24-1 海と山の幸のトマト鍋

食材それぞれのうまみがたっぷりしみ出した濃厚な味わいです。まずはスープを存分に味わってから、アイオリソースをプラスして味の変化を楽しみましょう!


  エネルギー : 500 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 90分

 講師: 島田 哲也


(4人分)
・鶏手羽元 8本
・たい (切り身)  160g
・むきえび 120g
・帆立て貝柱 80g
・じゃがいも 1コ(約100g)
・生しいたけ 4コ
・エリンギ 1本
・しめじ 1/2袋
・かぶ 1コ
・キャベツ 1/4コ(約160g)
・にんにく (粗みじん切り)  2かけ分
・たまねぎ (みじん切り)  100g
・白ワイン 80ml
・トマト (完熟/種を除いてザク切り)  (大)1+1/2コ(約480g)

 【アイオリソース】 
  ・マヨネーズ 80g
  ・トマトケチャップ 20g
  ・にんにく (すりおろす)  20g
・塩 
・オリーブ油 
・こしょう 
 
    

  バットなどに手羽元をおき、塩10gをふりかけ、約40分間おく。
ポイント: 下味をつけると同時に鶏肉の余分な水分が抜けるので、仕上がりがしっとりする。
  たいは皮付きのまま食べやすい大きさに切り、えびは背ワタを取って背から切り開く。じゃがいもは一口大に切って水にさらす。しいたけは石づきを取る。エリンギは縦4等分に切る。しめじは石づきを除いてほぐす。かぶは茎を少し残して皮をむき、4等分に切ってから面取りをする。キャベツはちぎる。
  鍋にオリーブ油大さじ2を中火で熱し、にんにくとたまねぎを炒める。にんにくがほんのり香ったら白ワインを入れて煮詰め、トマトを加える。しっかり炒めてトマトの水分をとばしたら水600mlを注ぐ。
  煮立ったら、 の鶏肉の水分を拭き取り、鍋に入れる。アクと脂が浮いてきたら取り除き、そのまま中火で30分間煮る。
  水けをきったじゃがいも、きのこ類、かぶ、キャベツを入れ、火が通ったら、魚介類を入れる。
ポイント: たいの代わりにほかの白身魚でも可。
  【アイオリソース】の材料を混ぜ合わせ、器に入れる。
   の魚介類に火が通ったら味をみて、塩・こしょう各少々で調える。
   を器に盛る。 の【アイオリソース】を添え、スープに溶かしながら食べる。



24-1a  塩豚

塩豚の塩分と昆布のうまみで、ほんのり塩味がついた豊かな味。


  エネルギー : 3440 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 210分 (豚肉を冷蔵庫におく時間を除く。)

 講師: 島田 まき


(つくりやすい分量)
・豚バラ肉 (塊)  1kg
・粗塩 15g
・昆布 (乾/25cm×3cm)  4枚

 【A】 
  ・しょうが (薄切り)  15g
  ・にんにく (つぶす)  1かけ分
  ・ねぎ (青い部分)  1本分
  ・酒 100ml
  ・水 3リットル
 
    

  豚バラ肉に塩をなじませ、昆布を上下において肉をはさむ。ラップで巻き、ポリ袋に入れて3〜5日間冷蔵庫におく。
ポイント: 昆布は肉の大きさに合わせて調整を。刻み昆布でもOK。昆布と肉のうまみでおいしさがアップする。ラップは密閉するようにしっかり巻くこと。
  鍋に の豚肉と昆布、【A】を入れて弱火にかけ、ふたをして1時間煮る。
  水1リットルを足し、アクを取りながら弱火のままさらに1時間30分〜2時間煮る。
  深めのバットに の中身を取り出し、そこに、ざるなどでこしながらスープも入れる。
ポイント: 塩豚の塩分と昆布のうまみで、スープは、このままでもほんのり塩味がついた豊かな味。
  粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。
ポイント: 冷えると脂が浮いてくる。あっさり派は脂を除いたスープを温めて、こってり派はこの脂を利用。好みで調整できるのでとても便利。冷蔵庫で1週間は保存ができる。



24-2  こってり芋煮

すき焼き風の芋煮にトマトやにら、にんにくを加えた、深みのある味わいが特徴。決め手は、ほっくり里芋とシャキシャキ長芋、2つの食感を楽しむ芋使いです!


  エネルギー : 350 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 40分

 講師: きじま りゅうた


(4人分)
・牛切り落とし肉 200g
・里芋 4コ
・こんにゃく (白/アク抜きしたもの)  1枚(200g)
・たまねぎ 1コ
・トマト 1コ
・長芋 250g
・にら 1/2ワ
・にんにく (つぶす)  2かけ分

 【A】 
  ・昆布 (5cm四方)  2枚
  ・水 カップ4

 【B】 
  ・しょうゆ 大さじ5
  ・砂糖 大さじ3
  ・みりん 大さじ2
・ごま油 
・黒こしょう (粗びき)  
 
    

  鍋に【A】を入れて10分間おく。牛肉は食べやすい大きさに切る。里芋は皮をむいて一口大に切り、こすり洗いをする。こんにゃくは一口大にちぎり、洗って水けをきる。
  たまねぎは縦半分に切り、繊維と直角に1cm幅に切る。トマトはヘタを除いて6〜8等分のくし形に切る。長芋は皮をむいて3〜4等分に切り、ポリ袋に入れて麺棒などで細かくたたく。にらは根元を落として5cm長さに切る。
   の鍋に里芋とこんにゃくを入れて中火にかけ、煮立ってきたら昆布を取り出し、アクを取る。ふたをずらして弱火にし、吹きこぼれないように注意して15分間煮る。
  フライパンにごま油大さじ1とにんにくを入れて弱火にかける。香りが出たら牛肉とたまねぎを入れて中火にし、たまねぎがしんなりとするまで炒める。これを に加え、【B】で味を調えてさらに弱火で15分間煮る。
ポイント: 牛肉とたまねぎは炒めてから加えると、コクが出て、煮る時間も短くてすむ。
  長芋とトマト、にらを加えてサッと煮る。器にとり分け、好みで黒こしょうをふる。
ポイント: 長芋とトマト、にらは最後に加えてサッと煮、歯ごたえや香りを残す。



