30-1  春にんじんとナッツのナムプラー炒め

ナムプラーの塩けは、春にんじんの甘みと相性抜群。魚介系の味とナッツのコクで、小さな一皿でも満足感アップします!


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.20 g
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん (大)  1本(200g)
・しょうが (皮付き/薄切り)  3枚
・カシューナッツ (ローストタイプ/塩味)  30g

 【A】 
  ・ナムプラー 小さじ2
  ・酢 小さじ1
・サラダ油 
 
    

  にんじんは皮付きのまま縦半分に切り、斜め薄切りにする。しょうがはせん切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、 とカシューナッツを入れて2〜3分間炒める。
  にんじんに火が通ったら【A】を加え、強火でサッと炒め合わせる。



30-1a  春にんじんとソーセージのソース炒め

味つけは、なんと中濃ソースだけ。あと1品ほしい時、すぐにつくれる優秀おかずです。


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.30 g
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん 1本(150g)
・ウインナーソーセージ 3本(70g)
・中濃ソース 大さじ1
・青のり粉 小さじ1
・サラダ油 
 
    

  にんじんは皮付きのまま縦半分に切り、斜め薄切りにする。ソーセージは約5mm幅の斜め切りにする。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、にんじんを2〜3分間炒める。火が通ったらソーセージを加え、サッと炒める。
  中濃ソースを加え、強火で炒め合わせ、青のり粉をふって混ぜる。器に盛り、青のり粉少々(分量外)をふる。
【皮ごと斜め薄切りに】
春にんじんは、皮付きのまま縦半分に切ってから、斜め薄切りに。手早く切れるだけでなく、断面が大きいので火が通りやすく、ほかの具とからみやすいという利点も。



30-1b  春にんじんとわかめの酢の物

ちりめんじゃこからうまみが出るので、だしいらず、若々しい3つの素材を取り合わせたシャキッと酢の物。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.90 g
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん (小)  1本(100g)
・わかめ (乾)  大さじ1/2
・ちりめんじゃこ 大さじ1

 【A】 
  ・酢 大さじ2
  ・砂糖 小さじ2
  ・塩 少々
・塩 
 
    

  にんじんは皮付きのまま、せん切りにしてボウルに入れる。塩小さじ1/6をまぶし、10分間ほどおいて水けを絞る。
  わかめは5分間ほど水につけて戻し、水けをきる。
  ボウルに【A】を合わせ、ちりめんじゃこ、 を加えてあえる。



30-1c  春にんじんのだし巻き卵

みりんも砂糖も入れていないのに、やさしい甘みです!だしの代わりに削り節と水で、気軽につくれます。


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.70 g
  調理時間 : 15分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん (小)  1/2本(50g)
・卵 2コ

 【A】 
  ・削り節 大さじ2
  ・水 大さじ2
  ・うす口しょうゆ 小さじ1
・サラダ油 
 
    

  にんじんは皮ごとすりおろし、直径10cmほどの耐熱容器に入れ、サラダ油大さじ1/2を加えて混ぜる。ラップをフワッとかぶせて電子レンジ(600W)に2分間か、均一に混ぜて粗熱を取る。
  ボウルに卵を割りほぐし、【A】と を加えて混ぜ合わせる。
  卵焼き器にサラダ油を薄く塗って中火で熱し、 を3〜4回に分けて流し、そのつど、半熟状になったら手前側に向かってクルクルと巻く。
ポイント: 1回分を巻いたら卵焼き器の向こう側へ寄せ、全体にサラダ油を薄く塗り、次の卵液を焼けた卵の下にも流し入れるようにするときれいに巻ける。
  まな板の上にとって粗熱を取り、4等分に切る。



30-1d  春にんじんとツナのレンジ煮

春にんじんの甘みとツナのうまみを最大限に生かします。一度冷まして味をしみ込ませるのがコツです。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.20 g
  調理時間 : 15分 (一度冷ます時間は除く。)

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん (大)  1本(200g)
・ツナ (小/缶詰/油づけ)  1/2缶(40g)

 【A】 
  ・水 大さじ3
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
 
    

  にんじんは皮をむき、小さめの乱切りにする。
  耐熱ボウルに【A】を入れて混ぜ、にんじんを加え、ツナを缶汁ごと加えてざっと混ぜる。ラップをフワッとかぶせ、電子レンジ(600W)に6分間かける。
  一度ラップをはずして全体を混ぜ、再びラップをして冷ます。食べる前に電子レンジで1〜2分間温め直して器に盛る。
【皮をむいてから切る】
春にんじんは皮付きでも電子レンジで柔らかくなるが、むいたほうが味がよくしみる。乱切りは小さめに、輪切りはあまり厚くなりすぎないように切るとよい。



30-1e  春にんじんのキムチ炒め

白菜キムチを春にんじんと合わせて炒めれば目先の変わった副菜に。白いご飯がすすみます!


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 1.30 g
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん 1本(150g)
・白菜キムチ (市販)  70g
・焼きのり (全形)  1枚
・すりごま (白)  小さじ1
・ごま油 
・しょうゆ 
 
    

  にんじんは皮付きのまま縦半分に切り、斜め薄切りにする。白菜キムチは一口大に切る。
  フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、にんじんを2〜3分間炒める。火が通ったら白菜キムチを加え、サッと炒める
  しょうゆ小さじ1を加えて炒め合わせ、火を止めて焼きのりをちぎって加え、すりごまをふる。全体をサッと混ぜ、器に盛ってすりごま少々(分量外)を散らす。



30-1f  春にんじんのはちみつピクルス

にんじんと調味料を一緒に「チン!」するだけの即席ピクルス。うす口しょうゆの風味で、和風のおかずにもピッタリです。


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 0.70 g
  調理時間 : 10分 (冷やす時間は除く。)

 講師: 小林 まさみ


(つくりやすい分量)
・春にんじん (大)  1本(200g)

 【A】 
  ・酢 カップ1/4
  ・水 カップ1/4
  ・はちみつ 大さじ2
  ・うす口しょうゆ 大さじ1
  ・ごま油 小さじ1
 
    

  にんじんは皮をむき、7mm厚さの輪切りにする。
  耐熱ボウルに【A】を入れて混ぜ、にんじんを加えてざっと混ぜる。ラップをフワッとかぶせ、電子レンジ(600W)に5〜6分間かける。
  ラップをはずして全体を混ぜ、粗熱を取り、保存容器に入れて冷蔵庫で3時間以上冷やす。冷蔵庫で1週間ほど保存可能。



30-1g  モチモチ春にんじん

白玉粉に加える水分は、すりおろしたにんじんの汁けだけ。表面は香ばしく焼いて、中は甘くてモチモチ。おつまみにも、おやつにもぴったり。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.60 g
  調理時間 : 10分

 講師: 小林 まさみ


(2人分)
・春にんじん (小)  1/2本(50g)

 【A】 
  ・白玉粉 カップ1/4
  *にんじんの水分によって加減する。 
  ・塩 少々
・細ねぎ 2本
・ピザ用チーズ 大さじ2
・ごま油 
 
    

  にんじんは皮ごとすりおろし、ボウルに入れる。細ねぎは小口切りにする。
   のにんじんに【A】を加え、白玉粉の粒がなくなるまで手でよく練り、細ねぎ、チーズを加えて混ぜる。4等分にし、丸めて平らにつぶし、直径5cmほどの円形に整える。
  フライパンにごま油少々を熱し、 を並べ入れる。弱めの中火で1〜2分間焼いて裏返し、反対側も同様に焼く。
【皮ごとすりおろす】
みずみずしく柔らかい春にんじんなら、皮ごとでもスムーズにすりおろせる。汁ごと粉類や卵液に混ぜて焼き、きれいな色と甘みを楽しんで。



30-1h  カステララスク




  エネルギー : -
  塩分 : 0.10 g
  調理時間 :

 講師: 小林 まさみ

・カステラ 好みの量
 
    

  カステラを厚さ1cmに切り130℃のオーブンで30〜40分間 じわじわ焼く
  焦げそうになったら裏返す。
  網で冷まして中までサクサクになればできあがり。



30-2  うどとたこのコロコロサラダ

うどの香りと心地よい歯ごたえは、生で味わうのがおすすめ。ヨーグルトを合わせると、りんごのようなフルーティーな味わいになります。


  エネルギー : 80 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・うど 1/2本(90g)
・ゆでだこの足 70g

 【A】 
  ・プレーンヨーグルト (無糖)  大さじ4
  ・塩 小さじ1/6
  ・オリーブ油 小さじ1
 
    

  うどは細い先端を切り落とし、5cm長さに切る。皮を厚めにむき、さらに1cm角に切る。すぐに水に浸して5分間ほどおき、ざるに上げて水けをよくきる。
ポイント: 堅い皮と先端を除いて口当たりをよくし、水にさらしてアクを抜き、変色を防ぐ。
  たこは1cm角に切る。
  ボウルに【A】を混ぜ合わせ、 を加えてあえる。



30-2a  たらの芽のチーズ焼き

クリーミーななかに、たらの芽がフワッと香る、簡単グラタン。お酒のつまみや朝食におすすめです。


  エネルギー : 130 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・たらの芽 6コ

 【A】 
  ・生クリーム カップ1/4
  ・塩 二つまみ
  ・こしょう 少々
・ピザ用チーズ 20g
・塩 
 
    

  たらの芽は根元の堅い茶色の部分(はかま)をむき、縦半分に切る。水に浸して5分間ほどおき、水けをきる。
  鍋に湯を沸かして塩少々を入れ、たらの芽を入れて落としぶたをし、1分間ほどゆでる。
ポイント: ゆでて水にさらすことでアクを抜き、色止めをする。
   を水にとって水けをきる。
  【A】を混ぜ合わせる。
  耐熱皿にたらの芽を並べて をかけ、ピザ用チーズを散らす。天板にのせ、オーブントースターで10分間ほど、チーズに焼き色がつくまで焼く。



30-2b  うるいのサラダ

うるいはアクがなく柔らかいので、下処理の手間がいりません。



  エネルギー : 60 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・うるい 60g
・グレープフルーツ 1/2コ

 【A】 
  ・塩 二つまみ
  ・サラダ油 小さじ2
 
    

  うるいは6〜7cm長さに切る。
  グレープフルーツは皮をむき、1cm厚さのくし形に切り、薄皮を取り除く。
  鍋にたっぷりの湯を沸かし、うるいを30秒間ほどゆでて水にとり、水けをきる。
  ボウルに【A】を混ぜ合わせ、グレープフルーツを加えて混ぜる。うるいを加え、サッとあえる。



30-2c  ふきのとうと桜えびのかき揚げ

ふきのとうはかき揚げにしてもおいしいですよ。桜えびのうまみが、ふきのとうの醍醐味(だいごみ)であるほろ苦さを際立たせます。


  エネルギー : 240 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ふきのとう 4コ
・桜えび (乾)  大さじ3(5g)

 【衣】 
  ・溶き卵 大さじ1
  ・冷水 カップ1/3
  ・小麦粉 カップ1/2

 【天つゆ】 
  ・だし 大さじ5
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
・揚げ油 
 
    

  【天つゆ】の材料を鍋に合わせて中火でひと煮立ちさせる。ふきのとうは縦六つ割りにする。
  ふきのとうをすぐに水に浸し、10分間ほどおく。ざるに上げて水けをよくきる。
ポイント: 切ったそばから水に浸して変色を防ぎ、アクやえぐみを抑える。揚げる場合は下ゆでの必要はない。
  ボウルに【衣】の溶き卵と冷水を混ぜ、小麦粉を加える。軽くとろみがつくまで、菜箸で混ぜる。
  ふきのとうと桜えびを の【衣】に加えて混ぜ、全体にからませる。
ポイント: 菜箸で持ち上げて、【衣】がすぐに落ちるようなら、小麦粉適量を足して混ぜ、堅くする。逆に【衣】がぽってりと重くからまるようなら、水適量を加えてゆるめる。
  揚げ油をフライパンまたは中華鍋に3〜4cm深さに入れて160℃に熱し、 をスプーンで山盛りにすくい、そっと落とし入れる。
  揚げ油に入れた直後、衣の中央を菜箸で刺して広げる。途中、上下を返して4分間ほど揚げる。残りも同様に揚げる。紙タオルの上に取り出し、油をきる。器に盛り、天つゆを添える。
ポイント: 菜箸で刺すことで、花のように平らに広がり、きれいなかき揚げに仕上がる。



30-2d  こごみの炒め煮

こごみはアクが少なく、扱いが楽。サッと煮て味を含ませ、軽い食感を生かします。


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・こごみ 6本
・油揚げ 1枚
・にんじん 1/2本
・だし カップ1

 【A】 
  ・みりん 小さじ2
  ・しょうゆ 小さじ2
・サラダ油 
 
    

  こごみは根元の堅い部分を切り落とし、4〜5cm長さに切る。
ポイント: 堅い部分を除いて、口当たりをよくする。
  油揚げは熱湯にくぐらせて油抜きをし、水けを絞って4cm長さ、5mm幅に切る。にんじんは4〜5cm長さ、5mm幅に切る。
  鍋にサラダ油小さじ2を中火で熱し、にんじんを透き通るまで炒める。だしを加えてふたをし、弱火で5分間煮る。
   に油揚げ、こごみ、【A】を加えてふたをし、こごみが柔らかくなるまで3分間ほど煮る。



30-2e  うどの皮のきんぴら

うどの皮と先端で、もう1品です!


