40-1 ペリメニ(水ギョーザ)

ペリメニはロシアを代表する料理のひとつ。中身の具や包み方は家庭や地域によっていろいろですが、サワークリームやディルを添えて食べるのが一般的です。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1コ分 )
  塩分 : -
  調理時間 : 40分 (ペリメニの皮をつくる時間は除く。)

 講師: 高山 なおみ


(24コ分)

 【肉ダネ】 
  ・合いびき肉 150g
  ・たまねぎ (みじん切り)  1/4コ分
  ・にんにく (すりおろす)  1/2かけ分
  ・プレーンヨーグルト (無糖)  大さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・黒こしょう (粗びき)  適量
・ペリメニの皮 24枚
・サワークリーム 適量
・ディル (細かく刻む)  適量
・細ねぎ (小口切り)  適量
・レモン (くし形を半分に切る)  適量
・バター 適量
・塩 適量
・黒こしょう (粗びき)  適量


 

ペリメニの皮のつくり方(24枚分) 
 ボウルに強力粉250gと塩小さじ1を入れ、ざっと混ぜる。オリーブ油大さじ1を加え、指ですり合わせながら、混ぜる。 
 ぬるま湯140mlを一度に加え、ひとまとめにする。堅く絞ったぬれ布巾をかぶせ、室温で30分間休ませる。 
ポイント: 休ませることで、粉と水分がなじんでこねやすくなる。 
 台の上に軽く打ち粉(強力粉)をふり、 の生地をのせる。手のひらのつけ根で押したり、のばしたりしながら、なめらかになるまで8分間ほどこねる。 
 4等分にして棒状にのばす。それぞれ6コずつに切り分け、くっつかないようにかたくり粉を薄くまぶす。 
 親指と人さし指で輪をつくり、その中で丸く形を整える。 
 手のひらのつけ根でぐっと押し、平らな円形にする。 
 指の腹で少しずつのばしながら、直径6cmほどの大きさにする。 
 残りの生地も同様にのばし、間にかたくり粉適量をまぶして6枚ずつ、4つの山に重ねる。 
    

  【肉ダネ】をつくる。ボウルにすべての材料を入れ、粘りが出るまで手でよく練り混ぜる。
  ペリメニの皮に【肉ダネ】を適量のせ、縁に水をつける。
  皮を半分に折って口をしっかり閉じ、端と端を合わせる。
ポイント: 指で具を押し込むようにしながら、縁をとめていく。半月状になったら、両端を合わせる。
  合わせた片方の端を引っ張り、クルッとうしろでとめる。
ポイント: しっかりうしろでとめておくと、ゆでても形がくずれない。
  たっぷりの湯を沸かした鍋に入れ、鍋底につかないよう、すぐに菜箸で混ぜる。浮いてきたら、さらに2〜4分間強火のままゆで、ぷっくりふくらんで皮が透き通ってきたら、火を止める。
  大きな鉢などにゆで汁ごと盛り、サワークリーム、ディル、細ねぎ、レモン、バター、塩、黒こしょうなどを添える。
《食べ方》
◎ゆで汁をきって器に盛り、サワークリーム、ディル、細ねぎをのせ、黒こしょうをふる。
◎ゆで汁ごと器に盛り、レモン汁、バター、塩、黒こしょうでゆで汁の味を調え、スープ仕立てに。好みでディルやサワークリームを添えても。
《保存について》
ゆでる前の状態で、ラップを敷いたバットに間隔をあけて並べ、上からラップをかけて冷凍庫で一晩凍らせる。凍ったらポリ袋に移して冷凍庫へ。食べるときは、凍ったまま、たっぷりの湯でゆでる。



40-1a  新じゃがいものバターころがし

じゃがいもをバターで焼いてディルで香りづけしたロシアの素朴な料理。下ゆでの塩で、じゃがいもに味をつけておくのがポイントです。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 高山 なおみ


(2〜3人分)
・新じゃがいも 約500g
・ディル 2〜3枝
・塩 適量
・オリーブ油 小さじ1
・バター 10g
・黒こしょう (粗びき)  適量
 
    

  じゃがいもはたわしでよくこすり洗いし、皮付きのまま鍋に入れる。かぶるくらいの水を注いで塩小さじ1/2を加え、竹串がスッと通るくらい柔らかくなるまで、中火で20分間ほどゆでる。ゆで上がったら、熱いうちに皮をむく。
  フライパンにオリーブ油小さじ1とバター10gを入れて強火にかけ、バターが溶け始めたら、じゃがいもを入れる。あまりいじらず、弱めの中火でじっくりと焼きつける。焼き色がついたら裏返してフライパンを揺すりながら炒める。
  塩・黒こしょう各適量をふってボウルにあけ、刻んだディルをまぶしつける。



40-2 にんじんのプロフ(炊き込みご飯)

「こんなに?」というほど、どっさりとにんじんを入れるので、炊き上がりは、甘みたっぷり。おまけで添えたゆで卵とからしマヨネーズが不思議とよく合うので、ぜひお試しを!


  エネルギー : 570 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 60分 (米を浸水させる時間、蒸らす時間は除く。)

 講師: 高山 なおみ


(3〜4人分)
・米 360ml(2合)
・豚肉 (カレー用)  150g
・にんじん 1+1/2本
・たまねぎ 1/2コ
・にんにく 3〜4かけ
・固形スープのもと (洋風)  1/2コ
・クミンシード 小さじ1/2
・ローリエ 1枚
・ゆで卵 2コ

 【からしマヨネーズ】 
  ・マヨネーズ 大さじ3
  ・練りがらし 小さじ1/2
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
・オリーブ油 
 
    

  米は洗って炊飯器の内釜に入れ、普通の水加減にする。固形スープのもとを刻んで加え、ざっと混ぜて30分間ほど浸水させる。
  豚肉は塩・黒こしょう各少々で軽く下味をつける。にんじんは4cm長さに切り、マッチ棒くらいの細切りにする。たまねぎは半分に切り、繊維を断ち切るように1cm幅に切る。にんにくは皮付きのまま、根元だけ切り落とす。
  フライパンを強火にかけ、オリーブ油大さじ3を入れる。焦げつかないように、にんにくとたまねぎを油の温度が低いうちから入れ、油をからめながらよく炒める。
ポイント: にんにくは皮ごと炒めて炊き込むと中が蒸し焼きのようになり、ご飯にほんのり香りが移る。
  たまねぎの縁に焼き色がついてきたら、豚肉を加えて炒め合わせる。肉の色が変わったら、にんじんを加え、途中で塩二つまみとクミンシードを加え、さらに炒める。
  にんじんがへらでちぎれるくらいまで柔らかくなったら、半分にちぎったローリエを加え、 の米の上にのせ、普通に炊く。
ポイント: 炒めた油ごと米の上にのせて炊き、米に具のうまみを吸わせる。
  炊き上がったら10分間ほど蒸らし、ザックリ混ぜて塩・黒こしょう各少々で味を調える。器に盛り、半分に切ったゆで卵と【からしマヨネーズ】を添える。
ポイント: にんにくの皮は自然にはがれるが、気になるようなら取り除く。




40-2a  鶏肉のラグマン(うどん)

ウズベキスタンで親しまれている麺料理「ラグマン」。野菜や肉がたっぷり入ったスープは、トマト味がベースになり、スパイスやサワークリーム、ハーブの香りが溶け合った、深みのあるおいしさです。コシが強めのうどんを使うと、現地の手打ち麺に近い味になります。


  エネルギー : 860 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 高山 なおみ


(2人分)
・うどん (乾)  160g
・鶏もも肉 1枚(約250g)
・にんじん 1/3本
・じゃがいも 1コ
・たまねぎ 1/2コ
・にんにく 1かけ

 【A】 
  ・パプリカ (粉)  小さじ2
  ・クミンシード 小さじ1/3

 【B】 
  ・固形スープの素(もと) (洋風/刻む)  2コ分
  ・トマトペースト 大さじ2
  ・トマトケチャップ 大さじ1
  ・水 カップ3
・ローリエ 1枚
・一味とうがらし 適量
・サワークリーム・ディル (細かく刻む)  適量
・香菜(シャンツァイ) (細かく刻む)  適量
*アジアの各地でよく食べられている、独特の香りをもつ香味野菜。ウズベキスタンではディルと一緒に使われることが多い。 
・細ねぎ (小口切り)  適量
・塩 少々
・黒こしょう (粗びき)  少々
・オリーブ油 大さじ1
・バター 20g
・酒 大さじ2
 
    

  鶏肉は一口大に切り、塩・黒こしょう各少々で下味をつける。にんじんは4cm長さに切ってマッチ棒くらいの細切りにする。じゃがいもは皮をむいて2cm角に切る。たまねぎは薄切りにし、にんにくは粗みじん切りにする。
  鍋を強火にかけてオリーブ油大さじ1を熱し、にんにくを炒める。香りが出てきたらたまねぎを加え、しんなりするまでよく炒める。
  バター20gと鶏肉、にんじんを加えて軽く炒め、肉の色が変わったら、いったん火を止めて【A】を加え、ざっと混ぜる。再び強火にかけて酒大さじ2を加え、アルコール分をとばしたら、【B】を加えて煮立て、アクを取り除く。
  じゃがいもとローリエを加えてふたをし、弱火で15〜20分間煮る。塩・黒こしょう各少々と一味とうがらしで味を調える。
  別鍋にたっぷりの湯を沸かし、うどんを袋の表示どおりにゆでる。ざるに上げて水けをきり、丼に入れる。
  丼に のスープを注ぎ、サワークリーム、ディル、香菜、細ねぎをのせ、黒こしょう少々をふる。



