 
    

  なすはヘタを切り落とし、皮むき器で薄く皮をむき、海水程度(約3%)の濃さのたっぷりの塩水に次々とつけていく。なすを塩水から引き上げて水けをきり、5mm強厚さの斜め薄切りにする。
  トマトは2cm角に切り、ベーコンは2cm幅に切る。
  鍋にサラダ油大さじ3、にんにく、しょうがを入れて中火でサッと炒める。なすを加えて軽く火が通るまで炒め、さらにトマト、ベーコンを加えてざっと炒める。全体がアツアツになったら、【A】の材料を加えてよく炒め合わせる。
   に【B】の材料を加えて中火で7〜8分間煮る。時々鍋底からかき混ぜ、煮上がったら、ご飯、好みでゆで卵とともに器に盛る。

このレシピは、2003/08/06に放送されたものです。



45-6e  これぞ枝豆!

カップ1杯の湯でゆでるのがカツ代流。少ない湯なので、豆のうまみが逃げません。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 カツ代


(つくりやすい分量)
・枝豆 (さや付き)  1ワ(300〜350g)
・水 カップ1
・塩 小さじ1
 
    

  枝豆は枝付きなら、枝からさやを切り離しておく。
  鍋に枝豆を入れ、水カップ1を注ぎ、塩小さじ1を加えて全体を混ぜる。ふたをして強火で5分間 ゆでる。
  ふたを取って上下を大きく返すように混ぜる。すぐふたをして1〜2分間ゆでる。一粒食べてみて、好みの堅さならざるに上げ、堅いようならもう少しゆでる。
このレシピは、1996/07/04に放送されたものです。



45-7  肉じゃが

「肉じゃがの素」を利用するから、人気の定番おかずが手軽においしくできます!


  エネルギー : 340 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・牛薄切り肉 250g
*または切り落とし肉。 
・じゃがいも (大)  4コ(約700g)
・たまねぎ 1コ
・肉じゃがの素(もと) 大さじ5
・ごま油 大さじ1
・水 約250ml

 【肉じゃがの素】*つくりやすい分量。 
  ・砂糖 カップ1/2
  ・みりん カップ1/2
  ・しょうゆ カップ1+1/2


 

肉じゃがの素をつくる 
 ボウルに砂糖とみりんを入れ、スプーンでかき混ぜて砂糖をよく溶かす。 
 しょうゆを加えて全体を混ぜる。 
    

  牛肉は食べやすい大きさに切る。じゃがいもは大きめの一口大に切る。たまねぎは縦2つに切り、繊維に沿って1cm幅に切る。
  鍋にごま油大さじ1を熱し、たまねぎを強火で全体がアツアツになるまで炒める。いったん火を止め、たまねぎを周りに寄せて中央に肉を広げて入れ、肉に【肉じゃがの素】をかけ、再び強火にする。
  焦げないように肉をほぐしながら時々混ぜ、じゃがいもと水約250mlを加えてヒタヒタにする。強めの中火にしてふたをし、約10分間煮る。途中で一度全体を混ぜ合わせる。

【「肉じゃがの素」の保存方法と保存期間】
寒い季節は常温で、夏場は冷蔵庫で保存。約3か月間保存可能。
このレシピは、2005/01/31に放送されたものです。



45-7a  世にも簡単なマーボ豆腐

煮立った合わせ調味料に次々に入れるだけ。本当に簡単!


  エネルギー : 250 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・木綿豆腐 2丁(約700g)
*豆腐の大きさは地方によって異なるので、 それに合わせてしょうゆ、豆板醤の量を加減するとよい。 
・豚ひき肉 150g
・にら 1ワ

 【合わせ調味料】 
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ1〜2
  ・赤みそ 大さじ山盛り1
  ・砂糖 小さじ1/2
  ・オイスターソース 小さじ1/2
  ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2〜1
  ・しょうが (みじん切り)  1かけ分
  *好みでしょうがと一緒ににんにくの みじん切りを加えてもよい。 
・粉ざんしょう 適量
・かたくり粉 大さじ1
・ごま油 小さじ1/2
 
    

  にらは細かく刻む。【合わせ調味料】を用意する。
  中華鍋またはフライパンを水でぬらし、【合わせ調味料】を入れて強火にかける。フツフツしてきたら鍋肌から水カップ1を回し入れる。再びフツフツしてきたら、豚ひき肉を加えて混ぜ、強めの中火にする。
  豚ひき肉に完全に火が通ったら、水けをきった豆腐をスプーンでザックリすくって加える。豆腐がアツアツになったら のにらを加え、同量の水で溶いたかたくり粉大さじ1を回し入れる。
  フツフツしてとろみがついたら火を止め、ごま油小さじ1/2を加え

このレシピは、1997/06/10に放送されたものです。



45-7b  鶏のから揚げ

油少なめで揚げるのがカツ代流。外側はカリッ、中はジューシー。


  エネルギー : 420 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・鶏もも肉 2枚(600g)

 【下味】 
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・酒 小さじ1/2
  ・ごま油 小さじ1/2
  ・にんにく (すりおろす)  少々
  ・しょうが汁 少々
・パセリ 適量
*あれば。 
・かたくり粉 カップ1/3
・揚げ油 適量
 
    

  鶏肉は黄色い脂肪を取り除き、大きめの一口大に切る。ボウルに入れて【下味】の材料を加え、よくもみ込み、かたくり粉カップ1/3を加えて混ぜる。
  揚げ油を中温(170℃くらい)に熱し、皮を下にして次々と入れて揚げる。
  皮がこんがりと色づいてきたら裏返す。箸で時々大きくかき混ぜながらじっくり揚げる。最後にもう一度皮を下にしてパリッとさせ、よく油をきって器に盛り、あればパセリを添える。

このレシピは、2002/06/18に放送されたものです。



45-7c  カレーパン

食パンでつくれるカレーパンだから手間いらず。カツ代さんの子育て時代の発明品。


  エネルギー : 580 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・食パン (6枚切り)  1斤
・たまねぎ (みじん切り)  1/2コ分
・ピーマン (みじん切り)  1コ分
・合いびき肉 200g

 【A】 
  ・水 カップ1/4
  ・カレールー 1かけ(25g)
  ・ウスターソース 小さじ1
  ・トマトケチャップ 小さじ1

 【衣】 
  ・小麦粉 カップ3/4
  ・溶き卵1コ分+水 カップ3/4
・パン粉 適量
・小麦粉 大さじ2
・水 大さじ1+1/2
・サラダ油 少々
・揚げ油 適量
 
    

  フライパンにサラダ油少々をひき、たまねぎ、ピーマン、合いびき肉を入れて強めの中火で炒める。ひき肉に火が通ったら、いったん火を止め、【A】の材料を次々に入れる。
  木べらなどでよく混ぜ、カレールーが溶けたら再び強めの中火にか
  食パンはみみを切り落とし、麺棒で軽くつぶす。
  小麦粉大さじ2、水大さじ1+1/2を混ぜて、パンを貼り合わせるのりをつくり、 のパンの縁につけ、 の具を1/6量ずつのせて縁をくっつける。
  【衣】の材料を泡立て器などでよく混ぜ、これを のパンによくからめ、さらにパン粉をムラなくしっかりつける。
  揚げ油を中温(170℃)に熱して を静かに入れ、全体がこんがりと色づき、中がアツアツになるまでじっくりと揚げる。中の熱さは竹串を刺して確かめる。

《フライドポテトも手づくりしてみよう》
1.じゃがいも2コは太めの棒状に切り、5分間以上水にさらす。水けをきり、布巾などで水けをよく拭く。
2.揚げ油を火にかけ、温まらないうちに1を静かに入れ、徐々に温度を上げて200℃にする。時間をかけてゆっくり揚げる。
3 カリッとしたら、よく油をきって引き上げ、余分な油を紙タオルなどで押さえて取り、塩少々をふる。
<290kcal(全量)/30分>
このレシピは、2004/05/13に放送されたものです。



45-8  オクラと牛肉のすき煮

オクラをクタッと煮ると、味がよくしみ込みます。


  エネルギー : 420 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(2人分)
・オクラ 1袋
・牛切り落とし肉 100g
・しらたき 1袋(200g)
・ねぎ 1本
・厚揚げ 1枚(200g)

 【煮汁】 
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1〜2
  ・しょうゆ 大さじ2
・ごま油 大さじ1
 
    

  オクラはヘタを落とす。しらたきは食べやすい長さに切り、水で洗って水けをきる。
  ねぎは斜め切り、厚揚げは水でざっと洗って水けをきり、縦半分に切ってから1cm幅に切る。牛肉は大きいときは一口大に切る。
  鍋にごま油大さじ1を熱し、ねぎ、しらたき、厚揚げを順に加え、強火でよく炒める。しらたきの水けがとび、厚揚げが熱くなったら、牛肉を加えてざっと炒め合わせる。
   に【煮汁】の調味料を加えて混ぜ、ふたをして強めの中火で7〜8分間煮る。オクラを入れて、さらにふたをして2〜3分間煮て、【煮汁】ごと器に盛る。

このレシピは、1995/07/12に放送されたものです。



45-8a  キャベツとじゃがのみそ汁

煮干しは煮ながらうまみを出すので手早くつくれ、段取り上手。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 カツ代


(2人分)
・キャベツ 2枚
・じゃがいも (小)  1コ
・煮干し 5〜7匹
・みそ 大さじ1〜1+1/2
 
    

  鍋に水カップ2を入れ、煮干しの頭と腹ワタを除きながら加え、強火にかける。
  じゃがいもは皮をむいて薄い半月形に切り、すぐ に加える。キャベツは2〜3cm四方に切る。
  煮干しの鍋が煮立ったら中火にする。じゃがいもに火が通ったらキャベツを加えてサッと煮、みそを加える。フツフツしてきたら火を止めて器に盛る。

このレシピは、1995/07/12に放送されたものです。



45-8b  カンカンライス

カン詰でカン単、カンカンライス。梅干しを入れてさっぱり味に。にんじんもたっぷりで夏バテしらず!