24-2a  芋子汁

東北の広い地方で食べられているのが、この豚汁風芋煮。豚肉のコクとみそ味で体も心も温まり、ホッとなごみます。みそを加えたらアクを取りながら、静かに煮るのがポイント。


  エネルギー : 280 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 35分

 講師: 柳原 尚之


(4人分)
・豚バラ肉 (薄切り)  150g
・里芋 4コ
・大根 100g
・にんじん 1/4本
・こんにゃく (白)  1/2枚(120g)
・生しいたけ 3枚
・しめじ 1/2パック
・まいたけ 1/2パック
・えのきだけ 1/2袋
・ねぎ 1/2本
・焼き豆腐 (大)  1/2丁(200g)
・だし カップ4
・みそ 65g
・七味とうがらし 適量
・塩 
・みりん 
 
    

  豚肉は5〜6cm長さに切る。里芋は皮をむいて一口大の乱切りにし、多めの塩をまぶし、手でもんでぬめりを出す。水で洗って鍋に入れ、かぶるくらいの米のとぎ汁を注ぐ。竹串がスッと通るまで中火で下ゆでし、ぬめりを洗ってざるに上げる。
ポイント: 里芋は米のとぎ汁で下ゆでしてアクやぬめりを取る。米のとぎ汁の代わりに、水に米小さじ1を加えてゆでてもよい。
  大根は7〜8mm厚さのいちょう形に切り、にんじんは5mm厚さ、1.2cm幅の短冊形に切り、ともに鍋に入れ、かぶる程度の水を注ぎ、柔らかくなるまで下ゆでする。こんにゃくは一口大にちぎり、熱湯に入れて下ゆでする。すべて水けをきる。
ポイント: 火の通りにくい大根、にんじんはともに下ゆでする。これで汁にアクが出にくく、すっきりとした味になる。
  しいたけは石づきを切り、四等分に切る。しめじは石づきを除き、まいたけとともに小房に分ける。えのきだけは根元を切り、ほぐす。ねぎは1cm幅の斜め切りにし、焼き豆腐は縦半分に切り、端から1.5cm幅に切る。
  鍋にだし、里芋、 を入れ、沸いたらみそを溶き入れ、弱火で5分間煮る。豚肉と を加えて火を通す。最後にみりん大さじ1/2を加えてひと煮立ちさせ、器にとり分け、好みで七味とうがらしをふる。
ポイント: 根菜やこんにゃくにみそを加えて先に味をなじませてから、そのあとで肉やきのこ類、豆腐を加える。



24-2b  四川風 芋煮

たっぷりの香味野菜とオイスターソースのうまみ、ピリ辛の刺激が食欲をそそること間違いナシ。具のうまみを吸った春雨もたまりませんよ。


  エネルギー : 290 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 35分 (春雨を戻す時間は除く。)

 講師: 陳 建太郎


(4人分)
・鶏もも肉 1枚(約250g)
・里芋 4コ
・春雨 (乾)  40〜50g
・しめじ 80g
・まいたけ 80g
・えのきだけ 60g

 【A】 
  ・にんにく (薄切り)  4かけ分
  ・しょうが (薄切り)  1かけ分
  ・ねぎ (斜め薄切り)  1/2本分
・チキンスープ カップ3
*顆粒(かりゅう)チキンスープのもと(中国風)小さじ1強を湯カップ3で溶く。 

 【B】 
  ・オイスターソース 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ2
  ・酒 大さじ1
  ・五香粉(ウーシャンフェン) 小さじ1
  *あれば。 
  ・砂糖 小さじ1/2
・ラーユ 大さじ1
・赤とうがらし (半分にちぎって種を除く)  3〜5本
・細ねぎ (小口切り)  適量
・サラダ油 
 
    

  鶏肉は半分に切り、端から1.5cm幅に切る。里芋は皮をむいて半分に切り、かぶるくらいの水を入れて竹串がスッと通るまで下ゆでして水けをきる。春雨は水で戻し、包丁か料理ばさみで食べやすい長さに切る。
  しめじは石づきを除き、まいたけとともに小房に分ける。えのきだけは根元を切り、ほぐす。
  鍋にサラダ油大さじ1を熱して鶏肉を入れ、強火で色が変わるまで炒める。【A】を加えて香りが出るまで炒め合わせ、 も入れてサッと炒める。スープを注ぎ、里芋、【B】を加えて煮立てる。ふたをして中火にし、約5分間煮て春雨を加え、サッと煮る。
  土鍋または鍋にラーユと赤とうがらしを入れて熱し、 を加えて煮立て、細ねぎをふる。
ポイント: ラーユと赤とうがらしを熱したところに煮込んだ芋煮を加えると、辛みや香りがなじんで、全体がまとまる。



24-3 ねぎのスープ

風邪の予防にもぴったりな、寒さを迎え撃つスープです。「ねぎのヴルーテ」を丁寧につくることがポイント。これさえあれば、毎日のスープが時間的にも合理化されますよ。


  エネルギー : 30 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 90分

 講師: 辰巳 芳子


(つくりやすい分量)