40-3  薬味でさっぱりライスバーガー

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「わが家の自慢料理部門」の決勝戦出場レシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(3人分)

 【鶏のハンバーグ】 
  ・鶏ひき肉 300g

 【A】 
  ・細ねぎ 3〜4本
  ・しょうが (すりおろす)  少々
  ・しその葉 (粗みじん切り)  3枚分
  ・しょうゆ 小さじ1+1/2
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々

 【ライスバーガーの生地】 
  ・ごはん (温かいもの)  420g
  ・黒ごま 小さじ1+1/2
  ・白ごま 小さじ1+1/2

 【たれ】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ2
  ・酒 大さじ3

 【れんこんチップス】 
  ・れんこん 6cm
  ・サラダ油 適量
・貝割れ菜 1/3パック
 
    


れんこんチップスをつくる
  れんこんは皮をむき、スライサーで薄くスライスする。酢水(分量外)に10分間ほどつけ、ペーパータオルで水けを拭き取る。
  フライパンにサラダ油を2cmほどの深さまでいれて熱し、菜箸を入れて泡がぷくぷくしてきたられんこんを入れて、パリッときつね色に揚げる。

ライスバーガーの生地をつくる
  【たれ】の材料を混ぜておく。
  分量のごはんを6等分して、ラップで挟み、麺棒で厚さ5mmにのばす。ラップの上から茶碗で丸くくりぬく。片面に混ぜた白ごま・黒ごまをまぶす。これを6枚つくる。
  フライパンにサラダ油を熱し、 を焼く。焼き目が付いたら、裏返して【たれ】の半量をはけで塗り、数回裏表を返しながら、焦げ目が付くまで焼く。

鶏のハンバーグをつくる
  鶏ひき肉に【A】を入れてよく混ぜ、たねを3等分して空気を抜き、丸く成形する。
  フライパンにサラダ油を熱し、ハンバーグだねを入れ、ふたをして蒸し焼きにする。こんがり焼き目をつけたら、たれをスプーンでかける。
  ハンバーグを裏返して、残り半量のたれを加えて絡める。

盛りつけ
  ライスバーガーの生地の上にれんこんチップス、ハンバーグをのせ、再びレンコンチップス、貝割れ菜を置き、もう1枚の生地で挟む。



40-3a  さぬきまんでがんピザ

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「新・ご当地レシピ部門」の決勝戦出場チームのレシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(4人分)
・中力粉 300g
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ1
・オリーブ油 50ml
・水 150ml
・ドライイースト 小さじ1/2
・赤みそ 大さじ1
・卵黄 小さじ1/2
・オリーブ油 10ml
・塩こうじ 小さじ1

 【トッピング】 
  ・オリーブの実 20コ
  ・にんじん 100g
  ・レタス 100g
  ・はまち 150g
  ・塩こうじ 小さじ2

 【いりこのオイルサーディン】 
  ・いりこ 20匹
  ・にんにく 2かけ
  ・赤とうがらし 2本
  ・ローリエ 5枚
  ・塩 小さじ1
  ・オリーブ油 50ml

 【手づくりカッテージチーズ】 
  ・牛乳 1.5リットル
  ・酢 60ml
 
    


いりこのオイルサーディンをつくる
  いりこ、スライスしたにんにく、赤とうがらし、ローリエ、塩、ひたひたに浸る程度の水を鍋に入れ、弱火でじっくり煮詰める。
  水けがなくなったら、オリーブ油を入れ5分間煮て、火を止め30分間漬け込む。

はまちのくん製をつくる
  はまちに塩こうじ(小さじ2)をまぶし、冷蔵庫で一晩おく。
  フライパンに燻製用チップを20g入れ、その上に網をのせる。その上にアルミ箔をしき、はまちを並べ、ふたをして火をつける。5分ぐらいして煙が出始めたら中火にして5分間燻す。

手づくりカッテージチーズをつくる
  鍋で牛乳を沸かし、沸騰直前で火を止める。酢を加え、5〜6回ゆっくり混ぜる。
  しばらくおいて、ペーパータオルでこす。

生地をつくって仕上げる
  ボウルに、中力粉、砂糖、塩、水、ドライイーストを入れてまぜ、さらにオリーブ油を入れてこねる。なめらかな生地になったら、ラップをして30分間おき、一回り大きくなる程度まで発酵させる。
  発酵した生地を4分割してのばし、うちわの形にする。赤みそを卵黄とオリーブ油でのばして塗り、塩こうじも塗る。
  いりこのオイルサーディン、はまちのくん製、半分に切ったオリーブ、輪切りにして軽くゆでたにんじん、手づくりカッテージチーズをトッピングする。
  200℃のオーブンで10分間焼く。
  焼けたら、ちぎったレタスをのせる。

クッキングコンテスト2013出場の香川県・チームさくら堂(前川厚子さん、片山智子さん、長谷川雪代さん)によるレシピです。



40-3b  ごまだしコロッケ

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「新・ご当地レシピ部門」の決勝戦出場チームのレシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(4人分)

 【ごまだし】*つくりやすい分量 
  ・あじ 3kg
  *頭と腹ワタを除いて1.5kg。 
  ・ごま 500g
  ・しょうゆ カップ2+1/2
  ・うす口しょうゆ カップ2+1/2
  ・みりん カップ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1
・あじの干物 2枚
・里芋 400g
・ごまだし 大さじ4〜6
*ごまだしの分量はあじの干物の塩加減によって調整する。 
・細ねぎ 5本分
・プロセスチーズ (2cm角)  8コ

 【衣】 
  ・小麦粉 適量
  ・溶き卵 適量
  ・パン粉 適量
  ・いりごま 適量
・かぼす (4等分にする)  1コ分
・揚げ油 
 
    


ごまだしをつくる
  あじは頭とワタを取ってよく洗い、水けを拭く。ゼイゴごと魚焼きグリルに入れ、10分間ほど焼き、冷めたら身をほぐす。【A】は合わせておく。
  ごまはすり鉢ですり、 のあじを加える。【A】を少しずつ加え、小さな骨を取り除きながらすり混ぜる。

コロッケをつくる
  あじの干物は魚焼きグリルに入れる。5分間ほど焼いて取り出し、冷めたら身をほぐす。
  里芋は洗い、耐熱容器に入れてラップをして、電子レンジ(600W)に8分間ほどかける。
  竹串がスッと通るようになったら取り出し、熱いうちに皮をむく。ボウルに入れ、マッシャーでつぶす。
   と【ごまだし】、細ねぎを入れてよく混ぜ合わせる。8等分にして、それぞれチーズを中心に入れ、丸く成形する。
  【衣】の材料のパン粉にいりごまを加え、混ぜ合わせる。
   に小麦粉、溶き卵、パン粉を順につける。160℃の油できつね色になるまで揚げる。器に盛り、好みでかぼすを搾る。

《保存》
火にかけて殺菌し、冷蔵庫で2週間ほど保存可能。
クッキングコンテスト2013出場の大分県・チームめばる(園田寿さん、桑原政子さん、赤崎幸代さん)によるレシピです。



40-3c  いわしの百年床ぬか炊き

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「わが家の自慢料理部門」の決勝戦出場レシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 弘法 利榮子


(2人分)
・いわし 4匹

 【A】 
  ・みりん 70ml
  ・酒 100ml
  ・砂糖 20g
  ・米酢 10ml
  ・しょうが (せん切り)  15g
  ・さんしょうの実 適量
  ・赤とうがらし 適量
  ・水 70ml
  *直径22cmの鍋の場合。 

 【B】 
  ・しょうゆ 40ml
  ・百年床ぬか 32g
・竹の皮 1枚
*なければクッキングシート1枚。 
 
    

  いわしは頭と尾を落とし内臓を取り出して、1.5%の塩水で洗う。63〜70℃の湯に15秒通した後、水で冷やす。
  【A】の材料を混ぜ合わせる。
  圧力鍋に竹の皮を敷き、いわしと を入れる。鍋を火にかけて、圧力がかかったら、中火で35分間加熱する。
  鍋の圧を抜き、【B】を加え、とろみが出るまで10分間ほど煮詰める。



40-4  帆立て貝柱の吸い物

切り込みを入れて開いた帆立てが、ちょうのようです。軽くとろみをつけたおつゆは、ホッと心ぬくもる味。おもてなしの一品です。


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・帆立て貝柱 4コ
・絹さや 6枚

 【A】 
  ・水 カップ2
  ・昆布 1枚(10×7cm)