  エネルギー : 350 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分 (米をざるに上げておく時間と炊く時間は除く。)

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・米 360ml(2合)
・にんじん (すりおろす)  カップ1/4

 【A】 
  ・マッシュルーム (小/缶詰/スライス)  1缶(90g)
  ・帆立て貝柱 (缶詰)  1缶(70g)
  ・あさり (缶詰)  1缶(130g)
  ・スイートコーン (缶詰/ホール)  1缶(190g)
・梅干し 1コ
・サラダ油 小さじ1
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
 
    

  米は炊く30分前に洗い、ざるに上げておく。にんじんはサラダ油小さじ1を混ぜ合わせておく。
  炊飯器に米を入れ、【A】をざるでこし、缶汁だけ加える。さらに普通に炊くときの目盛りまで水を足し、塩小さじ1/2、こしょう少々を加え、全体を混ぜる。
   のにんじん、 の缶詰の具、細かくちぎった梅干しを種とともに加えて上を平らにし、すぐ炊く。炊き上がったら全体を混ぜ、梅干しの種を除いて器に盛る。

このレシピは、1993/08/31に放送されたものです。



45-8c  なすのグラタン

缶詰のミートソース、野菜ジュースをつかって、ぐっと時間短縮。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・なす 8コ
・ミートソース (缶詰)  1缶(295g)
・野菜ジュース カップ1
・溶けるチーズ (刻んだもの)  カップ1強
・オレガノ (乾)  少々
*あれば。 
・塩 適量
・オリーブ油 大さじ2
*またはサラダ油。 
 
    

  鍋にミートソースと野菜ジュースを入れ、あればオレガノをふり、中火で10〜15分間煮る。
  なすは皮を縦じまにむき、1cm厚さの斜め切りにし、海水程度(約3%)の塩水に5分間ほどつけておく。
  なすの水けをきり、内側を水でぬらした耐熱容器に並べる。上を平らにしてオリーブ油大さじ2を全体に回しかける。オーブンに入れて250℃まで熱しながら10分間焼く
   をいったん取り出し、上に のソースをたっぷりかけ、チーズをのせる。再び250℃のオーブンで6〜7分間、チーズが溶けて焼き目がつくまで焼く。
ポイント: オーブンの予熱はしなくてよい。

このレシピは、1993/08/30に放送されたものです。



45-8d  焼きバナナのアイスクリーム添え

バナナを焼いて、いつもと違うおいしさを楽しんでみて。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 8分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・バナナ 4本
・バニラアイスクリーム (市販)  適量
・チョコレートシロップ (市販)  適量
・バター 適量
 
    

  オーブントースターの天板に皮をむいたバナナをのせ、バター少々をところどころにのせ、焼き色がつくまで約5分間焼く。
  皿に を盛り、アイスクリームを添え、チョコレートシロップをかける。
ポイント: バターは、柔らかくしてバナナに塗ってもよい。

このレシピは、1993/08/30に放送されたものです。



45-8e  生トマトのスパゲッティ

完熟トマトの充実した甘みと酸味で、パスタをおいしくします。


  エネルギー : 410 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・トマト (中/完熟)  4コ
・スパゲッティ 350g
・にんにく (すりおろす)  少々
・青じそ 5枚
・塩 適量
・こしょう 少々
・オリーブ油 大さじ2
 
    

  鍋にたっぷりの湯を沸かして塩小さじ1を入れ、スパゲッティを袋の表示どおりの時間でゆでる。
  トマトは洗って水けを拭き、1.5cm角に切る。大きめのボウルに入れ、にんにく、塩小さじ1、こしょう少々を加えて軽く混ぜる。
  青じそは縦3等分にしてからせん切りにし、水けを拭いておく。
   のボウルにゆでたてのスパゲッティを加え、オリーブ油大さじ2を回しかけて全体を混ぜる。器に盛って青じそを散らす。好みで粉チーズをふってもおいしい。

このレシピは、1993/08/30に放送されたものです。



45-8f  にんじんサラダ

味がしみ込んだほうがおいしいので、初めにつくって冷蔵庫に入れておくのが段取り上手。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 小林 カツ代


(2人分)
・にんじん (大)  1本(200g)

 【A】 
  ・塩 小さじ1/2
  ・こしょう 少々
  ・レモン汁 1/2コ分
  ・オリーブ油 大さじ1
  *またはサラダ油。 
・貝割れ菜 1パック
 
    

  貝割れ菜は根元を落とし、残った種殻を水で洗い、水けをよくきる。
  にんじんは皮むき器で皮をむき、続けて皮をむく要領でスライスし、次々に盛る器に入れていく。芯に近い部分はむきにくいので、包丁で薄切りにし、これも器に入れる。
   のにんじんに【A】を順に加えてあえる。食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておき、食卓にのせるときに貝割れ菜を加えてあえる。

このレシピは、1995/07/12に放送されたものです。



45-8g  ニッポンのサラダ

和の薬味野菜、和風ドレッシングであえる。だから、ニッポンのサラダ。


  エネルギー : 20 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・レタス 1/2コ
・きゅうり 1本
・青じそ 5枚
・みょうが 3コ
・削り節 1/2パック(2〜2.5g)
・刻みのり 適量
*またはもみのり。 

 【和風ドレッシング】 
  ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・酢 大さじ1+1/2
  ・ごま油 小さじ1/2
  ・しょうが (すりおろす)  少々
 
    

  レタスは細切りにする。きゅうりは皮を縦じまにむき、斜め薄切りにしてからせん切りにする。
  青じそは縦3つに切ってからせん切りにし、みょうがは縦2つにしてせん切りにする。合わせてたっぷりの水でサッと洗い、水けをよくきる。
  ボウルに【和風ドレッシング】の材料を入れて軽く混ぜ、 を加えてあえる。器に盛り、削り節、刻みのりを散らす。

このレシピは、1993/08/31に放送されたものです。



45-8h  オクラの煮もの

夏野菜のオクラを、缶入りのトマトジュースで煮るだけ。


  エネルギー : 25 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 7分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・オクラ 2袋
・トマトジュース (有塩)  カップ1
・こしょう 適量
 
    

  オクラはヘタを切り落とす。
  鍋に とトマトジュースを入れ、こしょう適量をふり、強めの中火で5分間煮る。

このレシピは、1993/08/31に放送されたものです。



45-9  夏の重ねステーキ

青じそ、チーズを肉にはさんで焼き、オクラ入りの大根おろしであっさりと食べる、ごちそうレシピ。


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・牛薄切り肉 350g
・青じそ 10枚
・スライスチーズ 4枚

 【おろしオクラ】 
  ・大根おろし 適量
  ・オクラ 6〜7本
・トマト (くし形切り)  1コ分
・サラダ油 少々
・しょうゆ 適量
 
    

  牛肉は4人分に分ける。青じそは2枚のみ半分に切り、スライスチーズは半分に切る。
  牛肉1人分を2つに分け、1つに青じそ2+1/2枚を並べ、その上にスライスチーズ1枚分を並べる。さらに残りの牛肉をのせ、押さえてサンドする。同様にして4人分をつくる。
  フライパンにサラダ油少々を入れて中火にかける。アツアツになったら の牛肉を並べ入れて焼く。しっかり焼き色がついたら裏返し、中まで火を通す。器に盛って、【おろしオクラ】とトマトを添える。しょうゆ適量をかけて食べる。
ポイント: おろしオクラは、オクラを熱湯でゆでて水けをきり、薄い小口切りにする。これを水けをきった大根おろしと混ぜる。

このレシピは、2001/08/02に放送されたものです。



45-9a  塩むすび

究極のごちそう、おむすび。ご飯が一粒一粒ふっくらしていて、最後までこわれずに食べやすい、これが理想的な握り方です。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・炊きたてのご飯 適量
*ご飯はお椀(わん)に1杯分で1コとして、食べたい量を用意する。 
・塩 適量
 
    

  用意するのは、炊きたてのご飯、塩、ボウルなどに入れた水、お椀。
  お椀の中を軽く水でぬらし、ご飯をよそう。手をきれいに洗って拭き、両方の手のひらを軽く水でぬらす。
  指2本の先で塩適量をとる。手をすり合わせ、塩を両方の手のひらに広げ、 のご飯を片方の手のひらにのせる。
  まずは形を気にせずにご飯どうしがくっつくようにまとめる。握りすぎず、包み込むように2〜3回を目安にする。さらにあまり力を入れずに、三角に形を整えながら、「ホッホッホッ」と軽くリズムをとってまとめる。
  一度軽く握ってから、手の中で軽く転がす、を3回くらい繰り返し、三角の角を軽く整える。これは三角に握ったが、丸や俵など自分が握りやすい形でよい。

このレシピは、2004/05/11に放送されたものです。



45-9b  おむすびいろいろ

中に入れる具や外につけるものを変えて、いろいろなおむすびを楽しみましょう。


  エネルギー : 470 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・炊きたてのご飯 (炊く)  米カップ3(600ml)
*米カップ1を炊いたご飯で3コのおむすびをつくるのが大人の普通の量の目安。 少し小さめのおむすびにするなら 米カップ1で4コつくる。 

 【中に入れる具、混ぜる具】 
  ・たらこ 適量
  ・塩ざけ 適量
  ・梅干し 適量
  ・削り節 適量
  ・昆布のつくだ煮 適量
  ・赤じそふりかけ 適量
  *梅干しと一緒に漬けた赤じそを細かく刻んだものでも。 

 【外側につける具】 
  ・のり 適量
  ・とろろ昆布 適量
  ・おぼろ昆布 適量
  ・野沢菜漬け 適量
  *または高菜漬け。 
  ・青のり 適量
  ・白ごま 適量
・しょうゆ 適量
・塩 適宜


 

具の材料を準備して、下ごしらえをする 
 たらこは熱湯でゆで、コロコロとおむすびに入れやすい大きさに切る。塩ざけはたらこと同様にゆでるが、中まで火を通し、骨と皮を除き、おむすびに入れやすいようにほぐす。梅干しは種を除き、粗くほぐす。削り節はしょうゆがやっとからまる程度まぶす。 
    


おむすびをつくる
  塩むすびを参照して握る。具はお椀の真ん中のご飯に指で少し押し込み、その上にまた少しご飯をのせて握る。赤じそはご飯にサックリと混ぜてから握るが、塩はまぶさなくてよい。

【外側につける具】を用意する
  のりは1枚を3等分にして、おむすび1コに巻く。ちぎったのりをつけてもよい。とろろ昆布やおぼろ昆布は皿に薄めに広げてから、おむすびの表面につける。野沢菜漬けは葉の部分を広げておむすびを包む。この場合はおむすびに塩をつけなくてよい。青のり、白ごまは少しふるとおいしい。そのほか、中の具が分かるように上に少しトッピングしてもよい。

このレシピは、2004/05/11に放送されたものです。



45-9c  なす入りラザニア

なすのグラタンも食べたい、ラザニアも食べたい、それで合体させたのがこの、ごうちそうレシピ。


  エネルギー : 640 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・ラザニア用パスタ 200g
・なす 4〜5コ
・溶き卵 1コ分
・ミックスチーズ (溶けるタイプ)  カップ1

 【ミートソース】 
  ・牛ひき肉 250g
  ・にんにく (みじん切り)  1かけ分
  ・マッシュルーム (小/缶詰/薄切り)  1缶
  ・トマトジュース (有塩)  カップ2

 【A】 
  ・固形スープの素(もと) 1コ
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
  ・オレガノ (乾)  少々
  ・ローリエ 1枚
・サラダ油 大さじ1
・小麦粉 大さじ1
・塩 小さじ1
・揚げ油 適量
 
    