 【ねぎのヴルーテ】 
  ・ねぎ 10〜15本(正味600g)
  ・オリーブ油 カップ1/4
  ・しょうが汁 大さじ1
  ・鶏のブイヨン カップ2+1/2
  ・塩 小さじ1

 【鶏のブイヨン】*材料は5人分 
  ・鶏手羽先 5本
  ・鶏の首骨 5本
  *なければ鶏手羽先を2〜5本増やす。 
  ・レモン (国産/輪切り)  2枚

 【A】 
  ・たまねぎ (皮をむいて丸ごと)  1コ分(150g)
  ・にんじん (皮をむいて丸ごと)  たまねぎの半量(75g)
  ・セロリ (縦半分に切る)  たまねぎの半量(75g)
  ・パセリの軸 1本
  ・ローリエ 1枚
  ・白こしょう (粒)  10粒
  ・昆布 (5cm四方)  5枚
  ・干ししいたけ (大)  3枚
  ・水 カップ13
・塩 
・みそ 


 
 〈A〉の昆布としいたけは、ヒタヒタの水に1時間浸す。 
 鍋に湯を沸かし、レモン、鶏手羽先と首骨を入れる。再び煮立ったら鶏を引き上げ、首骨の脂と汚れをしごき取り、手羽先とともに冷水でよく洗う。出刃などの重い包丁でたたき、味を出しやすくする。 
 深めの鍋に手羽先と首骨、〈A〉の材料を1の水ごと入れ、分量の水を注ぎ、中火の強の火にかける。 
 煮立ったら弱火にし、アクを取る。30分間たったら昆布、しいたけ、野菜類を除き、さらに30分間コトコトと煮出す。 
 火を止め、すぐに紙タオル(不織布タイプ)を敷いたこし器でこす。 
 「ねぎのスープ」に使用する場合は、やや煮詰めて濃いめにすること。また、液体状の濃縮チキンスープを使うなら、濃いめに希釈すること。 
ポイント: 冷凍保存用ポリ袋に入れ、冷凍庫で1か月間保存可能。 
    

  ねぎは3〜5mm厚さの小口切りにする。厚手の鍋にねぎを入れ、まず加熱せずにオリーブ油を全体に木べらでからめる。
ポイント: 野菜に油をからめてから火をつける。こうすると全体にまんべんなく油が行き渡る。
  火力全開を10とすると、4の火にかけてふたをし、木べらで時々混ぜて蒸らし炒めにする。しんなりするまでしっかり炒める。
  しょうが汁を入れて蒸らし炒めにし、【鶏のブイヨン】を注いで塩を加え、煮詰める。
  ぽってりとした、ペースト状になれば、ねぎのヴルーテの完成。1人分はヴルーテ約大さじ1をティーカップに入れ、熱湯カップ3/4〜1を注ぐ。塩少々で味を調える。
  【ねぎのヴルーテ】は、煮沸消毒した瓶に入れ、冷蔵庫で約5日間保存可能。または、小分けにして冷凍用保存容器に入れ、冷凍庫で約3か月間保存可能。



24-3a  にんじんのポタージュ

「蒸らし炒め」で材料のうまみを引き出したポタージュ。米でとろみをつけ、幼児から老人まで食べやすくしてあります。


  エネルギー : 150 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : -
  調理時間 : 90分

 講師: 辰巳 芳子


(5〜10人分)
・にんじん 500g
・たまねぎ 150g
・トマト (皮と種を除く)  300g
・米 60g
・にんにく (小/薄切り)  1かけ分
・オリーブ油 大さじ3
・ローリエ 1〜2枚
・鶏のブイヨン カップ4〜6
・牛乳 カップ1+1/2〜2
・塩 小さじ2
*この分量は、味を調える目安。 
・ミックスシリアルのおかゆ 適量
 
    

  まず、米は洗い、ざるに上げておく。にんじんは皮をむいて3〜4mm厚さの半月形、細い部分は輪切りにし、10分間ほど水にさらす。たまねぎは縦2つ割りにし、縦に薄切りにする。トマトは湯むきして輪切りにし、種を除いて5mm角に切る。
  厚手の鍋にたまねぎとにんにくを入れてオリーブ油を回しかけ、木べらで油を全体に行き渡らせる。火力全開を10とすると、3の弱火にかけてふたをし、木べらで時々混ぜ、たまねぎの刺激臭が消えるまで、蒸らし炒めにする。
  にんじんを加えてふたをする。弱火で4〜5分間に一度ふたを取り、木べらでにんじんを返し、再びふたをする。にんじんに透明感が表れ、五分(ぶ)どおり火が通るまで続ける。ローリエ、米の順に加え、蒸らし炒めにする。
  米が半透明になったら、トマトを加えて蒸らし炒めにし、全体がつややかになったら鶏のブイヨンをヒタヒタに注ぐ。塩小さじ1弱を加えて中火の強の火にし、煮立ったら弱火で煮る。にんじんと米が柔らかくなったら火から下ろす。
  ローリエを除き、温かいうちにミキサーに少しずつ入れ、かくはんする。徐々に加えて全体になめらかにする。
ポイント: 冷めてからミキサーにかけると、米の粘りが出すぎて味が悪くなる。
  こし器でこして鍋に戻し入れる。鍋を火にかけ、鶏のブイヨン適量を注いで塩小さじ1強で味を調え、牛乳を加えて濃度を調節する。器にミックスシリアルのおかゆを1人分約大さじ3を入れ、ポタージュを注ぐ。
ポイント: シリアルと合わせることで、栄養が飛躍的に充実したポタージュになる。なお、このおかゆはスプーンですくい、ポタージュをまとわせて食べるとよい。
●「蒸らし炒め」とは、厚手の鍋でふたを用いつつ、野菜に汗をかかせ、素材の持ち味を引き出す手法。にんじんを例にすれば、木べらを前後に最小限の動きでにんじんの上下を返し、ふたをします。米も同様。これにより、にんじんや米のうまみがにじみ出るのです。
●米はとろみづけの役割も果たします。しかも、米をつなぎにしたポタージュは冷凍ができるのです。これにより、大量につくって冷凍し、子ども、病気の方、介護が必要な方などに差し上げられます。