  エネルギー : 180 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 渡辺 あきこ


(つくりやすい分量)
・うど (皮と先端/せん切り)  1本分
・サラダ油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1+1/2
・赤とうがらし (種を取って小口切り)  1/2本分
 
    

  うどの皮と先端はせん切りにし、水にさらして水けをきる。
  サラダ油を熱したフライパンで強火でしんなりと炒め、砂糖、しょうゆ、赤とうがらしを加え、汁けがなくなるまで炒める。



30-2f  ふきのとうのオムレツ

ふきのとうのほろ苦い味がアクセントです。先に炒めてから卵を加えるのが、色よく仕上げるコツ。


  エネルギー : 160 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 渡辺 あきこ


(2人分)
・ふきのとう 2コ
・卵 3コ
・塩 
・こしょう 
・オリーブ油 
 
    

  ふきのとうは縦半分に切り、すぐに水に浸して10分間ほどおく。ざるに上げて水けをきる。
  鍋に湯を沸かして を入れ、落としぶたをして2分間ゆでる。水にとって冷まし、水けを絞り、粗みじんに切る。
ポイント: ゆでてアクを取り、柔らかくする。落としぶたは水面からふきのとうが出るのを防ぎ、均一に火を通すため。
  ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、塩一つまみ、こしょう少々を加えて混ぜる。
  小さめのフライパンにオリーブ油小さじ1を熱し、ふきのとうの半量を炒める。
   のフライパンに の卵液の半量を加えて手早く混ぜ、半熟に火を通す。フライパンの奥に寄せて返し、オムレツの形に整えて両面を焼き、器に盛る。残りの半量も同様に焼く。



30-2g  白玉だんごの黒みつ風




  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 渡辺 あきこ

・白玉粉 カップ1/2
・水 カップ1/4
・黒砂糖 大さじ2
・しょうゆ 小さじ1
 
    

  黒砂糖としょうゆを混ぜる。
  白玉(おすすめは長めに茹でたやわらかめ)にかける。



30-3 さけたま弁当

さけのおにぎりと卵焼きで「さけたま弁当」。上手にできたら何度もつくりたくなる組み合わせです。


  エネルギー : 610 kcal
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ

卵焼き 
塩ざけご飯のおにぎり 
たたききゅうりの酢じょうゆ漬け 
あっさりコールスロー 
・ミニドーナツ (市販)  
 
    

  おにぎりは1つは焼きのりで包み、もう1つはそのまま詰めてみました
  お弁当は品数も少なくて単調になりがちなので、そんなちょっとした変化も大事だと思います。そして食後に何か甘いものがほしい私は、小さなお菓子を添えています。



30-3a 卵焼き

だし巻き卵は、きれいに巻くのが初心者には大変…。でもだしは加えず、しかも最後に巻きすで整える方法なら、多少崩れてもきれいな形が復活!道具に上手に頼るのも、お弁当づくりでは大切です。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 栗原 はるみ


(1本分)
・卵 2コ

 【A】 
  ・砂糖 大さじ1+1/2〜2
  ・みりん 大さじ1
  ・塩 少々
・サラダ油 
 
    

  卵を溶きほぐし、【A】を加えてよく混ぜ、ざるで一度こす。巻きすの上にオーブン用の紙を敷いておく。
  卵焼き器にサラダ油適量を熱し、紙タオルで全体になじませる。しっかり熱くなったら卵液を半量弱流し入れてざっと混ぜ、半熟のうちに手早くまとめる。
  焼けた卵を向こう側に寄せ(このとき油が足りない場合はあいたところになじませる)、残りの卵液を流し入れる。
  焼けた卵を持ち上げて、下にも卵液が行き渡るようにし、半熟より

ポイント: ここできれいに巻けなくても挽回できるから大丈夫!
  卵焼きを取り出し、オーブン用の紙でクルクルと巻く。
ポイント: ここは素早く。余熱で固めます。
  さらに巻きすで巻き、数分間おいて形を整える。食べやすい大きさに切り分ける。



30-3b 塩ざけご飯のおにぎり

炊飯器で一緒にさけを炊き込みます。


  エネルギー : 390 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (米を炊く時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(2人分)
・米 カップ1(200ml)
・塩ざけ (甘塩/切り身)  1切れ(100g)
・焼きのり 適量
・酒 
・塩 
 
    

  米は洗ってざるに上げ、15分間ほどおく。
  塩ざけは大きな骨があれば除き、酒大さじ1/2をふる。
ポイント: あとで塩けは調整するので、ここでは調味料を入れる必要なし。
  水カップ1を注ぎ、塩ざけをのせて普通に炊く。
  炊き上がったら、塩ざけの皮と残った骨を除き、ほぐしながらサックリと混ぜる。味をみて、足りなければ塩少々で調える。おにぎりにして、好みで焼きのりを巻く。

おにぎりの具として人気のさけですが、さけは魚焼きグリルで焼いてほぐし、ご飯は炊いて……と
そこそこ手間がかかるもの。そこで炊飯器で一緒にさけを炊き込んで、工程を1つに! 米カップ1、水カップ1、塩ざけ1切れという覚えやすいレシピです。



30-3c たたききゅうりの酢じょうゆ漬け

おいしい漬け汁がしみたきゅうりは、最高の箸休め。お弁当に詰めるときは、せん切りにんじんとしょうがを合わせるのがおすすめです。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分 (冷蔵庫で置く時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・きゅうり 6本

 【漬け汁】 
  ・酢 カップ1/2
  ・しょうゆ カップ1/2
  ・砂糖 大さじ4
  ・ごま油 大さじ1
  ・赤とうがらし (小口切り)  1〜2本
 
    

  漬け汁の酢、しょうゆ、砂糖を合わせてよく混ぜる。
  きゅうりはすりこ木や麺棒でたたいて亀裂を入れ、食べやすい大きさに切る。
   のきゅうりをポリ袋や保存容器に入れ、1を注ぎ、漬け汁のごま油、赤とうがらしを加えて、冷蔵庫で1〜2時間おく。

冷蔵庫で1週間ほど保存可能。ただし、味がだんだん濃くなっていくので、好みの段階で食べきりましょう。
お弁当には、にんじん・しょうが(各せん切り)適量を漬け汁に5〜10分間浸し、きゅうりと一緒に詰める。



30-3d あっさりコールスロー

和・洋どんなおべんとうにも合う、あっさりコールスロー。


  エネルギー : 360 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・キャベツ 600g
・にんじん 1/2本(約80g)
・たまねぎ 1/4コ

 【A】 
  ・顆粒スープの素 (洋風)  少々
  ・砂糖 少々
  ・酢 大さじ2
  ・マヨネーズ 大さじ2〜3
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
・塩 
 
    

  キャベツは少し太めのせん切りにする。にんじんは5cm長さのせん切りにする。たまねぎは薄切りにする。
  ボウルに を合わせ、塩小さじ1/2をふって混ぜ、10分間ほどおく。
   を紙タオル(不織布タイプ、またはさらし)で包み、手のひらに底を当てて、水けを吸わせ、ボウルに移す。
ポイント: 水けを無理やり絞ったりせず、ポンポンとやさしく手を当てて、自然に下に水けを落とすイメージで。
  【A】を順に加えてサックリと混ぜる。

冷蔵庫で2〜3日間保存可能。ただし、だんだん水分が出てくるので早めに食べるのがおすすめ。
にんじんのせん切りはそのまま食べたり、加えたりと何かと便利。切っておいてもしばらくは安心な野菜なので、まとめ切りして保存。細すぎず太すぎない程度の、5〜6cm長さのせん切りが使いやすいと思います。



30-3e  野菜たっぷり焼きそば弁当

野菜たっぷり焼きそば弁当は、あっさりめに仕上げたので、好みの味を調整しましょう。


  エネルギー : 540 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 栗原 はるみ


(1人分)
・中華麺 (蒸し)  1玉
*冷たいと麺がちぎれてしまうので、使う少し前に冷蔵庫から出しておく。 

 【好みの野菜】*合わせて正味約100g 
  ・キャベツ 1枚
  ・ピーマン 1コ
  ・にんじん 4cm
・豚肩ロース肉 (切り落とし)  50g

 【A】 
  ・豚カツソース 大さじ1/2〜1
  ・オイスターソース 1/2〜1
  ・顆粒チキンスープの素(中国風) 小さじ1/2
・青のり粉 適量
・サラダ油 
・塩 
・こしょう 
 
    

  キャベツは芯を取り、5〜6cm四方に切る。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、縦1cm幅に切る。にんじんは短冊形に切る。豚肉は大きければ一口大に切る。
  麺はボウルに移して、1本1本よくほぐす。
ポイント: 根気よく丁寧にほぐして。ペッタンコだった麺がふんわりボウルいっぱいになりますよ。
  【A】を混ぜ合わせる。
  フライパンにサラダ油大さじ1/2を強火で熱し、豚肉を炒め、キャベツ、ピーマン、にんじんの順に加えて炒め、麺を加えて炒める。
  麺に油が回ったら、 を加えて手早く炒め、塩・こしょう各少々で味を調える。青のり粉を加えてざっと混ぜる。
ポイント: 青のり粉は仕上げにパラパラではなく、ここでたっぷりからませて。
焼きそばは、炒める前に麺をほぐすとおいしく仕上がります。



30-4 から揚げ弁当

冷めてもおいしい鶏のから揚げ。ごまあえや煮物など、副菜も定番で固めました。


  エネルギー : 880 kcal (エネルギーはこの弁当箱に詰めた場合(ご飯150gを含む))
  塩分 : 5.00 g
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ

鶏のから揚げ 
さやいんげんのごまあえ 
昆布とにんじんの煮物 
・しば着け (市販)  
・ご飯 
・いちご (コンデンスミルクがけ)  
 
    

  から揚げには白いご飯が合うと思います。トマトケチャップやすだちを添えて味に変化をつけて飽きない工夫を。
  昆布の煮物は汁けがしみるように、あえてご飯にのせるように詰めました。あいたところには、しば漬けを。刻んでラップでくるみ、ボールのように丸く形を整えてみました。



30-4a 鶏のから揚げ

「冷めてもおいしい」を意識して、試作に試作を重ねてたどり着いたのが、かたくり粉だけの衣。そのぶん、特製うまみじょうゆでまろやかなコクを肉に浸透させます。お弁当にぴったりです。


  エネルギー : 700 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 1.90 g
  調理時間 : 20分

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量。8〜10コ)
・鶏もも肉 1枚(250g)
うまみじょうゆ 大さじ1+1/2
・かたくり粉 
・揚げ油 
 
    

  鶏肉は約3cm角に切る。ボウルに入れ、うまみじょうゆを加えてからめ、5〜10分間おく。汁けが出てきた場合は、ざるに上げて汁けをしっかりきる。
  ポリ袋に を入れ、かたくり粉大さじ4を加えて、全体にたっぷりまぶす。
  鍋に2〜3cm深さまで揚げ油を入れて、約180℃に熱する。 を加えたら3分間ほど触らずに揚げる。
ポイント: 揚げ油は鶏肉の頭が少し出るくらいの少なめで大丈夫。揚げ初めは触らず見守って!
  カラリとしてきたら、裏返し、こんがりと中まで火を通す。



30-4b うまみじょうゆ

炒め物やギョーザの下味などいろいろ使えて便利!しょうゆがわりに使うとよりマイルドな味に仕上がります。


  エネルギー : 340 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 5分

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・しょうゆ カップ2
・にんにく 2〜3かけ
・しょうが 1かけ
・削り節 (厚削りのもの)  20g
 
    

  にんにく、しょうがは皮をむいて薄切りにし、削り節とともにしょうゆに加え、冷蔵庫で半日くらいおく。さらに1〜2日間おくと味がよくなじむ。

日もちはするが、味がだんだん濃くなるので、冷蔵庫で保存し、10日間を目安に使いきるのがおすすめ。



30-4c さやいんげんのごまあえ

黒ごまたっぷりのさやいんげんのごまあえ。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 0.80 g
  調理時間 : 20分

 講師: 栗原 はるみ


(4人分)
・さやいんげん 200g
・黒ごま 大さじ6(50g)

 【A】 
  ・砂糖 大さじ2
  ・みりん 大さじ1/2
  ・しょうゆ 大さじ1〜1+1/2
・塩 
 
    

  さやいんげんは筋を取り、2〜3等分の斜め切りにする。塩少々を入れた熱湯で1〜2分間ゆでる。冷水にとってざるに上げ、布巾などで水けを拭く。
  黒ごまは香ばしくなるまでフライパンで軽くいり、すり鉢で半ずりにする。【A】を順に加えて混ぜ合わせる。
  さやいんげんをすり鉢に加えてあえ、味をみて足りなければ塩少々で味を調える。

朝からすり鉢を出すのは少し面倒ですが、お弁当だからこそ、いりたての黒ごまでつくったおいしさがうれしいはず。多めにつくっておけば、晩ごはんの副菜にもなりますよ。



30-4d 昆布とにんじんの煮物

どっさり食べられる昆布とにんじんの煮物。炊きたてのご飯にどっさりのせて食べるのが大好きです。


  エネルギー : 210 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 1.50 g
  調理時間 : 25分 (味をなじませる時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・刻み昆布 (乾)  1袋(35〜40g)
・にんじん 1/2本(約80g)

 【A】 
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・みりん 大さじ2
  ・酒 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
 
    

  昆布はサッと洗ってから水に15分間くらいつけて戻す。ざるに上げて水けをよくきる。にんじんは5〜6cm長さのせん切りにする。
  小鍋に【A】の調味料を入れて煮立て、昆布を加える。クツクツするくらいの火加減で汁けが少なくなるまで5分間ほど煮る。
  にんじんを加えて混ぜ、火を止める。そのまま粗熱が取れるまでおいて味を含ませる。
ポイント: 長めに保存したい場合は、にんじんを加える前の段階が
おすすめ。昆布のみだと約10日間、にんじんを加えた場合は3〜4日間が目安。
海藻好きの私が一年中つくり続けている常備菜。
炊きたてのご飯にどっさりのせて食べるのが大好きです。
にんじんは最後に加えて、歯ざわりを楽しんで。



30-4e  から揚げのみぞれがけ

晩ご飯におすすめです。


  エネルギー : 430 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 3.80 g
  調理時間 : 5分

 講師: 栗原 はるみ


(2〜3人分)
・鶏のから揚げ (鶏もも肉)  8〜10コ(1枚分)
・大根 適量

 【A】 
  ・だし カップ1/2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・みりん 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1

 【だしのとり方】 
  ・昆布 1枚(10cm四方)
  ・削り節 40g
  ・水 カップ8


 

だしのとり方 
 昆布はサッと洗って水けを拭き、分量の水に30分間〜1時間つける。 
  を弱火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出し、沸騰したら削り節を加える。もう一度弱火で少し煮て火を止める。 
 削り節が鍋底に沈むまでしばらくおく。ざるに紙タオル(不織布タイプ)やさらしを敷き、こす。 
    

  鍋に【A】を合わせ、温めておく。
  から揚げを器に盛り、アツアツの をかける。大根を鬼おろしでたっぷりとすりおろし、好みでしょうが(すりおろす)を添えたり、七味とうがらしをふってもよい。



30-4f  鶏そぼろ弁当

味つきご飯も一緒につくれる鶏そぼろ弁当。



  エネルギー : -
  塩分 : 2.80 g
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ


 【鶏そぼろご飯】 
  ・米 カップ2(400ml)
  ・鶏ひき肉 300g

 【A】 
  ・だし カップ1
  ・しょうゆ 大さじ1
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1

 【B】 
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
  ・だし 適量

 【ゆで絹さや】 
  ・絹さや 100g
  ・塩 少々

 【いり卵】 
  ・卵 4コ
  ・砂糖 大さじ1+1/2〜2
  ・酒 大さじ1
  ・塩 少々
 
    


鶏そぼろご飯
  米は洗ってざるに上げ、15分間ほどおく。
  鍋に【A】を煮立て、ひき肉を加え、静かに混ぜながら強めの中火で煮る。
  アクを取り、軽く火が通ったらボウルに重ねたざるに上げ、ひき肉と煮汁に分ける。
ポイント: このあと、いり煮にするので、ここでは煮すぎないように。
   の煮汁にだし適量を加えてカップ2にして、塩少々を加えて味を調える。
  炊飯器の内釜に1 の米を入れ、 を注いで普通に炊く。炊き上がったらざっと混ぜて蒸らす。
  鍋に のひき肉と【B】の調味料を合わせて中火にかけ、菜箸で混ぜながら汁けが少なくなるまでいり煮にする。粗熱が取れるまでおいて味をなじませる。
ポイント: 鶏そぼろはラップで平らに包み、冷凍庫で約2週間保存可能。

ゆで絹さや
  絹さやは筋を取り、塩を入れた熱湯でゆでる。冷水にとり、水けをよくきって斜めせん切りにする。

いり卵
  ボウルに卵を溶きほぐし、【A】を加えて混ぜる。鍋に入れて強めの中火にかけ、縁がフツフツしてきたら火を弱め、菜箸3〜4本で手早く混ぜながらホロホロになるまで火を通す。