  【ミートソース】をつくる。フライパンを火にかけてサラダ油大さじ1を入れ、にんにくを弱火でよい香りがするまで炒める。マッシュルームとひき肉を加え、強めの中火で炒める。
  肉の色が変わってきたら火を弱め、小麦粉大さじ1をふり入れてよく炒める。トマトジュース、水カップ1、【A】を加えて中火で煮る。フツフツとしてきたら火を弱め、トロリとするまで煮る。時々木べらで混ぜて、焦げつかないようにする。
  たっぷりの湯を沸かして、塩小さじ1を入れ、ラザニア用パスタを袋の表示の時間どおりにゆでる。
  なすはヘタを除いて縦1cm厚さに切り、並べて片面にだけ塩小さじ1をふり、2〜3分間おく。紙タオルなどで出た水分をふく。
  なすの両面に小麦粉を薄くつけ、水大さじ1を混ぜた溶き卵をつける。これを中温(170〜180℃)の揚げ油で揚げ、よく油をきっておく。
  耐熱容器の内側を水で軽くぬらし、 の【ミートソース】を玉じゃくし1杯分広げ、パスタ、なす、チーズ、【ミートソース】を好みの順に何段か重ねる。最後は【ミートソース】、チーズにする。200℃に予熱しておいたオーブンで約20分間、チーズが溶けてこんがりするまで焼く。

このレシピは、1999/05/31に放送されたものです。



45-9d  えび入りスープギョーザ

野菜もいろいろ入って、スープも楽しめる、ちょっとぜいたくな、ごちそうギョーザ。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・ゆでえび 1パック(約10匹)

 【具】 
  ・豚ひき肉 150g
  ・ねぎ (みじん切り)  5cm分
  ・しょうが汁 1かけ分
  ・塩 小さじ1/2
  ・ごま油 少々
・ギョーザの皮 1袋(約25枚)
・グリーンアスパラガス 1ワ
・にんじん 5cm
・レタス 3〜4枚
・ねぎ 1〜2本

 【A】 
  ・水 カップ7
  ・固形スープの素(もと) 1コ
  ・酒 大さじ2
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
・かたくり粉 小さじ1強
・ごま油 少々
 
    

  えびは殻と尾を除いて2〜3つのそぎ切りにし、かたくり粉小さじ1強をまぶす。【具】の材料をよく混ぜておく。
  アスパラガスは根元を1〜2cm切り落とし、皮が堅いときは下側をむき、長さを3つに切る。にんじんは縦半分に切って薄い短冊形に切り、レタスは一口大にちぎる。ねぎは4〜5cm長さのせん切りにする
  ギョーザの皮に小さじ1を目安に【具】をのせ、上にえびをのせる。皮の縁半分に水を塗って貼り合わせ、真ん中に1つひだを寄せる。残りも同様に包む。
  鍋に【A】とにんじんを入れて強火で煮立て、ギョーザを次々に入れ、アスパラガスを加えて煮る。
  ギョーザが浮いて透き通ったら、レタスを加え、ひと煮立ちで火を止める。香りづけにごま油少々を落とし、アツアツを器に盛り、 のねぎを散らす。

このレシピは、1992/04/08に放送されたものです。



45-9e  アッという間のうなずし

器にご飯、具を盛って、合わせ酢を回しかけてあえる、カツ代流かけ回しずし。うなぎの代わりに小さめの焼きアナゴでもおいしい。


  エネルギー : 400 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 カツ代


(4人分)
・炊きたてのご飯 米360ml分(2合)
・うなぎのかば焼き (市販)  2串分
*小さめの焼きあなごでもおいしい。 
・きゅうり 1本
・みょうが 2コ
・青じそ 5枚
・実ざんしょうのつくだ煮 大さじ1

 【合わせ酢】 
  ・すし酢 (市販)  大さじ2
  ・米酢 大さじ1
・紅しょうが (せん切り)  適量
 
    

  きゅうりは薄い輪切りにし、みょうがは縦2つに切ってから斜め薄切りにする。
  青じそは縦2つに切ってからせん切りにする。うなぎのかば焼きは串をはずし、1cm幅に切る。
  【合わせ酢】は混ぜ合わせておく。
  大皿に炊きたてのご飯を広げて盛り、うなぎ、きゅうり、みょうが、青じその順にのせ、実ざんしょうのつくだ煮を散らす。
  食べる直前に、 に【合わせ酢】をムラなく回しかけ、紅しょうがを添える。全体をサックリ混ぜてから、各自が取り分ける。

このレシピは、1996/07/02に放送されたものです。



45-10 焼きたてライスバーガー

ハンバーガーのバンズに見立てたご飯を、ホットプレートで焼きながらお好みの具をはさみます。ご飯に合うおかずなら何でもOK!手巻きずし感覚で盛り上がること間違いなしです。


  エネルギー : - (エネルギーは【ホイル焼き肉バーガー】 250kcal(1コ分)、【えびミンチバーガー】190kcal(1コ分))
  塩分 : -
  調理時間 : 45分

 講師: 渡辺 あきこ


(4〜5人分)
・ご飯 (温かいもの)  3合分

 【ホイル焼き肉】 
  ・牛こま切れ肉 160g
  ・大根 60g
  ・にんじん 40g
  ・細ねぎ 4本

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
  ・すりごま (白)  小さじ2
  ・ごま油 小さじ1

 【えびミンチ】 
  ・えび (殻付き/無頭)  8匹(120g)
  ・たまねぎ 60g

 【B】 
  ・塩 小さじ1/4
  ・こしょう 少々
  ・小麦粉 大さじ1
・レタス 2枚
・きゅうり 1/2本
・アボカド 1コ
・青じそ 8枚
・サラダ油 
・しょうゆ 
・マヨネーズ 
 
    


ご飯のバンズの準備
  20cm幅に切ったラップにご飯を30〜40gずつのせてくるみ、ギュッと握ってボール状にする。ラップを開き、1cm厚さの円形にのばす。
ポイント: ご飯のバンズの大きさは、それぞれの好みに合わせて。一度に全部用意せず、焼きながらつくり足していくとよい。

ホイル焼き肉の準備
  牛肉は4cm幅に切る。大根、にんじんは皮をむき、5cm長さの細切りにする。細ねぎは4cm長さに切る。
  【A】をボウルに合わせ、 の牛肉を加えてからめる。大根、にんじん、細ねぎも加えて混ぜ、2等分にしてそれぞれアルミ箔(はく)に広げる。アルミ箔の手前と奥の端を合わせ、左右もしっかりと閉じて平らに包む。
ポイント: ホイル包みにすれば、焼く間に汁が広がることもなく、焦げつきにくい。

えびミンチの準備
  えびは洗って背ワタを除き、殻をむいて水けを拭く。包丁の腹でつぶし、細かく刻む。たまねぎはみじん切りにする。
  ボウルにえびを入れて【B】を加え、粘りが出るまで練り混ぜる。たまねぎと小麦粉を加えて混ぜ、4〜5等分にし、1cm厚さの円形に整える。

生野菜の準備
  レタスは一口大にちぎる。きゅうりは斜め薄切りにする。アボカドは縦半分に切って種と皮を除き、薄切りにする。
   の野菜と青じそを皿に盛り合わせる。

ホットプレートで焼く
  ホットプレートを140〜160℃に熱し、 のホイル包みをのせる。あいたところにサラダ油少々を塗り、ご飯のバンズ、えびミンチをのせる。
  ホイル焼き肉は3分間ほど焼いたら包みを開け、さらに3分間ほど混ぜながら焼いて汁けをとばす。ご飯のバンズは両面をサッと焼き、はけでしょうゆ少々を塗って、さらに焼く。えびミンチは下側が色づいたら裏返し、合計で3〜4分間焼く。
ポイント: アルミ箔が熱くなっているので、やけどに注意。

ご飯のバンズで具をはさむ
  オーブン用の紙を適当な大きさに切ってご飯のバンズをのせ、好きな具をはさむ。好みで、野菜にはマヨネーズをつけてもよい。オーブン用の紙でくるむようにして持つと食べやすい。




45-10a  ホイル豚キムチ

「ホイル焼き肉」の肉の種類やたれを変えて、ライスバーガーに。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは【ホイル豚キムチ バーガー】1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 渡辺 あきこ


(4〜5人分)
・豚こま切れ肉 160g
・白菜キムチ 80g
・ごま油 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1
 
    

  豚肉は4cm幅に切る。白菜キムチは汁けをきって1cm幅に切る。
  豚肉とキムチを合わせ、ごま油・しょうゆ各小さじ1を加えて混ぜる。2等分にして、焼きたてライスバーガーのホイル焼き肉と同様にアルミ箔で包み、ホットプレートで焼く。



45-10b  根菜きんぴら

常備菜のきんぴらだって、ご飯のバンズでスペシャルバーガーに。


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは【根菜きんぴら バーガー】1コ分/焼きのりも含む。)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(つくりやすい分量。)
・ごぼう 100g
・れんこん 50g
・にんじん 50g
・赤とうがらし (種を除いて小口切り)  1/2本分
・サラダ油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1+1/3
 
    

  ごぼうは皮をこそげて5cm長さの細切りにする。れんこんは半月形の薄切りにし、それぞれ水にさらして水けをきる。にんじんは5cm長さの細切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、 の野菜をサッと炒める。水カップ1/4を加え、水けをとばしながら火を通す。
  野菜が柔らかくなったら、赤とうがらし、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ1+1/3を加え、汁けがなくなるまで混ぜる。



45-10c  引っぱりうどん

思い思いの具をスタンバイした器に、ゆでたうどんを鍋から引っぱって、混ぜては食べる。お手本は、山形名物の郷土料理。これが意外なほど楽しいんです! みんなで引っぱれば、おいしさも倍増。


  エネルギー : 400 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 渡辺 あきこ


(4〜5人分)
・冷凍うどん 4〜5玉
・さばの水煮 (缶詰)  1缶(200g)
・納豆 2パック
・卵 1コ
・みょうが 2コ
・青じそ 6枚
・細ねぎ 4本
・すだち 1〜2コ
・梅干し (大)  2コ
・しょうゆ 少々
・塩 一つまみ
・サラダ油 少々


 

具の準備 
 さばは汁けを軽くきって器に入れる。 
 別の器に納豆を入れて箸でよく混ぜ、しょうゆ少々を加えて味を調える。 
 卵はボウルに割りほぐし、塩一つまみを加えて混ぜる。表面加工のしてあるフライパンにサラダ油少々を中火で熱し、卵液を流し、フライパンを回しながら広げて焼く。反対側もサッと焼いて取り出し、粗熱が取れたら4cm長さの細切りにして皿に盛る。 
 みょうがは薄い輪切りにし、水にさらして水けをきる。青じそは縦半分に切って重ね、せん切りにする。細ねぎは小口切りにし、みょうが、青じそとともに器に盛り合わせる。 
 すだちは4つ割りにし、梅干しとともに器に入れる。 
    


うどんをゆでる
  土鍋(または浅めの鍋)に湯を沸かし、冷凍うどんをゆでる。
ポイント: うどんは鍋の大きさに合わせ、2〜3回に分けてゆでるとよい。

具とうどんを取り分ける
  めいめいの器に好みの具を入れて、しょうゆ少々をかけ、すだちを搾って混ぜる。うどんを適量入れ、混ぜながら食べる。



45-10d  みかんの寒天寄せ

みかんの缶詰のシロップを冷やし固めた寒天寄せ。どんな世代にも懐かしい味。ツルリと爽やかにいただけます。


  エネルギー : 290 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 渡辺 あきこ


(10×14×高さ4cmの容器1コ分)
・みかんのシロップ煮 (缶詰)  1缶(350g)
・粉寒天 小さじ1
・砂糖 大さじ2
 
    

  みかんとシロップを分ける。容器は内側を水でぬらしておく。
   のシロップと水を合わせてカップ1にし、鍋に入れる。粉寒天
  煮立ったら弱火にし、そのまま2分間煮てから砂糖を加えて溶かす。
ポイント: 砂糖を加える前にしっかり煮ておかないと、寒天液が固まりにくくなるので注意。
  火を止めてみかんを加え、ざっと混ぜて容器に流す。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、容器から出して食べやすく切る。
ポイント: 寒天液は常温でも固まるので、冷めないうちに入れる。



45-10e  グラノーラ

人気のグラノーラを手作りで!好みの味にアレンジして楽しもう!そのままでも、ヨーグルトにかけてもおいしい。豆乳に浸すのもおすすめです!