24-3b  ミックスシリアルのおかゆ




  エネルギー : 390 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 10分

 講師: 辰巳 芳子


(つくりやすい分量)
・ミックスシリアル カップ1
*ミックスシリアル以外なら、オートミールを同様に煮てもよい。 
・湯 カップ2強
・塩 一つまみ
 
    

  鍋に分量の湯を火にかけ、煮立ったらミックスシリアルと塩を入れて混ぜる。
  再び煮立ったら弱火にし、かゆ状になるまで木べらで混ぜる。

【保存】
冷蔵庫で2〜3日間保存可能。
【辰巳さんオリジナルのミックスシリアル】
燕(えん)麦(オートミール)、白ごま、きな粉、小麦胚芽、玄米胚芽、そば粉、小豆粉。以上7種類を配合している。玄米以上にたんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、B2が多く含まれ、スポーツ選手などのスタミナ食や非常食におすすめ。
●おかゆ以外の食べ方
ミックスシリアル、同量のプレーンヨーグルト、半量の牛乳を混ぜ、前夜に冷蔵庫に入れておく。ヨーグルトの酵素の力で、前日より格段になめらかになる。



24-4 根菜とチキンのクリーム煮

根菜が土の中で成長しながら蓄えてきたうまみを、十分に引き出します。牛乳の代わりにそのゆで汁でホワイトソースをつくり、生クリームで白くクリーミーに仕上げましょう。


  エネルギー : 420 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 45分

 講師: 脇 雅世


(2〜3人分)
・鶏もも骨付き肉 (水炊き用のブツ切り)  350g

 【A】*マッシュルーム以外、各100gが目安 
  ・大根 4〜5cm
  ・にんじん (小)  1本
  ・たまねぎ 1/2コ
  ・セロリ 1/2本
  ・マッシュルーム 3〜4コ
  ・れんこん (小)  1節
・じゃがいも (メークイン)  1コ

 【ホワイトソース】 
  ・バター 24g(約大さじ2)
  ・小麦粉 24g(大さじ3)
  ・鶏肉と野菜のゆで汁 カップ2
  *手順4を参照 
  ・生クリーム カップ1/4
・塩 
・こしょう 
 
    

  大根、にんじんは2〜2.5cm厚さのいちょう形、または半月形に切る。たまねぎは3等分のくし形に切り、長さを半分に切る。セロリは、太い部分は縦3等分、細い部分は半分にして、2〜2.5cm幅に切る。マッシュルームは大きければ縦半分に切る。れんこんは乱切り、じゃがいもは4等分にし、それぞれ水にさらして水けをきる。
ポイント: 骨付きの鶏肉とともにじっくり加熱するので、野菜の切り方は大きめに。じゃがいもは水にさらすと表面のでんぷんが落ちて煮くずれしにくくなり、ゆで汁も濁りません。
洋風のシチューや煮込みに欠かせない香味野菜、たまねぎ、にんじん、セロリは必ず使います。
  鍋にたっぷりの湯を沸かし、鶏肉を入れて1〜2分間ゆでて引き上げる。
ポイント: 肉や魚を熱湯に通すことで、表面のアクや汚れを固めて取り除く下ごしらえを「霜降り」といいます。素材の脂っぽさや臭みが抑えられ、仕上がりもきれいに。
  厚手の鍋に の鶏肉と【A】の野菜を入れ、水カップ1+1/2、塩小さじ1+1/3を加える。ふたをして中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして15分間ゆでる。
ポイント: 厚手の鍋でふたをしてゆでれば、野菜からも水分が出てヒタヒタに。ここでは「少なすぎるかな?」と思うくらいの水で大丈夫。
  じゃがいもを加え、再びふたをして10分間ゆでる。火を止めてゆで汁をとり分け、少なければ湯を足してカップ2にする。
ポイント: 煮くずれしやすいじゃがいもは、あとから加えて。大きく切っても10分間ほどで柔らかくなります。
  【ホワイトソース】をつくる。別の厚手鍋にバターを中火で溶かし、火からはずして小麦粉を加え、泡立て器でよく混ぜる。再び火にかけ、全体が白く泡立ってくるまで、焦がさないように混ぜながら火を通す。
ポイント: 基本的なホワイトソースのベースは、同量のバターと小麦粉。白く泡立ち、サラリとして焼き菓子のような香りがしてくるまで炒めるのがポイントです。
   のゆで汁を一度に加え、さらによく混ぜる。煮立ててとろみがついてきたら、生クリームを加えて混ぜる。
ポイント: 【ホワイトソース】には牛乳を使うのが一般的ですが、クリーム煮にするなら、素材のだしがよく出たゆで汁を。その場合は生クリームを加え、乳製品の白さとコクを出します。
  鍋の隅にたまったソースはゴムべらでかき集め、全体を泡立て器でよく混ぜる。なめらかになったら の鍋に加えて混ぜ、全体がなじむまで弱火で5分間ほど煮る。味をみて、塩・こしょう各適量で調える。
《ここをマスター》
● 野菜は大きめに切り、少なめの水分を加えてじっくり加熱。
● 煮くずれしやすいじゃがいもは水にさらし、時間差で加える。
● 基本の香味野菜=たまねぎ、にんじん、セロリは必須!
● 鶏肉は「霜降り」をしてアクを取り、味よく見た目も美しく。
● ホワイトソースのバターと小麦粉は1:1。白く泡立ちサラリとするまでよく炒めよう。