《鶏そぼろご飯》カロリー:470kcal 調理時間:30分 分量:4人分
《ゆで絹さや》カロリー:10kcal 調理時間:5分 分量:4人分
《いり卵》カロリー:90kcal 調理時間:5分 分量:4人分
そぼろ弁当といえば具をご飯にすべてのせるのが定番ですが、お弁当箱の大きさによっては、もっと具を詰めたいと思うことも。今回はいり卵を別の容器に入れてみました。そのままつまんだり、途中で混ぜたり、食べる人に自由に楽しんでもらいたいと思います。



30-5 たけのこの焼きめし

新たけのこは、とうもろこしのような甘い香りがして、歯ごたえはやさしく、甘みと春の苦みがあります。蒸気で蒸らし、ふんわりとさせた、今風のチャーハンではない、どこか郷愁を誘う焼きめしです。


  エネルギー : 290 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 土井 善晴


(2〜3人分)
・ゆでたけのこ (小)  1本(160g)
・卵 1コ
・冷やご飯 300g
・桜えび (乾)  10g
・サラダ油 
・塩 
 
    

  ゆでたけのこの根元は薄切りにしたあと細切りにし、柔らかい穂先は薄切りにする。
  切ったたけのこは、水分が含まれているので、紙タオルで包み、水けをしっかり取る。
  フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、たけのこを入れる。中火にし、塩小さじ1/4を加えて全体を炒め合わせ、一度取り出す。
ポイント: 全体に油がからむようにしっかり焼く。えぐみが取れておいしさアップ。
  同じフライパンを強火にかけ、サラダ油大さじ1を熱する。溶き卵を入れ、すぐにご飯を加え、鍋返しをしながら炒める。弱めの中火にし、少しずつご飯をほぐしながら炒め、塩小さじ1/4を入れる。
ポイント: ご飯は焼かれて熱くなると周囲から自然にほぐれます。
  おおよそご飯がほぐれたら、 のたけのこ、桜えびを入れ、炒め合わせる。
ポイント: 「炒める」よりも「焼く」感じで。中火以下で焼き色をつけながら時間をかけて焼く。
  仕上げに湯大さじ2を回しかける。ご飯を蒸らすような感じで全体になじませ、ご飯がふっくらしたら火を止め、皿に盛る。



30-6 たまごサンド

食べごたえがあって、食べ飽きないやさしい味に、どこか懐かしさを感じるサンドイッチです。


  エネルギー : 1500 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : 1.00 g
  調理時間 : 30分

 講師: 土井 善晴


(つくりやすい分量)
・食パン (8枚切り)  8枚

 【スクランブルエッグ】 
  ・卵 6コ
  ・生クリーム 大さじ2
  ・塩 小さじ1/3
  ・こしょう 適量

 【からしバター】*混ぜておく。 
  ・バター (室温に戻す)  大さじ2
  ・練りがらし 大さじ1
・マヨネーズ 適量
 
    

  鍋に【スクランブルエッグ】の材料を入れ、よく混ぜ合わせておく。
ポイント: 生クリームを入れることで卵の柔らかさが増します。
  中火にかけ、鍋底を混ぜながら火を入れ、卵が固まり始めたら火から下ろす。鍋底にぬれ布巾を当て、冷ましながら全体を均一に混ぜる。
ポイント: 火の当たりを柔らかくするので厚手の鍋がおすすめ。
  再び火にかけ、火を弱め、鍋底を混ぜながら卵に火を通す。 を繰り返しながら、卵がふわふわになったら火を止める。
ポイント: 程よい状態になるまで12分間が目安。決して火を強めないこと。
  ボウルに氷水を入れる。小さいボウルに を移し、ボウルの底を氷水に当てて冷やしながら混ぜる。
ポイント: 余熱で卵が固まるのを防ぎます。
  パンを2枚一組にして並べ、一枚に【からしバター】を塗り、もう一枚にマヨネーズを塗る。
  片方のパンに のスクランブルエッグをのせて軽く広げ、パンを重ねる。パン全体に布巾をかぶせて2〜3分間おく。
ポイント: 落ち着かせることで、パンがしっとりとし、卵とよくなじみます。
  布巾をはずし、パンのみみを落とし、食べやすく切る。包丁を大きく動かして切るとうまく切れます。
ポイント: パンのみみは揚げパンにします。



30-7 グリーンアスパラガスのパスタ風おひたし

アスパラガスを幅広のパスタ状にし、おひたしに仕上げます。だしいらずとは思えないうまみと、シャキシャキした予想外の食感に驚くはずです。


  エネルギー : 110 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (アスパラガスやゆで汁を冷ます時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・グリーンアスパラガス 8本(280〜300g)
・油揚げ 1/3枚
・エクストラバージンオリーブ油 大さじ1
・菜の花 適宜
・塩 
・しょうゆ 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  アスパラガスは、根元の堅い部分を皮むき器で除き、除いた部分はとっておく。さらに根元から縦に皮むき器でむき、幅広のパスタ状にする。
  水1リットルと塩20g(約大さじ1+1/3)を鍋に入れ、2%の塩水をつくる。鍋を火にかけて60℃に温め、パスタ状にむいたアスパラガスを入れて1分間ほど温度を保ちながら加熱する。アスパラガスを取り出し、ざるに上げて冷ます。ゆで汁はとっておく。
   の鍋のゆで汁に のアスパラガスの堅い部分を入れ、沸騰させてうまみを移し、ざるでこす。ゆで汁を冷まし、 のアスパラガスを10〜15分間ほど浸しておく。
  油揚げをフライパンでこんがりと両面を焼く。しょうゆを薄く塗り、4cm長さの細切りにする。
   のアスパラガスを取り出して汁けをきり、油揚げを合わせてオリーブ油であえる。器に盛り、黒こしょう適量をふり、あれば菜の花をあしらう。



30-7a  焼きアスパラガスのアンチョビ黄身酢がけ

焼いて甘みを引き出したアスパラガスに、アンチョビでうまみを増した黄身酢が相性抜群です。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (黄身酢を冷ます時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・グリーンアスパラガス 6本

 【アンチョビ黄身酢  】*つくりやすい分量 
  ・卵黄 5コ分
  ・レモン汁 大さじ2+1/3
  ・エクストラバージンオリーブ油 大さじ1
  ・アンチョビペースト 大さじ1〜1+1/3
  ・砂糖 小さじ2
・木の芽 適宜
・塩 少々
・サラダ油 適量
 
    

  アンチョビ黄身酢をつくる。ボウルに卵黄を溶きほぐし、ほかの材料を合わせて湯煎にかけ、よく混ぜながら加熱する。トロリとしてきたら味をみて足りなければ塩少々を加え、火を止めて冷ます。
  アスパラガスは、根元の堅い部分を皮むき器で除く。フライパンにサラダ油適量を熱し、アスパラガスを強火でこんがり焼く。
  アスパラガスを器に盛り、アンチョビ黄身酢を適量かける。あれば木の芽をあしらう。



30-7b  グリーンアスパラガスのすり流し

アスパラガスの青々とした風味をまるごといただくすり流し。アスパラガスのうまみがじんわりと体にしみわたる、まるで「飲むサラダ」です!


  エネルギー : 120 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷ます時間は除く。)

 講師: 村田 吉弘


(2人分)
・グリーンアスパラガス 10本(360g)
・絹ごし豆腐 1/4丁(100g)
・ちりめんじゃこ 適量

 【A】 
  ・エクストラバージンオリーブ油 小さじ2
  ・うす口しょうゆ 小さじ1
  ・塩 少々
・エクストラバージンオリーブ油 適宜
・サラダ油 少々
・塩 8g(小さじ約1+1/2)
*1%の塩水 
 
    

  アスパラガスは縦半分、横に3等分する。フライパンにサラダ油少々を熱し、ちりめんじゃこをカリカリに炒める。
  水カップ4と塩8g(約小さじ1+1/2)を鍋に入れて1%の塩水をつくり、火にかける。沸騰したらアスパラガスを入れて3分間ゆで、冷水にとって冷ます。ゆで汁大さじ70mlは冷ましてとっておく。
   のアスパラガスと豆腐をフードプロセッサーでかくはんし、 でとっておいたゆで汁と【A】を加えてさらにかくはんする。なめらかになったらざるでこす。
   を器に盛って、好みでエクストラバージンオリーブ油を少々たらし、 のちりめんじゃこをあしらう。

《豆腐》
豆腐を入れるのは、とろみづけのため。豆腐はやさしい味わいでアスパラガスの香りの邪魔をしませんし、オリーブ油とも好相性。豆腐の代わりに、ご飯でとろみをつけてもいいです。



30-8  粉がつお

鍋にだしの素材を直接入れて、調理しながらうまみを出す「簡単素材だし」。だしをとる時間がないときに重宝しますよ!削り節は、うまみがよく出るように粉末にして、だし用パックに詰めて使うのがコツです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 後藤 加寿子


(つくりやすい分量)
・削り節 20〜30g
*つくりやすい分量 
 
    

  削り節20〜30gはポリ袋に入れ、袋の上から両手でしっかりもんで、粉末にする。フードプロセッサーを使ってもよい。

《削り節》
粉末にすることで表面積が大きくなり、うまみがすぐに出ます。ただし、酸化しやすいので、まとめてつくる場合は、すぐに冷凍保存しましょう。
調理に使うときは、不織布製のだし用パックに詰めて使うと、取り出しやすくて便利です。煮汁が沸騰してから入れても十分にうまみが出ますが、途中で入れるのが面倒ならば水から加えても大丈夫。
粉がつおのうまみは、牛肉や豚肉の脂身が少ない赤身を使った煮物や、うす味の煮物に合います。
《保存》
冷凍用保存容器やジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍庫で約1か月間。



30-8a  新じゃがいもの煮物

早煮昆布と鶏手羽中のお互いのうまみが合わさって、こっくりと滋味深い味わいを引き出します!じゃがいもの代わりに、たけのこ、里芋、根菜類でもおいしいですよ。


  エネルギー : 200 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 後藤 加寿子


(2人分)
・新じゃがいも (小)  5〜6コ(約250g)
・早煮昆布 (1cm×1.5cm)  3g
・鶏手羽中 2本

 【A】 
  ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・しょうゆ 大さじ1/2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ3弱
・水 2+1/2
 
    

  新じゃがいもは皮をむく。
  小さめの鍋(直径約16cm)に酒大さじ2を入れて中火で煮立たせ、手羽中を加えて弱火でいりつける。
  手羽中の表面が白っぽくなったら水カップ2+1/2を注ぎ、じゃがいもを入れる。早煮昆布を加え、落としぶたをして(あれば、だしをとったあとの昆布を利用する)、フツフツと煮立つ火加減を保ちながら、じゃがいもに竹串がスッと通るまで15分間ほど煮る。
  砂糖大さじ3弱を加えて2〜3分間煮る。【A】を加え、煮汁がヒタヒタになるまで、さらに7分間ほど煮る。



30-8b  だし

基本の「昆布・かつおだし」の、まとめづくりでストックする効率のよい方法を紹介します。家庭でも本格的な味わいが堪能できる、黄金の配合です。


  エネルギー : 30 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (昆布を水につけておく時間は除く。)

 講師: 後藤 加寿子


(つくりやすい分量/でき上がりはカップ7強)
・昆布 30g
*できれば利尻昆布か真昆布がよい。 
・水 カップ9
・削り節 30g
 
    

  昆布と水を鍋に入れ、一晩(5〜6時間以上)おく。
ポイント: 夏場の暑い時期は、できれば冷蔵庫に入れておく。
   の鍋を中火にかける。アクが出てきたら、網じゃくしなどで取る。
  フツフツと煮立ち始めたら、昆布を引き上げる。
  削り節を加え、再び煮立ったら、火を止める。
  ざるに紙タオルを敷いてボウルに重ね、 をこす。鍋に残った削り節を紙タオルの上にのせる。
  削り節を紙タオルで包んで菜箸などで押さえ、汁けを絞って最後の一滴まで、だしをこし取る。

【保存】
密封容器に入れて冷蔵庫で2〜3日間、冷凍庫で約1か月間。
【保存について】
だしは冷まして冷凍用の保存容器に小分けします。柔らかいプラスチック容器がおすすめです。冷凍庫から出して少し常温におくと、簡単に取り出せます。急ぐときは、容器の底を湯につけるか、ふたの上から湯をかけてください。少量ずつ使うことが多い場合は、製氷皿などに小分けして冷凍するとよいでしょう。



30-8c  シンプル茶碗蒸し

だしを存分に味わえる、具なしのシンプルな茶碗蒸しです。



  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 後藤 加寿子


(2人分)
・卵 1コ
・だし カップ1

 【A】 
  ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
  ・塩 少々
 
    

  ボウルに卵を割り入れ、菜箸で卵白を切るように全体をサックリと混ぜる。
  だし、【A】を加えて混ぜ、卵液をつくる。目の細かいざるでこし、耐熱性の器に半量ずつ注ぐ(ふたはしない)。
  蒸気が上がった蒸し器に を入れ、強火で1分〜1分30秒間蒸す。卵液が白っぽくなったら弱火にし、10〜15分間蒸す。竹串を刺し、澄んだ汁が出たら、蒸し上がり。



30-8d  早煮昆布

鍋にだしの素材を直接入れて、調理しながらうまみを出す「簡単素材だし」。だしをとる時間がないときに重宝しますよ!早煮昆布は小さく切って、だしと具の両方を兼ねます。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 後藤 加寿子


(つくりやすい分量)
・早煮昆布 適量
 
    

  早煮昆布適量は、はさみで縦3等分に切り、さらに1cm〜1.5cm幅に切る。

《早煮昆布》
早煮昆布は、だし用の昆布より柔らかいので早く煮上がり、うまみも早く出るのが特徴です。もちろん、昆布のうまみもたっぷりなので、具を兼ねた使い方ができます。食べやすいように小さく切って、保存しましょう。
早煮昆布は、だし用の昆布よりパンチのある味。肉と組み合わせると、うまみの相乗効果でおいしくなります。野菜の煮物をつくるときは、肉を少量にするのがポイント。肉はコクを補うためのもので、野菜の風味を生かすには、少量で十分です。
《保存》
密封容器や保存瓶に入れ、常温で約半年間。



30-8e  豚汁

具を炒めて、煮干し粉を水とともに加えると、しっかり味が出ますよ。コクのある深い味わいを楽しみましょう。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 後藤 加寿子


(2人分)
・豚バラ肉 (薄切り)  50g
・大根 約1/6本(150g)
・にんじん (太い部分)  2cm(約40g)
・ごぼう 1/4本(35g)
・ねぎ 5cm
・しめじ 約1/3パック(30g)
・絹さや 10枚
・里芋 1コ(100g)
・煮干し粉 3g
・サラダ油 小さじ1
・みそ 大さじ2
・水 カップ2+1/2
 
    