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: なかしま しほ


(つくりやすい分量)
・オートミール 120g
・薄力粉 50g
・きび糖(または黒糖) 50g
・ごま油(白) 30g
・豆乳(無調整) 40ml
・ナッツ(好みのもの) 50g
・ドライフルーツ(好みのもの) 50g


 
 オーブンは170℃に予熱する。 
 天板にオーブン用の紙を敷いておく。 
    

  ナッツは大きいものは半分に切る(焦げやすいので細かくしすぎない。生のナッツならローストしておく)
  ドライフルーツはレーズンくらいの大きさに刻む。
  ボウルにオートミール、薄力粉、きび糖を入れ、手でさっと混ぜる。ごま油を加えてよくなじませる。ナッツと豆乳を加えてさっと混ぜ、天板にあけて厚さ1cmに手で広げる。
  170℃のオーブンでまず15分間焼き、一度取り出して一口大のかたまりにほぐす。再度オーブンに入れ、全体によい焼き色がつくまで15分間ほど焼く。
  熱いうちにドライフルーツを加えてさっくり混ぜ、冷ます。
ポイント: プルーンなど水分の多いドライフルーツの場合は、食べるときに混ぜる。

【保存】
密閉容器に入れて、あれば乾燥剤も入れ、1週間ほど保存可能。
プルーンなど水分の多いドライフルーツの場合は、食べるときに混ぜる。



45-11  厚焼きクレープバイキング

今、フランスで流行の最先端という厚焼きのクレープ。もっちりとした食感が何ともおいしい。中身もシンプルで、下ごしらえもラクラク。


  エネルギー : 490 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (クレープ生地を休ませる時間は除く。)

 講師: 脇 雅世


(4〜5人分)

 【クレープ生地】*直径10〜11cmのもの約24枚分 
  ・小麦粉 200g
  ・砂糖 大さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・卵 4コ
  ・サラダ油 大さじ2
  ・牛乳 カップ1

 【具】 
  ・たまねぎ (小)  2コ(200g)
  ・ズッキーニ 1本(200g)
  ・なす 2〜3コ(250g)

 【A】 
  ・オリーブ油 大さじ2
  ・塩 小さじ1
  ・こしょう 少々
  ・ハム 5枚
  ・プロセスチーズ 3コ(45g)
  ・ソーセージ 1袋
 
    


クレープ生地をつくる
  ボウルに小麦粉を入れ、砂糖と塩を加えて泡立て器で軽く混ぜ合わせる。
   の中央をくぼませて卵を割り入れ、中央から泡立て器を使って周りの粉を少しずつくずしながら混ぜ合わせる。
  なめらかになるまで混ぜたらサラダ油を加えてなじませ、牛乳を3〜4回に分けて加えては混ぜる。ラップをして、1時間〜一晩休ませる。
ポイント: 長く休ませると、よりモチモチとした食感に。一晩休ませるときは冷蔵庫に入れ、焼くときに室温に戻す。

具の下ごしらえをする
  たまねぎは皮をむき、7〜8mm厚さの位置に中心までようじを刺し、1.5cm厚さの輪切りにする。
ポイント: このように切ると、たまねぎがバラバラにならない。
  ズッキーニは斜め1.5cm厚さに切る。なすは太ければ1.5cm厚さの輪切りに、細ければ斜めに切る。
   を大きめのボウルに入れ、【A】を加えて全体にまぶす。ハムとチーズは半分に切る。

クレープ生地を焼く
  ホットプレートを210℃に温め、 を小さな玉じゃくしで1杯(約20ml)ずつホットプレートに流し、表面が固まり始めたら裏返して焼く。全部を一度に焼いておく。
ポイント: 温度は様子を見ながら調節すること。多少高めのほうがふんわりと焼ける。

具を焼き、クレープ生地を温める
  ホットプレートを200℃にして野菜を並べ、ふたをして3分間ほど焼く。
  ふたを取って野菜を裏返し、ほかの具材も並べて焼く。 のクレープも軽く温めながら、具材をはさんで食べる。




45-11a  ミニハンバーグ

すりおろしたたまねぎを炒めずにひき肉と合わせて焼くだけ!


  エネルギー : 45 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 脇 雅世


(12コ分)
・合いびき肉 200g
・たまねぎ (すりおろす)  50g

 【A】 
  ・卵 1コ
  ・塩 小さじ1/3
  ・こしょう 少々
  ・ナツメグ 適宜
  *あれば。 
 
    

  ボウルに合いびき肉、たまねぎ、【A】を入れてよく混ぜる。
  ホットプレートを180℃に温め、 を12等分にして、スプーンで1コずつ落とし入れる。
  ふたをして2分間ほど焼き、裏返してふたをせずにさらに2分間ほど焼く。
ポイント: 一度に焼いて、食べるときに温めるとよい。



45-11b  生野菜とソース2種

大皿に色鮮やかな野菜を大盛りにするとテンションが上がります!簡単なのに本格味のソースがさらにうれしい。



  エネルギー : 230 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 脇 雅世


(4〜5人分)

 【生野菜】 
  ・グリーンカール 3〜4枚
  ・サニーレタス 3〜4枚
  ・セロリ 1本
  ・きゅうり 2本
  ・パプリカ (黄)  1コ
  ・ラディッシュ 4〜5コ

 【トマトソース】 
  ・トマト (小)  3コ(300g)
  ・ピーマン 2コ(約50g)
  ・たまねぎ 1/4コ(50g)

 【A】 
  ・トマトケチャップ 大さじ3
  ・オリーブ油 大さじ2
  ・ホットペッパーソース 少々
  ・塩 小さじ2/3

 【ひよこ豆ソース】 
  ・ひよこ豆 (水煮/缶詰/大)  1缶(正味230g)
  ・にんにく 1かけ
  ・すりごま (白)  大さじ2
  ・塩 小さじ1/2
  ・こしょう 少々
  ・クミン (粉)  適量
  ・ひよこ豆の缶詰の缶汁 大さじ2〜3
  ・オリーブ油 大さじ2
 
    


野菜の下ごしらえをする
  グリーンカールとサニーレタスは、洗って食べやすい大きさにちぎる。セロリは10cm長さに切り、縦に3〜4等分に切る。きゅうりは長めの乱切りにする。パプリカはヘタと種を取り、縦に1.5〜2cm幅に切る。

【トマトソース】をつくる
  トマトは皮付きのまま粗みじんに切る。ピーマンはヘタと種を取って粗みじんに切る。たまねぎはみじん切りにする。
   をボウルに入れ、【A】を加えて混ぜ合わせる。

【ひよこ豆ソース】をつくる
  ひよこ豆の缶詰の缶汁とオリーブ油を除く材料をフードプロセッサーに入れ、かくはんする。
   にオリーブ油を加えてさらにかくはんする。ひよこ豆の缶詰の缶汁は、水分が足りないようだったら適宜加えてなめらかになるまでかくはんする。



45-11c  マンゴーシャーベット

濃厚なマンゴーの味を生かしたシャーベット。砂糖の量はお好みで。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 2分

 講師: 脇 雅世


(4〜5人分)
・マンゴー (冷凍/市販)  1袋(200g)
・砂糖 大さじ2〜3
 
    

  フードプロセッサーにマンゴーを入れて5秒間ほどかくはんし、フレーク状にする。
  砂糖を加えてさらに3秒間ほどかくはんする。
  2〜3回に分けて手早く水30〜50mlを加え、なめらかになるまでかくはんする。



45-11d  いちごアイス

高級感あふれる舌ざわりなめらかなアイスクリームです。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 2分

 講師: 脇 雅世


(4〜5人分)
・いちご (冷凍/市販)  1袋(200g)
・砂糖 大さじ3〜4
・生クリーム 30〜50ml
 
    

  フードプロセッサーにいちごを入れて、5秒間ほどかくはんし、フレーク状にする。
  砂糖を加えてさらに3秒間ほどかくはんする。
  2〜3回に分けて手早く生クリームを加え、なめらかになるまでかくはんする。



45-11e  たまねぎマフィン

ほんのり甘くて香ばしくて、朝ごはんにもぴったりのスイーツです。食欲がなくてもモリモリいけますよ。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: なかしま しほ


(マフィン型5コ分)
・たまねぎ(中) 1コ(200g)
・サラダ油 大さじ1
・塩 小さじ1/4
・ベーコン 1枚
・卵(M) 1コ
・きび糖 30g
・ごま油(白) 30g
・豆乳(無調整) 大さじ2
・薄力粉 120g
・ベーキングパウダー 小さじ1


 
 オーブンは180℃に予熱する。 
 マフィン型に紙を敷いておく。 
    

  たまねぎは粗みじん切りにし、油をひいたフライパンで強めの中火で炒め、塩をふる。色づくまで炒めたら冷ましておく。ベーコンは5mm幅に切る。
  ボウルに卵ときび糖を入れて泡立て器で1分間ほど泡立て、ごま油、豆乳を順に加えてよく混ぜる。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ヘラでさっくり混ぜる。粉っぽさがなくなったら のたまねぎ、ベーコンを加えさっと混ぜる。
  マフィン型に等分に入れ、180℃のオーブンで20分間焼く。

熱々よりも粗熱が取れたころがおいしい。
《保存》
暑い時期は冷めたら冷蔵庫、または冷凍庫へ。冷蔵なら翌日中、冷凍で1週間。食べる時にオーブントースターなどで少し温める。



45-11f  サーモンのハーブカルパッチョ

シンプルな調味料をまぶすだけなのに、驚くほど深い味わいが生まれます。


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 脇 雅世


(4〜5人分)
・生ざけ (刺身用)  250g
*サクで買う場合は、 5〜6mm厚さに切る。 

 【A】 
  ・塩 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1/2
  ・ミックスハーブ (乾)  小さじ1/2
・スプラウト 1/3パック
・オリーブ油 少々
 
    

  小さなボウルに【A】を入れ、よく混ぜ合わせる。
  皿に の半量をふり広げる。その上に生ざけを重ならないように並べ、残りの をふりかけて5分間ほどおく。
  全体がなじんだら、オリーブ油少々を全体に薄く回しかける。スプラウトの根元を切って散らす。



