33-1  チキン南蛮

宮崎県のご当地料理として、注目を集めています。ジュワッと広がる肉汁に、たれとソースの甘みと酸味がたまらないおいしさ。


  エネルギー : 630 kcal
  塩分 : 3.80 g
  調理時間 : 20分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・鶏もも肉 1枚(260g)
・卵 1コ

 【甘酢だれ】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酢 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1

 【タルタルソース】 
  ・ゆで卵 (粗みじん切り)  1/2コ
  ・マヨネーズ 大さじ4
  ・らっきょうの甘酢漬け (市販/粗みじん切り)  3コ

 【付け合わせ】 
  ・キャベツ (せん切り)  1枚
  ・トマト (小/くし切り)  1コ
  ・きゅうり (斜め薄切り)  1/2本
・塩 少々
・こしょう 少々
・小麦粉 少々
・揚げ油 適量
 
    

  鶏肉は厚みが半分になるように切り開き、8つに切り分けて塩・こしょう各少々をふる。
  【甘酢だれ】の調味料をバットに合わせる。【タルタルソース】の材料を混ぜ合わせる。
   に小麦粉少々をまぶし、卵を溶いてたっぷりとくぐらせる(卵衣がコクとうまみにつながる)。160℃の揚げ油で3〜4分間揚げ(低めの温度で色よく揚げてから、すぐに【甘酢だれ】につけて味を入れる)、油をきって【甘酢だれ】につける。
  【付け合わせ】とともに皿に盛り、【タルタルソース】をかける。



33-1a  鶏肉となすのスタミナ炒め

淡泊な味わいの鶏むね肉を、スタミナたっぷりのにんにくみそで炒めて、しっかり味のおかずにします。


  エネルギー : 250 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.40 g
  調理時間 : 20分

 講師: 堀江 ひろ子


(4人分)
・鶏むね肉 1枚(250g)
・なす 4コ
・ピーマン 2コ

 【にんにくみそ】 
  ・にんにく 1コ
  ・みそ 大さじ3
  ・砂糖 大さじ2
  ・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・かたくり粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
 
    

  鶏むね肉は皮をはがして厚みを半分に切り、細切りにする。皮も肉と同じ大きさに切る。ボウルに肉と皮を入れ、しょうゆ大さじ1をもみ込み、かたくり粉大さじ1を混ぜ、サラダ油大さじ1/2を回しかける。
  なすはヘタを落として縦半分にし、1cm幅の斜め切りにする。ピーマンは縦半分にし、ヘタと種を取って横に7〜8mm幅に切る。にんにくは皮ごと電子レンジ(600W)に1分30秒間かける。柔らかくなったら皮をむいてフォークの背でつぶし(にんにくは電子レンジにかけると丸ごと柔らかくなり、簡単にフォークの背でつぶせる)、残りの【にんにくみそ】の調味料を加えてよく混ぜる。
  フライパンになすを入れ、サラダ油大さじ1を手でよくまぶしてから(火にかける前になすに油をまぶしておくと、油が少なくてすむ)中火にかける。水カップ1/4を加え、ふたをして4分間くらい蒸し焼きにする。途中、2分間くらいたったら、ピーマンを加える。
  なすとピーマンに火が通ったら、フライパンから取り出す。同じフライパンにごま油大さじ1/2を足して の鶏肉と皮を炒める。色が変わったらなすとピーマンを戻し入れ、 の【にんにくみそ】を加えて炒め合わせる。



33-1b  鶏ロール蒸しレモンジンジャーソース

一見手間のかかったチャーシュー風は、クルンと丸めて下味をつけ、レンジにかけただけ!ラクラクのごちそう肉料理です。


  エネルギー : 270 kcal
  塩分 : 2.20 g
  調理時間 : 25分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・鶏もも肉 1枚(260g)
・サラダ菜 1/2コ
・ねぎ 4cm

 【レモンジンジャーソース】 
  ・レモン汁 大さじ1
  ・水 大さじ1
  ・しょうが (すりおろす)  1/2かけ
  ・塩 小さじ1/4
  ・黒こしょう (粗びき)  少々
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
 
    

  鶏もも肉は余分な脂肪を除く。皮を上にして縦長に置き、手前から巻く(皮を内側にして巻き込むと、皮のコクが身に回ってうまみが増す)。端からたこ糸で巻いてとめる(蒸し調理は油を使わないので、さっぱり仕上がる)。
  耐熱皿にしょうゆ・酒各大さじ1を合わせ、 を入れて全体になじませ、そのまま10分間おく。途中一度上下を返す。
  サラダ菜は食べやすくちぎる。ねぎはせん切りにして水にさらし、水けをきる。
   にラップをし、電子レンジ(600W)に3分間かける。取り出して鶏肉の上下を返し、再びラップをして3分間かける。粗熱が取れるまでそのままおく(全体に味をなじませる。)。
  糸をはずして薄く切って とともに盛り合わせる。【レモンジンジャーソース】の材料を混ぜ合わせ(フレッシュな酸味のソースに)、添える。

※このレシピは、2010/07/05に放送したものです。



33-2  野菜たっぷり冷やし中華

野菜たっぷりで夏らしく涼しげな一品です。手作りのたれでおいしさもアップ!体がシャキッとする冷やし中華です。


  エネルギー : 670 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 吉田 勝彦


(2人分)
・中華麺 (生)  2玉
・水菜 60g
・みょうが 1コ
・セロリ 4〜5cm
・にんじん 10g
・青じそ 3枚
・トマト (中)  1コ
・貝割れ菜 1/2パック
冷やし中華のたれ カップ1〜1+1/2
*冷蔵庫で冷やしたものを使う 
・ごま油 
・酢 
 
    

  水菜は4cm長さに切る。みょうがは縦半分に切って斜め薄切りにする。セロリ、にんじん、青じそはせん切りにする。トマトは8等分のくし形に切る。貝割れ菜は根元を落とす。
  中華麺はたっぷりの湯で表示どおりにゆでる。ざるに上げて冷水にとり、流水で洗って水けをよくきり、ごま油・酢各大さじ1をまぶす。
  器に麺を盛って を彩りよくのせ、冷やし中華のたれを回しかける。
ポイント: たれは冷やしておき、食べる直前に。



33-2a  冷やし中華のたれ

この夏の冷やし中華はぜひ手づくりのたれで!水でうすめず、そのままつかえますよ。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 吉田 勝彦


(つくりやすい分量。約330ml)
・酢 大さじ6
・しょうゆ 大さじ8(約120ml)
・ごま油 大さじ4
・砂糖 大さじ4
・酒 大さじ4
 
    

  金属製のボウルに材料を入れて、よく混ぜ合わせる。
  フライパンに湯を沸かして をのせ、ボウルの中を混ぜながら2〜3分間弱火で温める。砂糖が溶けてアルコール分がとんだら、湯せんからはずして粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。

《使い方倍増!》
・炒め物の味つけにも活躍!
・天ぷらにかけてもおいしい。
《ポイント》
しょうゆ:酢:酒:砂糖:ごま油が4:3:2:2:2という配合です。



33-2b  たまねぎっしりドレッシング




  エネルギー : -
  塩分 : 1.00 g
  調理時間 :

 講師: 舘野 鏡子

・たまねぎ (みじん切り)  1コ
・酢 カップ1/2
・サラダ油 70ml
・塩 小さじ1
・砂糖 大さじ2
・みりん 大さじ3
 
    

  たまねぎはみじん切りにし、そのまま15分以上おく。
  広口の瓶に入れ、他の材料も加えてよくふり混ぜて調味料を溶かす。このまま一晩以上おいてなじませる。

冷蔵庫で10日間(新たまねぎの場合は水けが多いので5〜6日間)保存可能。



33-2c  手づくり焼き肉のたれ

いため物、チャーハン、煮物、あえ物など、焼き肉以外にもさまざまな料理に活用できる手づくりのたれです。


  エネルギー : 280 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 2.00 g
  調理時間 : 5分

 講師: コウ ケンテツ


(でき上がり約120ml分)
・しょうゆ 大さじ3
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・りんごジュース (果汁100%)  大さじ2
・粉とうがらし (韓国産。中びき)  大さじ1/2
・にんにく (すりおろす)  1かけ分
・しょうが (すりおろす)  1かけ分
・ねぎ (みじん切り)  5cm分
・白ごま 大さじ1
・ごま油 大さじ1
 
    

  しょうゆ、酒、砂糖、りんごジュース、粉とうがらし、にんにく、しょうが、ねぎをボウルに合わせ、白ごまを指でつぶして半ずり状にしながら加え、しっかりと混ぜ合わせる。
   にごま油を加えて混ぜ合わせ、清潔な保存瓶に移す。

保存
冷蔵庫で4〜5日間



33-3  焼き納豆丼

フライパンに丼をかぶせて納豆と卵を蒸し焼きにする、男の料理です。でも、味わいは奥深く、実は繊細!発酵学者・小泉武夫さんのとっておきレシピです。


  エネルギー : 560 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 8分

 講師: 小泉 武夫


(1人分)
・ご飯 丼1杯分
・納豆 1パック
・卵 1コ
・削り節 適量
・サラダ油 
・しょうゆ 
 
    

  フライパンの中央にサラダ油適量を入れて中火で熱し、納豆をのせる。
  納豆の中心部にくぼみをつくってしばらく焼き、ジグジグと音がしてきたらくぼみに卵を割り入れる。
  水小さじ1をフライパンにふり入れて丼(ふたでも可)をかぶせて弱火にし、約3分間蒸し焼きにする。
  丼にご飯を盛って をのせ、削り節を散らす。しょうゆ少々をかけて食べる。

このレシピは、 2012/06/27に放送したものです。



33-3a  ジューシー焼き鳥丼

甘辛のタレにつけた焼き鳥は、コクがあって中はしっとり。表面を焼いてから電子レンジにかけることにより、ふっくらした仕上がりになりますよ。


  エネルギー : 670 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (たれにつける時間は除く。)

 講師: 菰田 欣也


(2人分)
・鶏むね肉 (大)  1枚(約250g)

 【たれ】 
  ・しょうゆ (甘口)  大さじ3
  ・酒 大さじ3
  ・みりん 大さじ2
  ・砂糖 小さじ1
  ・にんにく (すりおろす)  小さじ1/2
・ご飯 (温かいもの)  丼2杯分
・白ごま 適量
・焼きのり (全形)  1枚
・香菜(シャンツァイ) (ザク切り)  2株
・おろしわさび 適量
・サラダ油 
 
    

  鶏肉はところどころ菜箸で刺し、混ぜた【たれ】をかけて30分間おく。
ポイント: 身のほうを菜箸で刺しておくと、【たれ】の味がしみ込みやすく、火も通りやすい。
  フライパンにサラダ油小さじ1/2を熱し、鶏肉の汁けを拭いて皮側から入れる。弱火にし、こんがりと色づいたら返し、同様に焼き色をつける。【たれ】はとっておく。
ポイント: 皮側から入れて、表面だけカリッと香ばしく焼きつける。
  耐熱皿に鶏肉を取り出し、ラップをして、電子レンジ(600W)に約2分間かける。
ポイント: 電子レンジにかければ、身の厚い部分まで簡単に加熱できる。
   の【たれ】、 の皿に残った【たれ】をフライパンに入れてひと煮立ちさせる。
  鶏肉を薄くそぎ切りにする。
  丼にご飯を盛り、ごま、ちぎった焼きのりをのせ、 の【たれ】少々をかける。鶏肉をのせ、【たれ】少々をかけ、香菜を添え、わさびをのせる。
ポイント: 肉のつけだれを温めてご飯にかければ、おいしさアップ。

※このレシピは、2012/07/17に放送したものです。
《今回のしょうゆ》
主に九州で使われている甘みの強いしょうゆ。たまりしょうゆ、刺身しょうゆとして市販されている甘口のものでもよい。なければ、以下の分量を合わせてたれをつくり、鶏肉を30分間つける。
【たれ】
・酒 大さじ3
・みりん 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1+1/2
・砂糖 大さじ1強
・水 小さじ2強
・にんにく(すりおろす) 小さじ1/2



33-3b  もやしと牛肉のごまポン酢丼

牛肉の濃いうまみと、ごまポン酢のさっぱり感がベストマッチ!たっぷりのもやしとモリモリいただきましょう。


  エネルギー : 810 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 笠原 将弘


(2人分)
・牛薄切り肉 (すき焼き用)  200g
・もやし 1袋
・豆苗(トーミャオ) 1/2袋
・ご飯 (温かいもの)  丼2杯分

 【ごまポン酢】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酢 大さじ2
  ・みりん 大さじ2
  ・ごま油 大さじ2
  ・すだち (搾り汁)  大さじ2
  ・すりごま (白)  大さじ2
・一味とうがらし 適量
・塩 
 
    

  鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を入れて、もやしと豆苗を1〜2分間中火でゆでる。ざるに上げ、水けをきる。
  同じ湯で、火を少し弱めて牛肉をゆでる。牛肉の色が変わったら、ざるに上げて水けをきる。
  【ごまポン酢】の材料を用意し、ボウルなどに入れてよく混ぜ合わせる。
  丼にご飯をよそい、 を広げ、 を形よく盛りつける。【ごまポン酢】をまんべんなく回しかけ、一味とうがらしをふる。

※このレシピは、2012/07/30に放送したものです。



33-4  なすのトマトスパゲッティ

なすが主役の、クラシックな王道パスタ。シンプルながら、パスタづくりのコツが詰まっているので、丁寧につくってみましょう。


  エネルギー : 540 kcal
  塩分 : 3.20 g
  調理時間 : 20分

 講師: 落合 務


(2人分)
・なす 2〜3コ(200g)
・たまねぎ 120g
・赤とうがらし 1/2本
・ケイパー (酢漬け/粗みじん切り)  5g
・トマトジュース (食塩無添加)  カップ1+1/2
・スパゲッティ 140g
・パルメザンチーズ (すりおろす)  25g
・イタリアンパセリ (粗みじん切り)  1本分
・オリーブ油 
・塩 
・こしょう 
 
    

  なすはヘタを除いて皮むき器でしま目に皮をむき、拍子木形に切る。たまねぎは薄切りにする。
  フライパンにオリーブ油大さじ2と赤とうがらしを入れて強火にかける。フツフツとしてきたら火を弱め、20〜30秒間ほどおいて取り出す。たまねぎを入れて火を強め、焦がさないように注意しながら水分をとばすように炒める。
  たまねぎがしんなりしたら中火にし、全体が色づいてきたらケイパーを加えて炒める。なすを加えて強火にして炒め、オリーブ油小さじ2を加えて火を弱める。
  塩二つまみ、こしょう少々をふって炒め、なすに透明感が出てきたらトマトジュースを加えて強火にする。沸騰したら火を弱め、適度に煮詰まってきたら塩適量で味を調える。
ポイント: 煮詰まりすぎたときは、水少々を加えるとよい。
  鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れ、スパゲッティをゆでる。
  袋の表示時間の1分前に湯をきり、 のフライパンに入れる。ソースとスパゲッティを手早くあえ、パルメザンチーズも加えてあえる。皿に盛り、イタリアンパセリを散らす。



33-4a  なすのラザニア風

なすをラザニアに見立て、ハム、チーズを重ね焼きにしたボリュームおかず。具材のうまみをたっぷり吸い込んだ、ふっくらジューシーな、なすを楽しみましょう!


  エネルギー : 1500 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 35分

 講師: 落合 務


(20cm×10cm×高さ7cmの耐熱容器1コ分)

 【A】 
  ・なす 10コ
  ・バター (食塩不使用)  5g
・にんにく 2かけ
・トマトジュース (食塩無添加)  カップ2+1/2
・ハム 8枚
・スライスチーズ 8枚
・パルザンチーズ (すりおろす)  100g
・バター (食塩不使用)  小さじ1
・イタリアンパセリ (刻む)  適量
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  【A】のなすはヘタを除き、皮をむいて輪切りにし、塩少々をふる。にんにくは半分に切る。ハムは4等分する。耐熱容器にバター(食塩不使用。分量外)を塗る。
  鍋に湯を沸かし、にんにくをゆでる。透き通ってきたら【A】を加えて柔らかくなるまでゆで、水けをきる。別の鍋にトマトジュースと塩・黒こしょう各少々を入れ、少しとろみがつくまで煮詰めてトマトソースにする。
  容器にトマトソースの1/3量を広げ、なすの1/3量を並べる。パルメザンチーズの1/4量、ハムの1/3量を重ね、スライスチーズの1/3量をちぎりながら重ねる。これを2回繰り返し、3層にする。
   に残りのパルメザンチーズとバターを散らし、200℃のオーブンで15分間ほど焼く。
  中まで温かくなり、焼き色がついたらオーブンから取り出し、イタリアンパセリを散らす。好みでパルメザンチーズ(すりおろす。分量外)をかけて食べる。



33-4b  なすカツ

なすに豚バラ肉を巻くことで、食感と食べごたえもプラス。付け合わせのサラダは、ソースの役割も果たしているので、必ず一緒に食べてくださいね。


  エネルギー : 430 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 落合 務


(2人分)
・なす 1コ
・豚バラ肉 (しゃぶしゃぶ用)  6〜8枚
・小麦粉 適量
・溶き卵 適量
・パン粉 適量
・トマト (小)  1コ
・ルッコラ (ザク切り)  30g

 【A】 
  ・赤ワインビネガー 小さじ1
  ・オリーブ油 大さじ1
・バター (食塩不使用)  小さじ1/2
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
・サラダ油 
 
    

  なすはヘタを除いて縦に4等分する。まな板に豚バラ肉をなすの長さに合わせて広げて並べ、塩・黒こしょう各少々をふり、包丁の先で筋を切る。
  豚バラ肉の長さを4等分し、なすを1コずつ巻く。4コ巻いたら小麦粉をふって両面になじませ、溶き卵にくぐらせてパン粉をつける。
  フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、バターを加えて溶かす。巻き終わりを下にして を入れ、パチパチと音がしたら火を弱めてフライパンを揺する。均一に色がついたら裏返し、余分な油を捨て、こんがりするまで焼いて器に盛る。
  トマトはくし形に8等分し、ルッコラと一緒にボウルに入れる。塩一つまみ、黒こしょう少々をふって混ぜ、【A】をボウルの縁から回し入れる。トマトとルッコラで【A】をぬぐうようにしてあえ、 のなすカツに添える。



33-4c  なすとシーフードラグーのショートパスタ

なすと、うまみたっぷりのシーフードを合わせて、上品なラグーソースの出来上がり!パスタは好みのものでいいですが、中にソースがたっぷりたまる、コンキリエがおすすめ。


  エネルギー : 590 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 落合 務


(2人分)

 【A】 
  ・たまねぎ 100g
  ・セロリ 40g

 【B】 
  ・なす 70g
  ・ズッキーニ 80g
・シーフードミックス (えび、いか、帆立/冷凍)  300g
・トマトジュース カップ1
・バジル 2枚
・コンキリエ 90g
*貝殻の形のパスタ。表面に筋があり、内側にもくぼみがあるので、ソースのからみがよい。 
・バター (食塩不使用)  小さじ1
・パルメザンチーズ (すりおろす)  15g
・オリーブ油 
・小麦粉 
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  【A】は粗みじんに切り、フードプロセッサーにオリーブ油大さじ1と一緒に入れ、細かくなるまでかくはんする。
  フライパンにオリーブ油大さじ1と を入れ、強火にかける。しんなりとしてきたら火を弱め、水分をとばすように炒める。全体が色づいたらボウルにあける。
  シーフードミックスは解凍して1cm角に切り、フードプロセッサーに入れて大きめの粒が残る程度にかくはんする。フライパンにオリーブ油大さじ1+1/3と一緒に入れて炒め、軽く焼き色をつける。
  【B】は8mm角に切り、 のフライパンに加えてなじませるようによく炒める。 を加えて炒め、フライパンの底がフツフツとしてきたらトマトジュースを加えて煮る。
  へらで混ぜて、鍋底が見えるくらいになったら小麦粉20gを加え、火を弱めて手早く混ぜる。水適量を加えて火を強め、鍋肌についた焼き色をこそげるようにして混ぜる。トロリとしたら塩・黒こしょう各適量で味を調え、バジルをちぎって加える。
  鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れ、コンキリエを袋の表示時間どおりにゆでる。
   のフライパンに、湯をきったコンキリエとバターを入れて手早くあえる。皿に盛り、パルメザンチーズをかける。



33-4d  なすのアーリオ・オーリオ

ローズマリーがふわり香る、なすの絶品お総菜。にんにく、赤とうがらし、ローズマリーの香りを、じっくりオイルに移すことが肝心。冷めてもおいしい、お弁当のおかずにもおすすめです!


  エネルギー : 170 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 落合 務


(2人分)
・なす 2コ
・にんにく 1かけ
・赤とうがらし 1本
・ローズマリー (生)  2本
・アンチョビ (フィレ/刻む)  1枚
・オリーブ油 
・塩 
 
    

  なすはヘタを除いて皮むき器でしま目に皮をむき、拍子木形に切る。にんにくは横に4等分する。赤とうがらしは半分にちぎって種を除く。
  フライパンにオリーブ油大さじ2+2/3とにんにくを入れて強火にかける。フツフツとしてきたら火を弱め、にんにくがきつね色になったら火を止めて取り出す。
   のフライパンに火を止めたまま赤とうがらしを入れ、揺すって香りを移す。赤とうがらしを取り出して火にかけ、ローズマリーを入れる。フライパンを傾けて油を一か所に集め、ローズマリーの香りを移す。パリッとしたら取り出す。
  なすに塩二つまみをふり、 のフライパンに入れて強火で炒める。しんなりしたらアンチョビを加えて炒め、皿に盛る。取り出したにんにく、赤とうがらし、ローズマリーを添える。



33-4e  焼きなすとツナの冷製カッペリーニ

焼いたなすの香ばしさが食欲をそそる、夏にぴったりの冷製パスタです。焼きなすにツナとアンチョビでコクを出したペーストに、パスタがよくからみます。冷製なので量も少なめにして、あっさりいただきます。


  エネルギー : 310 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分 (なすの粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 落合 務


(2人分)

 【焼きなすペースト】 
  ・なす 3コ
  ・ツナ (缶詰/油漬け)  60g
  *正味 
  ・アンチョビ (フィレ)  2枚
  ・赤ワインビネガー 小さじ1
  ・オリーブ油 大さじ1+1/3
  ・塩 2つまみ
・カッペリーニ 60g
*「髪の毛」という意味の 極細パスタで、太さは 0.9〜1mm ほど。冷製パスタに向く。 
・ミント 適量
・塩 
・オリーブ油 小さじ1
・黒こしょう (粒)  
 
    

  【焼きなすペースト】をつくる。なすはガクにぐるりと切り目を入れて除き、底部に箸を深く刺して1か所穴を開ける。なす全体が黒くなるまで約160℃のオーブンで25分間焼く。粗熱が取れたらヘタを除いて皮をむき、ザク切りにする。
ポイント: 焼き網にのせ、じか火で焼いてもよい。
  フードプロセッサーに、【焼きなすペースト】の材料を入れ、一気にかくはんしてペースト状にする。
  鍋にたっぷりの湯を沸かして2%の塩(湯1リットルに対して20gが目安)を入れる。カッペリーニを袋の表示時間どおりにゆで、ざるにあけてざるごと氷水にさらす。
  カッペリーニが冷えたら水けをきって布巾にあけ、布巾ごとよくふってしっかり水けを取る。
  カッペリーニを器に盛り、 をかける。オリーブ油小さじ1をかけ、黒こしょうをたたいて散らす。刻んだミントを散らし、葉の形のままのミントをあしらう。
≪おいしいパスタをつくるには≫
パスタのソースをつくるときは、火加減に注意して。例えば前ページの「なすのトマトスパゲッティ」の場合、食材を焦がすことなくじっくりと色をつけたり、香りを移せるよう、鍋の様子をしっかり見てください。基本的に、冷たいものを鍋に入れたときは一度火を強める、と覚えておくといいでしょう。スパゲッティをゆでるときには、湯にしっかり塩を加えること。これも味のうちです。湯に入れたら、くっつかないようにすぐに箸でかき混ぜて。湯の表面がポコポコするくらいの火加減を保つといいですね。温かいソースとパスタを合わせるときは、手早く「あえる」ことが肝心!くれぐれも「炒める」ことのないようにしてくださいね。



33-4f  なすの冷製ポタージュ

「焼きなすペースト」を使って、風味豊かなポタージュです。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 落合 務


(2人分)
・焼きなすペースト 90g
*「焼きなすペースト」の約1/ 2量。 
・牛乳 カップ1
・生クリーム 大さじ2
・イタリアンパセリ (刻む)  一つまみ
・ベーコン (カリカリに焼いて5?角に切ったもの)  一つまみ
・黒こしょう (粒)  一つまみ
・塩 
・オリーブ油 
 
    

  焼きナスとツナの冷製カッペリーニのつくり方 を参照し、「焼きなすペースト」をつくる。
   と牛乳、生クリームをボウルに入れて混ぜ、塩適量で味を調えて器に盛る。イタリアンパセリ、ベーコンをあしらって黒こしょうを砕いて散らし、オリーブ油適量をたらす。



33-5  ゴーヤーと油揚げのおかか煮

油揚げ&削り節のうまみの相乗効果で、苦みもまろやかに。焼いたり炒めたりしたときとは違うゴーヤーの食感が新鮮!削り節を一緒に煮るので、だしをあらかじめとる手間が省けて簡単。


  エネルギー : 100 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1本
・油揚げ 1枚
・削り節 1パック(3g)