  豚肉は5cm長さに切る。大根は7mm厚さのいちょう形に切る。にんじんは5mm厚さのいちょう形に切る。ごぼうは皮をこそげ取り、5mm厚さの輪切りにする。ねぎは斜め薄切りにする。しめじは石づきを取り、小房に分ける。絹さやはヘタと筋を取り、サッとゆでる。
  里芋は皮をよく洗ってラップで包み、電子レンジ(600w)に1分30秒間ほどかけ、皮をむきやすくする。取り出して皮をむき、2cm厚さの輪切りにする。
  煮干し粉をだし用パックに詰める。
  鍋にサラダ油小さじ1を熱し、豚肉、大根、にんじん、ごぼうを中火で軽く炒める。水カップ2+1/2を注いで を加え、煮立てる。アクを取り、野菜が柔らかくなるまで15分間ほど煮る。
  里芋、しめじを加え、みそ大さじ2を溶き入れる。ねぎと絹さやを加えて再び煮立て、椀(わん)に盛る。



30-8f  ほうれんそうのおひたし

だしによって野菜の風味が引き立つ、おひたしです。



  エネルギー : 15 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分

 講師: 後藤 加寿子


(2人分)
・ほうれんそう 約1/2ワ(120g)

 【つけ汁】 
  ・だし カップ1/2
  ・うす口しょうゆ 小さじ1
・塩 
 
    

  鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々を入れる。ほうれんそうの根元を下にして入れ、30〜40秒間ゆでて冷水にとる。
  ボウルにつけ汁の材料を混ぜ合わせる。
  ほうれんそうの水けをきり、4cm長さに切って水けを程よく絞る。
   に浸し、15〜20分間おく。
  ほうれんそうを器に盛り、つけ汁適量をはる。



30-8g  煮干し粉

鍋にだしの素材を直接入れて、調理しながらうまみを出す「簡単素材だし」。だしをとる時間がないときに重宝しますよ!煮干しは、うまみがよく出るように粉末にして、だし用パックに詰めて使うのがコツです。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 後藤 加寿子


(つくりやすい分量)
・煮干し 30g
 
    

  煮干し30gは頭を取り、身を2枚に裂いて、腹ワタを取る。
   をフードプロセッサーに入れ、かくはんして粉末にする。

ポイント: フードプロセッサーの代わりに、ハンディープロセッサーなどを使ってもよい。

《煮干し》
削り節と同じ理由で粉末にしますが、煮干しは頭と腹ワタが残っていると苦みやえぐみが出てしまうので、粉末にする前に取り除きます。やはり酸化しやすいので、粉末にしたら冷凍庫で保存してください。
煮干し粉を調理に使うときは、水から加えて煮出すのがポイント。生臭みが抑えられます。
煮干し粉のうまみは、みそ汁や、筑前煮など味のしっかりした煮物に合います。
《保存》
冷凍用保存容器やジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍庫で約1か月間。



30-9 いちごのふわふわどら焼き

生地にリコッタチーズを加えた口溶けのよいどら焼きです。いちご、こしあん、生クリームをたっぷりサンドした、和と洋の絶妙なコラボレーションをお楽しみください。


  エネルギー : 290 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 50分

 講師: 辻口 博啓


(6コ分)

 【生地】*直径7cm・12枚分 
  ・卵黄 25g
  ・牛乳 25g
  ・はちみつ 20g

 【A】 
  ・薄力粉 22g
  ・強力粉 22g
  ・ベーキングパウダー 小さじ1/2
  ・バター (食塩不使用)  15g
  ・バニラビーンズ 1cm

 【B】 
  ・卵白 30g
  ・グラニュー糖 10g
・リコッタチーズ 80g
・こしあん (市販)  50g
・いちご 12コ

 【C】 
  ・生クリーム (乳脂肪分42%)  200g
  ・グラニュー糖 16g
・粉砂糖 適量
・サラダ油 


 
 卵黄は室温に戻しておく。 
 牛乳とはちみつを合わせ、人肌程度に温めておく。 
 【A】の粉類は、合わせてふるっておく。 
 バターは湯煎にかけて溶かしておく。 
 バニラビーンズは縦に切り込みを入れて開き、ナイフの背でさやからしごき出す。 
    


生地をつくる
  ボウルに卵黄を入れて泡立て器でほぐし、温めた牛乳とはちみつを加えて混ぜる。
  別のボウルに【A】を入れ、 を少しずつ加えて混ぜる。
  バターとバニラビーンズを混ぜ合わせ、 に加えて混ぜる。
  別のボウルに【B】を入れ、ハンドミキサーで軽くツノが立つくらいまで泡立て、柔らかいメレンゲをつくる。
   のメレンゲを半量ずつ、2回に分けて加える。1回目はゴムべらでメレンゲが見えなくなるまでよく混ぜ合わせる。2回目は、気泡をつぶさないように、サックリと混ぜる。

生地を焼く
  フライパンを中火で温め、紙タオルにサラダ油少々をしみ込ませて薄く塗る。 の生地を大さじ1ほどすくって丸く流し入れ、1/12量のリコッタチーズを少しずつ小分けして散らし、弱火で焼く。
  表面に気泡が出てきたら裏返し、1〜2分間焼いて、リコッタチーズの面を上にして網の上で冷ましておく。全部で12枚焼く。

仕上げる
  生地6枚のリコッタチーズの面に6等分したこしあんを丸くのせ、ヘタを取ったいちごをのせる。
  【C】をボウルに入れて泡立て器で八ぶ立てにし、丸型の口金をつけた絞り袋に入れ、いちごに沿わせて絞る。
  絞ったクリームの周りに、縦8等分にしたいちごを飾り、上にクリームを小さく丸く絞る。
  残りの生地6枚の焼き色がついた面に茶こしで粉砂糖をふる。好みで熱した金串を押し当てて焼き印をつけ、 に重ねる。
ポイント: 難しいようなら、焼き印はつけなくてもよい。

【もっと簡単にアレンジ!】
シンプルなデコレーションにすれば、子どもと一緒でも楽しめます。リコッタチーズの面にこしあんを塗り、泡立てたクリームを丸型の口金をつけた絞り袋に入れて斜めに4本絞ります。縦に8等分したいちごを飾り、もう一枚を重ねてでき上がり。



30-9a  いちごのごま餅

赤いいちごと若草色のずんだあんが、見た目にも春らしい和菓子です。おいしさのポイントは、こんがり揚げたごまの香ばしさ!


  エネルギー : 190 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 辻口 博啓


(4コ分人分)

 【餅生地】 

 【A】 
  ・白玉粉 24g
  ・タピオカスターチ 24g
  *キャッサバという芋からつくられるでんぷん。 なければ、コーンスターチで代用してもよい。 
  ・グラニュー糖 10g
  ・バター (食塩不使用)  5g
  ・水 30〜35ml
・ずんだあん 80
*市販 ・好みでほかのあんに代えてもよい。 
・いちご (縦2等分か4等分に切る)  1〜2コ
・いりごま (白)  適量
・サラダ油 
・揚げ油 


 

つくる前にしておくこと 
 バターは湯煎にかけて溶かしておく。 
    

  ボウルに【A】を入れ、手でよく混ぜ合わせる。バターと水を少しずつ加え、手でよく混ぜ合わせる。
ポイント: 水は生地の様子を見ながら加え、耳たぶくらいの堅さに調える。
   を4等分にして丸める。サラダ油を薄く塗ったセロハン(またはラップ)にのせ、もう1枚のセロハンではさんで手のひらで押し、直径約10cmの円形に薄くのばす。
  上のセロハンをはがし、真ん中に4等分にしたずんだあんと、いちごをのせる。セロハンごと四方を折って包み、縁を手で押して閉じ、セロハンをはがす。
  バットにいりごまを広げ、 をのせて全体にまぶしつけ、形を整える。
  180〜190℃に熱した揚げ油に入れ、生地が浮いてきてこんがり色づくまで、3〜4分間揚げる。
《つくる前にしておくこと》
●バターは湯煎にかけて溶かしておく。



30-9b  いちごの豆乳スムージー

いちごの甘酸っぱいスムージーと、柚子とスパイスが香るグラニテの2層仕立てが目にも鮮やかです。混ぜながらいただくと、2つの味と異なる食感がバランスよく溶け合い、おいしいですよ!


  エネルギー : 180 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分 (冷凍庫で冷やす時間は除く。)

 講師: 辻口 博啓


(2人分)

 【スムージー】 
  ・いちご 120g
  ・プレーンヨーグルト 80g
  *無糖 
  ・豆乳 60ml
  *無調整 
  ・グラニュー糖 15〜25g
  *グラニュー糖の分量はいちごの甘さによって調整する。 

 【グラニテ】 
  ・赤ワイン カップ1/4
  ・柚子の搾り汁 小さじ1/2
  ・グラニュー糖 30g
  ・シナモンスティック 少々
  *スパイスはすべて入れなくても、1〜2種類でもよい。 
  ・スターアニス(八角) 少々
  ・クローブ 少々
・ホワイトチョコレート (薄い丸形)  2枚
*洋生タイプのホワイトチョコレートを溶かして平らにし、 グラスの大きさの丸型でくりぬく。 
・柚子の皮 少々
*あれば 
・水 60ml
 
    

  スムージーをつくる。いちごを8等分くらいにし、バットなどに並べて冷凍庫で凍らせる。そのほかの材料とともにミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
  グラニテをつくる。すべての材料と水60mlを鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。茶こしなどでこしてバットに流し入れ、冷凍庫で冷やし固める。固まったら、フォークなどで細かく砕く。
  冷やしておいたグラスにグラニテを入れ、ホワイトチョコレートをのせる。上からスムージーを入れ、柚子の皮を添える。



30-10 チキンカレー

長年日本人が愛し続ける本格インドカレーです。丹念に炒めたたまねぎ、たっぷりの骨付き鶏肉、惜しみなく使ったバターなど、使った食材のすべてが、その味を保証しています。


  エネルギー : 930 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 105分 (余熱で火を入れる時間、蒸らす時間は除く。)

 講師: 石崎 厳


(6人分)
・鶏もも肉 (骨付き/ブツ切り)  900g
・しょうが 15g
・にんにく 6g
・たまねぎ (大)  2コ(600g)
・にんじん 1本(120g)
・バター (食塩不使用)  180g

 【スパイス】 
  ・クミンシード 小さじ1
  ・クローブ 3粒
  ・カルダモン 2粒
  ・シナモン 2cm
・カレー粉 大さじ6
・プレーンヨーグルト (無糖)  180g
・チキンブイヨン 750ml
・ローリエ 5枚
・ガラムマサラ (市販)  小さじ1
・じゃがいも 1コ(200g)
・ターメリック 少々
・ご飯 (温かいもの)  適量
・塩 
 
    


下ごしらえ
  しょうが、にんにくはみじん切りにする。たまねぎは5〜6mm四方の粗みじん切りにする。にんじんはすりおろす。
  鶏肉は水で洗って汚れを取り、紙タオルで水けを拭く。スパイスや調味料は計量しておく。

スパイスを炒める
  厚手の鍋にバター150gを入れて中火にかける。バターが溶けてフツフツとし始めたら、【スパイス】を入れて弱火にし、ひと混ぜする。
  スパイスの香りがたったら、しょうがとにんにくを加え、なじませる。
ポイント: 【スパイス】の香りがたつとクミンシードが泡立ち、カルダモンがふくらみ、クローブの先端が開いてきます。

たまねぎを炒める
  しょうがとにんにくの香りがたったら、たまねぎを加え、強火にする。
  水分をとばすように、へらで混ぜながら20分間ほど炒める。透明になって、しんなりしたら、中火にする。
ポイント: 焦げるので、鍋肌のたまねぎはこまめにこそげ落とします。
  30分間ほど炒め、褐色になったら、にんじんを加える。3〜4分間炒め合わせ、火を止めて30分間ほどおく。
ポイント: おくことで味がよくなじみます。そのまま一晩おいてもよいでしょう。

鶏肉とカレー粉を加える
  全体がなじんだら、鶏肉を加えてしっかりと炒め合わせる。鶏肉が白くなったらカレー粉を加え、すぐに底からよく混ぜる。火加減は中火のまま。
  さらにヨーグルトを加えて、混ぜ合わせる。
ポイント: ヨーグルトはダマになるので、泡立て器で15秒間ほどしっかり混ぜてから加えましょう。
  全体がなじんだら、ブイヨンを3回に分けて加える。加えるたびによく混ぜ、ローリエと塩大さじ1を加える。煮立ったら弱火にして、ふたをする。

煮込んで蒸らす
  フツフツと30分間煮込む。時々ふたをはずして軽く混ぜる。
ポイント: 混ぜるのは時々、軽く。混ぜすぎると鶏肉がくずれます。
  仕上げにガラムマサラを加える。味をみて足りなければ塩少々で味を調える。火を止めてふたをし、30分間蒸らして、全体をなじませる。

じゃがいもを加える
  じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。フライパンを中火で熱し、バター30gを入れる。バターが溶けたらじゃがいもを入れ、スプーンでバターをかけながら炒める。
  焼き色がついたら、ターメリックを加えてからめ、耐熱ボウルにバターごと取り出す。ラップで覆い、電子レンジ(600W)に1〜2分間かける。
  竹串を刺してスッと通ったら、 の蒸らしている鍋にバターごと加えて混ぜ合わせる。蒸らし終わったら温め、ご飯とともに器に盛る。



30-10a  チキンブイヨン

ぜひ一度、市販品に頼らずつくってほしいブイヨン。材料を水とともに鍋に入れて、火にかけるだけなので簡単ですよ。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 : 70分

 講師: 石崎 厳


(つくりやすい分量/約750ml分)
・たまねぎ 1/4コ(80g)
・にんじん 1/3本(40g)
・セロリ 1/3本(20g)
*葉と茎、両方あるとよい。 
・鶏手羽先 400g
・鶏手羽元 400g
・ローリエ 3枚
 
    

  たまねぎは2cm四方に切る。にんじんは2mm厚さのいちょう切りに、セロリはザク切りにする。鶏肉は水で洗い、紙タオルで水けを拭く。手羽先は骨と骨との間に切り目を入れる。
  鍋に水カップ8と鶏肉を入れたら、残りの材料をすべて加え、中火にかける。
  煮立ったら弱火にし、時々アクを取りながら50分間煮込んで火を止める。そのまま10分間おいて落ち着かせる。
  不織布タイプの紙タオルを敷いたざるなどにあけ、こす。



30-10b  テンパリング

油で熱したスパイスを油ごとカレーの仕上げに加える技法を、テンパリングと呼びます。スパイスの香りを強く引き立てたいときに、ぜひどうぞ。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 石崎 厳


(つくりやすい分量)
・コリアンダー 20粒
・黒こしょう (粒)  10粒
・カルダモン 3粒
・クローブ 3粒
・クミンシード 小さじ1/2
・シナモン 2cm
・サラダ油 大さじ3
 
    

  小さい鍋にサラダ油とすべてのスパイスを入れ、弱火にかける。
  1分間ほどして、香りがたってきたら、そのままカレーに加える。

《テンパリング》
油で熱したスパイスを油ごとカレーの仕上げに加える技法を、テンパリングと呼びます。タイミングは手順12。ガラムマサラを加える代わりにテンパリングを行います。スパイスの香りを強く引き立てたいときに、ぜひ。テンパリングする場合は、昭和の伝統チキンカレーの手順3で加えるスパイスをクミンシードだけにすると、香りのバランスがとれます。