 【B】 
  ・塩 小さじ1/3
  ・うす口しょうゆ 少々

 【水溶きかたくり粉】 
  ・かたくり粉 小さじ2
  ・水 大さじ1
・塩 適量
 
    

  帆立て貝柱は、厚みの中ほどに切り込みを入れ、開く。
  絹さやは、塩適量を入れた熱湯でサッとゆでる。冷水にとってざるに上げ、水けをきる。
  鍋に【A】を入れて約30分間弱めの中火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す。帆立てを加えてサッと火を通し、いったん取り出す。
  【B】を加えて味を調える。【水溶きかたくり粉】でとろみをつけ、帆立てを戻し入れて火を止める。
  椀(わん)に盛り、 を添える。



40-4a  あさりのしょうが煮

冷凍あさりで手軽に!しょうがのきいた甘辛味は、ふだんのご飯のお供にぴったりの味です。


  エネルギー : 140 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (あさりを解凍する時間は除く。)

 講師: 杉本 節子


(つくりやすい分量)
・あさり (冷凍/むき身)  200g

 【A】 
  ・酒 大さじ3
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・しょうが (せん切り)  20g
・黒こしょう (粗くつぶす)  少々
 
    

  あさりは自然解凍し、熱湯でサッとゆでてざるに上げる。
  鍋に と【A】を入れて弱火にかけ、10〜15分間煮る。ほとんど煮汁がなくなったら、火を止める。
  器に盛り、黒こしょう少々をふる。



40-4b  楽楽ばらずし

見栄えよくおいしい、華やかなおすしをどうぞ。つくるのに手間のかかるばらずしもちょっとした工夫で簡単に。


  エネルギー : 1570 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分 (ご飯を炊く時間は除く。)

 講師: 杉本 節子


(つくりやすい分量)
・米 360ml(2合)
・干ししいたけ (スライスタイプ)  6g
・かんぴょう 80cm
・昆布 (5cm四方)  1枚

 【合わせ酢】 
  ・米酢 大さじ2
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 小さじ1
  ・うす口しょうゆ 小さじ1

 【A】 
  ・ちりめんじゃこ 10g
  ・米酢 小さじ2
・いりごま (白)  大さじ1
・卵 3コ
・グリンピース 適量
・しょうがの甘酢漬け (細切り)  30g
・木の芽 適量
・酒 
・塩 
・サラダ油 
 
    

  干ししいたけは、手で細かく砕く。かんぴょうはサッと水で洗い、太い部分ははさみで縦に切り込みを入れ、7〜8mm幅にしてから、はさみで3〜5mm長さに切る。
ポイント: 乾物を水で戻したり、下ゆでする手間を省き、そのまま炊き込みます。
  米は洗ってざるに上げ、水けをきる。炊飯器の内釜に入れて と酒大さじ1、昆布を加え、普通に水加減して炊く。
  炊き上がったら、昆布を除いて盤台などに移す。【合わせ酢】の材料を混ぜて回しかけ、まんべんなく混ぜる。
  【A】を合わせて に加え、いりごまも加える。まんべんなく混ぜ、堅く絞ったぬれ布巾をかけて落ち着かせる。
  ボウルに全卵2コと卵黄1コ分(卵白はとっておく)を割り入れ、よく溶いてざるでこし、塩少々を加える。フライパンを熱してサラダ油を薄くひき、卵液を適量流し入れ、薄焼き卵を焼く。残りも同様に焼く。
ポイント: 卵黄を多めにして、色よく仕上げます。
  粗熱が取れたら、1.5cm四方の色紙形に切る。残った卵白は と同様に薄く焼いて、みじん切りにし、 に混ぜ合わせる。
ポイント: ばらずしの卵は錦糸卵にすることが多いですが、今回は、切る回数をぐんと減らして色紙切りにします。
  グリンピースは塩適量を入れた熱湯でサッとゆでて冷水にとり、水けをきる。
  器にすし飯を盛り、色紙卵を広げ、グリンピース、しょうがの甘酢漬け、木の芽を散らす。



40-4c  わけぎとえびのてっぱい

「てっぱい」は、からし酢みそあえのことです。フレンチマスタードを使うことで、さっぱりとした味わいに仕上がります。


  エネルギー : 90 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (えびを冷凍する時間は除く。)

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・わけぎ 1ワ(100g)
・えび (殻付き/無頭/冷凍)  4匹
*ブラックタイガーなど。 

 【からし酢みそ】 
  ・西京みそ 40g
  ・水 小さじ1+1/2
  ・米酢 小さじ1
  ・フレンチマスタード 小さじ1/2
・塩 適量
 
    

  わけぎは根を切り落とし、塩適量を入れた熱湯でサッとゆでる。ざるに上げて水けをきり、3cm長さに切る。
  えびは自然解凍し、背ワタを除いて水で洗う。塩適量を入れた熱湯で2分間ほどゆで、ざるに上げて水けをきる。殻をむき、1cm幅のそぎ切りにする。
  耐熱ボウルに西京みそと分量の水を合わせる。ラップをせずに、みそがフツフツと沸くまで電子レンジ(600W)に約20秒間かける。
ポイント: 少量のみそは、耐熱容器に入れて電子レンジにかければ、鍋で練る手間が省けます。
   をかき混ぜながら粗熱を取り、冷めたら米酢、フレンチマスタードを加えて混ぜる。
   を加え、あえる。
ポイント: 酸でわけぎの色が退色するのを防ぐため、食べる直前にあえるとよい。



40-9 あさりと春野菜のサッと蒸し

あさりと色とりどりの野菜に、白ワインをふって蒸し煮にします。短時間で火を通し、あさりはふっくら、野菜は歯ごたえよく仕上げます。


  エネルギー : 110 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 高城 順子


(2人分)
・あさり 300g
*砂抜きしてよく洗ったもの。 
・春キャベツ 150g
・絹さや 20g
・ミニトマト 6〜7コ
・にんにく 1かけ
・白ワイン 大さじ2
・塩 
・こしょう 
・オリーブ油 


 

あさりの下処理 
 あさりはボウルやバットに入れ、海水程度の塩水(約3%。水カップ1に対し、塩小さじ1の割合が目安)に浸し、静かなところに半日〜1日おいて砂や汚れをはかせる。 
 塩水をきり、水の中で殻と殻をこすり合わせて丁寧に洗い、ざるに上げて水けをきる。砂抜きをしてある場合は、洗うだけでよい。 
    

  キャベツは2cm幅、5〜6cm長さに切る。絹さやは筋を取り、ミニトマトはヘタを取る。にんにくはたたいてつぶす。
  フライパンにあさりを入れて、 をのせる。
  塩・こしょう各少々をふり、白ワインを加える。
  中火にかけ、沸騰したらふたをして3〜4分間蒸し煮にする。
  貝が開いたらオリーブ油大さじ1〜1+1/2を回しかけ、火を止める。




40-9a  桜えびとアスパラのそぼろ炒め

桜えびは粗く刻んでしょうがと炒めて香りを引き出すのがポイント。アスパラの緑色と組み合わせて春らしく仕上げます。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 高城 順子


(2人分)
・桜えび (乾)  15g
・グリーンアスパラガス 6本(130g)
・豚ひき肉 50g
・ねぎ 10cm
・しょうが 1かけ

 【A】 
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・砂糖 一つまみ
  ・こしょう 少々
・サラダ油 大さじ1強
 
    

  桜えびは粗く刻む。アスパラガスは根元の堅い部分を切り落とし、下のほうの皮をむいて4cm長さに切る。ねぎは斜め薄切りにし、しょうがはみじん切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1強を中火で熱し、しょうが、桜えびを順に炒める。
  ねぎを加え、香りが出たらひき肉を加え、ポロポロになるまで炒める。アスパラガスを加え、八分目ほど火が通ったら、【A】を加えてからめる。



40-9b  桜えびと新たまねぎのバター煮

透明感のある春のたまねぎに、桜えびのピンク色でアクセントを。バターの風味がほんのりしみて、まだ寒さの残る日にうれしい一品です。


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1 人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 35分

 講師: 高城 順子


(2人分)
・桜えび (乾)  15g
*桜えび(釜揚げ)30gでもよい。 
・新たまねぎ 2コ

 【A】 
  ・水 カップ2+1/2〜3
  ・白ワイン 大さじ2
  ・バター 大さじ1
  ・固形スープの素(もと) 1/2コ
  ・しょうゆ 小さじ1/2
  ・黒こしょう (粒)  2〜3粒
・塩 少々
・こしょう 少々
 
    

  たまねぎは薄皮をむいて縦半分に切る。根元は薄く切り落とす。
  鍋にたまねぎ、【A】、桜えびを入れる。
  強火にかけ、沸騰したら紙ぶたをして、弱火で20〜30分間、たまねぎが柔らかくなるまで煮る。塩・こしょう各少々で味を調える。