24-5 大根と肉だんごのしょうゆ煮

大根は蒸して煮るという2ステップで、うまみたっぷり、柔らかに仕上がります。


  エネルギー : 320 kcal (エネルギーは1人分)
  塩分 : 5.00 g
  調理時間 : 50分

 講師: 吉田 勝彦


(2人分)
・大根 1/4本(300g)

 【肉だんご】 
  ・豚ひき肉 200g
  ・卵 1コ
  ・酒 小さじ1
  ・しょうゆ 小さじ2
  ・かたくり粉 小さじ1

 【A】 
  ・砂糖 小さじ1
  ・酒 大さじ2
  ・しょうゆ 大さじ3
 
    

  大根は皮をむき、縦四つ割りにしてから乱切りにする。せいろ(または蒸し器)にオーブン用の紙を敷いて大根を並べ入れ、蒸気が上がった鍋にのせて強火で12〜13分間蒸す。大根に竹串を刺してスッと通ったら、蒸し上がり。
ポイント: 大根は蒸すと水分が抜けるので、あとで煮るときに肉だんごのうまみや調味料の味が入りやすくなる。
  【肉だんご】をつくる。豚ひき肉をボウルに入れ、卵、酒、しょうゆを加えてよく練り混ぜる。粘りが出たら、かたくり粉を加え、さらに練り混ぜる。
ポイント: かたくり粉はつなぎの役割で、煮くずれを防ぐために入れる。かたくり粉を最初から混ぜると粘りが出にくいので注意。まず肉どうしがくっつくように練ってから、かたくり粉を加えて混ぜる。
   の適量を片手で握り、親指と人さし指の間から直径3〜4cmのだんご状に絞り出す。これを繰り返し、約6コ分つくる。
  フライパンに水カップ2+1/2を入れて中火にかけ、沸騰したら、【肉だんご】を入れる。上下を返しながら5分間ほどゆでる。途中、アクが出たら取る。
ポイント: 【肉だんご】は沸騰する前のぬるい湯に入れると煮くずれしやすいので、必ず沸騰してから入れること。
  大根を加えてふたをし、弱火にして10分間ほど煮る。ふたをはずして【A】を順に加え、さらに5分間ほど煮る。

※このレシピは2012/11/07に放送されたものです。



24-6 れんこんとたらのキムチチゲ

たらとキムチのうまみが出たチゲに、れんこんのサックリとした食感と風味が絶妙なハーモニーな一品です。


  エネルギー : 330 kcal
  塩分 : 4.20 g
  調理時間 : 25分

 講師: コウ ケンテツ


(2人分)
・れんこん (小)  1節(150g)
・たら (切り身)  2切れ(200g)
・白菜キムチ 100g
・木綿豆腐 1/2丁(150g)
・生しいたけ 2枚
・たまねぎ 1/4コ
・春菊 3〜4本

 【A】 
  ・コチュジャン 大さじ1
  ・みそ 大さじ1
  ・しょうゆ 大さじ1/2
  ・しょうが (すりおろす)  1かけ分
  ・にんにく 1かけ分
  ・酒 カップ1/2
・粉とうがらし (中びき)  適量
・ごま油 
 
    

  れんこんは5mm厚さの輪切りにする。豆腐は3cm角に切る。しいたけは石づきを除き、四つ割りにする。たまねぎは5mm幅の薄切りにする。春菊は4cm長さに切る。たらは3〜4等分に切る。白菜キムチは食べやすい大きさに切る。
  【A】は混ぜ合わせる。
  鍋にごま油大さじ1を熱し、れんこんとキムチを入れて中火でサッと炒める。
ポイント: れんこんは煮汁に直接入れて煮るよりも、炒めてから煮たほうが歯ごたえよく仕上がります。また、キムチは汁ごと加えて炒め、酸味をとばしてうまみを抽出。
   と水カップ3を加えて強火で煮立て、しいたけ、たまねぎを加えて5〜6分間煮る。
ポイント: みそ汁はみその風味をたたせるために煮立てませんが、チゲは違います。強火で煮立てることで余分な水分をとばし、みそのうまみを素材にしみ込ませるのがコツ。
  たら、豆腐を加えて中火で2〜3分間煮る。春菊を加え、粉とうがらしをふる。

*コチュジャン
韓国産のとうがらしに、もち米、こうじ、麦芽粉などを加えて発酵熟成させた、韓国の甘辛いみそ。
**粉とうがらし(中びき)
韓国産の赤とうがらしを乾燥させて粉末にしたもの。日本の一味とうがらしよりマイルドな辛さで甘みもある。ひき方によって種類が異なるが、中びきが使いやすい。
《ここをマスター》
・れんこんは炒めてから煮ることで、特有の食感を生かす。
・キムチは炒めて酸味をとばし、うまみを出す。
・みそを加えてからも強火で煮立てることで、余分な水分をとばして、みそのうまみを素材にしみ込ませる。



24-7 白菜の昆布漬け

本漬けの手順をきちんと踏めば、漬物石や樽(たる)がなくても、昔ながらの白菜漬けをつくることができます。だんだん酸味が強くなり、うまみが増していく過程に漬物を「育てる」おもしろさを実感しましょう。