45-12  切り分けギョーザ

みんなの大好きなギョーザを大きく、お好み焼きサイズにして切り分けてたべよう。


  エネルギー : 470 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 吉田 勝彦


(4〜5人分)
・ギョーザの皮 2袋(48〜60枚)
・豚バラ肉 (薄切り)  240g

 【A】 
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・かたくり粉 小さじ2
  ・黒こしょう (粗びき)  少々
・キャベツ 240g
・にら 1ワ

 【たれ】 
  ・酢 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・ごま油 大さじ1
  ・ラーユ 小さじ1
・サラダ油 
 
    


具とたれの準備
  豚バラ肉は2cm幅に切り、【A】をまぶして下味をつける。キャベツは1cm幅、にらは2cm長さに切る。
  【たれ】の材料を合わせておく。

ホットプレートにのせる
  ホットプレートを200℃に熱し、サラダ油大さじ1を全体に広げる。ギョーザの皮を水にくぐらせ、6〜8枚を少しずつ重ねて円形に並べる。同様にして、ギョーザの皮の円を2つつくる。
  円の周囲1〜2cmを残し、豚肉を1/4量ずつ広げてのせる。キャベツ、にらの順に、1/4量ずつを重ねてのせる。
  上にも皮を と同様に並べ、縁をへらなどで押さえて皮と皮をしっかりとくっつける。

蒸し焼きにする
  ホットプレートの温度を250℃に上げ、湯カップ1を全体に注ぐ。ふたをして5分間蒸し焼きにする。
  ふたを取って上下を返し、再びふたをして蒸し焼きにする。湯がなくなったら、サラダ油小さじ1を皮の外側に回しかけ、下側がパリッと焼けたら、もう一度上下を返す。
  取り出して4〜5等分に切り分け、【たれ】をつけて食べる。残りも同様に焼く。
ポイント: ホットプレートを傷つけないよう、取り出して切り分ける。保温はプレートの上で。




45-12a  定番・冷やし中華のたれ

定番・冷やし中華のたれ。練りがらしも加え、キリッとしたアクセントに。


  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 吉田 勝彦


(つくりやすい分量)
・しょうゆ 大さじ3
・酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・練りがらし 小さじ1
 
    

  材料を混ぜ合わせて器に入れる。



45-12b  ケチャップ甘酢だれ

酢豚や揚げだんごのあんが、冷やし中華のたれに!?豆板醤(トーバンジャン)を加えて辛みをきかせてもおいしい。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 吉田 勝彦


(つくりやすい分量)
・トマトケチャップ 大さじ3
・酢 大さじ3
・砂糖 大さじ2
・水 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・ごま油 大さじ1
 
    

  材料を混ぜ合わせて器に入れる。



45-12c  変わり冷やし中華

大皿で華やかに盛り合わせた、いつもとはひと味違う冷やし中華。麺も具も自由にとって好みのたれをかけ、めいめいの皿の上で完成!


  エネルギー : 480 kcal (エネルギーは1人分。たれは除く。)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 吉田 勝彦


(4〜5人分)
・中華麺 (生)  4玉

 【肉みそ】 
  ・豚ひき肉 150g
  ・ねぎ 40g
  ・しょうが 20g

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・甜麺醤(テンメンジャン) 大さじ1
  ・酒 大さじ1
・豚ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)  150g
・もやし 100g
・水菜 1株(80g)
・みょうが 1コ
・ミニトマト 8コ
・定番・冷やし中華のたれ 適量
・豆乳だれ 適量
・ケチャップ甘酢だれ 適量
・サラダ油 大さじ1
・ごま油 適量
・酢 小さじ1
 
    


【肉みそ】をつくる
  ねぎは粗みじん切り、しょうがはみじん切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、ひき肉を炒める。色が変わってきたら、ねぎ、しょうがを加えてさらに炒める。
  【A】を加え、汁けがなくなるまで混ぜながら煮詰めて火を止める。

もやしと豚肉をゆでる
  鍋にたっぷり湯を沸かし、もやしをサッとゆでて引き上げる。湯をきって、ごま油小さじ1をまぶす。
   の湯を弱めの中火で静かに煮立たせ、豚肉を1枚ずつ広げて入れる。色が変わったらすぐに引き上げて湯をきる。

水菜とみょうがを合わせる
  水菜は3cm長さに切り、みょうがは縦半分に切って斜め薄切りにする。合わせて冷水に放し、パリッとしたら水けをきる。

たれをつくり、麺をゆでる
  定番・冷やし中華のたれ豆乳だれケチャップ甘酢だれ、を混ぜ合わせて器に入れる。
  鍋に湯を沸かし、麺を袋の表示時間どおりにゆで、ざるに上げて流水で洗う。水けをきり、酢・ごま油各小さじ1をまぶしてほぐす。

盛り合わせる
  大皿の中央に麺をのせ、 の具をバランスよく周りに添えてミニトマトを散らす。

ポイント: 麺は一度に全部を盛らず、あとから適量ずつ足していくとよい。大皿がなければ、具や麺を別々の皿に盛って並べても。
  めいめいの皿に麺と具をのせ、好みのたれをかけて食べる。



45-12d  ココナツ白玉

白玉だんごは夏のデザートの定番。ココナツミルク仕立てなら、ぐっとスペシャル感が出ます。家族みんなで丸めながらゆでて、ぜひ、できたてを味わって!


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 吉田 勝彦


(4〜5人分)
・白玉粉 60g
・かたくり粉 小さじ2
・豆乳 (無調整)  大さじ4

 【A】 
  ・ココナツミルク カップ1/2
  ・水 カップ1/2
  ・生クリーム カップ1/4
  ・砂糖 10g
 
    

  ボウルに白玉粉とかたくり粉を入れ、豆乳を加えてよくこねる。均一な生地になったらラップをかけ、10分間ほど休ませる。
  別のボウルに【A】を混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておく。
  鍋に湯を沸かし、 の生地を直径2cmほどのだんご状にしてゆでる。浮き上がってから、さらに1分間ほどゆで、氷水に放す。
  水けをきって器に入れ、 をかける。



45-12e  バナナブレッド

コツはひとつ、熟したバナナを使うこと!道具いらずで失敗もありません。コーヒーや牛乳と相性抜群、ヘルシーな朝ごはんです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: なかしま しほ


(直径約20cm1コ分)
・卵(M) 1コ
・きび糖 50g
・ごま油(白) 30g
・バナナ(熟したもの) 正味200g(約2本)
・薄力粉 120g
・ベーキングパウダー 小さじ1


 
 オーブンは180℃に予熱する。 
 天板にオーブン用の紙を敷いておく。 
    

  バナナは半量はつぶし、半量は1cm角に切る。
  ボウルに卵ときび糖を入れ、泡立て器で1分間ほど泡立てる。ごま油、 のつぶしたバナナの順に加えてよく混ぜる。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、へらでさっくり混ぜる。粉けがなくなったら、角切りにしたバナナを加えてさっと混ぜる。
  天板の上にできるだけ山高にこんもりとのせ(焼くと横に広がるため)、180℃のオーブンで25分間焼く。

熱々よりも粗熱が取れたころがおいしい。
【保存】
暑い時期は冷めたら冷蔵庫、または冷凍庫へ。冷蔵なら翌日中、冷凍は約1週間。解凍してそのまま食べても、オーブントースターで少し温めてもおいしい。



45-12f  豆乳だれ

さっぱりした豚しゃぶ肉とも味の濃い肉みそとも相性バッチリのまろやかな豆乳だれ。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 吉田 勝彦


(つくりやすい分量)
・豆乳 (無調整)  カップ1/2
・水 大さじ2
・ラーユ 小さじ1/2
・塩 一つまみ
 
    

  材料を混ぜ合わせて器に入れる。



45-13  土用しじみの雑炊

水洗いせずにご飯の粘りを利用して、あっさりだけど食べごたえのあるうま口雑炊が狙いです。ご飯粒が汁を含む煮加減が勘どころ。おろししょうがの香味をきかせて。


  エネルギー : 150 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (しじみの砂抜きをする時間は除く。)

 講師: 土井 善晴


(2〜3人分)

 【しじみスープ】*つくりやすい分量。 
  ・しじみ 300g
  ・水 カップ4〜5
・赤だし用みそ 30g
*または八丁みそ。長期熟成させた豆みそをベースに、米みそを加えるなどして調合したみそ。 
・ご飯 200g
・しょうが (すりおろす)  20g
 
    


しじみスープをつくる
  バットにしじみを広げて水をヒタヒタに注ぐ。ぬらした新聞紙で覆い、暗くて涼しい場所に使うまでの間おいて砂抜きをする。室温が高いときは冷蔵庫に入れる。
  殻をこすり合わせて洗う。鍋にしじみと分量の水を入れ、中火にかける。ゆっくりと煮立ててアクを取り、火を弱めて2〜3分間煮て火を止める。
  ボウルにざるを重ねて をこし、氷水に浮かべて急いで冷ます。殻から身をはずし、スープと合わせる。

赤だしみそ汁をつくる
  鍋にカップ1+1/2の【しじみスープ】とすべての身を入れて火にかけ、温まったら赤だしみそを溶き入れる。
ポイント: 残りのスープは冷めたらペットボトルに入れ、3〜4日間冷蔵庫で保存ができる。

みそ汁でご飯を煮る
  みそ汁が煮立ったらご飯を入れて中火で煮る。汁からご飯が見える程度に3〜4分間煮込む。
  アツアツをご飯茶碗わんによそい、しょうがを添える。




45-14  なすの丸煮

うまみたっぷりのだしを含んだなすを、丸ごとストックしましょう。冷やして召し上がれ!