40-9c  あさりとスナップえんどうの炒め蒸し

あさりのプリッとした食感と、スナップえんどうの緑色を生かした一品。にんにくとオイスターソースでコクを出すのがポイントです。


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 高城 順子


(2人分)
・あさり 150g
*砂抜きしてよく洗ったもの。 
・スナップえんどう 150g
・にんにく 1かけ
・赤とうがらし (種を除く)  1/2本

 【A】 
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・オイスターソース 小さじ1
  ・砂糖 一つまみ
  ・こしょう 少々
・サラダ油 大さじ1/2
・酒 大さじ1
 
    

  スナップえんどうは筋を取る。にんにくは薄切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、にんにく、赤とうがらし、あさりを入れてサッと炒め、スナップえんどうを加えて炒め合わせる。
  酒大さじ1をふり、ふたをする。貝が開いたら火を強め、【A】を加えて全体にからめる。



40-9d  桜えびの炊きおこわ

桜えびをたっぷり炊き込んだ、春らしい淡いピンク色のおこわ。いかのくん製を少し加えて手軽にうまみをプラスします。


  エネルギー : 310 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分 (米を炊く時間、蒸らす時間は除く。)

 講師: 高城 順子


(3〜4人分)
・もち米 270ml(1+1/2合)
・うるち米 90ml(1/2合)
・桜えび (乾)  15g
*桜えび(釜揚げ)50gでもよい。 
・ゆでたけのこ 80g
・いかのくん製 (市販/おつまみ用)  20g

 【A】 
  ・顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと) (中国風)  小さじ1
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 小さじ1強
  ・ごま油 小さじ1強
・木の芽 少々
 
    

  たけのこは5mm角に切り、いかのくん製は料理ばさみで食べやすい大きさに切る
  もち米とうるち米は合わせて洗い、ざるに上げて水けをきる。
  炊飯器の内釜に米、【A】を入れ、目盛りに合わせて水を注ぐ(「おこわ」の表示があれば2合の目盛りまで。なければ、1合と2合の目盛りの中間まで水を注ぐ)。
   にたけのこ、いかのくん製、桜えびを加え、30分間おいて炊く。
  スイッチが切れたら10〜20分間蒸らし、サックリと混ぜる。器に盛り、木の芽をのせる。



40-9e  あさりと春雨の炒め物

あさりのうまみが溶け出たスープを春雨にたっぷり吸わせて。最後にせりの葉をのせて、フレッシュな緑で春色に仕上げましょう。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (春雨を戻す時間は除く。)

 講師: 高城 順子


(2人分)
・あさり 200g
*砂抜きしてよく洗ったもの。 
・春雨 (乾)  40g
・せり 100g
・スープ カップ1/2
*顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)小さじ1/3を湯カップ1/2で溶く。 

 【A】 
  ・赤とうがらし (小口切り)  1本分
  ・ねぎ (粗みじん切り)  1/2本分
  ・しょうが (みじん切り)  1かけ分

 【B】 
  ・紹興酒 (または酒)  大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2/3強
  ・こしょう 少々
・ラーユ 適宜
・サラダ油 大さじ1/2
・ごま油 小さじ1
 
    

  鍋にあさり、スープを入れ、ふたをして強火にかける。貝が八分目ほど開いたら紙タオルを敷いたざるでこし、あさりとスープに分ける。
  春雨は熱湯につけて戻し、水をきって食べやすく切る。せりは根元を切り落とし、4cm長さに切って茎と葉とに分けておく。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、【A】を炒め、 のスープと【B】を加える。春雨を加えて混ぜ、4〜5分間煮る。
   のあさり、せりの茎を加えてからめ、汁けが少なくなるまで混ぜながら煮る。ごま油小さじ1を加えて火を止める。
  器に盛り、せりの葉をのせ、好みでラーユをかける。



40-9f  あさりのナムプラー炒め

辛みと酸味に、しょうがの香りを効かせてご飯に合うエスニック風のおかずに仕上げます。煮汁を煮詰めておくのがポイント。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 高城 順子


(つくりやすい分量)
・あさり 500g
*砂抜きしてよく洗ったもの。 
・しょうが (せん切り)  1かけ分
・赤とうがらし (種を除く)  1/2本

 【A】 
  ・レモン汁 大さじ2〜3
  ・ナムプラー 大さじ1/2
  ・こしょう 少々
・サラダ油 小さじ1
・酒 大さじ1
 
    

  フライパンにサラダ油小さじ1を強火で熱し、あさり、しょうがを入れてサッと炒め、酒大さじ1をふる。赤とうがらしを加え、ふたをして貝が開くまで、時々揺すりながら蒸し煮にする。
  【A】を加えて全体にからめ、あさりを取り出す。
  残った の煮汁を中火で半量になるまで煮詰め、あさりと合わせる。冷めたら密封容器に入れる。

《保存》
密封容器に入れ、冷蔵庫で3〜4日間保存可能。



40-10 菜の花の肉巻き焼き

ちょっと苦みのある菜の花も豚肉で巻いて焼き、甘辛いたれと合わせれば、誰でも食べやすいボリュームおかずに。お弁当にもぴったりです。


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは1本分 )
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 松本 忠子


(約10本分)
・菜の花 1ワ
・豚ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)  250g

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・砂糖 小さじ2
  ・酒 小さじ1
  ・みりん 小さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
・バター 大さじ1
 
    

  菜の花は塩少々を入れた熱湯でサッとゆでる。つぼみが水を含まないよう、水にさらさず、ざるに並べて水けをきる。冷めたら水けを絞り、根元の堅い部分を切り落とし、太いものは縦半分に切る。
  豚肉は広げて2枚1組にし、幅の広い側とせまい側を合わせ、少しずつ重ねて並べる。塩・こしょう各少々をふる。
   の手前側に を2本ずつ、上下が互い違いになるように置いてつぼみを少し端から出し、クルクルと巻く。表面にも塩・こしょう各少々をふる。
  フライパンにバター大さじ1を中火で溶かし、 の巻き終わりを下にして並べる。全体に焼き色をつけたら、【A】を合わせて加え、煮立たせながら全体にからめる。




40-10a  春キャベツと焼きささ身の塩昆布サラダ

柔らかい春キャベツは、大きめに切って生のままたっぷり、サクサクといただきましょう。昆布の塩けとうまみも、おいしさのポイントになります。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 松本 忠子


(2〜3人分)
・春キャベツ 200g
・鶏ささ身 3本
・塩昆布 (細切り)  5g
*細切りの昆布のつくだ煮でもよい。 

 【梅肉ドレッシング】*つくりやすい分量。 
  ・梅肉 大さじ1
  *梅干しの種を除き、包丁でたたく。 

 【A】 
  ・しょうゆ カップ1/3
  ・酢 大さじ2
  ・酒 大さじ2
  ・砂糖 小さじ1
  ・こしょう 少々
・サラダ油 大さじ3


 

梅肉ドレッシングをつくる 
 梅肉に【A】を加えてよく混ぜ、サラダ油を少しずつ加えながら混ぜる。冷蔵庫で1週間保存可能。 
    

  キャベツは堅い軸を除き、3cm四方に切る。
ポイント: このように、4辺がだいたい同じ長さの四角形に切ることを「色紙切り」という。
  ささ身は筋を除き、塩・酒各少々をふる。魚焼きグリルかフライパンで両面に焼き色をつけ、余熱で中まで火を通し、粗熱を取って食べやすく裂く。
  ボウルに と塩昆布を合わせてざっと混ぜ、器に盛って【梅肉ドレッシング】適量をかける。



40-10b  春キャベツの豚ロール蒸し

キャベツと豚肉をクルクルと巻いて蒸したら、ヘルシーで目先の変わった一品になります。酸味のきいたドレッシングがよく合います。


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは1本分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 松本 忠子


(約10本分)
・春キャベツ 150g
・豚ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)  250g
・昆布 1枚(10×15cm)

 【レモンしょうがドレッシング】*つくりやすい分量 

 【A】 
  ・レモン汁 大さじ2
  ・しょうが汁 大さじ1
  ・赤とうがらし (小口切り)  1本分
  ・酢 大さじ2
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・塩 小さじ1?2
  ・こしょう 少々
  ・サラダ油 カップ1?3
・塩 
・こしょう 少々
・酒 少々


 

レモンしょうがドレッシングをつくる 
 【A】をよく混ぜ、サラダ油を少しずつ加えて混ぜる。冷蔵庫で1週間保存可能。 
    

  キャベツは塩少々を入れた熱湯でサッとゆで、湯をきる。
  豚肉は広げて2枚1組にし、幅の広い側とせまい側を合わせ、少しずつ重ねて並べる。塩・こしょう各少々をふる。
   のキャベツを の大きさに合わせて切り、肉の上に1枚ずつのせてクルクルと巻く。
  蒸し器に昆布を敷き、 の巻き終わりを下にして並べ、酒少々をふる。蒸気が上がった鍋にセットし、ふたをして中火で7〜8分間蒸す。
ポイント: 並べきれない場合は、くっつかないように昆布を1枚のせるか、酒少々をふってから上に重ねる。
  器に並べ、【レモンしょうがドレッシング】適量を回しかける。