  エネルギー : 220 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 大原 千鶴


(つくりやすい分量)
・白菜 1/2株(約1.5kg)
・粗塩 適量(40〜50g)
2で干した白菜の重さの4%。下漬けで3.5%、本漬けで0.5%を使う。 
・昆布 10cm
・赤とうがらし (小口切り)  少々
 
    


白菜を干す
  白菜は根元から縦に15cmほど切り目を入れ、手で半分に裂く。
  大きなボウルなどに入れて流水を受けながらザブザブと洗い、水けをよくきる。ざるに並べ、3時間ほど天日干しにし、水分をとばす。

下漬けをする
  白菜が少ししんなりとしたら下漬けをする。重さを量り、その3.5%の粗塩を用意する。
ポイント: このとき、本漬け用に0.5%の塩も量っておくとよいでしょう。
  白菜の葉を1枚ずつめくり、下漬け用の塩を2〜3本の指でとって、根元のほうに塗りつけていく。
  根元と葉を互い違いに並べてポリ袋に入れ、水カップ1で残りの塩を溶かして加える。
ポイント: この水は、白菜から水けを引き出すための「呼び水」といいます。
  ポリ袋の空気を抜きながら口をねじり上げて結び、漬物器に入れる。
  ふたをしてしっかりと圧力をかけ、日の当たらない場所に一晩おく。途中で一度上下を返す。

ポイント: 漬物器を使わない場合は、まな板をのせ、干した白菜の2倍のおもしをします(下記参照)。
白菜から水分が出てヒタヒタになる状態を「水が上がる」といいます。スムーズに水が上がっていなければ、再び圧力をかけてもう数時間おきましょう。

本漬けをする
  ざるに上げて水けをきり、軽く絞ってボウルに移す。
ポイント: 漬物器を使わない場合は、ここで重さを量っておきます。
  本漬け用の塩( 参照)を用意し、下漬けのときと同様に少しずつ根元に塗りつける。
  根元と葉を互い違いに並べて新しいポリ袋に詰め、昆布を1cm×2cm程度に切りながら加え、赤とうがらしを散らす。
  漬物器に納め、ポリ袋の空気をしっかり抜きながら口を結ぶ。
  ふたをして圧力をかけ、日の当たらない場所に3〜4日間おく。
ポイント: 途中、ヒタヒタに水が上がったら圧力を半分に弱めます。
漬物器を使わない場合は底面の広い保存容器に納め、本漬け前の白菜の2倍のおもしをのせます。水が上がったらおもしを半分に。

《道具について》
下漬け、本漬けとも、厚手のポリ袋と、バネで圧力をかける漬物器を使います。ポリ袋に入れるのは、白菜から出た水けを効率よく全体に回すため。白菜を洗ったり、塩をまぶすときのために、直径30cm以上のボウルもあるとよいでしょう。ざるも大きめのものを。
《食べごろ》
本漬けの2〜3日後から
《保存》
完成後も圧力をかけて白菜が常に汁に漬かっている状態を保ち、冷蔵庫で保存します。その状態で約1ヶ月保存可能。ポリ袋から容器に汁がもれても、白菜に汁が回っていれば大丈夫。汁が回らないようならポリ袋を替え、容器にもれた分を戻し入れましょう。
漬物器から出したら(おもしをはずしたら)、汁ごとジッパー付き保存袋に移して冷蔵し、4〜5日間で食べきりましょう。



24-8 大根のこうじ漬け

べったら漬けとも呼ばれる、大根のこうじ漬け。自家製のこうじ床に、寒さとともにうまみを増してきた大根を漬け込みます。発酵したこうじの自然な甘さが、ちょっと酸っぱくなった頃が食べごろ。こうじは健康にもいいので、大根にもたっぷり添えましょう。


  エネルギー : 380 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 :

 講師: 大原 千鶴


(つくりやすい分量)
・大根 1kg(正味)
・粗塩 約40g
*大根の重さの4% 

 【こうじ床】 
  ・米 180ml(1合)
  ・米こうじ (乾/ほぐす)  200g
 
    


下漬けをする
  大根は皮をむいて長さを漬物器の大きさに合わせて切り、縦半分に切る。大根の葉があれば、5cm長さに切る。大根に塩をすり込む。
   の大根と葉を、ポリ袋に入れる。
  漬物器に入れ、空気を抜いてポリ袋の口を結ぶ。
ポイント: 漬物器を使わない場合は、まな板をのせ、大根の2倍のおもしをします。
  圧力をかけ、1〜2日間おく
  しっかりと水が上がってきたら本漬けに入る。

こうじ床をつくる
  米を洗って400mlの水で炊き、柔らかめのご飯をつくる。粗熱を取ってこうじを加えて混ぜ、二重にしたジッパー付き保存袋に入れる。
  厚手の鍋に約70℃の湯をたっぷり入れる。 を入れてふたをしてバスタオルなどでくるみ、3時間ほどおく。
ポイント: 甘い香りのおかゆのようになったら完成です。湯に入れず、こたつの中など暖かい場所に1日ほどおいてもいいでしょう。
本漬けに入るまでは、冷蔵庫で保存してください。