  エネルギー : 760 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 堀 知佐子


(つくりやすい分量)
・なす 12コ

 【A】 
  ・昆布 10g
  ・干しえび 25g
  ・水 1.5リットル

 【B】 
  ・みりん 180ml
  ・うす口しょうゆ カップ3/4
・しょうが (せん切り)  適量
 
    

  なすはガクにグルリと切り目を入れて取り除き、縦に細かく茶せん状に切り目を入れる。
  大きめの鍋に【A】を入れて弱火にかけ、沸騰したら【B】を加える。再度沸騰したらなすを1コずつ加え、落としぶたをして12分間ほど煮る。
  鍋ごと氷水にとって冷やし、器に盛る。しょうがをあしらう。

ポイント: 煮汁にはたくさんの栄養が含まれているので、煮汁ごと保存して余さず使いましょう。沸かし直せば、もう一度「なすの丸煮」をつくるときにも使えますし、ゼラチンで固めてジュレ状にしても、おいしくいただけます。

【保存】
煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間保存可能。
【水溶性のなすの栄養を、煮汁ごととり入れて】
なすは体を冷やし、むくみを取る効果があるので、ぜひ夏にとりたい食材です。アントシアニンなど、なすの栄養素は主に皮の色素に含まれているのですが、これが水溶性なので、火を入れるとすぐに溶け出てしまいます。ですから私の夏の定番は、栄養素が溶け出た煮汁ごとたっぷりいただける、なすの丸煮のストックです。たくさんつくって冷蔵庫に入れておくのですが、皆が好きなので、すぐなくなっちゃう(笑)。冷蔵庫から出したての、冷えたのがおいしくて、1人2コくらいペロリと食べてしまいますよ。



45-14a  なすの丸煮そうめん

なすも煮汁も楽しめる、手軽な麺の出来上がり!煮汁のジュレは、冷製ポタージュなどに散らすのもおすすめです。


  エネルギー : 270 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (ジュレを冷やし固める時間は除く。)

 講師: 堀 知佐子


(2人分)
なすの丸煮 2コ
・そうめん 2ワ(100g)

 【煮汁のジュレ】 
  ・なすの丸煮の煮汁 カップ2+1/2
  ・粉ゼラチン 10g
・青柚子(ゆず)の皮 (すりおろす)  少々
 
    

  【煮汁のジュレ】をつくる。ボウルに水大さじ2+2/3を入れてゼラチンをふり入れ、ふやかす。
  鍋になすの丸煮の煮汁を入れて火にかけ、温まったら を加えて溶かす。バットに流し、冷蔵庫で冷やし固める。
  そうめんを袋の表示時間どおりにゆでて冷水でしめ、水けをきって器に盛る。 をフォークでかいて散らし、なすの丸煮をのせる。青柚子の皮を散らす。



45-14b  すいかの皮の浅漬け

すいかの皮を薄切りにして、歯ごたえのよい浅漬けに。果肉の赤いところを少しだけ残すと見た目もきれいで、風味もよし。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分 (漬ける時間は除く。)

 講師: 植木 もも子


(つくりやすい分量)
・すいか 1/6〜1/4コ
*皮を使う。果肉は食べやすく切り、保存容器に入れて冷やしておくと、冷蔵庫の場所をとらず、いつでも食べられて便利。 
・塩 
 
    

  すいかは赤い果肉を少し残すように皮をむき、濃い緑色の堅い皮を皮むき器でむく。果肉は食べやすく切って冷蔵保存する。
   の皮は3〜4cm長さに切り、3〜5mm厚さに切る。重さを量り(約300g)、2%の塩を用意する。
   の皮に塩をふってよく混ぜ、保存容器、またはジッパー付きの保存袋に入れる。冷蔵庫に入れ、塩が回ってしんなりするまで、30〜40分間漬ける。軽く水けを絞って器に盛る。

【すいかの皮】
中国の伝統医学に基づいた薬膳を学ぶ中医薬膳学では、すいかには体の熱を取る作用があるといわれている。すいかの皮はその作用が果肉より強いとされる。1日15〜30gが適量。
【すいかの皮の利尿作用で体の熱を出してすっきり】
庭仕事などをして汗をたくさんかいたときは、本能的にすいかが食べたくなります。水分が多くて甘いので、渇きや疲れが取れるんです。中医薬膳学では、すいかには体の余分な熱を取り、渇きをいやし、暑さによるイライラを取り除く作用があるといわれています。体の熱は尿や便、汗によって外に出されますから、利尿効果のあるすいかは最適です。すいかの皮は果肉以上にその効果がありますので、捨てずに浅漬けにしてストックします。スープのほか、ツナやハムとサラダにしてもおいしいですよ。冷たいものを食べすぎて胃腸が冷えているときや、トイレが近いときは控えめに。
【保存】
冷蔵庫で約1週間保存可能。
好みでレモン汁や酢などをかけると、さっぱりとした味わいになる。



45-14c  すいかの皮のピクルス

浅漬けが残ったら、ピクルスにしてさらにストックしましょう!


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 植木 もも子


(つくりやすい分量)
・酢 カップ1/2
・白ワイン カップ1/2
・ローリエ 1枚
・タイム (生)  5枝
・黒こしょう (粒)  5粒
・粒マスタード 小さじ1
すいかの皮の浅漬け 200g
 
    

  小鍋に酢・白ワイン各カップ1/2、ローリエ1枚、タイム(生)5枝、黒こしょう(粒)5粒を入れてひと煮立ちさせる。火を止めて冷まし、粒マスタード小さじ1を加える。
  ボウルにすいかの皮の浅漬け200gの水けをきって入れ、 を注いで混ぜる。1時間後から食べられる。

【保存】
保存容器に入れ、冷蔵庫で約10日間保存可能。



45-14d  すいかの皮とスペアリブのスープ

骨付き肉のうまみを出したスープで皮の浅漬けをサッと煮ると、ツルリとした口当たり仕上がります!


  エネルギー : 250 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 植木 もも子


(2人分)
すいかの皮の浅漬け 100g
・豚スペアリブ 250g
*あれば3〜4cmに切ってあるもの。 
・顆粒(かりゅう)チキンスープの素 (中国風)  小さじ1/2
・酒 適量
・塩 少々
・こしょう 少々
 
    

  スペアリブは洗って水けをきり、酒大さじ1をふる。熱湯で3分間ほどゆで、ざるに上げる。
  鍋に水カップ2+1/2、 、酒大さじ3、スープの素を入れて火にかけ、沸騰したらアクを除く。弱めの中火で、15分間ほど煮る。
  すいかの皮の浅漬けの水けを絞り、 に加えて軽く混ぜ、塩・こしょう各少々で味を調える。



45-14e  レモン鶏のゴーヤータルタルソース

大人のタルタルソース。ピクルスの苦みと酸味が味をぐっと引きしめます。


  エネルギー : 500 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (鶏肉をつける時間は除く。)

 講師: 島本 薫


(2人分)
・鶏むね肉 1枚

 【A】 
  ・塩 小さじ1/2
  ・黒こしょう (粗びき)  少々
  ・レモン汁 大さじ1
  ・酒 大さじ1/2

 【タルタルソース】 
  ・ゴーヤーのピクルス 6枚
  ・ゆで卵 1/2コ
  ・マヨネーズ 大さじ4
 
    

  鶏は横4等分にそぎ切りにする。【A】の塩、黒こしょうをふってポリ袋に入れ、レモン汁と酒を混ぜて加え、30分間ほど室温におく。
   を魚焼きグリルに入れ、弱めの中火で両面を焼く。
  ゴーヤーのピクルス、ゆで卵をそれぞれ粗みじんに切り、マヨネーズと混ぜ合わせる。
  器に を盛り、 を添える。あればベビーリーフをあしらう。



45-14f  ゴーヤーのピクルス

爽やかな酸味と苦みが体もシャキッと調えてくれます。そのまま食べても、肉料理の付け合わせやソースやサラダにしてもおいしい。ストックしておくと便利!


  エネルギー : 230 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (漬ける時間は除く。)

 講師: 島本 薫


(つくりやすい分量)
・ゴーヤー (大)  1本

 【ピクルス液】 
  ・水 カップ1
  ・米酢 カップ1/2
  ・砂糖 40g
  ・塩 大さじ1/2
  ・粒こしょう 10粒
  *黒、白、ピンクなど好みの粒こしょうでよい。 
・塩 
 
    

  鍋に【ピクルス液】の材料を入れて中火にかけ、砂糖が溶けて鍋の縁から沸騰し始めたら火を止める。人肌程度に冷まし、密封容器、またはジッパー付きの保存袋に入れる。
  ゴーヤーは両端を落とし、長さを4〜5等分に切る。切り口のワタの境目に包丁を入れてグルリと一周させ、種とワタをくりぬく。5mm厚さの輪切りにする。
  鍋に湯1リットルを沸かして塩大さじ1/2を入れ、 を30秒間ほどゆでる。ざるに上げて広げ、うちわなどであおいで冷ます。 の【ピクルス液】に加え、冷蔵庫で半日おく。
ポイント: ゴーヤーの苦みが苦手な場合は、ゆでる時間を1分間ほどにすると、苦みがやわらぐ。冷蔵庫で約10日間保存可能。

【ゴーヤー】
加熱しても壊れにくいビタミンC、汗をかくと失われやすいカリウムが豊富で、ほてった体を冷やす働きがある。
【体にこもった熱を取り疲労回復も食欲増進も】
体に熱がこもりやすい夏は、熱を取る働きのあるゴーヤーが効果的。ゴーヤーのピクルスはわが家の夏の定番です。ズッキーニやパプリカなどを一緒に漬けることもあります。 夏は、暑さによるストレスや食欲不振などに対抗できる体づくりが大切。食事からとった栄養素をエネルギーに変えてくれる「TCAサイクル」がうまく働かないと、乳酸が発生して疲労の原因となります。ゴーヤーはTCAサイクルに必要な栄養素をバランスよく含みます。また、ピクルス液のクエン酸と糖分という組み合わせも疲労回復を早めます。苦みと酢の酸味で食欲増進にも一役。
【ジッパー付きの保存袋でお手軽に】
ピクルスを漬けるといっても、保存瓶を用意したり煮沸したりするのはちょっと面倒。そんなときは、ジッパー付きの保存袋を利用すれば漬け込みから冷蔵庫でのストックまで場所もとらず手間いらず。



45-15  白身魚のカルパッチョ

香り高いバジルペーストをつかった白身魚のカルパッチョ。消化促進作用もあるので夏の食欲不振に。


  エネルギー : 230 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 竹内 冨貴子


(2人分)
・たい (刺身用)  150g
・トマト (小)  2コ

 【バジルソース】 
  ・バジルペースト 大さじ1/2
  ・オリーブ油 大さじ1
  ・塩 少々
 
    

  たいは食べやすい大きさのそぎ切りにし、器に並べる。
  トマトはくし形を半分に切って【バジルソース】の材料とあえ、 にかける。



45-15a  鶏肉のバジル焼き

バジルの香りを満喫できる、おしゃれな一品。バジルペーストは、下味として肉にもみ込んで。


  エネルギー : 250 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分 (鶏肉にからめておく時間は除く。)

 講師: 竹内 冨貴子


(2人分)
・鶏もも肉 (皮なし)  200g

 【バジルソース】 
  ・バジルペースト 大さじ1/2
  ・オリーブ油 大さじ1
  ・塩 少々
・なす 1コ
・ズッキーニ (小)  1/2本
・かぼちゃ 正味50g
・オリーブ油 大さじ1/2
・塩 少々
 
    

  【バジルソース】の材料を混ぜ、鶏肉にからめてしばらくおく。
  なすは縦に5mm幅に切り、ズッキーニは7mm厚さの輪切りにする。かぼちゃは5mm厚さのくし形に切り、ラップで包んで電子レンジ(600W)に1分間かける。
  フライパンにオリーブ油大さじ1/2を熱して を入れる。両面をこんがりと焼いて塩少々をふり、取り出して器に盛る。
  フライパンをきれいにして を入れ、焼き色がついたら裏返し、弱火で火を通す。食べやすい大きさに切り、 の器に盛る。好みで【バジルソース】をさらにつくり、かけてもよい。



45-15b  さっぱり梅干しだしそうめん

だしに梅干しを入れて煮出します。ほのかな梅の酸味と香りが隠し味。冷たいそうめんが一層おいしく食べられます。


  エネルギー : 360 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 宗像 伸子


(2人分)
梅干しだし カップ2+1/4
・そうめん 3ワ(150g)
・鶏むね肉 60g
・溶き卵 (小)  1コ分(40g)
・トマト 80g
・きゅうり 40g
・きくらげ (乾)  1g
・みょうが (大/せん切り)  1コ分
・青じそ (せん切り)  3〜4枚分
・塩 少々
・酒 少々
・サラダ油 小さじ1/2
 