30-10c  ガラムマサラをつくる

ひきたてのガラムマサラは格別の香りです。保存せずつくりたてを使いましょう。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 石崎 厳


(つくりやすい分量)
・カルダモン 小さじ2〜2+1/2
・クローブ 小さじ1〜1+1/2
・コリアンダー 小さじ1〜1+1/2
・クミンシード 小さじ1〜1+1/2
・黒こしょう (粒)  小さじ1
・シナモン 約2cm
 
    

  カルダモン、クローブ・コリアンダー・クミンシード・黒こしょ
  香りがたったらミルミキサーにかける。



30-11  フルーツのホイル焼き

フルーツのホイル焼きはゆっくり火を通すと、ほんわかやさしい甘さに。お好みのフルーツで。


  エネルギー : 330 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 山戸 ユカ


(2人分)
・いちご 5〜6コ
・バナナ 1本
・パイナップル 1/4コ
・ラム酒 小さじ1
・マスカルポーネチーズ 適量
・ミント (生)  適量
・クラッカー 適宜


 

家で準備していくこと 
 パイナップルは食べやすい大きさに切る。 
    

  いちごはヘタを取り、バナナは食べやすい大きさに切る。
  長方形のアルミ箔(はく)2枚を十文字に置き、真ん中に とパイナップルをのせてラム酒をふる。
ポイント: 十文字にするとしっかり密封でき、さらに底が二重になるので、やさしく火が入る。
  アルミ箔の口をしっかり閉じて鍋に入れ、ふたをして弱火で10分間、フルーツから果汁が出てくるまで蒸し焼きにする。
  マスカルポーネチーズとミントをのせ、好みでクラッカーにのせて食べる。



30-11a  春キャベツと帆立てのスープ

帆立て缶があれば、だしいらずで簡単につくれます。野菜をたっぷり使った、シンプルで気軽につくれるアウトドア料理です。


  エネルギー : 100 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 山戸 ユカ


(2人分)
・春キャベツ 1/8コ
・たまねぎ 1/2コ
・帆立て貝柱 (缶詰)  1缶(135g)
・塩 
・黒こしょう 


 

家で準備していくこと 
 たまねぎの皮はむいておく。 
    

  キャベツはザク切りにし、たまねぎは薄切りにする。
  鍋にたまねぎと水大さじ1を入れ、少し色づくまで中火で加熱する(焦げつきそうになったら、少量の水を適宜足す)。
  キャベツと水カップ3を加え、沸騰したら帆立てを缶汁ごと加える。ふたをして5〜6分間煮て、塩一つまみ、黒こしょう少々で味を調える。
ポイント: 帆立ての缶汁のうまみがだし代わりになる。



30-11b  ハーブチキングリル ”たっぷり”サラダ添え

ハーブチキングリルはハーブの香りが、食欲を刺激します!たっぷりの野菜がさっぱりと食べられます。


  エネルギー : 260 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (下味をつける時間は除く。)

 講師: 山戸 ユカ


(2人分)
・鶏もも肉 1枚
・タイム (生)  5〜6枚
・好みの野菜 適量
*レタス・サニーレタス・クレソン・ミニトマトなど 
・塩 二つまみ
・黒こしょう 少々
・しょうゆ 小さじ1


 

家で準備していくこと 
 鶏肉は包丁で厚みを均等にし、塩と黒こしょうをふってなじませ、身側にタイムをのせる。密封容器に入れ、一晩おく。 
ポイント: 夏場は密封容器ごと凍らせて持っていくと、現地に着くころに溶ける。 
    

  フライパンを熱し、鶏肉の皮を下にして入れ、ふたをして中火で焼く。
ポイント: 皮から焼くと鶏の脂が出て、油なしでもこんがり焼ける。
  ジューッと音がしてきたら、弱火にして約10分間焼く。裏返して約5分間焼き、肉汁が透明になったら、しょうゆ小さじ1を回し入れる。
  レタスは食べやすくちぎり、クレソンと半分に切ったミニトマトとともに器に盛る。 を食べやすい大きさに切ってのせる。



30-12 ハワイアン・パンケーキ

ふんわり軽くて、フルーツたっぷり、甘〜い香りのパンケーキとともに、ハワイのハッピーな空気を食卓へお届け!ナッツを加えたコクのあるクリームが特徴です。


  エネルギー : 570 kcal (エネルギーは1人2枚分として。)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 枝元 なほみ


(8枚分)

 【生地】 
  ・薄力粉 100g
  ・強力粉 100g
  ・ベーキングパウダー 小さじ2
  ・重曹 小さじ1/2
  *あれば 
  ・卵 1コ
  ・きび糖 大さじ1+1/2
  *または砂糖 
  ・塩 小さじ1/4
  ・牛乳 カップ1
  ・プレーンヨーグルト (無糖)  カップ3/4
  ・バター 20g

 【フルーツマリネ】 
  ・パイナップル 1/4コ
  ・キウイ 1コ
  ・プルーン (種なし)  4コ
  ・はちみつ 大さじ2〜3

 【ナッツクリーム】 
  ・マカダミアナッツ (ロースト/塩味つき)  6〜8粒
  ・生クリーム カップ1/2
  ・きび糖 大さじ1+1/2
  *または砂糖 
・メープルシロップ 適量
 
    

  【フルーツマリネ】をつくる。パイナップル、キウイは一口大に切り、プルーンは半分に切ってボウルに入れ、はちみつを加えて混ぜる。10分間以上おいて味をなじませる。
  【ナッツクリーム】をつくる。マカダミアナッツは細かく刻む。ボウルに生クリーム、きび糖を入れ、ボウルの底を氷水で冷やしながらゆるく泡立て、マカダミアナッツの半量を加えて混ぜる。
  【生地】をつくる。薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、重曹は合わせてボウルにふるい入れる。バターは耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)に20〜30秒間かけて溶かす。ホットプレートは170℃に温めておく。
  別のボウルに卵を割り入れて泡立て器でほぐし、きび糖、塩、牛乳、ヨーグルトを加えて泡立てないようによく混ぜる。
   の粉類に を加え、泡立て器で少し粉っぽさが残る程度に混ぜる。
   の溶かしバターを加えて、4〜5回混ぜる。
  ホットプレートに、 を玉じゃくし2/3杯分くらい流し、玉じゃくしの底で直径12〜13cmに広げる。約1分間焼き、表面が少し乾いてポコポコと小さい穴があいてきたら裏返す。
  反対側も約1分間焼いて取り出す。残りも同様に焼いて重ね、冷めないように布巾をかけておく。2〜3枚ずつ器に盛り、【ナッツクリーム】、【フルーツマリネ】、残りのマカダミアナッツをトッピングし、メープルシロップをかける。

《生地》
生地が残ったら、ラップで包み、ポリ袋に入れて冷凍すれば、約1週間もつ。
《フルーツマリネ》
冷蔵庫に入れれば2〜3日間はおいしく食べられるので、倍量でつくっておいてもよい。



30-12a  ベジタブル・サンド

スパイシーな豆腐と生野菜のベジダブルサンドイッチは、



  エネルギー : 540 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 枝元 なほみ


(2人分)
・パン (1.5〜2cm厚さ)  4枚
*胚芽パン、全粒粉パン、食パンなど好みで 
・木綿豆腐 2/3丁(200g)
・ベビーリーフ 二つかみ

 【A】 
  ・オリーブ油 小さじ1
  ・酢 小さじ1
  ・塩 少々
・アボカド 1/2コ
・クミンシード 小さじ1/2
・にんにく (みじん切り)  少々
・カレー粉 小さじ1弱
・新じゃがいも (直径約3cm)  6コ
・粒マスタード 少々
・チリパウダー 少々
・スタッフドオリーブ (半分に切る)  1粒
*あれば。 
・オリーブ油 
・塩 
・黒こしょう (粗びき)  
・サラダ油 
 
    

  耐熱皿に豆腐をのせ、ラップをせずに電子レンジ(600W)に約1分間かける。上に皿などをのせ、15〜20分間おいて水けをきる。
  ベビーリーフは【A】であえる。アボカドは皮と種を除き、7〜8mm厚さに切る。
  小鍋にオリーブ油小さじ2、クミンシードを入れて中火で熱し、気泡が出たら火を止めてにんにく、カレー粉、塩小さじ1/3を加えて混ぜる。ボウルに豆腐とともに入れ、豆腐をくずしながら混ぜる。
  パン2枚の片面にオリーブ油少々、粒マスタードを塗り、それぞれ半量ずつ を順にのせる。黒こしょう少々をふり、残りのパンでサンドする。
  新じゃがいもはよく洗って水けを拭き、皮付きのまま小鍋に入れる。サラダ油をヒタヒタに注ぎ、強めの中火にかける。気泡が出てきたら中火にし、竹串がスッと通るまで7〜8分間揚げる。熱いうちに塩・黒こしょう各少々、チリパウダーをふる。
  器に を盛り、 をスタッフドオリーブとともに竹串などに刺して添える。



30-12b  ロコモコ風プレート

ご飯にハンバーグと目玉焼きが定番のロコモコ。ハンバーグの代わりにポークランチョンミート炒めとサラダで、ロコモコ風プレートに。


  エネルギー : 810 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 枝元 なほみ


(2人分)
・ポークランチョンミート (缶詰/減塩タイプ/小)  1缶(198g)
・トマト 2コ(300g)
・たまねぎ (小)  1/2コ(80g)
・にんにく (みじん切り)  1/2かけ分
・卵 2コ
・ご飯茶碗(ちゃわん) 2杯分
・レタス (ザク切り)  適量
・スプラウト 適量

 【A】 
  ・マヨネーズ 大さじ1
  ・オリーブ油 小さじ1
  ・酢 小さじ1
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
・オリーブ油 
・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・黒こしょう (粗びき)  少々
 
    

  ポークランチョンミート、トマト、たまねぎは約1.5cm角に切る。
  フライパンにオリーブ油少々を熱して卵を割り入れ、弱めの中火で半熟になるまで焼いて取り出す。
   のフライパンにオリーブ油大さじ1とにんにくを中火で熱し、香りがたったらたまねぎ、ポークランチョンミートを炒める。水大さじ2をふり、たまねぎが透き通ったら、トマトを加えて強火で炒め、酒・しょうゆを加えて混ぜる。
  器にご飯を盛り、 をかけ、目玉焼きをのせる。レタスとスプラウトを添え、【A】を混ぜて野菜にかけ、黒こしょう少々をふる。



30-13 いわしのにんにく焼き

つくりやすくて子どもも食べやすい料理です。おやつ代わりにもぴったりですよ。


  エネルギー : 440 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 加藤 美由紀


(2人分)
・かたくちいわし 30匹
*真いわしなら4匹を手開きにする。 
・にんにく 2かけ
・レモン (横半分に切る)  1/4コ
・オリーブ油 
・しょうゆ 
 
    

  いわしはいわしの開き方の要領で、三枚におろす。にんにくは縦半分に切って芯を除き、薄切りにする。
  小さめのフライパンにオリーブ油大さじ1+1/2〜2を入れ、にんにくを加える。いわしの皮を下にして並べ入れ、中火にかける。
  3分間動かさずに焼き、皮面がカリッとしたら裏返して腹側を1分30秒から2分間焼く。
ポイント: たっぷりの油で揚げるように焼くのがポイント。
  両面がカリッとしたら、しょうゆ小さじ1/2を回しかけ、器に盛り、レモンを添える。



30-13a いわしの開き方

包丁を使わなくても、PPバンドで驚くほど簡単に三枚おろしができます。ぜひ一度お試しあれ。


  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 加藤 美由紀

・いわし 
*かたくちいわしもしくは真いわし。 
 
    


【かたくちいわし】PPバンドで
  PPバンドを10cm長さに切り取り、両端をホチキスなどでとめて輪をつくる。
  輪の先端を、エラの手前に、グッと差し込み、そのまま水平に尾の方向に動かして身をそぐ。
  裏返して同様にする。身と尾ビレが離れなかった場合は、料理ばさみで切り離す。
  身に残った内臓を洗い流して、三枚おろしの完成。

【真いわし】手開きで-腹を開く-
  背側から首に料理ばさみを入れ、中骨を切る。
  頭を持ち、そのまま腹側に引き、内臓ごと取り除く。
  料理ばさみで肛門まで腹を切り開く。
  流水で残った内臓や血を洗い、腹ビレを切り落とす。

-中骨をはずす-
  腹側を上、頭側を手前にして持ち、中骨と左半分の身の間に親指をグッと差し込む。そのまま親指を尾のほうへ動かし、腹を開く。
  尾側を手前に持ちかえ、親指を中骨に当てながら、頭のほうへ動かし、左半分の身を中骨からはずす。
  同様に、中骨と右半分の身の間に親指を入れる。親指を尾のほう、頭のほうへと動かし、右半分の身を中骨からはずす。
  中骨の下に親指を差し込んで動かし、中骨を身からはずす。

-皮をはぐ-
  料理ばさみで中骨を切り落とす。
  片側ずつ皮をはぐ。背ビレの裏側あたりから、身と皮の間に両手の親指を入れ、何度かスッ、スッと左右に動かす。
  尾の部分は身と皮を、それぞれ持って引き離す。もう一方の身も同様にし、尾が残れば切る。

《PPバンド》
梱包用や手芸用としてホームセンターなどで購入できる。PPとは材質のポリプロピレンの略。



30-13b  新鮮いわしのマリネ

香味野菜と煮てクセを取ったいわしをマヨソースでいただきます。冷たいほうがおいしい新鮮いわしのマリネです。


  エネルギー : 310 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分 (冷ます時間は除く。)

 講師: 加藤 美由紀


(2人分)
・真いわし 4匹
・セロリ 1本
・にんじん (5mm厚さの輪切りにする)  1本
・たまねぎ (くし形に切る)  1/2コ
・白ワイン 大さじ3
・そら豆 (さやから出す)  12コ

 【マヨソース】 
  ・マヨネーズ 大さじ2
  ・レモン汁 小さじ1
・塩 少々
・こしょう 強め
 
    

  いわしは「いわしの開き方」の要領で手開きにする。
  セロリは葉と茎に分け、葉はザク切り、茎は筋を取って3〜4cm幅の斜め切りにする。
  鍋に とにんじん、たまねぎを入れてかぶる程度の水を加える。塩少々とこしょうを強めにふり、中火にかける。煮立ったら弱火にし、さらに10分間煮て火を止める。
  白ワインを加えてひと混ぜし、いわしを加える。再び中火にかけ、煮立ったら塩少々で味を調え、火を止めて、そのまましっかり冷ます。
ポイント: 一度火を止めると、いわしがパサつかずしっとり仕上がる。
  別の鍋でそら豆を30秒間ほど塩ゆでし、粗熱が取れたら薄皮をむく。【マヨソース】は合わせておく。
   のいわしと野菜、 のそら豆を器に盛り、【マヨソース】を添える。



30-13c  いわしのひとくちハンバーグ

たまねぎとみそでいわしのクセを抑えたいわしのひとくちハンバーグ。手開きに失敗した身を使っても、もちろん大丈夫です。


  エネルギー : 380 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 加藤 美由紀


(2人分)
・真いわし 3〜4匹
*くずれたいわしの身を使う場合は120g程度。 
・新たまねぎ (みじん切り)  1/6コ

 【A】 
  ・かたくり粉 大さじ1+1/2
  ・みそ 大さじ1
  ・酒 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・しょうゆ 少々
・新ごぼう 1/2本