本漬けをする
   の大根をざるに上げ、紙タオルで水けを拭き取る。
  こうじ床の半量を、漬物器に敷き詰め、その上に大根を並べる。
  大根を、残りのこうじ床で覆う。
  漬物器の圧力をかけ、水が上がってきたら圧力を半分に弱める。
  水がたまってきたら適宜捨てながら、涼しい場所に1〜2週間ほどおいて発酵を待つ。
  本漬けをして1週間後から食べられる。表面を軽くぬぐって食べやすい大きさに切り、こうじも添えて盛る。
ポイント: こうじに漬かった状態にして、冷蔵庫で保存してください。
漬けているときの水けは多ければ捨て、ヒタヒタくらいを保っておくと、こうじが水っぽくならずにおいしく食べられます。
《保存》
漬物器で軽く圧力をかけた状態で、冷蔵庫で約1か月間
《食べごろ》
本漬けの約2週間後から
《こうじ床について》
こうじ床の材料は米と米こうじです。米は400mlの水で炊き、柔らかめのご飯にして使います。米こうじはポロポロの状態になるよう、手でほぐしておいてください。こうじ床は多めにつくって、塩をふった切り身の魚を3日間ほど漬け込んで焼いたり、甘酒として飲むのもおすすめです。



24-9 真夜中のオムライス

サラッと口当たりのいいオムライス。具を小さめに切って主役のご飯と一体感を出すのがポイントです。


  エネルギー : 700 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 30分 (鶏肉を冷やす時間は除く)

 講師: 谷 昇


(2人分)
・鶏もも肉 1枚(約200g)
・たまねぎ (小/5mm四方に切る)  1コ(150g)
・ご飯 (冷えている場合は、電子レンジで少し温めておく)  320g
・卵 3コ

 【ソース】 
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・水 大さじ1強
  ・トマトケチャップ 40g
  ・ウスターソース 小さじ1
・塩 
・トマトケチャップ 
・こしょう 
・しょうゆ 
・サラダ油 
 
    

  鶏肉は肉の部分に塩少々をふる。熱したフライパンに皮を下にして入れ、肉は返さずに、途中で鶏肉から出た脂をスプーンでかけながら、中火で7〜8分間焼く。表面の色が変わり、皮がパリッとしたら火から下ろす。バットなどに入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で完全に冷やしておく。
   の鶏肉の脂が残っているフライパンを洗わずにそのまま熱し、たまねぎを炒める。途中で水大さじ2を加え、軽く塩をふる。
   の鶏肉を冷蔵庫から出し、1cm角に切る。冷やしてから切ると、肉がしまってきれいに均一に切りそろえることができる。
   の鶏肉を加え、たまねぎのツンとした香りが消えるまで炒め合わせる。
  ご飯を加えてほぐしながら炒め、トマトケチャップ50gを加える。酸味がとんで香りがたってくるまで炒め、こしょう少々をふり、しょうゆ大さじ1/2を加える。
  ボウルに卵を溶いて水大さじ1+1/3を混ぜる。別のフライパンにサラダ油少々を熱し、溶き卵の半量を流し入れる。半熟状になったら、中央に の半量をのせる。
  フライパンの柄をトントンとたたき、フライパンの向こう側に寄せて形を整えながら、卵でチキンライスを包み、ひっくり返して器に取り出す。もう1つも同様につくる。
  【ソース】をつくる。小鍋にしょうゆと水を入れて中火にかけ、沸騰したらボウルに入れる。トマトケチャップとウスターソースを混ぜ、オムライスにかける。

このレシピは、2012/11/14に放送したものです。



24-10  砂肝とマッシュルームのアヒージョ

アヒージョはスペインの小皿料理(タパス)でおなじみの「にんにくオイル煮」。砂肝のコリッとした食感が楽しい一品です。オイルにパンを浸してどうぞ。


  エネルギー : 600 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: きじま りゅうた


(2人分)
・鶏砂肝 約200〜250g
・ブラウンマッシュルーム (生)  10コ
*普通のマッシュルームでもよい。 
・じゃがいも 1コ
・にんにく 3かけ
・赤とうがらし (半分に切って種を除く)  2本分
・パセリ (みじん切り)  適量
・フランスパン 適量
・塩 
・こしょう 
・オリーブ油 
 
    

  砂肝は下ごしらえをして、塩・こしょう各少々をふる。
ポイント: 中央のくぼんだ部分に包丁を当てて半分に切る。
両側についている白い膜に、切り目を入れる。
切り目に親指を差し込む。膜をむくようにしてはがし、最後は包丁で切り離す。
  マッシュルームは石づきを除く。じゃがいもは皮付きのまま4〜6等分のくし形に切る。にんにくは縦半分に切り、芯を除く。
  小さめのフライパンまたは小鍋に の水けを拭いて入れ、 、赤とうがらしを加える。オリーブ油をかぶるくらいまで注いでごく弱火にかけ、フツフツとするくらいの状態で15分間ほど煮る。
  火から下ろして塩少々とパセリをふり、トーストしたフランスパンを添える。

残ったオリーブ油はうまみがあるので、一度こして再びアヒージョに使ったり、パスタやガーリックトーストなどさまざまな料理に使える。



24-10a  魚介のホイル蒸し

魚介と秋の幸が詰まった、フライパンでできる簡単蒸し物です。いろいろな味が楽しめるから軽いワインはもちろん、おかずにもぴったりですよ!