 【A】 
  ・みりん 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・砂糖 小さじ1/2
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取り、端から2cm厚さに切る。
  油揚げは熱湯にサッとくぐらせて油を抜き、水けをきる。4cm長さ、2cm幅に切る。
  鍋に水カップ1+1/4を強火で煮立て、ゴーヤーと削り節を入れる。
  再び煮立ったら中火にし、【A】と油揚げを加え、落としぶたをし



33-5a  ゴーヤーの冷しゃぶ

薄切りにしたゴーヤーをサッと湯にくぐらせると、しんなりしつつも食感はシャキッ!豚肉で巻いて食べると、苦みが程よくやわらぎます。青じそで香りを添えると爽やかさが増します。


  エネルギー : 240 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/2〜1本
・豚ロース肉 (しゃぶしゃぶ用)  150g
・青じそ (せん切り)  4枚分

 【ポン酢しょうゆ】 
  ・だし 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・酢 小さじ1
  ・かんきつ類の搾り汁 小さじ1
  *すだち、かぼすなど好みのもの。 

 【ごまだれ】 
  ・練りごま (白)  小さじ2
  ・水 大さじ1
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・酢 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1/2
・塩 
・こしょう 
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取る。
  端から約2mm厚さの薄切りにする。
  鍋に湯を沸かしてゴーヤーを入れ、すぐに網じゃくしなどで取り出す。手早く水にとって冷まし、ざるに上げて水けをきる。
   の湯を再び煮立て、豚肉を1枚ずつ広げ、1回に2〜3枚ずつ入れて火を通す。色が変わったらざるに上げ、塩・こしょう各少々をふる。
  ゴーヤー、肉、青じそを器に盛り、【ポン酢しょうゆ】、【ごまだれ】をそれぞれ混ぜて、添える。

ゴーヤーと青じそを豚肉で巻いて食べましょう。



33-5b  ゴーヤーの焼きそば

うまみとコクのあるオイスターソースで味をつけるのがポイントです。お好みの他の具でもOKです。


  エネルギー : 410 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/4本
・なす 1コ
・いか (胴)  60g
・中華麺 (蒸し)  2玉(300g)
・オイスターソース 大さじ2
・サラダ油 大さじ1
・塩 
・こしょう 
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取り、端から約3mm幅に切る。
  なすはヘタを取って縦半分に切り、5mm厚さの半月形に切って水に1〜2分間さらす。いかは4cm長さ、5mm幅の細切りにする。
  中華麺は耐熱皿に広げてラップをし、電子レンジ(600W)に約1分30秒間かける。
  フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、ゴーヤー、なすを中火で炒める。油が回ったら、ふたをして弱火にし、2分間蒸し焼きにする。
  中華麺を加えて中火にし、麺をほぐしながら炒める。
  麺がほぐれたら、オイスターソース、水大さじ1、いかを加えて炒める。塩・こしょう各少々をふって味を調え、器に盛る。



33-5c  ゴーヤーとトマトの卵炒め

中国風炒め物の定番をゴーヤーでアレンジ!ゴーヤーの苦み、トマトのうまみ、卵のコクのバランスが絶品です!隠し味の砂糖が全体をまとめ、風味を引き立てます。


  エネルギー : 140 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/2本
・トマト 1コ
・卵 1コ

 【A】 
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・塩 少々
  ・砂糖 少々
  ・こしょう 少々
・サラダ油 
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取る。横に5cm長さに切り、縦に約3mm幅に切る。
  トマトはヘタを取って2cm角に切る。卵は溶きほぐす。
  フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱して溶き卵を入れ、ふくらんできたら菜箸で粗くほぐし、取り出す。
  フライパンにサラダ油大さじ1、にんにくを入れて弱火にかけ、香りがたったらゴーヤーを加えて中火で炒める。ゴーヤーが透き通ってきたらトマトを加え、サッと炒める。
   の卵を戻し入れ、【A】をふって混ぜ、器に盛る。



33-5d  ゴーヤーの中国風サラダ

ゴーヤーは火を通さずごく薄切りにして、シャキッとした食感とフレッシュな香りを楽しみます。えびのうまみとピーナツのコクが、ゴーヤーの苦味をやわらげます。


  エネルギー : 140 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/2本
・えび (小)  6匹
*無頭/殻付き 
・春雨 (乾)  20g
・ピーナツ 6粒(6g)

 【ドレッシング】 
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・酢 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・ごま油 小さじ1
  ・サラダ油 小さじ1
  ・レモン汁 小さじ1
  ・塩 小さじ1/4
  ・水 大さじ1
・塩 
・こしょう 
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取り、端からごく薄切りにする。水に5分間ほどさらして水けをきる。
  えびは殻をむいて長さを半分に切り、背に浅く切り込みを入れて背ワタを取る。鍋に湯を沸かして弱火にし、えびを2分間ゆでる。ざるに上げて冷まし、塩・こしょう各少々をふる。
  鍋をきれいにし、新たに湯を沸かして春雨を3分間ゆでて水にとる。ざるに上げて水けをきり、4〜5?長さに切る。ピーナツは薄皮があればむき、粗く刻む。
  【ドレッシング】を混ぜる。
  ボウルにゴーヤー、えび、春雨を合わせ、【ドレッシング】をかけてあえる。器に盛り、ピーナツを散らす。



33-5e  ゴーヤーの冷製ポタージュ

ミルキーな味わいの中に、ゴーヤーの風味が美味しい。夏の朝食におすすめ!栄養豊かなスープです。


  エネルギー : 140 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/2本
・たまねぎ (薄切り)  1/5コ(40g)
・固形スープの素 (洋風)  1/2コ
・牛乳 カップ1
・バター 10g
・小麦粉 大さじ1
・塩 
・こしょう 
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取り、端から薄切りにする。
  鍋にバター10gを弱火で溶かし、たまねぎ、ゴーヤーをサッと炒める。
  小麦粉大さじ1を加えて炒め、粉っぽさがなくなったら水カップ1、固形スープの素を加えて中火で煮立て、弱火にして5分間煮る。
   の粗熱を取ってミキサーに入れ、なめらかにかくはんする。ボウルに移して牛乳を加え、塩・こしょう各少々で味を調える。冷蔵庫で食べる直前まで冷やす。



33-5f  ゴーヤーのすり流し

ゴーヤーは、かつおのうまみがきいただしと好相性な一品。ひんやりとしたのどごしのあと、程よい苦みがやさしい。


  エネルギー : 20 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ゴーヤー 1/2本
・だし カップ2

 【A】 
  ・塩 少々
  ・うす口しょうゆ 小さじ1

 【水溶きかたくり粉】 
  ・かたくり粉 小さじ1
  ・水 小さじ2
 
    

  ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種とワタをすくい取り、端から薄切りにする。
  鍋にだし、ゴーヤーを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして5分間煮る。
   の粗熱を取ってミキサーに入れ、なめらかにかくはんする。
  鍋に戻して【A】で味を調え、【水溶きかたくり粉】を加える。中火にかけて混ぜながら煮立て、とろみをつける。火から下ろしてボウルなどに移し、冷蔵庫で食べる直前まで冷やす。



33-6  なすの照り焼き

分厚く切った米なすに、バルサミコ酢としょうゆのたれがからまり、カラメルのような香ばしさ。ご飯にもビールにもぴったりです。


  エネルギー : 240 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・米なす 1コ(300g)

 【たれ】 
  ・バルサミコ酢 (煮詰めたもの)  大さじ1+1/3
  *バルサミコ酢大さじ4を、小鍋で1/3量 (大さじ1+1/3)になるまで煮詰めておく。 
  ・しょうゆ 大さじ1+1/3
・削り節 適量
・一味とうがらし 適量
・フルーツトマト (くし形に切る)  2コ分
・小麦粉 
・オリーブ油 
 
    

  削り節は耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)に30秒〜1分間かけ、パラパラの状態にする。
  米なすはヘタを除き、2cm厚さの輪切りにする。両面の切り口に小麦粉をはたく。
  フライパンにオリーブ油大さじ3を熱し、米なすの両面をこんがりと焼く。【たれ】のバルサミコ酢としょうゆを合わせて加え、両面に焼きからめる。
  器に のなすを盛り、一味とうがらし、 の削り節をふる。フライパンに残ったたれをかけ、フルーツトマトを添える。



33-6a  焼きなすときゅうりのごま酢あえ




  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (なすの粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・なす 2コ
・きゅうり 2本

 【ごま酢】 
  ・練りごま (白)  大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・みりん 大さじ2
  ・レモン汁 大さじ2
・花穂じそ 適宜
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  きゅうりは縦半分に切り、種の部分をスプーンなどで取り除き、5mm幅の斜め薄切りにする。水カップ1に塩4g(小さじ1弱)を入れて2%の塩水をつくり、きゅうりを10分間浸して水けを絞る。
  なすはガクにぐるりと切り目を入れて取り除き、底部に箸などを刺して1か所穴を開ける。ガスコンロに網を置き、じか火でなす全体が黒くなるまで焼く。
ポイント: なすをじか火で焼くことで、香ばしい香りをつけるとともに、トロリとした食感を引き出すことができます。パリパリしたきゅうりとの、コントラストを楽しんで。
  粗熱が取れたら皮とヘタを除き、包丁で真ん中に切り目を入れ、開いて四角い板状にする。器にきゅうりを並べ、なすをのせる(なす、きゅうりの順に、10cm四方ほどの容器に詰め、器に返してもよい)。
  【ごま酢】の材料を合わせて周囲に回しかけ、黒こしょう適量をふる。あれば花穂じそをあしらう。



33-6b  なすなすあえ

なすでなすをあえながら食べるので、「なすなすあえ」。コクがありながらさっぱりしたあえ衣は、なす以外の野菜に添えても、おいしい!


  エネルギー : 70 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (なすの粗熱を取り、冷やす時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・なす 2コ

 【あえ衣】 
  ・なす  3コ
  ・しょうゆ 大さじ1/2
  ・エクストラバージンオリーブ油 小さじ1
  ・しょうが汁 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・塩 小さじ1/3
・みょうが (小口切り)  1コ分
 
    

  【あえ衣】をつくる。なす3コはガクにぐるりと切り目を入れて取り除き、底部に箸などを刺して1か所穴を開ける。ガスコンロに網を置き、じか火でなす全体が黒くなるまで焼く。粗熱が取れたら皮とヘタを除いてフードプロセッサーに入れ、エクストラバージンオリーブ油を少しずつ加えながらかくはんする。残りの材料を入れてかくはんする。
ポイント: ピュレ状にしたなすで、なすを食べる。野菜だけなのに満足感があるのは、オリーブ油が「おいしさ」を加えているから。日本料理に足りない油を補うことで、おいしいあえ衣になるんです。
  なす2コはガクにぐるりと切り目を入れて取り除き、縦半分に切る。耐熱容器に入れて水少々をふりかけ、ラップをせずに電子レンジ(600W)に2分間かける。粗熱が取れたら縦に切り目を入れ、冷やしておく。
  器に【あえ衣】を敷き、 のなすをのせる。みょうがをあしらう。



33-7  揚げなすのカレーソース

とろりとしたなすにカレーの辛味がぴったり


  エネルギー : 220 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 内田 悟


(2人分)
・なす (開いたガクを除いて縦四つ割りにし、皮に
  包丁の刃元で小さく切り目を入れる。)
 
2コ

 【カレーソース】 
  ・たまねぎ (薄切り)  1/2コ分
  ・オリーブ油 小さじ1
  ・しょうが (すりおろす)  小さじ1
  ・にんにく (すりおろす)  小さじ1/2〜1
  ・トマトピュレ 大さじ3
  ・カレー粉 小さじ2
  ・水 カップ1
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・塩 2つまみ
  ・こしょう 少々
・青じそ (青じそ2枚は1cm四方に切り、
  残りはせん切りにする。)
 
3〜4枚
・塩 少々
・揚げ油 
 
    

  なすは開いたガクを除いて縦四つ割りにし、皮に包丁の刃元で小さく切り目を入れ、ざるに並べて塩少々をふる。水けが出てきたら拭く。
  【カレーソース】をつくる。オリーブ油でたまねぎを炒め、しょうが、にんにく、トマトピュレ、カレー粉の順に加えて中火で炒め、水を入れて強火で煮立てる。残りの調味料も加え、少しとろみがつくまで煮詰める。
  青じそ2枚は1cm四方に切り、残りはせん切りにする。
  170℃の揚げ油になすの皮を下にして入れ、泡が小さくなったら裏返して火を通し、油をきって に入れてからめる。器に盛り、 をあしらう。



33-7a  ピーマンのフリット新しょうがじょうゆ

ピーマンの鮮やかな色と香りが楽しみましょう。うまさが生きる、シンプルな一品です。


  エネルギー : 170 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 内田 悟


(2人分)
・ピーマン 4コ

 【衣】 
  ・小麦粉 カップ1/2
  ・かたくり粉 大さじ2
  ・水 75ml

 【新しょうがじょうゆ】 
  ・新しょうが (大/せん切り)  1かけ分(15g)
  ・昆布の水だし 大さじ2
  *昆布3cmを水カップ1に浸したもの。室温で1時間以上、 または冷蔵庫で一晩おいて使う。 
  ・みりん 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・塩 一つまみ