 【ソース】 
  ・みりん 大さじ2
  ・酒 大さじ1
  ・砂糖 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1

 【付け合わせ】 
  ・グリンピース (さやごと)  100g
  ・新じゃがいも (8等分に切る)  1コ
  ・トマト (くし形に切る)  1/4コ
・ごま油 大さじ1
・塩 少々
 
    

  ごぼうは皮を包丁の背でこそげ取り、1mm幅の斜め切りにする。水にさらしてアクを抜き、水けを拭く。【A】は合わせておく。
  いわしは「いわしの開き方」の要領で手開きにする。包丁でたたいて細かくし、たまねぎと【A】を加えて、混ぜ合わせる。なじんだら4等分し、それぞれ一口大のだ円形に整える。
ポイント: 包丁の先を使って、練るように混ぜ合わせる。
  フライパンにごま油を中火で熱し、ごぼうをサッと炒めて、 を加える。片面に焼き色がついたら返して弱火にする。両面に焼き色がついたらふたをして、ごぼうも一緒に3〜4分間蒸し焼きにし、器に盛る。
  フライパンの油を拭き取り、ソースの材料のみりんと酒を入れて中火にかける。煮立ったら残りのソースの材料を加えて合わせ、火を止める。
  グリンピースは耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(600W)に5分間かける。ラップを取ってアルミ箔(はく)をかぶせ、トースターで7分間焼き、塩少々をふる。じゃがいもは、かぶる程度の水に塩一つまみを入れてゆでる。火が通ったら湯を捨て、粉吹きにする。
   とトマトを器に盛り、 のソースをハンバーグにかける。

さっぱりと食べたい人は、大根おろしや練りがらしを添えて。



30-14  フライパンピザ

ふっくら、もっちりタイプの生地です。


  エネルギー : 730 kcal (エネルギーは1枚分)
  塩分 : -
  調理時間 : 30分 (ピザ生地を発酵させる時間、休ませる時間は除く。)

 講師: きじま りゅうた


(直径22〜24cm2枚分)

 【ピザ生地】 
  ・薄力粉 100g
  ・強力粉 100g
  ・インスタントドライイースト 3g
  ・オリーブ油 小さじ2
  ・砂糖 小さじ2
  ・塩 小さじ1/4
  ・ぬるま湯 120ml
  *約40℃(暖かい季節は水でよい。) 

 【簡単ピザソース】*つくりやすい分量 
  ・オリーブ油 大さじ1
  ・にんにく (みじん切り)  1かけ
  ・たまねぎ (みじん切り)  1/2コ
  ・トマトの水煮 1缶(400g)
  *缶詰/カットタイプ 
  ・砂糖 大さじ2
  ・酢 大さじ2
  ・塩 小さじ1/2
・ウインナーソーセージ (斜め切り)  適宜
・ピーマン (ヘタと種を除いて輪切り)  適宜
・ピザ用チーズ 適宜
・強力粉 
*打ち粉用 
・オリーブオイル 
 
    

  【ピザ生地】をつくる。ボウルにぬるま湯以外の材料を入れ、ぬるま湯を注いでひとまとめにする。打ち粉をふった台に移し、なめらかになるまでこねて丸める。大きめのボウルに入れてラップをかけ、約2倍の大きさになるまで発酵させる。
ポイント: ピザ生地の発酵 こねた生地をボウルに入れてラップをかける。ボウルが半分の深さまで入る鍋にぬるま湯(約40℃)を深さ5cmほど入れ、ボウルをのせる。約2倍の大きさになるまで室温に1時間ほどおいて発酵させる。ぬるま湯が冷めてきたら途中で鍋を弱火にかけて温める。暖かい季節は室温において発酵させればよい。
  【簡単ピザソース】をつくる。鍋にオリーブ油とにんにくを入れ、弱火にかけて香りを出し、たまねぎを加え、中火で炒める。トマトの水煮を入れ、へらでつぶしながら煮立て、砂糖、酢、塩で味を調える。弱火にして約15分間煮込む。
   を2等分にして丸め、それぞれの生地をラップで包み、室温に10分間ほどおいて休ませる。打ち粉をふった台に1つとり、手のひらで押しながら円くのばす。
  直径26cmのフライパンにオリーブ油を薄く敷き、のばした を入れて手でフライパンの底の大きさにのばす。弱めの中火にかけてふたをし、3分間ほど焼いて裏返す。 を適量塗り、ソーセージとピーマン、チーズをのせてふたをし、弱火でチーズが溶けるまで焼く。もう一枚も同様に焼く。



30-14a  もちもち水ギョーザ

手づくりの皮は、ちょっと厚めでモッチリとした食感がたまりません。スープをかけず、ゆでてラーユ酢じょうゆをつけてもおいしいですよ。


  エネルギー : 40 kcal (エネルギーは1コ分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 陳 建太郎


(24コ分)

 【ギョーザの皮】 
  ・薄力粉 80g
  ・強力粉 80g
  ・塩 一つまみ
  ・水 80ml

 【肉あん】 
  ・豚ひき肉 100g
  ・白菜 2〜3枚(約200g)

 【A】 
  ・しょうが (すりおろす)  小さじ1/2
  ・にんにく (すりおろす)  小さじ1/4
  ・酒 小さじ1/2
  ・しょうゆ 小さじ1/2
  ・オイスターソース 小さじ1/2
  ・塩 少々
  ・こしょう 少々
  ・ごま油 小さじ1/2

 【スープ】 
  ・水 カップ4
  ・顆粒(かりゅう)チキンスープのもと (中国風)  小さじ1/2
  ・酒 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・塩 小さじ1/2
  ・こしょう 少々
  ・ごま油 小さじ1
・細ねぎ (小口切り)  適量
・塩 
・強力粉 
*打ち粉用。 
 
    

  肉あんの白菜は粗いみじん切りにし、塩小さじ1/2をふって軽くもみ、しんなりとするまでおく。
  ギョーザの皮をつくる。薄力粉と強力粉を合わせてボウルにふるい入れ、塩を混ぜる。水を3〜4回に分けて注ぎ、そのたびに混ぜ、なめらかになるまでこねて丸める。堅く絞ったぬれ布巾をかけ、室温で10分間休ませる。
  【肉あん】をつくる。ひき肉をボウルに入れて粘りが出るまで練り、水大さじ1を加えて混ぜる。【A】、水けをよく絞った の白菜を混ぜ、24等分にする。
  打ち粉をふったまな板に をとり、棒状にのばして24等分に切る(1コ約10g)。1コを手で押して広げ、生地を90度回しながら麺棒で直径約8cmの円形にのばす。残りも同様にする。
ポイント: 切った生地やのばした皮、肉あんを包んだギョーザは打ち粉をまぶし、常に堅く絞ったぬれ布巾をかけて、乾燥しないようにする。
  ギョーザの皮に の肉あんを1コ分ずつのせて包む。鍋に【スープ】の材料を合わせて温めておく。別の鍋にたっぷりの湯を沸かしてギョーザを入れ、4〜5分間ゆで、穴じゃくしですくって器に盛る。【スープ】をかけ、細ねぎをふる。

《ギョーザの包み方》
皮の中央に【肉あん】をのせたら、半分に折って合わせ目の中央を押さえて止める。皮の一方から止めた中央に向かってひだを寄せるようにして合わせ、ぴっちりと止める。残りの一方も同様にする。



30-14b  あったかわらび餅

親子で交代に練合って完成!できたてで、温かいところをどうぞ!


  エネルギー : 900 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 柳原 尚之


(つくりやすい分量)
・わらび餅粉 70g

 【A】 
  ・きな粉 大さじ2
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 小さじ1/6

 【黒みつ】 
  ・黒砂糖 40g
  ・三温糖 100g
  ・水 140ml
 
    

  【黒みつ】の黒砂糖は細かく削る。鍋に【黒みつ】の材料を入れて中火にかけ、アクを取りながら、少しとろみがつくまで煮詰めて冷ます。
  【A】は混ぜ、大きめのバットなどに広げる。
  ボウルにわらび餅粉を入れ、水カップ1+1/2を加えて溶く。直径約21cmの鍋に目の細かいざるを通してこし入れる。中火にかけ、木べらで混ぜながら、全体が透き通り、ぽったりとするまで練る。
ポイント: 火にかけると鍋の底や側面から固まってくる。いったん火から下ろして均一ののり状になるまで練り、再び火にかける。全体に透明感が出て、ぽったりするまで練り、最後に勢いよく練ってコシを出す。
   が熱いうちに、水にくぐらせたスプーンで好みの量をすくって に落とし、全体にまぶす。表面を内側に入れるようにして丸める。残りも同様にして器に盛り、残った と【黒みつ】をかける。

《わらび餅粉》
本来ならわらび粉は、わらびの根からつくられるが、今はさつまいもやれんこんなどのでんぷん粉を混ぜたものが、わらび餅粉として市販されている。



30-15  アスパラチーズ

カリッと焼けたチーズの中から、ジューシーなアスパラガスの味と香りが口いっぱいに広がる一品です。


  エネルギー : 300 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・グリーンアスパラガス 3本
・ピザ用チーズ 150g
・小麦粉 
 
    

  アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下から5cmほど皮をむく。
  アスパラガスに小麦粉を薄くふって全体によくなじませる。
ポイント: これで、チーズに巻くときにくっつきやすくなる。
  フライパンにピザ用チーズを広げて強めの中火にかけ、チーズが溶けて隙間がなくなったら、アスパラガスを長いままのせる。
  チーズが色づいてきたら端から巻き上げる。フライパンを傾け、余分な脂は紙タオルで拭く。まな板において一呼吸落ち着かせてから、4〜5cm長さに切って盛る。

《小さく焼いてお弁当にも!》
チーズの量を少なくして小さく焼き、食べやすい大きさに切ったアスパラガスを包むと、お弁当のおかずにもなりますよ。



30-15a  アスパラおでん

洋風料理になりがちなアスパラガス、実は和風の味付けにもよく合います。ご飯がすすむ、ちくわにはさんだ、ユニークな煮物の出来上がり!


  エネルギー : 70 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・グリーンアスパラガス 3本
・ちくわ 3本

 【煮汁】 
  ・だし カップ2
  ・塩 小さじ1/2
  ・しょうゆ 小さじ1/2

 【A】 
  ・水 大さじ1/2
  ・かたくり粉 大さじ1/2
・練りがらし 適宜
 
    

  アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下から5cmほど皮をむいて、長さを半分に切る。ちくわも長さを半分に切る。
  ちくわ1本に縦に切り込みを入れ、アスパラガス1本をはさむ。残り5本も同様につくる。【A】は合わせておく。
  鍋に【煮汁】の材料を合わせ、沸騰したら のちくわとアスパラガスを入れて、緑色が変わらず、香りも抜けない程度に中火でサッと煮る。仕上げに【A】を加えて軽くとろみをつける。
  器に盛り、煮汁を適量かけ、好みで練りがらしを添える。



30-15b  アスパラのミルキースープ

たまねぎとベーコンのうまみが凝縮されたスープに牛乳と味噌でコクがアップ。仕上げにはサッと煮たアスパラガスをスープと一緒に香りも味も召し上がれ!


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・グリーンアスパラガス 3本
・たまねぎ 1/2コ
・ベーコン (薄切り)  2枚
・スープ カップ1
*顆粒(かりゅう)チキンスープの素もと(中国風) 小さじ1+1/2を湯カップ1で溶く。 

 【A】 
  ・牛乳 カップ1+1/2
  ・みそ 小さじ2〜3
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下から5cmほど皮をむいて3cm幅に切る。たまねぎはくし形に切る。ベーコンは2cm幅に切る。
  鍋にベーコンを入れて炒め、脂が出てきたらたまねぎを加えてサッと炒める。
  スープを加えてたまねぎが柔らかくなるまで3〜5分間、中火で煮る。
  【A】のみそを牛乳で溶いてから加え、沸騰する直前にアスパラガスを加えてサッと煮る。器に盛り、黒こしょう少々をふる。



30-15c  アスパラご飯

炊き上がったご飯に材料を加えるだけで洋風混ぜご飯に!アスパラガスは生のまま加え、その風味を楽しみましょう。彩り鮮やかで、目にも楽しい一品。


  エネルギー : 1460 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 50分

 講師: Mako(多賀 正子)


(つくりやすい分量)
・米 (2合)  360ml

 【A】 
  ・グリーンアスパラガス 3本
  ・ウインナーソーセージ 3本
  ・コーン (缶詰/ホール)  100g
  ・塩 小さじ1/2〜1
  ・黒こしょう (粗びき)  適量
  ・バター 20g
 
    

  米は洗って、炊飯器で普通に炊く。
  アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下から5cmほど皮をむいて、5mm幅程度の輪切りにする。ウインナーソーセージは縦半分に切り、5mm幅程度の半月形に切る。バターは小さく切っておく。
  ボウルに と【A】の残りの材料を入れる。ご飯が炊き上がったら炊飯器に加え、手早く混ぜてふたをし、2〜3分間蒸らす。
《ポイント》
蒸らしの時間で加熱するので、材料を「加える」・「混ぜる」の作業は手早く行うこと。



30-15d  アスパラのホイル蒸し

えびとじゃがいもと一緒に、アスパラガスを並べ、ホイルに包んでフライパンで蒸すのみ。ホイルを開けた瞬間の香りがたまらない!ナイフとフォークでちょこっと優雅にどうぞ!


  エネルギー : 180 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・グリーンアスパラガス 6本
・じゃがいも (大)  1コ
・えび (殻付き/無頭)  6匹
・レモン (くし形に切る)  2コ
・バター 20g
・塩 少々
・こしょう 少々
 
    

  アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下から5cmほど皮をむく。じゃがいもは、7mm厚さの輪切りにし、耐熱ボウルに入れてラップをし、電子レンジ(600W)に3分間かける。えびは尾を残して殻をむき、背ワタを取る。バター20gは6コに切る。
  アルミ箔(はく)にじゃがいもの半量を並べる。その上にアスパラガス3本、えび3匹を順にのせ、塩・こしょう各少々をふって、バターを3コのせる。もう一つも同様につくる。
  蒸し汁が外に出ないよう、アルミ箔の上部と左右をしっかりと閉じて折り込む。
  フライパンに を並べ、水を約1cm深さまで注いで強火にかけ、ふたをする。沸騰してから約6分間蒸す(適宜、水を足す)。皿に盛り、レモンを添える。

《ホイル蒸しのアルミ箔の包み方》
1.上の部分をピッタリと合わせる。2.手前に1〜2回、しっかりと折り曲げる。3.端は、蒸し汁がもれないよう、上にギュッとつまみ上げる。



30-15e  アスパラサラダ

王道のサラダだけど、やっぱりおいしい。今回は海の幸と合わせて中華風でピリ辛に。アスパラガスはゆでるのでなく、香りも栄養も逃さないよう、電子レンジにかけましょう!