40-10c  春キャベツとコーンのコールスロー

冷蔵庫でかさばるキャベツは、サラダにして保存するのがおすすめ。時間がたってしんなりしても、また違ったおいしさになります。


  エネルギー : 530 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 松本 忠子


(つくりやすい分量)
・春キャベツ (大)  5枚
・コーン (缶詰/ホール)  カップ1/2

 【ドレッシング】 
  ・サラダ油 大さじ2+1/2
  ・オリーブ油 大さじ1
  ・酢 大さじ1+2/3
  ・砂糖 大さじ1/2
  ・塩 約小さじ1/2
  ・こしょう 少々
 
    

  キャベツは堅い軸を除き、せん切りにする。コーンは汁けをきっておく。
  ボウルに【ドレッシング】のサラダ油、オリーブ油を入れ、そのほかの調味料を順に加えながら泡立て器でよく混ぜ合わせる。
  油と酢が均一に混ざって白っぽくなったら、 を加えてあえ、密封容器に入れる。

《保存》
密封容器に入れ、冷蔵庫で4〜5日間保存可能。



40-10d  菜の花といかのからしじょうゆあえ

春の定番・菜の花のからしじょうゆあえに真っ白ないかを合わせます。いかは火を通しすぎずに半生程度でざるに上げ、甘く柔らかく仕上げるのがコツ。


  エネルギー : 70 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・菜の花 1/2ワ
・いかの胴 (生食用)  1ぱい分

 【からしじょうゆ】*つくりやすい分量。 
  ・溶きがらし 小さじ1
  *粉がらし小さじ1をぬるま湯小さじ1/2で練る。 

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・酒 小さじ2
  ・みりん 小さじ2
・塩 少々


 

からしじょうゆをつくる 
 溶きがらしに【A】を順に加え、よく混ぜ合わせる。冷蔵庫で1週間保存可能。 
    

  菜の花は塩少々を入れた熱湯でサッとゆで、水にさらさず、ざるに並べて水けをきる。水けを絞って根元の堅い部分を切り落とし、食べやすい長さに切る。
  いかは皮をむき、1cm強の幅の輪切りにする。
  鍋に湯を沸かし、 を一度に入れてほぐし、すぐにざるに上げる。
ポイント: ゆでるのではなく「湯びき」という下処理。ざるに並べて熱湯を回しかけてもよい。
   を合わせ、【からしじょうゆ】適量を回しかけてあえる。



40-10e  春キャベツとふんわり卵の彩り炒め

キャベツはシャキシャキ、卵はふんわり。火を通したトマトのジューシーな甘さが調味料代わりです。春らしい色を生かすためにも、味つけはごくシンプルに仕上げるのがポイント。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 松本 忠子


(2〜3人分)
・春キャベツ 200g
・卵 3コ

 【A】 
  ・砂糖 小さじ2
  ・塩 小さじ1/4
・絹さや 30g
・ミニトマト 8コ
・サラダ油 大さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
 
    

  キャベツはザク切りにする。絹さやはヘタと筋を取る。ミニトマトはヘタを取る。卵はボウルに割り入れ、【A】を加えてほぐす。
  フライパンにサラダ油大さじ1を強めの中火で熱し、キャベツをサッと炒める。絹さや、ミニトマトを順に加え、サッと炒め合わせる。
  キャベツが少ししんなりしたら、塩・こしょう各少々で味を調え、器に盛る。
  あいたフライパンにサラダ油大さじ1を足して、強めの中火で十分に熱し、 の卵液を一気に流し入れる。へらで大きく混ぜ、ふんわりとしたら の野菜にのせる。



40-10f  菜の花とたいのおかずサラダ

春が旬の食材を盛り合わせた、おしゃれなサラダ。少ない量の刺身でも華やかに、食べごたえもアップします。洋風にも和風にも楽しめます。


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 松本 忠子


(2人分)
・菜の花 1/2ワ
・たい (刺身/さく)  100g
・ラディッシュ 5コ
・わかめ 30g
*塩蔵わかめを水で戻す。 
・うど 100g

 【わさびじょうゆドレッシング】 
  ・練りわさび 小さじ1〜1+1/2
  *おろしわさびの場合は、大さじ1。 
  ・サラダ油 カップ1/4

 【A】 
  ・酢 大さじ1
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・塩 小さじ1弱
・酢 
・塩 少々


 

わさびじょうゆドレッシングをつくる 
 練りわさびに【A】を加えてよく混ぜ、サラダ油を少しずつ加えながら混ぜる。冷蔵庫で1週間保存可能。 
    

  菜の花は塩少々を入れた熱湯でサッとゆで、水にさらさず、ざるに並べて水けをきる。水けを絞って根元の堅い部分を切り落とし、食べやすい長さに切る。
  ラディッシュは葉を落とし、6等分のくし形に切る。わかめは水けをきって3cm長さに切る。うどは皮をむいて1cm角に切り、酢水に5分間ほどさらして水けをきる。
  たいは包丁の刃をねかせて斜めに入れ、そぎ切りにする。
  器に を彩りよく盛り合わせ、【わさびじょうゆドレッシング】適量を回しかける。



40-11  たらの芽とえびのチヂミ

たらの芽のグリーンと、えびのピンクがかわいらしい一口チヂミ。ピリッと辛い”コチュマヨ”が、たらの芽のほろ苦さによく合います。


  エネルギー : 340 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 堀江 ひろ子


(2人分)
・たらの芽 6コ
・えび (殻付き/無頭)  約8匹(100g)
・たまねぎ (小/粗みじん切り)  1/4コ分

 【衣】 
  ・小麦粉 大さじ3
  ・牛乳 大さじ3

 【酢じょうゆ】 
  ・酢 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・白ごま 少々

 【コチュマヨ】 
  ・マヨネーズ 大さじ2
  ・コチュジャン 小さじ1
・かたくり粉 
・サラダ油 
・ごま油 
 
    

  たらの芽は根元の堅い部分とはかまをむき、縦半分に切る。
  えびは殻をむいて背ワタを取り、かたくり粉適量をまぶして洗い、水けを拭く。3匹は縦半分に切って内側に切り目を数本入れる。残りは粗みじん切りにし、たまねぎと一緒にボウルに入れ、かたくり粉大さじ1をまぶす。
  小麦粉と牛乳をよく混ぜて【衣】をつくり、 のボウルに加えて混ぜる。
ポイント: 牛乳を入れることで、表面がサックリと焼き上がる。
  フライパンにサラダ油大さじ2〜3を中火で熱し、たらの芽を1コ分ずつ、切り口を下にして並べる。 を等分にのせる。
  半分に切ったえびを1切れずつ切り口を下にしてのせ、ふたをして弱めの中火で2〜3分間焼く。
  ふたを取って裏返し、ごま油少々を回しかけ、裏面もこんがりと焼く。器に盛り、【酢じょうゆ】、よく混ぜた【コチュマヨ】を添える。




40-11a  ふきのとうのクリームパスタ

ふきのとうと好相性の生クリームを使ったパスタです。


  エネルギー : 540 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 堀江 ひろ子


(2人分)
・スパゲッティ 150g
・スモークサーモン 50g
・グリーンアスパラガス 1ワ(100g)
・生クリーム カップ1/2
・ふきのとうの万能塩味ペースト 大さじ2
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  熱湯に1%の塩(湯1リットルに対し10gが目安)を入れ、スパゲッティを袋の表示時間より少し短めにゆでる。
  スモークサーモンは1cm幅に切る。グリーンアスパラガスは根元の堅い部分を皮むき器でむき、斜め切りにする。
  スパゲッティがゆで上がる1分前に、アスパラガスを加えて一緒にゆで上げる。
  フライパンに生クリームとサーモンを入れ、中火にかける。煮立ったら、ふきのとうの万能塩味ペースト、 を加えてあえる。器に盛り、黒こしょうをふる。



40-11b  ふきのとう肉みそ

ふきのとうの定番・ふきみそに、ひき肉を加えてボリュームをアップします。油とともにフードプロセッサーにかけるのが、アク抜きしなくてもおいしく仕上げるコツです。


  エネルギー : 580 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 堀江 ひろ子


(つくりやすい分量)

 【A】 
  ・ふきのとう 100g
  ・サラダ油 大さじ2
・豚ひき肉 50g

 【B】 
  ・みそ 大さじ4
  ・水 大さじ3
  ・砂糖 大さじ2
 
    

  【A】をフードプロセッサーでかくはんし、みじん切りにする。
  フライパンに と豚ひき肉を入れて中火にかけ、ひき肉がパラパラになるまで1〜2分間炒める。
  【B】を加え、へらで4〜5分間、練り混ぜる。冷めたら密封容器に入れる。

《保存》
密封容器に入れ、冷蔵庫で約1週間保存可能。



40-11c  こごみの華やかちらし

こごみは、アクやくせがなく、手軽に楽しめる山菜。いり卵や焼きしいたけと合わせて、彩りのよい混ぜずしにします。すし飯は木の芽とじゃこを混ぜて、春の香りとうまみをアップさせます。


  エネルギー : 410 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分 (米を浸水する時間、炊く時間は除く。)

 講師: 堀江 ひろ子


(3〜4人分)
・米 360ml(2合)