 【新しょうがのすだち風味】 
  ・新しょうが (大/せん切りと薄切り)  1かけ分
  ・塩 少々
  ・すだちの搾り汁 1/2コ分
・小麦粉 
・揚げ油 
 
    

  ピーマンは縦半分に切って種の下で切る(名残の時期は種を取る)。種がついたほうは食べやすい大きさに切る。
  【衣】の材料は混ぜる。【新しょうがじょうゆ】の材料も混ぜ合わせる。【新しょうがのすだち風味】はしょうがに材料をまぶす。
   に小麦粉をまぶし、衣をくぐらせて170℃の油でサッと揚げる。器に盛り、【新しょうがじょうゆ】を好みの量かけ、【新しょうがのすだち風味】を添える。
ポイント: ピーマンは【衣】がつきやすいように、先に粉をまぶす。



33-7b  きゅうりのごま風味酢みそあえ

サラリとした酢みそがきゅうりを格別の味に仕上げてくれます。


  エネルギー : 130 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (昆布を水に浸す時間は除く。)

 講師: 内田 悟


(2人分)
・きゅうり (小さめのもの/斜め薄切りしてからせん切り)  2本
・みょうが (せん切り)  1コ

 【ごま風味酢みそ】 
  ・ごま油 大さじ1
  ・みそ 大さじ1
  ・酢 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
  ・砂糖 小さじ2
  ・昆布の水だし カップ1/4
  *昆布3cmを水カップ1に浸したもの。室温で1時間以上、 または冷蔵庫で一晩おいて使う。 
・塩 
・酢 大さじ1
 
    

  下ごしらえしたきゅうりは斜め薄切りにし、せん切りにする。水にさらしてアクを抜く。みょうがはせん切りにして水にさらす。ともにざるに上げて水けをきり、きゅうりに酢大さじ1をふり、水けをきる。
ポイント: きゅうりは斜め薄切りにしてからせん切りにすると、皮と実と種のバランスがよい。
  【ごま風味酢みそ】をつくる。ごま油を中火で熱してみそを炒め、残りの材料を加え、ひと煮立ちさせて冷ます。みその粒が残るようならこすとよい。
  器に を入れ、 の水けをきって盛り付ける。



33-8  本格ラタトゥイユ

ラタトゥイユは「野菜のトマト煮込み」ではないんです!野菜をていねいにしっかり炒めてから煮ることでどの野菜も「主役」の味に仕上がりますよ。


  エネルギー : 440 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 1.00 g
  調理時間 : 45分

 講師: 脇 雅世


(つくりやすい分量。でき上がり総量は約600g。)
・トマト 2コ(200g)

 【A】 
  ・ズッキーニ 1本(約150g)
  ・パプリカ (赤)  1コ(約150g)
  ・たまねぎ 1/2コ(約100g)
  ・なす 3コ(約250g)
・にんにく 1かけ
・ローリエ 1枚
・オリーブ油 
・塩 
 
    

  トマトはヘタをくりぬき、反対側にフォークを刺してじか火にかざす。皮がめくれてきたら火を止め、皮をむいてザク切りにする。
ポイント: トマト1〜2コなら、湯むきにするよりじか火であぶってむくほうが手軽。食べたとき口に残る皮はむきますが、家庭料理では、種は除かなくてOK。
  【A】の野菜はそれぞれヘタを除き(パプリカは種も取り)、大きめの一口大に切る。ズッキーニとなすは太ければ縦半分にしてから2cmほどの幅に。厚みのないパプリカとたまねぎは少し大きめに切るとよい。にんにくは縦半分に切って芯を除く。
ポイント: ここではまな板を使わずに野菜を手に持ち、1種類ずつ切りながらフライパンに加えていく方法でつくりました。刃の鋭くないペティナイフを使えば安全ですし、野菜の断面が粗くなるので味がよくなじみます。
  フライパンにオリーブ油大さじ2とローリエを入れて弱めの中火にかける。ズッキーニを加え、しんなりして焼き色がつくまで炒め、ローリエとともに鍋に移す。
ポイント: 野菜によって火の通り方が違うので、一度に全部を炒めたり堅いものから順に加えたりするのではなく、1種類ずつ別々に炒めること。多めの油でじっくり焼き色をつけ、その油はフライパンに残して野菜だけを鍋へ。
   のフライパンに油が足りなければ少々加え、パプリカ、たまねぎも同様にそれぞれ炒めて鍋に移す。最後になすを炒め、フライパンの油をきれいに吸収させるとよい。
  トマトを汁ごと加え、にんにく、塩小さじ2/3を加えてから鍋を火にかける。最初は弱めの中火にし、ふたをして蒸し煮にする。
ポイント: 水を加えなくても、塩を加えて蒸し煮にすれば野菜から水けが出てきます。これがおいしい煮汁に。
  汁けが出て煮立ったら中火にし、時々上下を混ぜながら、ふたをして15分間ほど煮る。途中、にんにくが柔らかくなったら、へらでつぶす。煮汁が多ければふたを取り、さらに5〜10分間、汁けが少なくなるまで煮る。
ポイント: 野菜の水分が多ければ煮汁が多くなるので、最後はふたを取り、少しとろみが出るまで汁けをとばします。

※このレシピは、2012/07/10に放送したものです。
《ここをマスター》
・トマトは皮を除いて口当たりよく。種と汁は丸ごと生かそう。
・野菜は1種類ずつ炒め、それぞれの持ち味を引き出すべし。
・水を加えずふたをして、野菜自身の水分で蒸し煮に。
・最後に程よく汁けをとばして、うまみをギューッと凝縮!



33-8a  冷やしなすのごまソース

レンジ蒸しのなすに、ごまソースをトロリとかけて。いくらでも食べてしまいそう。


  エネルギー : 120 kcal
  塩分 : 1.30 g
  調理時間 : 15分 (冷蔵庫で冷やす時間は除く)

 講師: 栗原 はるみ


(4人分)
・なす 4コ(350g)

 【ごまソース】 
  ・練りごま (白)  大さじ2
  ・砂糖 大さじ2〜2+1/2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酒 大さじ1
  ・酢 大さじ1
  ・すりごま (白)  大さじ3〜4
・みょうが 少々
・青じそ 少々
 
    

  なすはヘタを除いて縦半分に切り、3分ほど水にさらして水けをきる。紙タオル(電子レンジ専用)を敷いた耐熱皿に並べてラップをし、電子レンジ(600W)に4〜5分間かける。そのまま少し蒸らして長さを半分に切り、さらに薄く切る。紙タオルに包んで水けを軽く絞り、冷蔵庫で冷やす。
  みょうがは小口切り、青じそはせん切りにする。ごまソースをつくる。練りごまにほかの材料を順に加えて混ぜ、【ごまソース】をつくる。
  器になすを盛って【ごまソース】を適量かけ、みょうが、青じそをのせる。
《クッキングメモ》
ごまソースは、冷やし中華、バンバンジーなどにも利用できる。



33-8b  なすと青じそのナムル

野菜を加熱してたれであえるのがナムル。簡単につくれます!


  エネルギー : 60 kcal
  塩分 : 1.30 g
  調理時間 : 10分

 講師: コウ ケンテツ


(2人分)
・なす 3コ
・青じそ 2〜3枚

 【蒸しなす用のたれ】 
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・酢 大さじ1/2
  ・すりごま (白)  大さじ1/2
  ・しょうが (すりおろす)  1かけ分
  ・ごま油 小さじ1
 
    

  なすは竹串を刺して数か所穴をあける。ラップで包み、電子レンジ(600W)に2分間ほどかける。冷水にとり、木べらなどで押さえて空気を抜いてから、食べやすい大きさに手で裂く。青じそは縦2〜3mm幅に切る。
ポイント: なすのアクを抜き、色よく仕上げるには蒸すのが最適!また、裂くことで味がよくしみ込みます。冷水にとりつつも、たれとあえるためには完全に冷まさないようにするのがポイント。
   のなすを軽く絞ってボウルに入れる。ごま油以外のたれの材料を順に加え、両手を使ってしっかりあえる。仕上げにごま油を加え、全体がなじんだら青じそを加えてざっと混ぜ、器に盛る。
ポイント: なすが温かいうちにたれを加え、両手のひらと、指をしっかり広げて大きな動きでリズミカルにあえる。
《ここをマスター》
・(野菜+たれ)×手=ナムルのおいしさ。
・野菜の味、色、形を生かすことを意識して。
・たれの味だけでなく、「蒸す」「炒める」「ゆでる」と、野菜の調理を変えることも大切。



33-9  かぼちゃのこんがりチーズ焼き

主材料はかぼちゃとチーズのみで。こんがり焼けたチーズが美味しいです。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く。)  100g
・ピザ用チーズ 80g
・好みの葉野菜 適量
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に50秒間かけ、5mm幅に切る。
  表面加工のしてあるフライパンにチーズを散らして中火にかけ、少し溶けたらかぼちゃを放射状に並べてふたをする。
  3分間たったらふたを取って火を少し強め、にじみ出た油を紙タオルに吸わせながらこんがりと焼き、黒こしょう少々をふる。
  フライパンから取り出し、放射状に8等分する。4枚ずつ重ねて器に盛り、葉野菜を添える。



33-9a  肉かぼトマト

「肉じゃが」ならぬ「肉かぼ」は、トマトを加えた夏仕様のさっぱり煮物です。冷やして食べてもおいしいです。


  エネルギー : 310 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (味をなじませる時間は除く。)

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く。)  200g
・牛薄切り肉 100g
・たまねぎ 150g
・ミニトマト 6コ

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・酒 大さじ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に3分間かけ、2cm幅に切る。たまねぎはくし形に切る
  鍋に【A】を入れて火にかけ、砂糖を煮溶かす。牛肉を加えてほぐすようにしながら火を通す。たまねぎと水カップ1/2を加え、3〜5分間煮たら、かぼちゃ、ヘタを除いたミニトマトを加える。
  オーブン用の紙で落としぶたをし、3〜5分間煮たら火を止める。しばらくおいて味をなじませる。



33-9b  かぼちゃの梅ひき肉あえ

かぼちゃと梅との組み合わせが新鮮です。シャキシャキした歯ごたえが美味しい、新感覚のさっぱりおかずです。


  エネルギー : 110 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く。)  100g
・鶏挽き肉 50g
・梅肉 (裏ごしする。)  大さじ1
・すりごま (白)  小さじ2
・青じそ 3枚
・酒 大さじ2
・塩 少々
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に20秒間かけ、細切りにする。青じそはせん切りにする。
  鍋に鶏ひき肉、酒大さじ2、塩少々を入れて火にかけ、混ぜながら1〜2分間火を通す。
  ひき肉の色が変わったらかぼちゃを加えて混ぜ、2分間たったら火を止める。梅肉、すりごまを加えて混ぜ、器に盛って青じそをあしらう。



33-9c  かぼちゃのヘルシーサラダ

マヨネーズを使わなくても、半熟卵のコクとレモンの酸味で十分おいしいです。かぼちゃ本来の味を堪能できます。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く)  200g
・卵 1コ
・ハム 1枚

 【A】 
  ・たまねぎ (粗みじん切り)  30g
  ・レモン汁 小さじ1+1/2
  ・粒マスタード 小さじ1+1/2
・塩 少々
・酒 大さじ1
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に50秒間かけ、2cm幅に切る。
  かぼちゃを耐熱容器に入れてラップで覆い、電子レンジに3分間かける。ラップを取って塩少々、酒大さじ1をふり、ラップをせずに電子レンジに2分30秒間かける。
  鍋に湯を沸かし、卵を入れて7分間ゆでて冷水にとり、殻をむく。ハムは5mm四方に切る。【A】は合わせておく。
   のかぼちゃをフォークで粗くつぶす。熱いうちにゆで卵と【A】を加え、かぼちゃの皮と卵をつぶすように混ぜる。器に盛ってハムを散らし、黒こしょう少々をふる。



33-9d  かぼちゃのココナツミルクスープ

冷たくても温かくてもおいしい、エスニック風のデザートスープです。しょうがの効果で、夏の冷えを撃退します。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く)  60g
・ココナツミルク 70g
・牛乳 カップ1/4
・はちみつ 少々
・しょうが汁 小さじ1
・塩 
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に20〜30秒間かけ、1cm角に切る。
  鍋にかぼちゃ、塩一つまみを入れ、ヒタヒタの水を加えて火にかける。かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
  ココナツミルクと牛乳を加え、はちみつで味を調える。しょうが汁を加えて火を止め、氷水などを当てて冷やす。