    

  鶏肉は塩・酒各少々をふり、蒸気の上がった蒸し器で7〜8分間蒸し(または、ラップをして電子レンジ(600W)に約2分間かける)、そのまま冷まして細く裂く。
  溶き卵はサラダ油小さじ1/2を熱したフライパンに流し、薄焼き卵をつくって細く切る。
  トマトは皮と種を除いて細く切り、きゅうりはせん切りにする。きくらげは水で戻し、サッとゆでて細く切る。
  そうめんはたっぷりの熱湯で袋の表示時間どおりにゆで、ざるに上げて水で洗い、水けをきる。
  器にそうめんを盛り、 梅干しだしの梅干しを彩りよくのせ、梅干しだしをかける。みょうが、青じそを添える。

【梅干し】
梅干しには、酸っぱさのもとであるクエン酸が豊富に含まれる。クエン酸は疲労の原因となる乳酸を分解し、エネルギー代謝をよくする働きがある。
【梅干しの酸味と香りで無理なく食欲を回復】
 しっかり食べて適度に運動しているので、だるさや疲労を感じることはあまりないのですが、暑さが厳しいと、さすがに食欲がなくなるときもあります。そんなときは、「さっぱり梅干しだしそうめん」で乗りきります。ツルリとのどごしのいいそうめんに、蒸し鶏や錦糸卵、夏野菜、梅干しをポンッとのせ、梅干しだしをなみなみと注ぎます。具だくさんにすると、彩りがきれいで食欲がわいてきます。梅干しを見たり食べたりすると、だ液がじわっと広がりますよね。すると、胃液も分泌されて食欲がアップ。これなら、ペロリと食べられますよ。



45-15c  ねばねばツナあえ

ねばねば食材で免疫力アップ!ツナの代わりにさけフレークでもおいしい。


  エネルギー : 50 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 藤井 恵


(2人分)
・ねばねば野菜ス トック 150g
*ここではつるむらさきを使用。 
・ツナ 1缶(80g)
*缶詰/スープ煮 
・レモン汁 小さじ1
・ごま油 小さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・黒こしょ う (粗びき)  少々
 
    

  ボウルにねばねば野菜ストック150g、ツナ1缶を入れ、レモン汁小さじ1、ごま油小さじ1/2、塩小さじ1/4、黒こしょう(粗引き)少々を加えて混ぜる。



45-15d  ねばねばスープ

冷凍ねばねば野菜ストックなら凍ったまま鍋に入れてOK!


  エネルギー : 20 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 藤井 恵


(2人分)
・ねばねば野菜ストッ ク 80g
*ここではオクラ、 モロヘイヤを半量ずつ使用。 
・だし カップ1+1/2
・梅干し 1コ分
・塩 小さじ1/3
・しょうゆ 小さじ1
 
    

  鍋にねばねば野菜ストック80g、だしカップ1+1/2を入れて火にかけ、煮立ったらちぎった梅干し1コ分、塩小さじ1/3、しょうゆ小さじ1を加える。



45-15e  ねばねば野菜ストック

食欲がなくてもツルリと食べられる、ねばねば野菜。頼れるストックにしておきましょう。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 藤井 恵


(つくりやすい分量)

 【オクラストック】*つくりやすい分量 
  ・オクラ 20本
  ・塩 適量

 【モロヘイヤストック】*つくりやすい分量 
  ・モロヘイヤ 200g
  ・塩 適量

 【つるむらさきストック】*つくりやすい分量 
  ・つるむらさき 200g
  ・塩 適量
 
    


オクラストック
  オクラ20本はガクをグルリとむく。塩適量を入れたたっぷりの湯で、オクラを2〜3分間ゆで、ざるに上げる。冷めたら小口切りにする。

モロヘイヤストック
  モロヘイヤ200gは葉を摘む。塩適量を入れたたっぷりの湯で、モロヘイヤの葉を1〜2分間ゆで、ざるに上げる。冷めたらしっかり水けを絞り、細かくたたく。

つるむらさきストック
  つるむらさき200gは葉と茎に分ける。塩適量を入れたたっぷりの湯で、茎をゆでて30秒間たったら、葉を加える。さらに1〜2分間ゆでて冷水にとり、しっかり水けを絞る。茎は斜め薄切りにし、葉は2〜3cm長さに切る。

【オクラストック】60kcal(全量) 調理時間 10分
【モロヘイヤストック】60kcal(全量) 調理時間 10分
【つるむらさきストック】25kcal(全量) 調理時間 10分
◎いずれも、削り節やだしじょうゆなどをかけ、おひたしとしてそのまま食べられる。
【保存】
いずれも、保存容器に入れて冷蔵庫で2日間、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で1か月間ほど保存可能。
◆ねばねば食材は、冷凍して常備◆
ねばねば野菜ストックは、ジッパー付きの保存袋に入れ、シート状にして冷凍すれば、使う分だけポキポキ折って使えます。野菜以外のねばねば食材も、冷凍しておくととても便利! 納豆はパックのまま、長芋はすりおろして冷凍します。
【ねばねば野菜】
オクラ、モロヘイヤ、つるむらさきなどのねばねばする野菜には、カロテン、ビタミン以外にも、ムチン、アルギン酸、ペクチンなどの食物繊維が豊富に含まれている。
【日々の献立にプラスして、腸の環境を整えます】
ねばねば食材に含まれるムチンは、胃を保護し、腸の環境を整えるので、毎日とるよう意識しています。特に夏はねばねば野菜の季節なので、常にストックして献立に取り入れていますよ。冷ややっこにのせたり、調味料と合わせてドレッシングのように使ったり、みそ汁に入れたり、工夫しだいでいつもの料理にどんどんプラスできるので、私にとっては食べるサプリメントみたいなもの。ねばねばした食感のおかげで食欲がなくてもスルリと食べられますし、腸の環境を整えることは免疫力アップにもつながるので、続けてくださいね。



45-15f  梅干しだしの冷やし茶碗蒸し

梅と卵の風味を生かした冷たい茶碗(わん)蒸しです。フワフワ、ツルッと、何ともいえないのどごしのよさ。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (粗熱を取る時間、冷やす時間は除く。)

 講師: 宗像 伸子


(2人分)
梅干しだし カップ3/4
・卵 1コ(50g)
・青じそ (せん切り)  少々
 
    

  卵は溶きほぐし、梅干しだしを加えて混ぜ、目の細かいざるでこす。耐熱の器に注ぐ。
  蒸気の上がった蒸し器で を強火で2分間蒸す。表面が白っぽくなったら火を弱めて12分間蒸す。器を冷水に当てて粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。青じそをのせる。

【具を入れてもおいしい】
鶏肉、かまぼこ、ホールコーン(缶詰)、ゆでたオクラなどがおすすめ。



45-15g  つるりんポークのカレー酢あえ

ツルッとした口当たりが、夏にぴったりのカレー酢あえ。疲労回復効果のある豚肉と酢の、ゴールデンコンビ。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 本多 京子


(2人分)
・豚薄切り肉 (ロース)  100g
・トマト 1コ

 【A】 
  ・たまねぎのカレー酢漬け 1/2量
  ・たまねぎのカレー酢漬けの漬け汁 大さじ2
  ・めんつゆ 大さじ1
  *3倍濃縮 
  ・豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1/2
  ・ごま油 小さじ1
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
・プリーツレタス 3〜4枚
・細ねぎ (小口切り)  適量
・塩 少々
・こしょう 少々
・かたくり粉 適量
 
    

  豚肉に塩・こしょう各少々をふり、かたくり粉をまぶす。鍋に湯を沸かして豚肉を1枚ずつくぐらせ、色が変わったら冷水にとり、ざるに上げる。
  トマトは湯むきして食べやすい大きさに切り、【A】と合わせて豚肉とあえる。
  器にレタスを敷いて を盛り、細ねぎを散らす。



45-15h  バジルペースト

香り高いバジルをにんにくとオリーブ油でペーストに。保存しておけば、いろんな料理につかえます。


  エネルギー : 850 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 竹内 冨貴子


(つくりやすい分量)
・バジル 50g
・にんにく 1/2かけ
・オリーブ油 カップ1/2
・塩 小さじ1
 
    

  材料を小型のフードプロセッサーに入れ、かくはんする。
ポイント: ハンディプロセッサーを使ってかくはんしてもよい。保存容器に入れて冷蔵庫で1週間、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で6か月間ほど保存可能。

【バジル】
ビタミン、β-カロテン、カルシウムなどが含まれている。清涼感のある香りの成分には、消化促進作用もある。
【冷凍保存で長く楽しむ】
バジルの出盛りの時季にたっぷりつくり、シート状にして冷凍すれば、季節を問わずに楽しめます。使う分だけポキポキ折って、室温にしばらくおくと、すぐに解凍できるので便利です。
【バジルの香りが食欲を呼ぶ】
毎年バジルを育てているので、夏にはたっぷりのバジルの葉を収穫するのですが、この盛りのおいしさをぎゅっと閉じ込めて保存できるのがバジルペースト。バジルの香りで食がすすむので、食欲減退しがちな夏でも、これと合わせると栄養のあるものがたくさん食べられます。私は、肉や魚にからめて焼いたり、にんじんのサラダや、れんこんのマリネに使ったり、くるみや松の実を加えてパスタソースにしたりと、いろいろ楽しんでいます。いずれも使うときは、適宜オリーブ油でのばしたり、塩を加えたりして調節してくださいね。



45-15i  たまねぎのカレー酢漬け

たまねぎを甘酢に漬けるだけの、さっぱりした「酢の物の素」。カレーの香りで、さらに食欲アップ!