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: Mako(多賀 正子)


(2人分)
・グリーンアスパラガス 5本
・帆立て貝柱 (刺身用)  5コ
・わかめ (塩蔵)  50g
・サニーレタス 2枚

 【ドレッシング】 
  ・酢 大さじ1+1/2
  ・ごま油 大さじ1
  ・赤とうがらし (種を除いて小口切り)  1本分
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・砂糖 小さじ1
  ・にんにく (すりおろす)  小さじ1
  ・こしょう 少々
・松の実 適量
 
    

  わかめはたっぷりの水につけて戻し、食べやすい大きさに切る。アスパラガスは、根元の堅い部分を1cmほど切り落とし、さらに下
  耐熱ボウルにアスパラガスを入れ、ラップをし、電子レンジ(600W)に1分30秒間かけて、粗熱を取る。【ドレッシング】の材料を合わせておく。
  別の大きなボウルにアスパラガス、帆立て貝柱、わかめ、サニーレタスを入れ、【ドレッシング】を注ぎながら全体を混ぜ合わせる。器に盛り、松の実を散らす。



30-16  新たまねぎとおぼろ昆布の千枚漬け

戸棚に眠っているおぼろ昆布はありますか?



  エネルギー : 80 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 杉本 節子


(2 人分)
・新たまねぎ 1コ
・おぼろ昆布 10g
・レモン (国産/薄切り)  1/4コ分

 【甘酢】 
  ・白ワインビネガー 大さじ2
  ・水 大さじ1+1/2
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 小さじ2/3
・木の芽 適量
*あれば。 
 
    

  新たまねぎはスライサーで繊維に垂直に1〜2mm厚さの輪切りにする。ボウルなどに甘酢の材料を順に入れ、合わせておく。
ポイント: たまねぎが、できるだけバラバラにならないようにする。
  バットに のたまねぎとおぼろ昆布、レモンを交互に重ね、【甘酢】を注ぐ。
  器に盛り、木の芽を散らす。
《ポイント》
「スライサーがない場合は」
包丁でたまねぎを縦半分に切り、繊維に垂直に薄切りにすれば大丈夫。均一に薄く切るときれいに仕上がります。



30-16a  新たまねぎのリング揚げ

酢豚で使った揚げ油と余った溶き卵を使ってぜひどうぞ!簡単で間違いなし!皆さんの想像通りのおいしさです。


  エネルギー : 160 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 1/2コ

 【衣】 
  ・溶き卵 1/2コ分
  ・水 大さじ2+1/2
  ・小麦粉 大さじ2
  ・かたくり粉 大さじ1
  ・ベーキングパウダー 小さじ1/3
  ・サラダ油 小さじ1
  ・塩 少々
・クレソン 適量
*あれば。 
・かたくり粉 
・揚げ油 
・塩 
 
    

  新たまねぎは1cm厚さの輪切りにしてほぐし、かたくり粉を薄くまぶす。
  ボウルに【衣】の材料を順に入れて混ぜる。 を入れ、全体にまとわせる。
  酢豚の要領で揚げ、器に盛る。塩少々をふり、クレソンを添える。



30-16b  新たまねぎとカリカリじゃこのオリーブ風味

おばんざいの万能調味料のちりめんじゃこ!カリカリに焼いた香ばしいじゃこが、新たまねぎの食感と味わいを際立てます。


  エネルギー : 240 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 1コ
・ちりめんじゃこ 20g

 【レモンドレッシング】 

 【A】 
  ・レモン汁 1コ分
  ・砂糖 大さじ1
  ・塩 小さじ1/2
  ・エクストラバージンオリーブ油 大さじ2
・ミニトマト (縦半分に切る)  2コ分
・サラダ油 
 
    

  新たまねぎは縦半分に切り、繊維に垂直に薄切りにして水にさらし、水けを絞る。【レモンドレッシング】の【A】を混ぜ合わせる。
  フライパンにサラダ油大さじ1を弱火で熱し、ちりめんじゃこをカリカリになるまで炒める。
  器にたまねぎを盛り、 を散らして、【A】をかける。仕上げにエクストラバージンオリーブ油をかけ、ミニトマトを添える。



30-16c  新たまねぎの丸ごとおだし煮

新たまねぎならではの柔らかくとろりとした食感を堪能してください。ほんのり甘い煮汁は心と体を落ち着かせてくれますよ。


  エネルギー : 170 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 4コ
・昆布 (2cm四方)  4枚
・削り節 (かつおの厚削りタイプ)  8g

 【A】 
  ・みりん 大さじ2
  ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・酒 大さじ1
・スナップえんどう 4コ
・塩 
 
    

  新たまねぎは皮をむき、芯の部分に包丁で十文字に切り込みを入れる。
ポイント: 切り込みを入れると、芯の部分に火が通りやすくなる。
  鍋に水カップ3、 、昆布、削り節を入れて中火にかける。
ポイント: たまねぎは先端のほうが煮えにくいので、逆さまにして入れる。
  煮立ったら【A】を入れてふたをし、フツフツと軽く煮立つ火加減で15分間煮て、たまねぎをひっくり返す。たまねぎにスッと竹串が通るまで、さらに20分間ほど中火で煮る。
  別の鍋でスナップえんどうを塩ゆでにし、煮上がる直前の に加える。サッと煮て器に盛る。

《たまねぎの皮むきは手で?包丁で?》
皮を手でむくと、細かくちぎれて時間がかかることがありませんか。包丁を使えば、一度に大きくむけます。最初に先端を切り落としてから、むいてもよいでしょう。



30-16d  新たまねぎの酢豚

あえ物感覚でさっぱりと仕上げた初夏にピッタリなの酢豚です。生のたまねぎと熱い豚肉を合わせることで、「シャキシャキ」と「しんなり」を同時に楽しめます。


  エネルギー : 370 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 1コ
・豚もも肉 (2cm角)  160g

 【A】 
  ・しょうが (すりおろす)  10g
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・砂糖 小さじ1
  ・こしょう 少々
・ピーマン (赤)  1/2コ
・きゅうり 1/2本

 【合わせ酢】 
  ・黒酢 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・しょうゆ 大さじ1
・溶き卵 1/2コ分
・青じそ 4枚
・かたくり粉 大さじ3
・揚げ油 
 
    

  新たまねぎは繊維に沿って3mm幅のくし形に切る。ピーマンは輪切りにする。きゅうりは3mm厚さの斜め薄切りにしてから、細切りにする。
  【合わせ酢】の材料は大きめのボウルに混ぜ合わせておく。
ポイント: 豚肉と野菜を入れて混ぜるので、直径25〜30cmのボウルがよい。
  豚肉を別のボウルに入れ、【A】をもみ込む。溶き卵を加えてまとわせ、かたくり粉大さじ3を全体にまぶす。
  フライパンに揚げ油を1.5cm深さに入れて170℃に熱し、 を揚げる。
   のボウルに を熱いうちに入れてからませ、さらに を加えて混ぜる。器に青じそを敷いて盛る。



30-16e  新たまねぎの巻きしゃぶ

いくつでも食べられるのは、新たまねぎならではの軽やかさ。からしごまだれの、かすかにツンとする香りで後味さっぱり。


  エネルギー : 450 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 2コ
・豚ロース肉 (薄切り)  180g
・貝割れ菜 1パック

 【からしごまだれ】 
  ・だし 大さじ5
  ・練りごま (白)  大さじ3
  ・砂糖 大さじ1+1/2
  ・うす口しょうゆ 小さじ2
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・米酢 小さじ1
  ・練りがらし 小さじ1/2

 【煮汁】 
  ・だし カップ4
  ・酒 大さじ1
  ・うす口しょうゆ 小さじ2
  ・塩 小さじ1弱
 
    

  新たまねぎは縦半分に切り、繊維に沿って2〜3mm厚さの薄切りにする。貝割れ菜は根元を切り落とす。【からしごまだれ】の材料は合わせておく。
  鍋に【煮汁】の材料を入れて、中火にかける。たまねぎと貝割れ菜を豚肉で巻き、煮立った煮汁に20〜30秒間くぐらせる。【からしごまだれ】につける。

《煮汁で雑炊を》
しゃぶしゃぶを楽しんだあとの煮汁には、たまねぎと豚肉のうまみがたっぷり。ぜひ雑炊を楽しんでください。



30-16f  新たまねぎのかき揚げみそ汁

主役の初夏の新たまねぎでつくるかき揚げは、みそ汁との相性バツグン。具だくさんで食べごたえのある汁物です。


  エネルギー : 350 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 杉本 節子


(2人分)
・新たまねぎ 1/2コ
・新ごぼう (斜め薄切り)  40g
・桜えび (乾)  大さじ3

 【衣】 
  ・溶き卵 1/2コ分
  ・水 大さじ3
  ・小麦粉 大さじ4
  ・かたくり粉 大さじ1+1/2
  ・重曹 小さじ1/4
・だし カップ2
・みつば 適量
*軸は適当な長さに刻む。 
・酢 
・かたくり粉 小さじ2
・揚げ油 
・みそ 大さじ2+1/2
 
    

  新たまねぎは横半分に切り、3mm長さ8mm幅の短冊形に切る。ごぼうは酢水につけてざるに上げ、紙タオルで水けを十分に拭く。
  ボウルに と桜えびを入れ、かたくり粉小さじ2を全体にまぶす。
  別のボウルに【衣】の材料を順に入れて混ぜ合わせ、 を加える。
  フライパンに揚げ油を1.5cm深さに入れて、170℃に熱し、 を玉じゃくしで静かに落とす。形を整えながら揚げ、かき揚げにする。
  鍋にだしを入れて中火にかけ、煮立つ直前にみそ大さじ2+1/2を溶き入れる。
  椀(わん)に を注ぎ、 を入れ、みつばを散らす。



30-17  かつおのたたき

直火であぶったかつおは氷水ではなく、酢水に浸すのがポイント。たれをつける必要がなく、かつお自体の味が存分に味わえますよ。


  エネルギー : 330 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 2.70 g
  調理時間 : 20分

 講師: 田村 隆


(2人分)
・かつお (刺身用/腹側)  350g

 【酢水】 
  ・酢 カップ1/2
  ・水 カップ1
・大根おろし 300g
・細ねぎ (小口切り)  20g
・塩 
 
    

  かつおは皮に塩小さじ1をふり、皮全体にまんべんなくまぶす。【酢水】をバットに混ぜる。
  かつおの側面にフォーク2本を刺す。
  かつおの皮側を下にして直(じか)火にかざし、あぶる。皮にこんがりと焼き色がついたら上下を返し、サッとあぶる。
  すぐに皮側を下にして【酢水】に浸し、余熱で火が通りすぎないようにし、冷ます。途中、上下を返す。
ポイント: かつおが【酢水】に浸るように、バットを少し傾け、酢水を片側に寄せて浸すとよい。
  かつおの汁けをきって、皮を上にしてまな板に置く。
  目の細かいざるに紙タオルを敷き、バットに残った酢水をこす。バットをきれいにし、大根おろしの汁けをきらずに入れ、こした酢水カップ3/4を注いで混ぜる。
  かつおを5mm幅に切る。
ポイント: 【酢水】につけたかつおは、皮がしんなりして、きれいに切れる。
  かつおを に浸して10分間ほどおき、汁けをきって器に盛る。バットに残った大根おろしをのせ、細ねぎを散らす。
ポイント: 大根おろしは味をみて、辛い場合は汁けを絞り、甘い場合は汁ごと盛るとよい。

《ココを使う-腹側-》
たたきは、ほぼ生で味わうので脂ののった腹側の厚みのある部分を使います。



30-17a  かつおとねぎの南蛮漬け

本来南蛮漬けは油で揚げて漬けますが、炒めて煮びたしにするレシピで簡単に!腹側の身の薄い部分でつくりますが、背側や腹側の端でもおいしい!残ったたれをラーメンに入れると、サンラータン風になります。


  エネルギー : 190 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (冷ましながら味を含ませる時間は除く。)

 講師: 田村 隆


(2人分)
・かつお (刺身用/腹側の薄い部分)  100g
・ねぎ (白い部分)  1本(100g)

 【たれ】 
  ・酢 大さじ2
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
・赤とうがらし (種を取る)  1/2本
・塩 
・サラダ油 
 
    

  かつおは皮に1mm間隔の切り目を斜めに入れる。
ポイント: 皮に切り目を入れるのは、炒めている間に皮がむけないように、きれいに仕上げるため。
  裏返し、身に3mm間隔の切り目を縦に入れる。再び裏返して皮を上にし、1.5cm幅に切る。
ポイント: 腹側の薄い部分は身が堅いので、切り目を入れると食べやすくなる。
  かつおの身を上にし、塩少々をふる。皮には塩はふらない。たれの材料を混ぜる。
  ねぎは斜め薄切りにする。フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、ねぎをしんなりするまで2~3分間、中火で炒めて取り出す。
   のフライパンにかつおの皮を下にして入れ、ねぎの香りが残った油で中火で焼く。皮にこんがりと焼き色がついたら裏返し、表面の色が変わるまで焼く。
  ねぎを戻し入れて軽く炒め、【たれ】と赤とうがらしを加える。煮立ってから1〜2分間煮る。
  火から下ろしてボウルに移し、冷ましながら味を含ませる。

《ココを使う!》
腹側の薄い部分厚みがないので短時間でも味が入りやすいのが特徴。
《ポイント》
「調理法によって、適する部分を使い分けます。」
今回紹介するレシピは、かつおのどの部分を使うかを表記していま
す。背側、腹側ともに真ん中の身の厚い部分は、生で味わうたたき
やステーキ向き。筋の多い端や身の薄い部分は、おいしく食べられ
る工夫をした加熱料理に使います。



30-17b  かつおの角煮

生で食べるには筋っぽい端の部分でも、じっくり火を通して角煮にすれば十分においしくできます。ポイントは、少し煮て冷ます作業を数回繰り返しながら、味を含ませこと。日もちがするので常備菜にするも、お茶漬けにするのもオススメ!