33-9e  かぼちゃのスムージー

ヨーグルトの酸味が爽やかです。かぼちゃはまとめて冷凍しておくと、いつでもつくるれて便利です。


  エネルギー : 150 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分 (かぼちゃを冷凍する時間は除く。)

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く)  150g
・牛乳 カップ3/4
・プレーンヨーグルト (無糖)  大さじ3
・しょうが (すりおろす)  小さじ2
・はちみつ 小さじ1
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に1分間かけ、1.5cm角に切る。耐熱容器に入れてラップをし、かぼちゃが柔らかくなるまで電子レンジに2〜3分間かける。冷めたら冷凍しておく。
   と残りの材料をミキサーに入れ、かくはんする。



33-9f  かぼちゃのホットスパイシーサラダ

スパイシー肉みそとかぼちゃでご飯とよく合うおかずに変身!華やかなのに、フライパンひとつでつくれるところもポイントです。


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.40 g
  調理時間 : 15分

 講師: 平山 由香


(2人分)
・かぼちゃ (種とワタを除く)  200g

 【スパイシー肉みそ】 
  ・豚ひき肉 100g
  ・にんにく (すりおろす)  小さじ1/3
  ・赤とうがらし (小口切り)  1本分

 【A】 
  ・みそ 大さじ2
  ・酒 大さじ2
  ・砂糖 少々
・パプリカ (赤)  1コ
・好みの葉野菜 適量
・ごま油 
・塩 
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に1分40秒間かけ、8mm〜1cm幅に切る。
  器に葉野菜を盛る。パプリカは縦半分に切ってヘタと種を除き、薄切りにする。飾り用に少し残してパプリカを散らす。
  フライパンにごま油少々を熱し、かぼちゃの両面を焼く。焼き色がついたら軽く塩をふり、 の上に盛る。
   のフライパンにごま油少々を熱し、【スパイシー肉みそ】のにんにく、赤とうがらしを炒める。香りが出たらひき肉を加えて炒め、【A】を合わせて加える。少し煮詰め、 のかぼちゃにかける。飾り用のパプリカを散らす。



33-9g  かぼちゃのカリカリピクルス

堅めの食感と上品な酸味が心地よいピクルスです。電子レンジの下ごしらえで、薄切りもラクラクできます。覚えやすい配合のマリネ液を使って、ほかの野菜でも。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 平山 由香


(つくりやすい分量)
・かぼちゃ (種とワタを除く。)  200g

 【マリネ液】 
  ・酢 カップ1/2
  ・白ワイン カップ1/2
  ・砂糖 大さじ1
  ・塩 小さじ1
 
    

  かぼちゃはよく洗い、ラップで包んで電子レンジ(600W)に1分間〜1分30秒間かけ、3mm幅に切る。
  ホウロウやステンレスなど、酸に強い鍋にマリネ液の材料を入れて煮立て、かぼちゃを加えて火を止める。
  しばらくおいて好みの堅さになったら、鍋ごと氷水につけて冷やす。
ポイント: 保存容器に入れて、冷蔵庫で4〜5日間保存可能。



33-10 ツナ&エッグサンド弁当

ツナサンドと卵サンドを合わせた最強サンドのお弁当! 付け合せのじゃがいもは、こしょうとハーブをきかせて。マヨ味のサンドイッチにぴったりです。


  エネルギー : 810 kcal (エネルギーはお菓子は除く。)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 栗原 はるみ


(1人分)
ツナ&エッグサンド 
カリカリポテトとウインナーのハーブ炒め 
 
    

  ツナ&エッグサンドを弁当箱に詰める。
  カリカリポテトとウインナーのハーブ炒めを弁当箱に詰める。



33-10a ツナ&エッグサンド

みんな大好きなツナサンドと卵サンドを合わせて、最強サンドに!こぼれんばかりの具が、耳付き食パンにも負けない存在感です。


  エネルギー : 610 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 4.00 g
  調理時間 : 15分

 講師: 栗原 はるみ


(1人分)
・食パン (8枚切り)  2枚

 【ツナサラダ】 
  ・ツナ (缶詰/油漬け/小)  1/2缶(正味30g)
  ・たまねぎ (ごく細かいみじん切り)  大さじ1
  ・マヨネーズ 大さじ1+1/2
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
・卵 1コ
・レタス (ザク切りにし、水けをよくきる)  1〜2枚分
・フレンチマスタード 適量
・マヨネーズ 適量
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  【ツナサラダ】をつくる。ツナは缶汁をきり、フォークで細かくほぐす。残りの材料を加えてよくあえる。
ポイント: ツナをよくほぐして空気を含ませ、かさを増やします。たまねぎは水にさらさないので、ごく細かいみじん切りに。
  ゆで卵をつくる。卵は水から中火で12分間ゆで、冷水にとり、殻をむいて6〜7枚の輪切りにする
  パンにレタスの半量を広げ、 のツナサラダを隅までのせる。
  その上に残りのレタスをのせ、 のゆで卵を並べる。
  塩・こしょう各少々をふり、フレンチマスタードをスプーンで落とし、マヨネーズを絞り出す。
ポイント: マスタードはあえてところどころまばらに。マヨネーズの量は好みですが、多めがおすすめですよ。
  もう1枚のパンをのせ、軽く押さえる。
ポイント: やさしく押さえるだけ。ちょっとくらい具がはみ出ても気にしない気にしない(笑)。
  2か所にようじを刺して固定し、半分に切る。ようじを抜いて、容器に入れる。



33-10b カリカリポテトとウインナーのハーブ炒め

じゃがいもはレンジでチンして炒め時間を短縮します。油を足しながら、じっくりカリカリに炒めて。ローズマリーと黒こしょうはじゃがいもとは相性抜群です。パンにはさんでもおいしいです。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 栗原 はるみ


(2人分)
・じゃがいも 2コ(220g)
・ウインナーソーセージ 2本
・にんにく 1かけ
・ローズマリー (生)  2〜3本
・オリーブ油 
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  じゃがいもは皮付きのまま2cm角に切り、水にさらして水けをよくきる。耐熱容器に紙タオル(電子レンジ対応のもの)を敷いてじゃがいもを並べ、ラップをして電子レンジ(600W)に3〜4分間かける。ウインナーは2cm幅に切る。にんにくは包丁の腹などでつぶす。
ポイント: じゃがいもは竹串が軽く刺さるくらいにチンします。
  フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、にんにくを炒める。香りが出たらじゃがいもを加える。
  じゃがいもの表面に軽く焼き色がつくまで5分間ほど炒める。ウインナーを加えたら、10分間ほどじっくり炒める。
ポイント: 途中で焦げつきそうになったら、オリーブ油を足しながら炒めましょう。
  じゃがいもとウインナーがカリカリになったら、ローズマリーを加える。塩・黒こしょう各適量で味を調え、サッと炒める。
ポイント: ローズマリーは香りづけなので、仕上がりに近い段階で加えればOK。黒こしょうはたっぷりと。



33-10c  2階建てサンド弁当

下の段はハム&チーズ&レタス、上の段はジャムバターの2階建て。楽しいアイデアサンドです。ズッキーニたっぷりの丸いオムレツを添えて、並んだ円形がかわいいお弁当に。


  エネルギー : - (エネルギーはトマトケチャップ、フレンチマスタード、ジュースは除く。)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 栗原 はるみ


(1人分)
2階建てサンド 
ズッキーニの オムレツ 
 
    

  2階建てサンドを弁当箱に詰める。
  ズッキーニのオムレツを弁当箱に詰める。



33-10d  2階建てサンド

サンドイッチは自由!を表したような、アイデアサンドに。チーズもハムも隅までのせる、そんな心遣いがおいしさの秘けつ。


  エネルギー : 720 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 栗原 はるみ


(1コ分)
・パン (直径13cmの丸いもの)  1コ
・スライスチーズ 2枚
・レタス (ザク切りにし、水けをよくきる。)  1〜2枚
・ハム 3枚
・マヨネーズ 適量
・フレンチマスタード 適量
・いちごジャム 適量
・バター 
 
    

  パンは横に3本の切り目を入れて、計4枚にスライスする。
ポイント: 下2枚のパンはやや厚めに切ると安定します。
  いちばん下のパンにバターを薄く塗り、中央にチーズを1枚置く。もう1枚のチーズは縦に4等分に切り、中央のチーズの周囲に並べる。
ポイント: これでどこを食べても、ちゃんとチーズの味がします!
  レタスをのせ、マヨネーズ適量を絞り出す。ハム3枚をずらして並べ、フレンチマスタードを薄く塗る。
  下から2番目のパンをのせて軽く押さえ、食べやすく半分に切っておく。
  下から3番目のパンの上面にバターを薄く塗り、いちごジャムを重ね、 の上にのせる。いちばん上のパンをのせる。



33-10e  ズッキーニのオムレツ

ズッキーニがぎっしりで、食べごたえ満点です。のり弁の上にそのままのせて、オムレツ弁当にするのもおすすめ。


  エネルギー : 230 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 栗原 はるみ


(1人分)
・ズッキーニ 1本(150g)
・卵 2コ
・塩 
・こしょう 
・サラダ油 
 
    

  ズッキーニは5mm厚さの斜め切りにする。
  ボウルに卵を割りほぐし、軽く塩・こしょうをふる。
  小さなフライパン(直径13cm)にサラダ油少々を熱し、ズッキーニの半量を焼きつけるように炒める。一度取り出し、残り半量も同様に炒めたら、取り出しておいたズッキーニを戻し、軽く塩・こしょうをふる。
   を流し入れる。固まってきたら、縁を菜箸で持ち上げ、表面にたまった卵液を周囲に流し込む。
  弱火にして3分間ほど焼いて、七〜八分どおり火が通ったら、裏返して2分間ほど焼く。



33-11 カリカリそうめん

夏の定番のそうめんを、サラダ風にアレンジ。おいしさの決め手は、こんがり焼いた油揚げです。風情のある香ばしい香りと食感、音がたまらない!食欲をそそります。


  エネルギー : 420 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・そうめん 2ワ(100g)
・油揚げ 2枚
*ふわふわとしたタイプのほうが、カリカリに焼き上がる。 
・フルーツトマト 2〜3コ(120g)
*小さめの普通のトマトでもよい。 
・貝割れ菜 1パック(60g)

 【A】 
  ・めんつゆ (2倍濃縮)  大さじ4
  ・マヨネーズ 大さじ2
  ・こしょう 少々
 
    

  油揚げは焼き網にのせ、金箸で返しながら、弱火で両面に焼き色をつける。
   の粗熱を取り、縦半分に切って1cm幅に切る。盛り付け用に少しとっておく。
  トマトはくし形に切り、小さめの乱切りにする。
  貝割れ菜は根元を切り、長さを半分に切る。
  鍋に湯を沸かしてそうめんを入れ、沸騰したら差し水をする。これを2回繰り返しながら、袋の表示時間どおりにゆでる。ざるに上げて冷水にとり、水けをきる。
  ボウルに【A】を合わせ、 を加えてあえる。器に盛り、盛り付け用の油揚げを散らす。



33-11a シャリシャリパスタ

完熟トマトを冷凍させて、シャリシャリという音を楽しみます。きゅうりのシャキシャキ感や、モッツァレラチーズのもっちりとした食感もアクセントに。


  エネルギー : 880 kcal
  塩分 : 4.40 g
  調理時間 : 15分 (トマトを冷凍する時間は除く。)

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・カッペリーニ 200g
*太さ0.9mmほどの極細のロングパスタ。 

 【A】 
  ・完熟トマト (大)  4コ
  ・きゅうり 1本
  ・セロリ 1/2本
  ・モッツァレラチーズ 150g

 【B】 
  ・オリーブ油 大さじ4
  ・にんにく (すりおろす)  1かけ分
  ・塩 小さじ1強
  ・こしょう 少々
  ・黒こしょう (粗びき)  少々
・バジル (生)  8枚
・塩 
 
    

  トマトは、あとで皮がむきやすいようにヘタを取り、一晩冷凍する。
  ボウルに水を入れて のトマトをサッとくぐらせ、手で皮をむく
  きゅうりとセロリは1cm角に、モッツァレラチーズは1.5cm角に切る。トマトは切らずに、【A】をすべて冷蔵庫に入れておく。
  塩少々を入れたたっぷりの熱湯で、カッペリーニを袋の表示時間どおりにゆでる。氷水でしめ、ざるに上げて水けをよくきる。バジルは半量を手でちぎり、残りは飾り用にとっておく。
  冷蔵庫から【A】を取り出し、トマトは1.5cm角に切る。大きなボウルにほかの【A】とともに入れ、【B】とちぎったバジルと合わせる。
ポイント: トマトは食べる直前に切って、シャリシャリ感をアップ!
   のカッペリーニを加えてあえる。器に盛り、飾り用のバジルを添える。