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは全量。)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 本多 京子


(つくりやすい分量。)
・たまねぎ 1コ(150g)

 【A】 
  ・酢 大さじ5
  ・砂糖 大さじ5
  ・カレー粉 大さじ1/2
  ・塩 小さじ1
 
    

  たまねぎは半分に切り、薄切りにする。
  【A】を混ぜ合わせ、保存容器に入れる。 を加えて漬け、半日以上おく。

【酢】
酢には、疲労回復、食欲増進、食中毒予防など、夏の健康管理に効果がある、酢酸が含まれている。
【酢で夏場の疲労回復!】
酢、大好きなんです。とりすぎても害になることはないばかりか、上手に使えば、塩分を控えることにもつながります。酢の酢酸には疲労回復・食欲増進効果がありますし、夏には特にもってこいですね。酢は、毎日とりたいものですが、工夫しだいで簡単ですよ。例えばこの「たまねぎのカレー酢漬け」は「酢の物の素」と思えば使い方は万能。焼いた魚や鶏のから揚げとあえたり、油を加えてドレッシングにしたり、スープに入れてサンラータン風にしても。気軽にとり入れてみてください。
【保存】冷蔵庫で約1週間保存可能。



45-15j  梅干しだし

だしに梅干しを入れて煮出します。ほのかな梅の酸味と香りが隠し味。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 35分 (粗熱を取る時間、冷やす時間は除く。)

 講師: 宗像 伸子


(約900ml分)
・梅干し 4コ
・だし 1.2リットル

 【A】 
  ・酒 小さじ4
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・塩 小さじ2/3
 
    

  鍋に梅干し、だしを入れて煮立て、ふたをして弱火で30分間煮る。
  【A】で味を調え、鍋の底を冷水に当てて粗熱を取る。梅干しごと保存容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。

【多めにつくってストック】
梅干しだしは、梅干しを入れたまま冷蔵庫で約3日間保存できる。冷たい麺類のほか、蒸した魚や野菜、ゆでたしゃぶしゃぶ用肉や青菜にかけてもおいしい。



45-16  豚しゃぶの南蛮漬けのせ

さっぱりとゆでた豚肉に、南蛮漬けをのせるだけ。豚肉の代わりにそうめんでもおいしい。


  エネルギー : 350 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 牧野 直子


(2人分)
・豚薄切り肉 (しゃぶしゃぶ用)  150g

 【A】 
  ・ねぎの青い部分 1本分
  ・しょうが (薄切り)  3〜4枚
  ・酒 カップ1/4
・揚げなすの中国風南蛮漬け 適量
*1/4量を使用。 
・細ねぎ (小口切り)  1〜2本分
 
    

  鍋に湯を沸かし、【A】を入れて再度沸騰したら、豚肉を少量ずつほぐすように火を通す。色が変わったらざるに上げ、水けをきる。
   を器に盛り、揚げなすの中国風南蛮漬けをのせる。細ねぎを散らす。




45-16a  揚げなすの中国風南蛮漬け

なすの栄養を油で閉じ込めた南蛮漬け。香味野菜たっぷりの漬けだれが、食欲をそそります。


  エネルギー : 1390 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (味をなじませる時間は除く。)

 講師: 牧野 直子


(つくりやすい分量)
・なす 8コ

 【漬けだれ】 
  ・にんにく (みじん切り)  1かけ分
  ・しょうが (みじん切り)  1かけ分
  ・ねぎ (みじん切り)  1/2本分
  ・赤とうがらし (小口切り)  2本分
  ・白ごま 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ4
  ・酢 大さじ3
  ・ごま油 大さじ2
・揚げ油 
 
    

  【漬けだれ】の材料を合わせる。なすは縦半分に切り、斜めに3mm幅の切り目を入れて、2〜3cm幅に切る。
  フライパンに揚げ油を入れて160〜170℃に熱し、なすを揚げる。
  なすの油をきり、熱いうちに の【漬けだれ】に浸して、そのまま味をなじませる。

【保存】
 保存容器に入れ、冷蔵庫で3〜4日間保存可能。
【油と一緒にとることで、効率よくエネルギー補給】
なすをはじめとする夏野菜は、油と一緒にとることがおすすめです。アントシアニンは油で揚げることで、水分に流出することなくいただけますし、カロテンは油に溶けるので、腸に入ったときに吸収されやすくなります。また、野菜に油を含ませることで、少量でも効率よくエネルギーを摂取することができます。夏バテであっさりしたものばかり食べていると、エネルギーを十分に摂取できず、知らないうちにさらにバテてしまうという悪循環に陥りますが、この中国風南蛮漬けならあっさり食べられますし、香味野菜の効果で食もすすみますよ。
【夏野菜+油】
 なすにはアントシアニン、ピーマンやオクラなどの緑黄色野菜にはカロテンなどが含まれている。いずれも油と食べることで吸収の効率がよくなる。
【ほかの野菜を加えても】
 なすだけでなく、切り目を入れたオクラ、ししとうがらし、食べやすく切ったピーマンなどを油で揚げて加えると、緑黄色野菜の栄養も加わったカラフルな南蛮漬けに。つくりおきできるので、牧野さん宅では来客時に出すことが多いそう。



45-16b  しょうゆ豆

ご飯や豆腐にのせたり、炊き込みご飯に入れてもおいしい。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 村田 裕子


(つくりやすい分量)
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・だし カップ1/2
柔らかいり大豆 (いりたてのもの)  カップ1
 
    

  鍋にしょうゆ・みりん、だしを入れて煮立て、いりたての柔らかいり大豆を加えて冷ます。すぐに食べても、時間をおいて食べてもよい。

【保存】
保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。



45-16c  柔らかいり大豆

大豆を一晩水に浸すことで、甘みが引き出されてホクホクした食感に。おやつに、料理にと大活躍です。


  エネルギー : 1250 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 45分 (水に浸す時間は除く。)

 講師: 村田 裕子


(つくりやすい分量)
・大豆 (乾)  1袋(300g)
*約カップ2 
・水 カップ6
 
    

  洗った大豆と水カップ6を保存容器に入れる。ふたをして冷蔵庫に入れ、一晩おく。
  大豆をざるに上げ、紙タオルなどで水けをしっかり拭き取る。
  天板にオーブン用の紙を敷き、大豆を重ならないようにして並べる。160〜170℃に温めたオーブンに入れ、途中何度か天板を取り出して揺すりながら30〜40分間加熱する。
ポイント: フライパンでいることもできる。半量の大豆を12の要領で水に浸し、鉄のフライパンに入れてふたをし、揺すりながら4〜5分間中火にかける。蒸気が出てきたらふたを取り、弱火で揺すりながら30〜40分間いる。
  薄く色づき、皮がところどころはじけてきたら加熱を止め、オーブンに入れたまま粗熱を取る。

【保存】
保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。食べるときは電子レンジで少し温めると、甘みと香ばしさが戻る。
【大豆】
良質の植物性たんぱく質、イソフラボン、レシチン、サポニン、食物繊維、大豆オリゴ糖などが含まれている。
【大豆の栄養、丸ごといただきます】
大豆にはたんぱく質が豊富なだけでなく、肉・魚にはない食物繊維、ミネラルが含まれています。そして脂も少なく、ヘルシー。夏にはつい冷ややっこ!と思いがちですが、豆腐よりも大豆そのものを食べたほうが、大豆の栄養を丸ごといただけますよ。柔らかいり大豆は、そのままおやつに食べてもいいですし、味つけをしていないので、いろいろな料理に使えます。スープやサラダのトッピングにしたり、肉みそ、カレー、ミートソース、マーボー豆腐、ひじき煮などに加えたり、工夫して食べてくださいね。



45-16d  いり大豆のミネストローネ

大豆を途中で加えるとさらに柔らかに。仕上げに加えるとホクホクの食感が楽しめます。


  エネルギー : 230 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 村田 裕子


(3〜4人分)
・柔らかいり大豆 カップ1/2

 【A】 
  ・たまねぎ (みじん切り)  1/2コ分
  ・にんにく (みじん切り)  2かけ分
  ・にんじん 1/2本
  ・セロリ 1/2本
  ・ズッキーニ 1/2本
  ・じゃがいも 1コ
  ・ベーコン (1cm厚さ)  80g

 【B】 
  ・トマト 2コ
  ・固形スープの素(もと) 1コ
  ・ローリエ 1枚
  ・トマトペースト 大さじ3
  *またはトマトケチャップ。 
  ・レモン汁 小さじ1
・ナツメグ 少々
*あれば。 
・粉チーズ 適量
・オリーブ油 大さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
 
    

  たまねぎ、にんにく以外の【A】は1cm角に切る。トマトは湯むきして1cm角に切る。
  鍋にオリーブ油大さじ1を中火で熱し、たまねぎ、にんじんを炒める。弱火にしてふたをし、4〜5分間蒸らしながら炒める。
  残りの【A】を加え、薄く色づくまで3〜4分間炒める。水カップ3を加えて沸騰したらアクを取り、【B】を加える。塩・こしょう各少々、ナツメグで味を調え、ふたをして野菜が柔らかくなるまで煮る。
  柔らかいり大豆を加えてひと混ぜし、器に盛る。粉チーズをかける。



45-16e  トマトとアボカドの甘酒ガスパッチョ

甘酒のやさしい甘みと、トマトのうまみ、アボカドのコクが相性のいい、ミキサーにかけるだけの簡単スープです。


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 舘野 真知子


(2人分)
・甘酒 カップ1/2
*市販のものを使う場合は 糖分、塩分などが添加されていない、米と米こうじだけでつくられたものを選ぶ。うすめずにそのまま飲めるストレートタイプが便利。濃縮タイプの場合は、 表示どおりに水でうすめて使う。 
・トマト (大)  1コ
・アボカド 1/2コ
・にんにく 1/4かけ
・きゅうり (5mm角に切る)  少々
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
 
    

  トマトは5mm角に切って少しとっておく。残りはザク切りにする。アボカドは種と皮を除いて半分に切る。
  ミキサーにザク切りのトマト、アボカド、にんにく、甘酒、塩小さじ1/2、こしょう少々を入れ、なめらかになるまでかくはんする。
  器に盛り、角切りのきゅうりとトマトをのせる。

【ピリ辛にしてディップに】
「トマトとアボカドの甘酒ガスパチョ」150gにホットペッパーソース小さじ1/2を混ぜると、ビールやワインに合うおつまみ向きの一品に。コーンチップ(市販)にたっぷりつけてどうぞ。
【甘酒】
体に吸収されやすいブドウ糖やアミノ酸、代謝をサポートするビタミンB群、腸内環境を整える消化酵素などが豊富。
【弱った体にやさしく、すばやく栄養補給】
甘酒や塩こうじなどの発酵食品が好きで常備していますが、夏は特に甘酒が頼りになります。甘酒は「飲む点滴」とか「天然のサプリメント」といわれるほど、体に必要な栄養素がバランスよく含まれています。江戸時代には夏バテにきく飲み物として親しまれていたそうですしね。よくつくるのは、夏野菜とミキサーにかけるだけの冷たいスープ。ビタミンCや食物繊維がプラスされて栄養価がアップしますし、のどごしのよいスープなら、食欲が落ちたときでも胃腸に負担をかけず、無理なく食べられます。火を使わず、気軽につくれますよ。



45-16f  甘酒とうもろこしの冷たいスープ

少量でもスタミナアップ!自然な甘さととろみが口当たりよく、後味はさっぱり。


  エネルギー : 165 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 舘野 真知子


(2人分)
・甘酒 カップ1/2
*市販のものを使う場合は 糖分、塩分などが添加されていない、米と米こうじだけでつくられたものを選ぶ。うすめずにそのまま飲めるストレートタイプが便利。濃縮タイプの場合は、 表示どおりに水でうすめて使う。 
・とうもろこし (ゆでたもの)  正味200g
*ホールタイプの缶詰でもよい。 
・豆乳 (無調整)  カップ1/2
・塩 小さじ1/2
・黒こしょう (粗びき)  少々
・オリーブ油 少々
 
    

  とうもろこしは包丁で粒をはずし、分量を用意する。
  ミキサーに 、甘酒、豆乳、塩小さじ1/2、黒こしょう少々を
  器に盛り、オリーブ油・黒こしょう各少々をのせる。