 【A】 
  ・昆布 5cm四方(1枚)
  ・酒 大さじ1

 【すし酢】 
  ・酢 大さじ3
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 小さじ1

 【B】 
  ・ちりめんじゃこ 大さじ4
  ・木の芽 (粗みじん切り)  5〜6枚分
・こごみ 12本(約100g)
・昆布茶 小さじ1/4

 【いり卵】 
  ・卵 3コ
  ・砂糖 大さじ1
  ・マヨネーズ 大さじ1
・生しいたけ (軸を取る)  1パック分(100g)
・しょうがの甘酢漬け (市販)  適量
・木の芽 適量
・塩 少々
・サラダ油 少々
・しょうゆ 小さじ1
 
    

  米は洗って炊飯器の内釜に入れ、水を2合の目盛りより若干少なめに注ぐ。【A】を加えて30分間ほどおき、少し堅めに炊く。【すし酢】は調味料を合わせ、【B】を加える。
  こごみは根元から1cmほどの堅い部分を切り落とし、両端の筋を取る。好みで薄皮をはがし、2cm長さに切る。
  塩少々を入れた熱湯に、こごみの根元、先の部分の順に入れて2分間ほどゆでる。ざるにとり、水けをきって昆布茶をまぶす。
  【いり卵】をつくる。卵を溶きほぐし、砂糖とマヨネーズを混ぜる。サラダ油少々を中火で熱したフライパンに流し入れ、へらで大きく混ぜる。半熟になったら取り出す。
  フライパンをきれいにしてサラダ油少々を中火で熱し、しいたけの内側を上にして並べ、じっくりと香ばしく焼く。しょうゆ小さじ1を回しかけて取り出し、冷まして半分に切る。
  ご飯が炊き上がったら、昆布を取り出し、細切りにする。ご飯を盤台またはボウルにあける。アツアツのうちに の【すし酢】を手早く回しかけ、しゃもじで切るように混ぜる。昆布、こごみ、【いり卵】、しいたけを混ぜる。しょうがの甘酢漬け、木の芽を散らす。



40-11d  たらの芽とさけの磯辺揚げ

揚げる間にはがれないように、まんべんなく粉をまぶすのがコツです。お弁当やおつまみにもおすすめ!


  エネルギー : 440 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 堀江 ひろ子


(つくりやすい分量)
・たらの芽 5〜6コ
・生ざけ (切り身)  2切れ(160g)

 【A】 
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・しょうが汁 少々
・焼きのり (全形)  約1/2枚

 【B】 
  ・かたくり粉 大さじ1
  ・塩 小さじ1/4
・レモン (くし形切り)  適宜
・揚げ油 
 
    

  たらの芽は根元の堅い部分とはかまをむき、縦半分に切る。さけはたらの芽の数に合わせて等分に切り、【A】をまぶして汁けを拭く。のりは1cm幅の帯状に切る。
  さけとたらの芽、【B】をポリ袋に合わせ、空気を入れて口を閉じ、ふって粉をまぶす。
  さけとたらの芽を取り出し、1切れずつ重ね、のりで巻く。巻き終わりを下にして、バットに並べる。
  フライパンに揚げ油を1cm深さに入れて中火で温め、 の両面を2〜3分間、揚げ焼きにする。器に盛り、好みでレモンを添える。



40-11e  ふきのとうの万能塩味ペースト

定番のふきみそよりも香りが際立ち、甘くないので幅広く使えます。アク抜きの手間を省くコツは、油をプラスすること。


  エネルギー : 280 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 堀江 ひろ子


(つくりやすい分量)

 【A】 
  ・ふきのとう 100g
  ・サラダ油 大さじ2

 【B】 
  ・顆粒チキンスープの素 (中国風)  小さじ2
  ・塩 小さじ1/2
  ・砂糖 小さじ1/2
 
    

  【A】をフードプロセッサーに入れてかくはんし、細かいみじん切りにする。
  

ポイント: ふきのとうにサラダ油をからめているので、炒め油は必要ない。
  【B】を加えて水カップ1/2を注ぎ、汁けがなくなるまで4〜5分間、炒め煮にする。
ポイント: 密封容器に入れて冷蔵庫で約1週間保存可能。ご飯のお供、冷ややっこのトッピングのほか、野菜炒めの味つけやパスタのソースに活用できる。クリームチーズと混ぜると、パンに合うディップに。

【保存】
密封容器に入れ、冷蔵庫で約1週間保存可能。



40-11f  豚肉と春野菜のふきのとう炒め

春の香りをたっぷり味わえる一品です。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 堀江 ひろ子


(2人分)
・豚薄切り肉 100g

 【A】 
  ・酒 大さじ1
  ・しょうゆ 小さじ1
・うど 15cm
・にんじん 1?4本(50g)
・スナップえんどう 8本
・ふきのとうの万能塩味ペースト 大さじ2

 【B】 
  ・酒 大さじ1
  ・水 大さじ1
・かたくり粉 小さじ2
・サラダ油 小さじ2
 
    

  豚肉は一口大に切り、【A】をもみ込む。かたくり粉・サラダ油各小さじ2を順にまぶす。うどは長さを3等分に切って皮を厚めにむき、短冊形に切る。かたくり粉少々を入れた水に浸してアクを抜く。
ポイント: 皮はきんぴらにするとよい。
  にんじんもうどと同じ大きさに切り、耐熱皿に入れる。水大さじ1をふってラップをし、電子レンジ(600W)に1分間かける。スナップえんどうは筋を取り、半分に割る。
  フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったら、にんじん、スナップえんどう、ふきのとうの万能塩味ペースト、【B】を加えてふたをし、1分間ほど蒸し煮にする。
  水けを拭いたうどを加え、汁けがなくなるまで強火で炒める。



40-11g  こごみとささ身のピーナツサラダ

ドレッシングのコクと香ばしさで、こごみの風味をアップ!ヨーグルトは、少し水きりすると、こごみのぬめりにマッチします。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (野菜、ささ身を冷ます時間は除く。)

 講師: 堀江 ひろ子


(2人分)
・こごみ 6本(約50g)
・鶏ささ身 2本

 【A】 
  ・酒 大さじ1/2
  ・塩 少々
・かたくり粉 小さじ2
・にんじん 1/4本(50g)

 【ドレッシング】 
  ・プレーンヨーグルト (無糖)  カップ1/2
  ・ピーナツバター (粒入り/無糖)  大さじ1
  ・しょうゆ 小さじ1+1/2
  ・砂糖 小さじ1
・塩 少々
 
    

  新聞紙1枚に厚手の紙タオル(不織布タイプ)を重ね、【ドレッシング】のヨーグルトをのせて軽く包む。約3分間おき、水きりヨーグルトをつくる。
  こごみは根元から1cmほどの堅い部分を切り落とし、両端の筋を取る。好みで薄皮をはがし、2cm長さに切る。
  ささ身は筋を取ってそぎ切りにし、【A】を順にまぶす。にんじんは縦半分に切り、2〜3mm厚さの斜め切りにする。
  塩少々を入れた熱湯に、にんじんを入れてゆでる。再び沸騰したら、こごみを根元、先の部分の順に入れ、ささ身も入れて約1分間ゆで、ざるに広げて冷ます。
  ボウルに と【ドレッシング】のほかの材料を混ぜ、 をあえる。



40-12  薬味でさっぱりライスバーガー

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「わが家の自慢料理部門」の決勝戦出場レシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(3人分)

 【鶏のハンバーグ】 
  ・鶏ひき肉 300g

 【A】 
  ・細ねぎ 3〜4本
  ・しょうが (すりおろす)  少々
  ・しその葉 (粗みじん切り)  3枚分
  ・しょうゆ 小さじ1+1/2
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々

 【ライスバーガーの生地】 
  ・ごはん (温かいもの)  420g
  ・黒ごま 小さじ1+1/2
  ・白ごま 小さじ1+1/2

 【たれ】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ2
  ・酒 大さじ3

 【れんこんチップス】 
  ・れんこん 6cm
  ・サラダ油 適量
・貝割れ菜 1/3パック
 
    


れんこんチップスをつくる
  れんこんは皮をむき、スライサーで薄くスライスする。酢水(分量外)に10分間ほどつけ、ペーパータオルで水けを拭き取る。
  フライパンにサラダ油を2cmほどの深さまでいれて熱し、菜箸を入れて泡がぷくぷくしてきたられんこんを入れて、パリッときつね色に揚げる。

ライスバーガーの生地をつくる
  【たれ】の材料を混ぜておく。
  分量のごはんを6等分して、ラップで挟み、麺棒で厚さ5mmにのばす。ラップの上から茶碗で丸くくりぬく。片面に混ぜた白ごま・黒ごまをまぶす。これを6枚つくる。
  フライパンにサラダ油を熱し、 を焼く。焼き目が付いたら、裏返して【たれ】の半量をはけで塗り、数回裏表を返しながら、焦げ目が付くまで焼く。

鶏のハンバーグをつくる
  鶏ひき肉に【A】を入れてよく混ぜ、たねを3等分して空気を抜き、丸く成形する。
  フライパンにサラダ油を熱し、ハンバーグだねを入れ、ふたをして蒸し焼きにする。こんがり焼き目をつけたら、たれをスプーンでかける。
  ハンバーグを裏返して、残り半量のたれを加えて絡める。