33-11b  エスニック焼きそば

市販の蒸し麺が、本格的な味になります。後引く辛さと香りがたまりません。


  エネルギー : 730 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・中華麺 (蒸し)  2玉
・豚こま切れ肉 200g
・ピーマン 2コ
・もやし 1袋
・にんにく 2かけ
・赤とうがらし (種を除いて小口切り)  2〜3本分
・香菜 1ワ

 【A】 
  ・カレー粉 大さじ1/2〜1
  ・ナムプラー 大さじ2
  ・黒こしょう (粗びき)  少々
・ライム (半分に切る)  適宜
・サラダ油 大さじ1+1/2
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  中華麺は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に2分30秒〜3分間かけて、ほぐれやすくする。
  ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を除いてから横に一口大に切る。にんにくは皮付きのまま包丁の腹などでつぶし、皮を除いて粗みじんに切る。香菜は4cm長さに切り、葉と茎に分ける。
  フライパンにサラダ油大さじ1+1/2、にんにく、赤とうがらしを入れて中火で熱し、香りがたったら豚肉を入れて強火にし、黒こしょう少々をふって、炒める。
ポイント: にんにくと赤とうがらしで香りアップ!
  豚肉から脂が出てきたら、ピーマン、中華麺を加え、麺がほぐれてきたら【A】で味をつける。
ポイント: ナムプラーとカレー粉でエスニック風味に!
  仕上げにもやしと香菜の茎を加えてサッと炒める。器に盛り、香菜の葉と好みでライムを添える。



33-11c  夏香る鶏そば

みょうが、きゅうり、梅干しなど、夏らしい和の香りが勢ぞろい!見た目にも味わいにも、涼しさを感じる一皿。


  エネルギー : 360 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・ゆでそば 2玉
・鶏ひき肉 100g

 【A】 
  ・酒 小さじ1
  ・みりん 小さじ1
  ・しょうゆ 小さじ1
・みょうが 2コ
・きゅうり 1/2本
・梅干し (塩分8%)  4〜5コ(50g)
・白ごま 小さじ2
・めんつゆ (ストレートタイプ)  カップ1
・塩 
 
    

  鍋にひき肉と【A】を入れ、数本の菜箸でよく混ぜて弱火にかける。ひき肉に火が通り、そぼろ状になったらざるに上げ、余分な煮汁をきる。
ポイント: 煮汁をきると肉の臭みが取れ、スッキリとした夏向きのそぼろに。
  みょうがは薄切りにして水にさらし、水けをきる。きゅうりは薄切りにして塩少々でもみ、水で洗って水けを絞る。
ポイント: 香りで食欲増進&シャキシャキ食感
  梅干しは種を取り、細かく刻む。
  ボウルに 、白ごまを入れ、よく混ぜる。
  そばは袋の表示時間どおりにゆでて水で洗い、水けをきる。器に盛って をのせ、めんつゆをかける。



33-11d  アツアツカレーうどん

夏バテにピリッと辛いうどんで解消!カレーは、細めの麺によくからむようにし、少し濃いめにとろみをつけるのがポイントです。


  エネルギー : 530 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・ゆでうどん (細め)  2玉
・豚薄切り肉 50g
・たまねぎ (小)  1/2コ(80g)
・油揚げ 1/2枚
・青じそ 5〜6枚
・わけぎ 1本
・カレールー (市販/甘口)  25g
・カレールー (市販/中辛)  25g

 【A】 
  ・昆布茶 大さじ1/2
  ・しょうゆ 小さじ1

 【水溶きかたくり粉】 
  ・かたくり粉 大さじ1/2
  ・水 大さじ1/2
・サラダ油 大さじ1/2
 
    

  豚肉は1cm幅に切る。たまねぎは薄切りにする。油揚げは縦半分に切り、細切りにする。
  青じそはせん切りにし、水にさらして水けを絞る。わけぎは斜め薄切りにする。
  鍋にサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、豚肉を炒める。色が変わったら、たまねぎと油揚げを加えてさらに炒める。
  水カップ2を加え、沸騰したらアクを取り、弱めの中火にする。一度火を止めてカレールーを加え、弱火にしてゆっくり混ぜながら溶かす。【A】を入れて混ぜ、水溶きかたくり粉を加えてとろみをつける。青じそを加える。
  うどんを袋の表示時間どおりにゆでて水けをきり、器に盛る。 をかけ、わけぎをのせる。



33-11e  冷やし明太子うどん

明太子にポン酢しょうゆとマヨネーズを合わせ、うどんとからみやすくします。貝割れ菜、みょうがのシャキシャキ感とのコントラストも絶妙です。


  エネルギー : 520 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・冷凍うどん 2玉

 【明太子ソース】 
  ・からし明太子 120g
  ・ポン酢しょうゆ 大さじ2
  ・マヨネーズ 大さじ2
・貝割れ菜 2パック
・みょうが 3コ
・細ねぎ (小口切り)  2本分
・温泉卵 (市販)  2コ
*鮮度のよい生卵でもよい。 
 
    

  冷凍うどんは、少量の熱湯に入れてほぐし、ざるに上げる。流水で洗って、氷水でしめる。
  明太子ソースをつくる。明太子は薄皮から出してボウルに入れ、ほかの材料と合わせる。 のうどんを入れて混ぜ合わせる。
ポイント: トロトロ食感で食べやすく!
  貝割れ菜は根元を落として長さを半分に切り、みょうがは薄切りにする。合わせてたっぷりの水にさらし、水けをきる。
ポイント: シャキシャキ食感に!
  器に のうどん、貝割れ菜、みょうがを盛る。うどんの上に細ねぎをのせ、温泉卵を落とす。



33-12 プチプチ刺身丼

たっぷりのごまを惜しみなく使ったプチプチ食感が、ねっとりとしたまぐろとアボカドにぴったり。ピリ辛のたれと酸味のきいたすし飯がポイントです。


  エネルギー : 2380 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: Mako(多賀 正子)


(つくりやすい分量)
・ご飯 (温かいもの)  650g(2合分)

 【A】 
  ・酢 大さじ4
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 小さじ1/4
・白ごま 50g
・まぐろ (刺身用/赤身)  250g
・アボカド 1コ

 【ピリ辛だれ】 
  ・白菜キムチ (市販)  100g
  ・にんにく (大/すりおろす)  1かけ分
  ・一味とうがらし 小さじ1/2
  ・しょうゆ 大さじ2+1/2
  ・砂糖 大さじ1
  ・ごま油 大さじ1
・ねぎ 10cm
・サニーレタス 2枚
・コチュジャン 適宜
 
    

  フライパンに白ごまを入れ、十分に色づくまでしっかりといる。
  盤台にご飯を入れ、白ごまと【A】を加えて混ぜ、うちわなどであおいで冷ます。
  【ピリ辛だれ】をつくる。白菜キムチは粗みじんに切ってボウルに入れ、ほかの材料と合わせる
  まぐろは1cm弱の厚さのそぎ切りにする。アボカドは種と皮を除き、12等分に切る。
   のたれに のまぐろを入れて、味をよくなじませる。ねぎは半分に切って縦に切り目を入れて芯を除き、せん切りにして氷水にさらし、水けを拭く(白髪ねぎ)。
  器にサニーレタスをちぎって敷き、 のご飯を盛る。まぐろを並べ、たれを回しかけてアボカドを盛る。白髪ねぎをのせ、好みでコチュジャンを添える。



33-12a ネバネバたこ飯

コリコリのたことほっくり柔らかな大豆を風味よく炊き込んだご飯に、オクラと長芋を混ぜ合わせたネバネバ、トロトロのトッピングがなんとも絶妙な一皿です!


  エネルギー : 380 kcal
  塩分 : 1.40 g
  調理時間 : 60分

 講師: 斉藤 辰夫


(4人分)
・米 360g(2合)
・ゆでだこ 150g

 【つけ汁】 
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
  ・砂糖 小さじ1
・だし カップ1+1/2
・オクラ 10本
・長芋 5cm(50g)
・大豆 (蒸し)  1袋(100g)
・塩 
 
    

  たこは2〜3mm間隔で切り込みを入れながら、ブツ切りにする。
ポイント: 切り込みを入れると、かみ切りやすく、味もしみ込みやすくなる。
  ボウルに【つけ汁】を入れてよく混ぜ、たこを加える。20分間つけて取り出し、【つけ汁】にだしを加えて混ぜる。
  オクラはガクを取り、塩適量をまぶしてこすり、うぶ毛を取る。そのまま熱湯で2分間ゆで、冷水にとって水けをきる。包丁で粗めにたたく。
  長芋は粗めにすりおろし、オクラとよく混ぜ合わせる。
  米は洗ってざるに上げ、炊飯器の内釜に入れる。 の汁を目盛りまで入れ(足りなければ、だしを足す)、たこと大豆をのせて普通に炊く。器に盛り、 をかける。



33-12b  彩り手巻きずし

冷蔵庫にある手軽な食材で、華やかなおすしをつくります。焼いたのりのパリパリ食感を生かすため、食べる直前にクルッと巻いてどうぞ。


  エネルギー : 430 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 斉藤 辰夫


(4人分)
・焼きのり (全形)  4枚
・ご飯 (温かいもの)  650g(2合分)

 【合わせ酢】 
  ・ちりめんじゃこ 20g
  ・酢 カップ1/2
  ・砂糖 50g
  ・塩 小さじ1+2/3(10g)
・好みの具 適量
*ハム・プロセスチーズ・ たくあん・さやいんげん・かにかまぼこ・ クレソンなど 
・しょうがの甘酢漬け (市販)  適量
・塩 
 
    

  焼きのりは2枚ずつ、裏を内側にして重ねる。焼き網にかざして弱火で両面を焼き、3等分に切る。
ポイント: ざらざらした面が裏。裏を内側にして焼くと、香りがとばない。
  鍋に【合わせ酢】のちりめんじゃこを入れて中火にかけ、軽くいる。残りを加え、調味料を溶かして【合わせ酢】をつくり、冷ます。
  ご飯を盤台にあけ、 をかける。しゃもじで切り混ぜながら、ご飯になじませ、すし飯をつくる。ひと塊にして堅く絞ったぬれ布巾をかけ、しばらくおいて味をなじませる。
  ハム、チーズ、たくあんは細切りにする。さやいんげんはヘタを取って塩ゆでにし、冷水にとって水けをきる。長ければ半分に切る。かにかまぼこは太ければ半分に裂く。クレソンは根元を切る。
  焼きのりにすし飯を適量のせ、 の具材を好みでのせる。器に盛り、しょうがの甘酢漬けを添える。



33-12c  冷やし茶茶茶漬け

昆布茶、煎茶、冷茶と、3種のお茶使いが光る、ごちそう茶漬け。ほろ苦さのなかにも、上品なうまみとコクが感じられます。


  エネルギー : 320 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・ご飯 200g
*冷たくても、温かくてもよい。 
・たい (刺身用)  100g
・昆布茶 小さじ2
・煎茶 (茶葉)  小さじ1/2
・キャベツ 1枚(80g)

 【A】 
  ・うす口しょうゆ 大さじ2
  ・練りごま (白)  大さじ1(15g)
  ・みりん 小さじ1
  ・練りわさび 小さじ1/2
・冷茶 適量
 
    

  たいはそぎ切りにし、昆布茶をふりかけて軽く混ぜ、10分間おく。
ポイント: 昆布茶で風味アップ!
  煎茶は手でもみ、細かくする。
  キャベツはせん切りにしてサッとゆで、ざるに上げて冷ます。
  ボウルに【A】を合わせてよく混ぜ、 を加えて混ぜる。
ポイント: 煎茶のほろ苦さをプラス!
  器に軽く丸めたご飯を入れ、 をのせて冷茶をかける。好みで煎茶少々(分量外)をふる。



33-13 鶏からトロッと煮

から揚げと揚げなすを大根おろしでさっぱり煮ると、衣が煮汁に溶けてなめらかな口当たりに!


  エネルギー : 410 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・鶏もも肉 1/2枚(150g)
・なす 2コ
・大根 1/5本(150g)
・ねぎ 1/4本

 【A】 
  ・だし カップ1
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・みりん 大さじ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・酒 大さじ1
・一味とうがらし 少々
・かたくり粉 
・揚げ油 
 
    

  鶏肉は2cm厚さのそぎ切りにしてバットに入れ、かたくり粉をたっぷりまぶす。
  なすはピーラーでしま目に皮をむき、サッと水にさらす。乱切りして水にさらし、水けをきる。
ポイント: しま目にむくと、味のしみ込みと火の通りがよくなる。
  大根は粗めにすりおろし、ざるに上げて軽く水けを絞る。
  ねぎは4〜5cm長さに切って縦に切り目を入れ、芯を取り除く。繊維に沿ってせん切りにする。
  165℃の揚げ油に鶏肉を入れる。表面が白っぽくなったら のなすを加え、2〜3分間色よく揚げる。鶏肉はカリッとするまで4〜5分間揚げ、取り出す。
  鍋に【A】を煮立てて を加え、落としぶたをして3分間煮る。 を加えてサッと煮て、器に盛り、 を添えて一味とうがらしをふる。



33-13a ぱりぱりギョーザ

ぱりぱりになるまで焼いたギョーザを一口かじると、びっくりするくらいジューシーなあんが口いっぱいに広がります。にんにくとしょうががきいていて、ご飯もすすみますよ!