  エネルギー : 310 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 60分 (かつおに塩をまぶしておく時間は除く。)

 講師: 田村 隆


(2人分)
・かつお (刺身用/腹側、背側の端)  350g

 【煮汁】 
  ・酒 カップ1/2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
  ・みりん 大さじ1
・しょうが (せん切り)  20g
・塩 35g
*かつおの重量の 10 % 
・しょうゆ 大さじ1/2
 
    

  かつおは一口大に切る。塩35g(かつおの重量の10%)をふり、まんべんなくまぶして20分間おく。
  鍋に湯を沸かしてかつおを入れ、中火で1分間ほどゆでる。
ポイント: 塩をしたかつおは身が締まっているので、加熱しても身が煮くずれない。
  すぐに氷水に浸し、余熱で火が通りすぎないように冷ます。
  フライパンに【煮汁】の材料を合わせ、中火にかける。煮立ったら、水けを拭いたかつおを入れ、しょうがを散らす。
  アルミ箔(はく)で落としぶたをし、再び煮立ってから2〜3分間煮て、火を止めて冷ます。
  再び中火で煮立て、2~3分間煮て火を止め、冷ます。汁けがほぼ煮詰まるまで、この作業を3~4回繰り返す。仕上げに、しょうゆ大さじ1/2を加え、器に盛る。
ポイント: 「煮る→火を止めて冷ます」の作業を繰り返すことで、煮汁の味がかつおによくしみ込む。保存する場合は、粗熱を取って密封容器に入れ、ふたはせずに冷蔵庫へ。冷蔵庫の温度まで下がったらふたをし、保存する。2〜3日間保存可能。

《ココを使う!》
腹側、背側の端。堅い筋があり、生では食べにくい部分を使います。
《角煮用に冷凍保存しておくと便利》
角煮は冷凍したかつおでもおいしくできるので、たたきや刺身を楽しんだあとの冷凍しておくと重宝です。かつおは角切りにしてポリ袋に入れ、かつおの重量の10%の塩を加え、袋の上からもみ込みます。空気を抜いて口を結んだら、冷凍庫へ。使うときは自然解凍し、熱湯にくぐらせて氷水に浸し、水けを拭いてください。



30-17c  かつおカツサンド

豚カツサンドならぬ、かつおカツサンド。和風タルタルソースとの好相性はバツグン!新鮮なおいしさを味わえます。


  エネルギー : 620 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 40分 (卵を冷ます時間は除く。)

 講師: 田村 隆


(2人分)
・かつお (刺身用/背側)  200g

 【衣】 
  ・小麦粉 適量
  ・溶き卵 適量
  ・パン粉 (生)  適量

 【タルタルソース】 
  ・たまねぎ (みじん切り)  100g
  ・卵 2コ
  ・マヨネーズ 30g
  ・青じそ (せん切り)  5枚分
  ・塩 適量
・食パン (サンドイッチ用)  4枚
・塩 
・こしょう 
・揚げ油 
 
    

  【タルタルソース】をつくる。たまねぎはサッとゆで、布巾を敷いたざるに上げて水けをきる。塩少々をまぶして冷まし、ざるに敷いた布巾で包んで水けを絞る。鍋に卵とたっぷりの水を入れ、強火にかける。煮立ってから1分間ゆでて火を止め、そのまま冷めるまでおく。殻をむき、みじん切りにする。ボウルにたまねぎ、ゆで卵、マヨネーズ、青じそを混ぜ合わせ、塩少々で味を調える。
ポイント: ゆで卵は右記の方法でつくると火が通りすぎないので、黄身が緑色にならずにきれいに仕上がる。
  食パンはみみがあれば、切り落とす。
  かつおは1cm幅のそぎ切りにし、4枚にする。塩・こしょう各少々をふり、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に【衣】をつける。
  揚げ油を170℃に熱し、かつおを入れる。最初は触らずに、1分間ほどしたら裏返し、きつね色になるまで揚げる。
  食パンに【タルタルソース】を1/4量ずつのせ、広げる。1枚にかつお2枚の角がパンの角にくるように対角にのせる。もう1枚の食パンをソースをのせた面を下にして重ね、対角に4等分に切る。残り1組も同様にする。

《ココを使う!》
背側。油で揚げるので、さっぱりした背側を使います。



30-17d  かつおステーキ

ボリューム満点、かつおの和風ステーキで!刺身用なので、焼き加減はお好みでどうぞ。


  エネルギー : 410 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 田村 隆


(2人分)
・かつお (刺身用/背側)  400g

 【つけ汁】 
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・みりん 大さじ3
  ・酒 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
  ・にんにく (薄切り)  1かけ分
・大根おろし 150g
・しょうが (すりおろす)  20g
・小麦粉 
・サラダ油 大さじ1
 
    

  かつおは皮に3mm間隔の切り目を入れ、4等分にそぎ切りにする。【つけ汁】の材料をボウルに混ぜ、かつおを浸して10分間おく。
  かつおの汁けをきり、小麦粉を薄くまぶす。【つけ汁】はとっておく。フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、かつおの皮を下にして立たせるようにし、中火で焼く。
  皮に焼き色がついたら、盛り付けるときに表になる面を下にして焼く。焼き色がついたら裏返し、こんがりと焼き色をつける。
  フライパンをいったん火から下ろし、ぬれ布巾の上に置いて粗熱を取る。再び火にかけて の【つけ汁】を加え、弱めの中火で1〜2分間からめながら煮る。
ポイント: ぬれ布巾に底を当てるのは、フライパンの余熱を取って、つけ汁が飛び散るのを防ぐため。
  かつおを器に盛り、残った煮汁を少し煮詰める。とろみがついたら、かつおにかける。大根おろしの汁けを絞ってのせ、しょうが、にんにくを添える。

《ココを使う!》
背側。腹側よりもさっぱりとした背側の真ん中がステーキ向き。



30-17e  王様いちごトースト




  エネルギー : -
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 田村 隆

・いちご 好きなだけ
・グラニュー糖 好きなだけ
・レモン汁 好きなだけ
・厚切り食パン 好きなだけ
・バター 好きなだけ
 
    

  大粒のいちごにグラニュー糖をまぶして一晩おく。
  粒を残すようにサッと煮る。
  仕上げにレモン汁を加える。
  食パンに切り込みを入れ、バターを塗って焼く。さらに“追いバター”と、煮たいちごもたっぷりのせて完成。



30-18  シューマイとおいなりさん弁当

シューマイもおいなりさんも、いつものお弁当おかずに比べると少し手間がかかりますが、手間のぶん、広げたときの喜びは格別ですよ!ちょっとがんばって作ってみませんか?


  エネルギー : - (エネルギーは全 量。ミニパンは除く。)
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ

シューマイ 
紫花豆の煮物 
おいなりさん 
・野沢菜漬け 
*市販。 
・ミニパン 
*市販。バター・いちごジャム付き。 
 
    


シューマイ
  シューマイをつくる。

紫花豆の煮物
  紫花豆の煮物をつくる。

おいなりさん
  おいなりさんをつくる。

野沢菜漬け
  野沢菜漬けを食べやすい大きさに切る。

ミニパン
  ミニパンにお好みのジャム・バターなどを添える。

シューマイとおいなりさんは、一度にたくさんつくりやすく、取り分けやすいので、実は行楽向き。お弁当箱を皆でまわして、自分のお皿に好きな量だけいろいろとっていただきましょう。ふっくら煮たお豆はホッとする箸休めになります。ちょっと大人向けのメニューなので、子ども用にミニジャムパンも添えるとみんなで楽しめますよ。



30-18a  シューマイ

豚肉とたまねぎのシンプルなシューマイに、帆立て貝柱でうまみをプラスします。お弁当にもぴったりですよ。


  エネルギー : 260 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 栗原 はるみ


(4人分)
・豚ひき肉 300g
・帆立て貝柱の水煮 (缶詰)  1/2缶(正味30g)
・たまねぎ (みじん切り)  1/4コ分(約50g)

 【A】 
  ・帆立て貝柱の水煮の缶汁 大さじ2
  ・ペースト状スープのもと (中国風)  小さじ1
  ・ごま油 小さじ1
・シューマイの皮 24枚
・練りがらし 適宜
・小麦粉 
・塩 
・こしょう 
・酢 
・しょうゆ 
 
    

  帆立て貝柱は汁けをきってほぐす。缶汁はとっておき、【A】に加えてよく混ぜ合わせる。
  ボウルに豚ひき肉を入れ、【A】を加えてよく混ぜる。
  たまねぎ、小麦粉大さじ1、塩・こしょう各少々を加え、さらに粘りが出るまでよく混ぜ、 の帆立ても加えて混ぜる。
  シューマイの皮に のあんをスプーン1杯分ほどのせて、包む。
ポイント: 指に水をつけて表面をならすときれいに仕上がります。
  蒸気の上がった蒸し器にオーブン用の紙を敷き、 を並べて4〜5分間蒸す。好みで酢じょうゆ、練りがらしを添える。
ポイント: キャベツや白菜のせん切りを敷いて蒸せば、野菜も一緒に食べられます。



30-18b  紫花豆の煮物

お弁当に入っているとうれしい甘いお豆!煮汁は常に豆にかぶるくらいの状態にすると柔らかく仕上がります。


  エネルギー : 2150 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 75分 (紫花豆を戻す時間、冷まして 味を含ませる時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・紫花豆 300g

 【A】 
  ・砂糖 300g
  ・塩 少々
  ・しょうゆ 少々
  *好みで。 
 
    

  紫花豆はサッと洗い、たっぷりの水につけて一晩おいて戻す。
   をざるに上げて水けをきり、鍋に入れる。たっぷりの水を加えて強火にかけ、アクが出てきたら、ざるに上げてゆでこぼす。まだアクが出そうな場合は、再びゆでこぼす。
  鍋と豆をすすぎ、鍋に豆と水カップ6を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にし、ふたをして30〜40分間ゆでる。途中で水が減ってきたら、かぶるくらいまで足す。
  豆が十分柔らかくなったら、【A】を加える。ふたをせずに、10〜15分間弱火で煮る。火を止めて、そのまま冷まして味を含ませる。

ポイント: 煮汁ごと冷蔵庫で5日間ほど保存可能。



30-18c  おいなりさん

歯ざわりのいい酢れんこんとごまをたっぷり混ぜ込むのがポイント!キリッとした酸味と甘辛いお揚げのバランスが絶妙です。


  エネルギー : 2610 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 45分 (米を炊く時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量。一般的なサイズのいなりずし16コ分。)

 【すし飯】 
  ・米 400ml(カップ2)

 【すし酢】 
  ・酢 カップ1/2
  ・砂糖 大さじ1
  ・塩 小さじ1
・油揚げ 8枚
*あればいなりずし用が開きやすく便利。 なければ、普通の油揚げを箸などで のすと開きやすくなる。 

 【A】 
  ・だし カップ1
  ・みりん カップ1/4
  ・しょうゆ 大さじ1+1/2
  ・砂糖 大さじ1
  ・中ざら糖 大さじ1

 【B】 
  ・だし カップ1/2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・砂糖 大さじ1
  ・中ざら糖 大さじ1

 【酢れんこん】 
  ・れんこん 1節(200g)

 【C】 
  ・酢 大さじ5
  ・砂糖 大さじ2
  ・塩 少々
・白ごま 大さじ2
 
    


米を炊く
  米は洗ってざるに上げ、15分間くらいおく。炊飯器の内釜に米を入れ、水カップ2を加えて炊く。
  すし酢の材料をボウルに合わせ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜておく。

油揚げを煮る
  油揚げは半分に切り、袋状に開く。フライパンか鍋に湯を沸かして油揚げを入れ、菜箸で沈め、数回裏返して軽く油を抜く。
  ざるに上げ、粗熱が取れたら水けを絞る。【B】を合わせておく。
ポイント: 手ではさんで軽く押さえます。やけどしないように注意してください。
  フライパンに【A】を煮立て、油揚げを数枚ずつ重ねて並べる。落としぶた(オーブン用の紙を円形に切って中央に穴をあけたもの)をして、弱火で約10分間煮る。
  【B】を加えたら再び落としぶたをして、途中裏返しながら、約10分間煮る。
ポイント: 煮汁を2回に分けて加え、重なっている順番をかえると味が均一によく入ります。
  煮汁が少なくなったら火を止め、バットに移して味をなじませる。
ポイント: 重ねてバットへ。煮汁が下に落ちていくので、途中で上下を返すと味が?一になります。

酢れんこんをつくる
  れんこんは皮をむき、薄いいちょう形に切って水にさらし、水けをよくきる。
  小鍋に【C】を煮立て、 を加える。混ぜながら中火で1〜2分間煮て火を止める。粗熱が取れたら、ざるに上げて汁けをよくきる。

仕上げる
  炊き上がったご飯をボウルに移し、 を加え、切るように混ぜる。粗熱が取れたら、 と白ごまを加えてサックリと混ぜる。
  16等分にして軽く握って丸め、 の油揚げに詰める。
端までギュウギュウと詰めずに少しゆとりをもたせます。口の閉じ方はお好みで。
油揚げをさらに半分に切って(2辺の口が開いた状態)、すし飯を詰めれば、小さなおいなりさんになります。



30-18d  たけのこと豚肉の混ぜご飯

アツアツなご飯と具がおいしく作るための鉄則です!ご飯の炊き上がり時間に合わせて具をつくり始めましょう。


  エネルギー : 420 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 25分 (米を炊く時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(4人分)
・米 400ml(カップ2)
・ゆでたけのこ (大)  1本(200g)
・豚肩ロース肉 (切り落とし)  100g

 【A】 
  ・砂糖 大さじ1
  ・酒 大さじ1
  ・みりん 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ3
・塩昆布 適量
・好みの漬物 適量
*しば漬け・壬生菜の漬物など。 
・サラダ油 少々
 
    

  米は洗ってざるに上げ、15分間ほどおく。炊飯器の内釜に米を入れ、水カップ2を加えて炊く。
  たけのこは一口大の薄切りにする。豚肉は4〜5cm長さに切る。
  フライパンにサラダ油少々を熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったら、たけのこを加えて炒め、【A】を順に加え、汁けがほとんどなくなるまで、中火で煮からめる。
  ご飯が炊き上がったら熱い を加え、全体をサックリと混ぜる。丸く握り、好みで塩昆布や刻んだ漬物を飾ったり、焼きのりで巻く。
ポイント: ご飯も具もアツアツだと、味がしっかり入ります。



30-18e  たけのこと豚肉の混ぜご飯弁当

1品でおかずも兼ねて満足度が高い、たけのこと豚肉たっぷりの混ぜご飯。小松菜の副菜を添えれば、手軽な行楽弁当のできあがり!


  エネルギー : 2160 kcal (エネルギーは全量。 たくあん、焼きのりは除く。)
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 栗原 はるみ

たけのこと豚肉の 混ぜご飯 
小松菜の炒め煮 
・たくあん 
*市販 
・焼きのり 
*市販 
 
    


たけのこと豚肉の 混ぜご飯
  たけのこと豚肉の混ぜご飯をつくる。

小松菜の炒め煮
  小松菜の炒め煮をつくる。

たくあん
  たくあんは厚めに切り、格子状に深めに切り込みを入れ、赤とうがらし(小口切り)をのせる。

焼きのり
  焼きのりは、たくさん持参して、食べるときに包んでいただくとパリパリして、おいしい。
混ぜご飯は丸いおにぎりにして、中央に塩昆布や漬物をのせて彩りと味の変化を。パリパリの焼きのりで真っ黒に包んで食べるなら、のりはたくさん持参します。たくあんは菊花かぶのように飾り切りすると、ぐっと華やかになって、食べやすいです。



30-18f  小松菜の炒め煮

葉ものはサッと煮ることが多いですが、これはクタクタに煮て、味をきちんと含ませるのがポイントです。汁けは無理に煮詰めず、煮汁ごと弁当箱に詰めましょう。


  エネルギー : 480 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 15分 (粗熱を取る時間は除く。)

 講師: 栗原 はるみ


(つくりやすい分量)
・小松菜 2ワ(600g)

 【A】 
  ・だし カップ1/4
  ・しょうゆ 大さじ3
  ・酒 大さじ2
  ・みりん 大さじ2
  ・砂糖 大さじ2
・サラダ油 
 
    

  小松菜は根元を切り落とし、3〜4cm長さに切り、葉と茎に分ける。
  【A】をボウルに合わせ、砂糖が溶けるまでよく混ぜ合わせる。
  フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、小松菜の茎を入れて炒める。ややしんなりしたら葉を加え、強火でよく炒める。
  全体がクッタリしたら、 を加え、中火で3〜5分間煮て火を止める。粗熱が取れるまでおいて味をなじませる。