盛りつけ
  ライスバーガーの生地の上にれんこんチップス、ハンバーグをのせ、再びレンコンチップス、貝割れ菜を置き、もう1枚の生地で挟む。



40-12a  さぬきまんでがんピザ

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「新・ご当地レシピ部門」の決勝戦出場チームのレシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(4人分)
・中力粉 300g
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ1
・オリーブ油 50ml
・水 150ml
・ドライイースト 小さじ1/2
・赤みそ 大さじ1
・卵黄 小さじ1/2
・オリーブ油 10ml
・塩こうじ 小さじ1

 【トッピング】 
  ・オリーブの実 20コ
  ・にんじん 100g
  ・レタス 100g
  ・はまち 150g
  ・塩こうじ 小さじ2

 【いりこのオイルサーディン】 
  ・いりこ 20匹
  ・にんにく 2かけ
  ・赤とうがらし 2本
  ・ローリエ 5枚
  ・塩 小さじ1
  ・オリーブ油 50ml

 【手づくりカッテージチーズ】 
  ・牛乳 1.5リットル
  ・酢 60ml
 
    


いりこのオイルサーディンをつくる
  いりこ、スライスしたにんにく、赤とうがらし、ローリエ、塩、ひたひたに浸る程度の水を鍋に入れ、弱火でじっくり煮詰める。
  水けがなくなったら、オリーブ油を入れ5分間煮て、火を止め30分間漬け込む。

はまちのくん製をつくる
  はまちに塩こうじ(小さじ2)をまぶし、冷蔵庫で一晩おく。
  フライパンに燻製用チップを20g入れ、その上に網をのせる。その上にアルミ箔をしき、はまちを並べ、ふたをして火をつける。5分ぐらいして煙が出始めたら中火にして5分間燻す。

手づくりカッテージチーズをつくる
  鍋で牛乳を沸かし、沸騰直前で火を止める。酢を加え、5〜6回ゆっくり混ぜる。
  しばらくおいて、ペーパータオルでこす。

生地をつくって仕上げる
  ボウルに、中力粉、砂糖、塩、水、ドライイーストを入れてまぜ、さらにオリーブ油を入れてこねる。なめらかな生地になったら、ラップをして30分間おき、一回り大きくなる程度まで発酵させる。
  発酵した生地を4分割してのばし、うちわの形にする。赤みそを卵黄とオリーブ油でのばして塗り、塩こうじも塗る。
  いりこのオイルサーディン、はまちのくん製、半分に切ったオリーブ、輪切りにして軽くゆでたにんじん、手づくりカッテージチーズをトッピングする。
  200℃のオーブンで10分間焼く。
  焼けたら、ちぎったレタスをのせる。

クッキングコンテスト2013出場の香川県・チームさくら堂(前川厚子さん、片山智子さん、長谷川雪代さん)によるレシピです。



40-12b  ごまだしコロッケ

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「新・ご当地レシピ部門」の決勝戦出場チームのレシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 


(4人分)

 【ごまだし】*つくりやすい分量 
  ・あじ 3kg
  *頭と腹ワタを除いて1.5kg。 
  ・ごま 500g
  ・しょうゆ カップ2+1/2
  ・うす口しょうゆ カップ2+1/2
  ・みりん カップ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1
・あじの干物 2枚
・里芋 400g
・ごまだし 大さじ4〜6
*ごまだしの分量はあじの干物の塩加減によって調整する。 
・細ねぎ 5本分
・プロセスチーズ (2cm角)  8コ

 【衣】 
  ・小麦粉 適量
  ・溶き卵 適量
  ・パン粉 適量
  ・いりごま 適量
・かぼす (4等分にする)  1コ分
・揚げ油 
 
    


ごまだしをつくる
  あじは頭とワタを取ってよく洗い、水けを拭く。ゼイゴごと魚焼きグリルに入れ、10分間ほど焼き、冷めたら身をほぐす。【A】は合わせておく。
  ごまはすり鉢ですり、 のあじを加える。【A】を少しずつ加え、小さな骨を取り除きながらすり混ぜる。

コロッケをつくる
  あじの干物は魚焼きグリルに入れる。5分間ほど焼いて取り出し、冷めたら身をほぐす。
  里芋は洗い、耐熱容器に入れてラップをして、電子レンジ(600W)に8分間ほどかける。
  竹串がスッと通るようになったら取り出し、熱いうちに皮をむく。ボウルに入れ、マッシャーでつぶす。
   と【ごまだし】、細ねぎを入れてよく混ぜ合わせる。8等分にして、それぞれチーズを中心に入れ、丸く成形する。
  【衣】の材料のパン粉にいりごまを加え、混ぜ合わせる。
   に小麦粉、溶き卵、パン粉を順につける。160℃の油できつね色になるまで揚げる。器に盛り、好みでかぼすを搾る。

《保存》
火にかけて殺菌し、冷蔵庫で2週間ほど保存可能。
クッキングコンテスト2013出場の大分県・チームめばる(園田寿さん、桑原政子さん、赤崎幸代さん)によるレシピです。



40-12c  いわしの百年床ぬか炊き

NHK「きょうの料理」クッキングコンテスト2013「わが家の自慢料理部門」の決勝戦出場レシピです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 弘法 利榮子


(2人分)
・いわし 4匹

 【A】 
  ・みりん 70ml
  ・酒 100ml
  ・砂糖 20g
  ・米酢 10ml
  ・しょうが (せん切り)  15g
  ・さんしょうの実 適量
  ・赤とうがらし 適量
  ・水 70ml
  *直径22cmの鍋の場合。 

 【B】 
  ・しょうゆ 40ml
  ・百年床ぬか 32g
・竹の皮 1枚
*なければクッキングシート1枚。 
 
    

  いわしは頭と尾を落とし内臓を取り出して、1.5%の塩水で洗う。63〜70℃の湯に15秒通した後、水で冷やす。
  【A】の材料を混ぜ合わせる。
  圧力鍋に竹の皮を敷き、いわしと を入れる。鍋を火にかけて、圧力がかかったら、中火で35分間加熱する。
  鍋の圧を抜き、【B】を加え、とろみが出るまで10分間ほど煮詰める。



40-13  ちらしずし

子どものころよく食べた、春のおすしです。高価な材料はなくても、ひとつひとつの素材を丁寧に扱ってつくられたおすしは、「特別な料理」として心に残るものです。家族とともに楽しんでつくり、味わってください。


  エネルギー : 3160 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 120分 (昆布を水につける時間、干ししいたけを戻す時間、洗った米をざるに上げる時間は除く。)

 講師: 土井 善晴


(つくりやすい分量。5〜6人分できる。)

 【すし飯】 
  ・米 600ml(カップ3)
  ・昆布 1枚(8cm)
  ・みりん 大さじ2

 【すし酢】 
  ・米酢 カップ1/3
  ・砂糖 大さじ3
  ・塩 小さじ2

 【混ぜる具】 
  ・かんぴょう 16g
  ・焼きあなご 2本(90g)

 【A】 
  ・だし カップ3/4
  ・砂糖 大さじ1/2
  ・しょうゆ 大さじ2/3

 【B】 
  ・酒 大さじ5
  ・砂糖 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1

 【上に飾る具】 

 【しいたけのうま煮】 
  ・干ししいたけ (小)  12枚(40g)
  ・干ししいたけの戻し汁 約カップ2
  ・サラダ油 小さじ1

 【C】 
  ・砂糖 大さじ4
  ・しょうゆ 大さじ2

 【酢れんこん】 
  ・れんこん 80g

 【D】 
  ・だし カップ1/3
  ・酢 カップ1/3
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・塩 小さじ1/2

 【錦糸卵】 
  ・卵 6コ
  ・塩 少々
  ・絹さや 100g
  ・紅しょうが (せん切り)  適量
・塩 
・サラダ油 
 
    


下準備
  昆布は水カップ4につけ、1時間ほどおく(昆布だし)。干ししいたけは、水カップ2強につけて1時間以上戻す。

米を炊く
  米は洗ってざるに上げ、40分間ほど水きりしながら芯まで吸水させる(洗い米)。
ポイント: 洗い米は、乾かないようポリ袋に入れて冷蔵庫で1〜2日間保存可能。「乾物」である米に水を含ませ、もとの状態に戻してから炊くと、ご飯の味がワンランクアップします。
  洗い米を計量カップで量って炊飯器に入れ、それより1割少ない量の昆布だしを加える。みりんを回し入れて炊く。
ポイント: 洗い米は乾燥の米の約1.3倍の体積に。ここでは780mlになるので、およそ700mlの昆布だしを加えます。