  エネルギー : 75 kcal (エネルギーは1コ分 )
  塩分 : 0.40 g
  調理時間 : 20分

 講師: Mako(多賀 正子)


(40コ分)
・ギョーザの皮 (大判)  40枚

 【あん】 
  ・豚ひき肉 400g
  ・キャベツ 1/4コ(約300g)
  ・にら 1ワ
  ・しょうが 100g
  ・にんにく (大)  3かけ

 【A】 
  ・ごま油 大さじ1+1/2
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・顆粒(かりゅう)チキンスープのもと (中国風)  小さじ1+1/2
  ・こしょう 小さじ1/3

 【小麦粉水】 
  ・小麦粉 大さじ2強
  ・水 320ml
・にんにくじょうゆ 適宜
・ラーユ 適宜
・酢 適宜
・小麦粉 
・サラダ油 
・ごま油 


 

にんにくじょうゆをつくる 
 にんにく2かけをみじん切りにし、しょうゆカップ1/2につけたもの。最初につくっておくと、ギョーザが焼けたときにちょうど食べごろに。 
    

  しょうがは皮付きのまま、フードプロセッサーにかけやすい大きさに切り、にんにくと一緒にかくはんしてボウルに入れる。キャベツも同様にする。にらは2〜3cm長さに切り、同様にする。
ポイント: 3回に分けてかくはんすることで、材料が均一な大きさにそろう。フードプロセッサーがない場合は、しょうがとにんにくはすりおろし、キャベツとにらはみじん切りにする。
   のボウルに豚ひき肉と【A】を加え、手でよく練る。
  ギョーザの皮の半分の縁に指で水少々を塗り、 のあん大さじ1をのせてひだを寄せ、閉じる。まな板やバットなどに小麦粉を薄く広げ、ギョーザを並べる。
  フライパン(直径28cm)にサラダ油大さじ3〜4を入れて強火で熱し、全体によくなじませる。ギョーザの約半量を油の中に泳がせるようにして左右の側面に油をつけ、放射状に並べる。
  ギョーザの底面に焼き色がついたところで、小麦粉水の半量を溶いて注ぎ入れ、ふたをして中火で3分間ほど焼く。小麦粉水は中央にたまりやすいので、フライパンを傾けて、端まで均等に行き渡るようにする。
  ふたを取って強火にし、水分をとばす。水分がなくなる直前にごま油大さじ1強を回し入れる。フライパンを揺すってギョーザをフライパンからはずし、皿に返す。残りの半量も同様に焼く。好みでにんにくじょうゆ、ラーユ、酢を合わせて添える。
ポイント: フライパンに皿でふたをし、バットなどに油をきってから返す。



33-13b  ピリリ!ジンジャーステーキ

こんがり焼いたステーキに、うまみのあるしょうがだれをトロッとかけて。ご飯がすすむこと間違いなしです!薄切り肉や鶏もも肉、めかじきなどでもおいしくできますよ。


  エネルギー : 320 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・牛ヒレ肉 2枚(200g)
・たまねぎ (小)  1コ(120g)
・グリーンアスパラガス 2〜4本

 【しょうがだれ】 
  ・しょうが (すりおろす)  15g
  ・みりん カップ1/4
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・オイスターソース 大さじ1
・塩 
・こしょう 
・サラダ油 
 
    

  たまねぎは縦半分に切り、7〜8mm幅に切る。アスパラガスは根元を切り落とし、下から3cmほどピーラーで皮をむいて食べやすい長さに切る。塩少々を入れた湯でゆで、冷水にとって水けをきる。
  牛肉は両面に塩・こしょう各少々をふる。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、 の牛肉を入れる。両面を好みの加減に焼き、アルミ箔(は く)で包んで2〜3分間おく。
   のフライパンに のたまねぎを入れ、軽くしんなりするまで炒めて取り出す。
   のフライパンに【しょうがだれ】の材料を混ぜ合わせて入れ、中火で混ぜながら、軽く煮詰める。
  器にたまねぎとアスパラガスを盛り、食べやすく切った牛肉をのせ、 の【しょうがだれ】をかける。



33-13c  涼やかうなぎのっぺい

新潟の郷土料理、のっぺい汁をひんやり冷たい夏仕立てでいただきます。柚子(ゆず)こしょうと粉ざんしょうで辛みと香りを添えて。


  エネルギー : 350 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (具材、あんを冷ます時間は除く。)

 講師: 斉藤 辰夫


(2人分)
・うなぎのかば焼き (市販)  1匹分(130g)
・厚揚げ (絹)  1/2枚(110g)
・れんこん 1/2節(50g)
・わけぎ 1本
・柚子こしょう 小さじ1/5

 【A】 
  ・だし カップ1+1/2
  ・みりん 大さじ1
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
  ・酒 大さじ1/2
  ・塩 少々
・粉ざんしょう 小さじ1/4

 【水溶きかたくり粉】 
  ・かたくり粉 大さじ1+1/2
  ・水 大さじ1+1/2
 
    

  うなぎのかば焼きは縦半分に切り、3cm幅に切る。厚揚げは縦半分に切り、1cm幅に切る。
  れんこんは皮をむき、1cm厚さのいちょう形に切り、水にサッとさらして水けをきる。
  わけぎは小口切りにし、柚子こしょうと混ぜ合わせる。
  鍋に【A】を入れて粉ざんしょうを加え、 のれんこんを入れて中火にかける。煮立ったらアクを取り、弱火にして3〜4分間煮る。
   を加え、途中でアクを取りながら1〜2分間煮る。具を取り出して冷まし、器に盛る。
   の煮汁を煮立てて【水溶きかたくり粉】を加え、混ぜながらとろみをつけてあんをつくり、冷ます。 にかけ、 をのせる。



33-13d  スパイシーグリルチキン

鶏手羽先は、皮をぴったりとフライパンにつけて焼き上げると、香ばしくパリッパリになります。スパイスは好みのものでどうぞ。


  エネルギー : 530 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・鶏手羽先 20本
・カレー粉 適量
・ガーリックパウダー 適量
・チリペッパー 適量
・五香粉(ウーシャンフェン) 適量
・黒こしょう (粗びき)  適量
・七味とうがらし 適量
・塩 小さじ1
・サラダ油 大さじ1/2
 
    

  手羽先は関節で切り離し、骨と骨の間に包丁を入れて開く(皮まで切らないように注意)。ボウルに入れて塩小さじ1をふり、全体になじませる。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、紙タオルなどで全体になじませる。 を皮側を下にして並べ入れ、トングなどでフライパンに押しつけるようにしっかりと焼く。8割火が通ったところで返して、反対側もしっかりと焼く。
  器に盛り、スパイスを添える。



33-13e  パンチしょうが焼き

50gのしょうがを使い、にんにくもたっぷりで、まさに「パンチ」のきいた味。切った豚肉は、意外にたくさん食べられます。シャキシャキの青じそとキャベツがさっぱりとした箸休めに。


  エネルギー : 370 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2〜3人分)
・豚肉 (しょうが焼き用)  300〜400g
・しょうが (皮付きのまますりおろす)  50g
・にんにく (すりおろす)  2かけ分

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・みりん 大さじ1
  ・砂糖 大さじ1/2
・キャベツ 200g
・青じそ 30枚
・小麦粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
 
    

  キャベツ、青じそは水に放してパリッとさせ、せん切りにして合わせ、器に敷く。
  豚肉は3等分に切り、バットに入れて小麦粉大さじ1を全体にまぶす。
  フライパンにサラダ油大さじ1をアツアツに熱し、豚肉を広げ入れる。しっかり焼き色がついたら返し全体を焼きつける。
  にんにく、しょうがを加えて炒め、【A】を加えてさらに炒め合わせる。 の器に肉を盛る。



33-14 すいか白玉

小玉すいかの器に、赤・白の玉。透明のシロップに泳がせ、涼を呼ぶフルーツポンチに仕立てます。大きさにばらつきがあってもいいので、家族みんなで丸めると楽しいですよ。


  エネルギー : 210 kcal
  塩分 : 0.00 g
  調理時間 : 40分 (シロップを冷やす時間は除く。)

 講師: 土井 善晴


(4人分)
・すいか (小玉)  1コ(直径18〜20cm)

 【シロップ】 
  ・グラニュー糖 (または砂糖)  60g
  ・水 カップ1

 【白玉だんご】 
  ・白玉粉 100g
  ・水 カップ1/2
・砂糖 
 
    


シロップをつくる
  鍋に分量の水を入れて中火で煮立て、グラニュー糖を溶かす。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。

白玉だんごをつくる
  鍋に湯をたっぷり沸かしておく。ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながら手でなじませる。
ポイント: 水は一度に加えず、指先を湿らせながら少しずつ加えて堅さを調節。もし、柔らかくなりすぎたら、布巾で包んで水けを取ります。
  だいたいまとまったら、4〜5分間、折り畳むように練る。ポソポソした生地が、しっとりした耳たぶのようになればOK。直径1.5〜2cmに丸め、次々と の鍋に入れていく。
  中火で2〜3分間ゆで、白玉が浮き上がってきて1分間ほどたってから、湯をきって冷水にとる。表面のぬめりを落とし、新しい水に移す。
ポイント: おいしそうにふっくらすれば、ゆで上がり。

すいかをくりぬく
  すいかは半分よりやや上で、本体(器にする部分)とふたに切り分ける。切り目がギザギザになるようにナイフの刃を入れて中心まで差し込み、ぐるりと一周させる。
ポイント: 刃先からすいかの半径の長さ分をはかり、刃が手に当たる部分をタオルで巻いて、しっかりと持って差し込みます。手を切らないように注意!
  ふたを取り、本体の果肉をくりぬき器で直径3cmほどのボール状に抜く。抜いた果肉は砂糖水(水カップ3に砂糖大さじ5程度)に放す。
ポイント: 砂糖水に放すことで、果肉が水っぽくなるのを防ぎます。
  途中、2〜3度、本体の果肉の表面をスプーンですくって平らにならす(これはジュース用にとっておく)。くりぬき終わったら、残りの果肉もきれいにこそげる。

すいかの器に合わせる
  白玉だんごは食べる直前に氷水で冷やす。丸く抜いた果肉は種を除く。水けをきって交互に器に入れ、 のシロップを注ぐ。
ポイント: こそげた果肉は、種を除いてミキサーにかければ、おいしいすいかジュースに!



33-15  トマトと夏野菜の冷製炊き合わせ

トマトの爽やかなうまみを生かした夏にピッタリの炊き合わせ。トマトの水分を含んだかぼちゃも、サッと火を通したきゅうりも、意外なほど好相性です。


  エネルギー : 90 kcal
  塩分 : 3.00 g
  調理時間 : 30分 (トマト水をつくる時間、ゼラチンを 冷やし固める時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)

 【トマト水】 
  ・トマト 4コ(500g)
  ・塩 5g(トマトの重さの1%)
・かぼちゃ 1/6コ
・きゅうり 1本
・ミニトマト 6コ
・粉ゼラチン 3g
・しょうが汁 適量
・みょうが (小口切り)  適量
・うす口しょうゆ 
・みりん 
 
    

  トマト水をつくる。トマトはヘタを除き、ザク切りにする。塩と一緒にフードプロセッサーでかくはんし、ピュレ状にする。ボウルに不織布タイプの紙タオルを敷いたざるをのせ、トマトをあけ、半日以上おいて透明な水分をこし取る。
  かぼちゃ、きゅうりはくりぬき器で丸くくりぬく(くりぬき器がなければ一口大に切る)。
  鍋にかぼちゃ、きゅうり、ミニトマト、 のトマト水カップ1+1/2、うす口しょうゆ・みりん各小さじ1を入れて火にかける。沸騰したらきゅうりとミニトマトを取り出し、かぼちゃが柔らかくなるまで煮る。
  かぼちゃを取り出して冷まし、残った鍋のトマト水カップ1(足りなければ水を加える)を沸騰させる。ゼラチンをふり入れて溶かし、冷やし固める。裏ごししてジュレ状にし、しょうが汁を加える。
  取り出したかぼちゃ、きゅうり、ミニトマトを器に盛る。 のジュレをかけ、みょうがをあしらう。



33-16  甘酒

甘酒は体によい成分がたっぷりで、「飲む点滴」といわれています。江戸時代には夏の風物詩で、庶民の夏バテ対策に欠かせない飲み物でした。


  エネルギー : 470 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 0.00 g
  調理時間 : 10分 (おかゆをつくる時間、 発酵させる時間、甘酒を 冷ます時間は除く。)

 講師: 舘野 真知子


(でき上がり約450ml)
・もち米 90ml(1/2合)
・米こうじ (乾)  70g
 
    

  もち米は洗って炊飯器の内釜に入れ、水カップ2(400ml)を注いで1時間以上おき、普通に炊く(「おかゆモード」などの機能があれば、利用してもよい)。
  米こうじを乾燥のまま(水で戻さなくてもよい)、もみほぐして細かくする。
   のおかゆが炊けたらボウルに移し、水カップ1/2(100ml)を加える。
ポイント: おかゆに分量の水を加えることで、おかゆの温度がだいたい65℃(こうじの酵素が失われずに発酵できる温度)に下がる。
   に米こうじを加えてゴムべらなどでよくかき混ぜ、なじませる。
  保温水筒に をレードルなどで入れる。
ポイント: 保温水筒の容量は、500mlが最適。
  全量を入れ終わったら、水筒のふたをゆるく閉める。完全密封しないように注意。常温に一晩(約8時間)おく。
ポイント: 発酵中は密封させずに、空気の逃げ道をつくっておくこと。密封すると発酵が進みすぎて、破裂したり、ふたがとんでしまうこともある。
  甘酒の味をみて甘みが出ていたら、ボウルに移して底を氷水に当て、時々かき混ぜながら、冷ます。
ポイント: この段階から飲める。甘みが足りなければ、下記の「甘みが出ないときは」を参照。
  清潔なペットボトルにじょうごをのせ、 を入れる。途中、じょうごの細い部分に甘酒が詰まったら、箸などで押し込む。
ポイント: ペットボトル(容量は、500mlが最適)の口が狭いので、じょうごを使わないと注ぎにくい。ペットボトルの代わりに保存容器などを使ってもよい。
  ふたをゆるく閉め、冷蔵庫に入れて保存する。過発酵による破裂防止のため密封しないこと。
ポイント: 約1週間保存可能。ただし2〜3日たつと乳酸菌が増し、風味が変わるので、早めに飲んだほうがよい。そのままでも飲めるが、甘酒の半量の水または湯でうすめるのがおすすめ。

《長期保存するときは》
(1)冷凍する
冷凍すれば、こうじの酵素が失われずに長期保存ができます。甘酒をジッパー付きのポリ袋に入れ、空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫で保存(約1か月間保存可能)。酵素は失われませんが、発酵は進まないので、密封しても大丈夫です。
(2)沸騰させる
沸騰させると、こうじの酵素は失われて発酵は止まりますが、冷蔵でしばらく保存ができます。甘酒を鍋に入れて中火で沸騰させ、火から下ろして、そのまま冷まします。ペットボトルや保存容器に移し、冷蔵庫で保存(約2週間保存可能)。
《甘みが出ないときは》
保温水筒で8時間おいても甘みが出ないときは、温度が下がりすぎている可能性があります。その場合は鍋に移し、中火で1分間温めて約60℃にし、保温水筒に戻してふたをゆるく閉め、1〜2時間おいてください。こうじの酵素が失われない程度の温度に上げることで甘みが出ます。温度計で測るのが確実なのでおすすめですが、目安としては、縁がフツフツし始めて、湯気が少しフワッと出るくらいの温度です。



33-16a  甘酒ドレッシングのトマトサラダ

甘酒ドレッシングで、トマトの酸味と甘みが際立つ!


  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 舘野 真知子


(2人分)
・トマト 2コ
甘酒ドレッシン グ 大さじ1
・ベビーリーフ 適量
 
    

  トマト2コはヘタを取って1cm厚さの輪切りにし、甘酒ドレッシング大さじ1であえる。
  器に盛り、ベビーリーフ適量を添える。



33-16b  小豆甘酒

おしるこをさっぱりさせたような味。市販のゆで小豆を使ってつくるので簡単!


  エネルギー : 390 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分 (発酵させる時間は除く。)

 講師: 舘野 真知子


(でき上がり450ml)
・ゆで小豆 (無糖/市販)  130g
・米こうじ (乾)  70g
 
    

  ボウルにゆで小豆を入れてゴムべらで粗くつぶし、熱湯カップ1+1/4を注いで約60℃にし、混ぜる。
  オートミール甘酒」」のつくり方 と同様にする。



33-16c  焼きなすの甘酒ドレッシングかけ

甘酒ドレッシングを、焼きなすのしょうゆの代わりに!


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 舘野 真知子


(2人分)
・なす 2コ
甘酒ドレッシング 大さじ1
・オリーブ油 大さじ1
・イタリアンパセリ (粗みじん切り)  適量
 
    

  なす2コはヘタを取り、縦に4〜5等分に切る。
  フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、 の両面をこんがりと焼き、器に盛る。
  甘酒ドレッシング大さじ1をかけ、イタリアンパセリ(粗みじん切り)適量をふる。



33-16d  さつまいも甘酒

さつまいもの風味が濃厚に出て、しっかりとした甘みが楽しめます。


  エネルギー : 360 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (発酵させる時間は除く。)

 講師: 舘野 真知子


(でき上がり450ml)
・さつまいも 120g
・米こうじ (乾)  70g
 
    

  さつまいもは皮をむいて1cm角に切り、水にさらす。水けをきって鍋に入れ、水カップ1+1/4を注いでふたをし、中火で7分間ほどゆでる。
  さつまいもが柔らかくなったら火を止め、耐熱性のゴムべらで鍋肌に押しつけるように粗くつぶす。水カップ3/4を注ぎ、約60℃にする。
  オートミール甘酒」のつくり方 と同様にする。



33-16e  甘酒ドレッシング

甘酒の甘みと食感を生かしたシンプルなドレッシング。まろやかな酸味で、甘酒のうまみがフワッと口の中に広がります。


  エネルギー : 770 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 舘野 真知子


(つくりやすい分量)
・甘酒 大さじ6
・エクストラバージンオリーブ油 大さじ6
・酢 大さじ2
・塩 小さじ1
・黒こしょう (粗びき)  少々
 
    

  すべての材料をボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
ポイント: 分離しやすいので、料理に使うときに再び混ぜる。

◆なめらかにしたい場合は◆
泡立て器で混ぜる代わりに、ミキサーに入れてピュレ状にかくはんし、粒をすりつぶすとよい。



33-16f  オートミール甘酒

米とは違う、香ばしい味わい。オートミールはゆでるので、おかゆを炊くよりスピードアップ。


  エネルギー : 350 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (発酵させる時間は除く。)

 講師: 舘野 真知子


(でき上がり450ml)

 【A】 
  ・オートミール 40g
  ・水 カップ1+1/2
・米こうじ (乾)  70g
 
    

  鍋に【A】を入れて中火にかけ、耐熱性のゴムべらで混ぜる。沸騰したら火を止め、水カップ1/2を注ぐ。
ポイント: 沸騰したところに水を注ぐと、約60℃に下がる。
  ほぐした米こうじを加えて混ぜ、なじませる。
  保温水筒に入れ、ふたをゆるく閉めて4時間ほどおき、味をみる。甘みが出ていれば再びふたをゆるく閉め、2時間ほどおく。
ポイント: 甘みが足りない場合は、鍋に移して中火で1分間熱して約60℃にし、保温水筒に戻してふたをゆるく閉め、2時間ほどおく。
  甘酒」のつくり方 と同様にする。



33-17  讃岐うどん

おいしいうどんを家庭で簡単につくる極意を伝授します。小麦の香りただよう打ちたての味は、また格別ですよ。


  エネルギー : 330 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 7.20 g
  調理時間 : 60分

 


(4〜5人分)

 【うどん】 
  ・中力粉 400g

 【塩水】 
  ・水 175ml
  ・塩 25g
・中力粉 (打ち粉用)  適量

 【薬味】 
  ・大根 適量
  ・しょうが (それぞれすりおろす)  適量
  ・細ねぎ (小口切り)  適量
  ・レモン (くし形に切る)  適量
・ぶっかけのつゆ 約300ml

 【ぶっかけのつゆ】*つくりやすい分量 
  ・白だし 400ml
  ・みりん 30ml
  ・中ざら糖 12g
  ・しょうゆ 80ml
  ・削り節 5g

 【白だし】 
  ・煮干し 30g
  ・昆布 (5cm四方)  1枚(3〜5g)
  ・削り節 10g
  ・水 1リットル


 

白だしをつくる 
 煮干しは腹ワタを除く。 
 鍋に分量の水を入れ、煮干しと昆布を1時間ほどつけておく。 
  の鍋を中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。沸騰したら削り節を加える。アクを取りながら、弱火で10〜15分間ほど煮る。 
 火を止め、こす。 

ぶっかけのつゆをつくる 
 白だしを中火にかけ、沸騰したら、みりんと中ざら糖を加える。 
 ざらめが溶けたらしょうゆを加え、削り節を入れる(追いがつお)。火を止め、冷めたらこす。 
    


粉と塩水を混ぜる
  計量カップに塩水の材料を合わせ、塩をよく溶かす。ボウルに中力粉を入れ、塩水を一度に回し入れる。
  指を大きく広げ、指先で円を描くようにまんべんなく混ぜ合わせる。
ポイント: 最初の1分間は休まず手早く!ここで粉に塩水をしっかり行き渡らせます。
  さらに8〜9分間混ぜ続ける。ボソボソと粉っぽかった生地が、丸みを帯びたそぼろ状になればOK。
ポイント: しっとりとして、黄色っぽくなるまで、根気よく混ぜ続けましょう。

生地を足で踏む
  生地をひとつにまとめてポリ袋に入れ、手で軽く押して平らにする。
  1回目の足踏み。約1cm厚さを目安に、約1分間まんべんなく踏む。
ポイント: ポリ袋の縦の長さに広がるくらいを目安に踏みます。裏返す必要はありません。
  袋から取り出し、ロール状に巻く。巻き終わりを下にして袋に戻し、2回目の足踏み。約1cm厚さを目安に、約1分間まんべんなく踏む。ほぼ長方形になればOK。
  袋から取り出し、巻き終わりを上にし、左右を内側に折り込む。折ったほうを下にして袋に戻し、3回目の足踏み。約2cm厚さを目安に、約1分間まんべんなく踏む。ほぼ正方形になればOK。
  袋から取り出し、生地の角を下側に巻き込むようにして丸める。
  巻き込んだ部分をねじってしっかり閉じる。閉じたほうを下にしてポリ袋に入れて、上から軽く押す。そのまま5〜10分間休ませる。

生地をのばす(1)
  生地をポリ袋に入れたまま足でざっと踏み、手で約2cm厚さにざっとのばす。
  台に打ち粉をふり、生地を取り出す。麺棒を真ん中に置き、上半分をのばす。生地を180度回転させて、同様に真ん中から反対側をのばす。次に生地を90度回転させて、同じ要領で半面ずつ、均一にのばす。ほぼ正方形になり、直径約28cm、約1cm厚さになればOK。
ポイント: 麺棒は手前には転がさず、常に中央から向こう側に押して転がすこと。

生地をのばす(2)
  台と生地に軽く打ち粉をふり、手前に角がくるようにひし形に置く。手前から奥の方向に、麺棒に生地を巻きつけ、のばす。同じ要領で奥から手前、左から右、右から左の方向へと生地を麺棒に巻きつけ、のばす。
ポイント: 生地を手前から麺棒に巻きつける。端まで巻いたら、やや体重をのせて前方に転がす。次に、両手でつかみ手前にグッと引く。この「前方に転がしては手前に引く」を5〜6回繰り返し、生地をのばしていく。
  今度は手前に辺がくるように正方形に置き、 と同じ要領で手前から奥、奥から手前、左から右、右から左の方向へと生地を麺棒に巻きつけ、のばしていく。ここで約3mm厚さになればOK。厚い場合は、 の工程を繰り返す。

生地を切る
  生地に十分に打ち粉をふり、手前に辺がくるようにして麺棒に巻く。
  麺棒から生地をはずしながら、下から約7cm幅、約5cm幅、約3cm幅になるように屏風(びょうぶ)畳みにする。折り目が重ならずに、横から見ると山型になるように。
  端から3mm幅に切る。うどんの先端を持って折り畳んだ部分を開いたら、うどんの中央を持って余分な粉をはらって、ばらす。

ゆでて仕上げる
  大きめの鍋にたっぷりの湯(うどん全量に対して約4リットルが理想)を十分に沸騰させ、うどんをほぐしながら加える。
  1〜2分間してうどんが浮いてきたら、菜箸で軽くほぐす。うどんが踊り続けるくらいの火加減で、約13分間ゆでる。
ポイント: グラグラと沸騰した湯にうどんを入れたら、うどんが踊り続ける火加減を保ちます。吹きこぼれそうになったら火を弱めて。差し水をして急激に温度を下げると、ゆで上がりにムラが出てしまうのでやめましょう。うどんが動かなかったり、沈んでいたら火が弱すぎる証拠。ゆでる時間は、好みに合わせて調整してください。
  流水でよく洗い、表面のぬめりを取り、しめる。水けをよくきって器に盛り、薬味をのせ、ぶっかけのつゆをかける。