混ぜる具をつくる
  かんぴょうは洗って塩少々をふり、弾力が出るまでもむ。
  塩を洗い流し、グラグラと沸かした熱湯で2〜3分間ゆでる。透明感が出て柔らかくなったらざるに上げ、細かく刻む。
  鍋に入れて【A】を加え、中火にかける。煮立ったらごく弱火にし、落としぶたをして約8分間煮る。煮汁が少し残るくらいで火から下ろす。
  焼きあなごは頭のすぐ下の中骨をすくうように包丁の刃を入れて、頭を切り落とす。身は縦半分にし、小口切りにする。
  鍋に入れて【B】を加え、中火にかける。煮立ったら弱火にし、落としぶたをして約8分間煮る。焦がさないように注意し、煮汁が少し残るくらいで火から下ろす。

すし飯をつくる
  ご飯の炊き上がりを見はからって、【すし酢】をつくる。小鍋に【すし酢】の材料を入れて弱火にかけ、砂糖を溶かす。
ポイント: 温めて砂糖を溶かせばよいので、沸騰させて香りをとばさないこと。
  炊き上がったご飯を盤台にあけ、温かいすし酢を回しかけ、ねかせたしゃもじで切るように混ぜる。
  かんぴょうを煮汁ごと加え、しゃもじでサックリと混ぜる。続いて の焼きあなごも煮汁ごと加え、つぶさないように混ぜる。
  うちわで風を当てて表面を冷まし、上下を返す。これを繰り返して手早く粗熱を取り、ひとまとめにし、堅く絞ったぬれ布巾をかけておく。
ポイント: こうして煮汁や具をご飯になじませておくことも、おすしをおいしくするポイント。

飾る具をつくる
  戻した干ししいたけは軸を落とし、薄切りにする。鍋に入れて戻し汁を加え、中火にかける。煮立ったらアクを取って【C】を加え、落としぶたをして弱火で20分間ほど煮る。
  落としぶたを取って、サラダ油を回し入れ、煮汁がとんでつやが出るまでいりつける。
  れんこんは皮をむき、半月形の薄切りにしてサッと洗う。【D】とともに鍋に入れて中火で煮立て、透き通ったら汁ごとボウルに移して冷ます。
  卵をボウルに割りほぐし、塩を加えてよく混ぜ、ざるでこす。
  卵焼き器を中火で十分に熱し、サラダ油を塗る。卵液を30〜40mlずつ流し、片面をじっくりと、裏返して反対側をサッと焼き、取り出す。
  粗熱が取れたら、四方の端を切り落として縦半分に切り、細切りにする。切り落とした端はみじん切りにして、すし飯に混ぜる。
  絹さやはヘタと筋を取って色よく塩ゆでし、冷水にとる。
   の【すし飯】をめいめいに盛り、酢れんこん、しいたけのうま煮、錦糸卵をのせて、絹さやと紅しょうがをあしらう。




40-14  ひりょうず

淡泊な豆腐が主材料ながら、油で揚げたボリューム感のあるヘルシーおかずとして人気のひりょうず。木綿豆腐を使った手軽な方法でつくります。


  エネルギー : 90 kcal (エネルギーは1コ分 )
  塩分 : -
  調理時間 : 50分 (きくらげを戻す時間、煮含ませる時間は除く。)

 講師: 奥村 彪生


(8〜9コ分)
・木綿豆腐 1丁(約300g)
・ゆり根 (正味)  60g
・にんじん 15g
・きくらげ (乾)  1.5g
*水につけて戻す。 
・いりごま (白/粗ずり)  大さじ1
・溶き卵 1コ分

 【A】 
  ・みりん 小さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・かたくり粉 35g

 【煮汁】 
  ・水 カップ1+1/2
  ・昆布 (5cm四方)  1枚
  ・削り節 5g
  ・みりん 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
・ほうれんそう 適量
*サッと塩ゆでし、食べやすく切る。 
・柚子(ゆず)の皮 適量
*白い部分を取り除いてせん切りにし、サッとゆでる。 
・揚げ油 
 
    

  鍋に【煮汁】の水と昆布を入れ、ひりょうずが揚がるまで、昆布を浸しておく。
  豆腐は布巾で包み、手でしっかり押さえながら約250gになるまで水けをきる(または、1kgのおもしをして20〜30分間おき、そのあと手で押さえて水けをきる)。
  具の準備をする。ゆり根は水で洗って1枚ずつはがし、熱湯で2分間ゆでる。にんじんはみじん切りにしてから熱湯でサッとゆで、きくらげはみじん切りにする。それぞれをざるに上げ、水けをきる。
  ゆり根は布巾で包み、手のひらで押さえながら細かくつぶす。
  ボウルに の豆腐を入れ、泡立て器でまんべんなくつぶす。
   のゆり根、 のにんじんときくらげ、いりごま、溶き卵、【A】を加え、ゴムべらでしっかり混ぜ合わせる。
  160℃の揚げ油を用意する。小さめの玉じゃくしを油にくぐらせ、 をすくってゴムべらで形を整える。
  ゴムべらの先端でタネを押すようにして油に入れる。
  表面が色づくまで返しながら揚げ、取り出して油をきる。
  ざるに重ならないように並べ、熱湯をかけて油抜きをする。
  お茶用の不織布パックに【煮汁】の削り節を入れる。 の鍋に を並べ、【煮汁】の調味料と削り節を入れ、強火にかける。
  落としぶたをし、ひと煮立ちしたら弱火で3〜4分間煮る。
  火を止め、そのまま冷まして含め煮にする。鍋の昆布を取り出して松葉の形に切り、ほうれんそうは煮汁にくぐらせる。器にひりょうずを盛って【煮汁】をかけ、ほうれんそう、昆布、柚子を添える。残った削り節は、からいりにしてふりかけにするといい。




40-14a  けんちん汁

風味の強いごま油で野菜を炒めてコクを出し、たっぷりの豆腐でボリュームを出します。すっきりしたすまし仕立ての中にも油と野菜のうまみが重なり、味わい深い一杯になります。



  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (干ししいたけを戻す時間は除く。)

 講師: 奥村 彪生


(2〜3人分)
・木綿豆腐 200g
・里芋 (正味)100g
・ごぼう 25g
・干ししいたけ 2枚
*水につけて戻す。 
・にんじん 30g
・油揚げ 1/2枚

 【煮汁】 
  ・水 カップ3
  ・煮干し (正味)8g

 【A】*代わりにみそにする場合は30〜40gを目安に。甘みの少ない中辛味がおすすめ。 
  ・塩 小さじ2/3
  ・しょうゆ 小さじ1/2
  ・みりん 小さじ1/2
・ねぎ (斜め切り)  適量
・ごま油 大さじ1+1/2
 
    

  里芋は皮をむいて4等分に切る。ごぼうはささがきにして水で洗い、水けをきる。干ししいたけは軸を除いていちょう形に切る。にんじんは太い部分はいちょう形に、細い部分は輪切りにする。油揚げは1.5cm四方に切る。【煮汁】の煮干しは頭と内臓を取り除き、お茶用の不織布パックに入れる。
  鍋を強火にかけ、ごま油大さじ1+1/2を熱し、しいたけ、里芋、ごぼうを炒める。
  全体に油が回ったらにんじんを加えて炒め、豆腐を手で粗くつぶしながら入れる。
  【煮汁】の水を注ぎ、油揚げ、 の煮干しを加えて強火にする。煮立ったら火を弱め、10分間煮る。
  里芋が柔らかくなったら煮干しを取り出し、【A】を加えて火を止める。椀(わん)に盛り、ねぎを添える。好みで七味とうがらしをふってもおいしい。




40-14b  うじら豆腐

中国の食文化の影響を受けたといわれる沖縄風ひりょうずを豆腐ハンバーグ風にアレンジします。食感はなめらかで、食べごたえのある一品。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分 (きくらげを戻す時間は除く。)

 講師: 奥村 彪生


(4〜5コ分)
・木綿豆腐 1丁(約300g)
・ゆり根 (正味)60g
・にんじん 15g
・きくらげ (乾)  1.5g
*水につけて戻す。 
・豚ひき肉 50g
*白身魚のすり身でもいい。 
・いりごま (白/粗ずり)  大さじ1
・溶き卵 1コ分

 【A】 
  ・みりん 小さじ1
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・かたくり粉 35g

 【B】 
  ・大根 (すりおろす)  適量
  ・豆板醤(トーバンジャン) 適量
・菜の花 適量
*サッと塩ゆでし、食べやすく切る。 
・天つゆ 適量
*だし4:しょうゆ1:みりん1の割合でつくったもの。市販のめんつゆでもよい。 
・サラダ油 大さじ3
 
    

  豆腐、ゆり根、にんじん、きくらげはひりょうず と同様に下処理する。
  ボウルに豆腐を入れて泡立て器でまんべんなくつぶし、ゆり根、にんじん、きくらげ、ひき肉、いりごま、溶き卵、【A】を加え、ゴムべらでしっかり混ぜ合わせる。
  表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ3を中火で熱する。 を4〜5等分にし、玉じゃくしですくい、ゴムべらで形を平らに整えながら入れる。
  焼き色がついたら裏返し、フライ返しで軽く押さえる。弱火にして3〜4分間じっくりと焼く。
  火が通ったら取り出して油をきる。皿に盛り、【B】を合わせてのせ、菜の花を添える。天つゆを回しかける。