  エネルギー : 130 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 20分

 講師: 柳原 尚之


(2人分)
・車えび 2匹
*なければほかの有頭えびでもよい 
・帆立て貝柱 2コ
・はまぐり 2コ
・しめじ 1/2パック

 【A】 
  ・酒 大さじ2
  ・塩 小さじ1/2

 【酒だし】 
  ・だし カップ1/4
  ・酒 小さじ2
  ・みりん 大さじ1/2
  ・塩 小さじ1/4
  ・うす口しょうゆ 少々
・昆布 (6cm長さ)  2枚
*だしをとったあとのものでよい 
・春菊 (6cm長さに切る)  1/3ワ
・くりの甘露煮 (市販)  2コ
・すだち (縦横に4等分に切る)  1コ分
・大根おろし 適量
・しょうゆ 
・ごま油 
 
    

  えびは背ワタを除き、殻をむきやすいように腹側に縦の切り目を入れる。帆立て貝柱は厚みを半分に切る。はまぐりは殻をこすり合わせて洗う。しめじは石づきを取って小房に分ける。すべて皿に並べ、【A】を合わせてふり、10分間おく。
ポイント: 具に酒と塩を混ぜ合わせてふり、魚介のくせを取って、下味をつける。
  【酒だし】の材料は小鍋に入れ、ひと煮立ちさせる。
  アルミ箔(はく)は40cm長さに2枚切る。1枚の下半分に昆布1枚を敷き、 と春菊を各半量、くり1コを並べ、 の半量をかける。上半分のアルミ箔をかぶせ、合わせ目をしっかりと二重に折って包む。残りも同様にする。
ポイント: アルミ箔で具を包み、合わせ目の三方を二重に折って包む。中の蒸気が抜けないようにしっかり閉じる。
  フライパンに を入れ、ふたをして強火にかける。アルミ箔がふくらんだら中火にして、さらに1〜2分間蒸して火を通す。
  器に とすだちを盛る。別の容器に大根おろしとしょうゆ・ごま油各適量を入れる。アルミ箔を中央から開き、好みで松葉を添える。すだちを搾りかけ、大根おろしじょうゆで食べる。



24-11 れんこん蒸し

すりおろしとさいの目に切ったれんこんで、もっちりサクサクの食感の妙が楽しめます。少し濃い味のあんをたっぷりかけてどうぞ。


  エネルギー : 190 kcal
  塩分 : -
  調理時間 : 30分

 講師: 高橋 英一


(2人分)
・れんこん 200g
・さわら (切り身)  60g
・鶏もも肉 40g
・ゆり根 3〜4枚(15g)
・ぎんなん 6コ
・生しいたけ 2枚

 【あん】 
  ・一番だし カップ1+1/2

 【A】 
  ・うす口しょうゆ 小さじ1+1/2
  ・しょうゆ 小さじ1
  ・塩 少々

 【B】 
  ・くず粉 10g
  *水で溶いて沈殿させ、水けをきったもの 
  ・一番だし 大さじ1+1/3
・わさび (すりおろす)  適量
・塩 
・しょうゆ 


 

一番だしのつくり方(つくりやすい分量) 
 昆布10gは半分に切ってぬれ布巾で軽く拭き、1.5リットルの水とともに鍋に入れ、中火にかける。湯が対流してきたら、温度を保ちながら約10分間煮出し、昆布を取り出す。 
 火を強め、沸騰直前になったら火を止める。削り節(かつお)15gを入れて、そのまま2〜3分間おく。 
 ざるに不織布の紙タオルを敷き、2をこす(絞らないこと)。 
    

  れんこんはピーラーで皮をむき、5mm厚さの輪切りを2枚切り、さらにさいの目に切る。残りはおろし金に対して垂直にしてすりおろす。
  さわらは皮と身の間に包丁を入れて、皮を引いて取り、血合いも取り除く。2等分にして塩少々を全体にふり、水分が出て、再びしみ込むまでおく。
  鶏肉は4等分にし、しょうゆ小さじ1/2をまぶし、10分間おく。
  ゆり根は1枚ずつはがして汚れを取り除き、1枚を2〜3等分する。ぎんなんは殻を除き、薄皮がついたまま熱湯でサッとゆでる。水にとり、薄皮を取り除く。
  しいたけは軸を取り除き、フライパンで両面を焼く。しんなりしたら取り出し、半分に切る。
  器に を半量ずつ盛る。 のれんこんを混ぜ合わせて2等分し、丸い形に整え、具材の上に平らにしてのせる。
  蒸気の上がった蒸し器に を入れ、約12分間蒸す。れんこんがもっちりと蒸し上がったら、取り出す。
  【あん】をつくる。鍋に一番だしを入れて火にかける。沸騰したら【A】を加える。【B】を合わせて加え、とろみをつける。 にかけ、わさびを添える。



24-12 りんごのタルト

たっぷりのせたりんごの下には、りんごジャムとアーモンドクリームがたっぷり。生地づくりもフードプロセッサーを使えば、簡単かつ失敗知らず。食べれば誰でも笑顔になる、大満足のおやつです。


  エネルギー : 3180 kcal (エネルギーは全量)
  塩分 : -
  調理時間 : 90分 (生地を休ませる時間は除く。)

 講師: 西原 金蔵


(直径20cmのタルトリング1台分)

 【りんごジャム】*300gほどできる。全量使用する 
  ・りんご (ふじ)  (大)1コ(200g)
  ・グラニュー糖 100g
  ・レモン汁 大さじ1
  ・レーズン 15g
  *レーズンは好みで。なくてもよい 

 【タルト生地】 
  ・薄力粉 150g
  ・バター (食塩不使用)  75g

 【A】 
  ・水 25ml
  ・塩 小さじ1/2(3g)
  ・卵黄 1コ分(12g)

 【アーモンドクリーム】*200g。E950kcal。すべて室温に戻しておく 

 【B】 
  ・粉砂糖 50g
  ・アーモンドパウダー 50g
  ・バター 50g
  *食塩不使用 
  ・溶き卵 50g
・りんご (皮付き/細切り)  (大)2コ分(400g)
・グラニュー糖 80g
・粉砂糖 適量
*表面用 
・薄力粉 
*打ち粉用 


 

アーモンドクリームをつくる 
 ボウルに【B】を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。別のボウルにバターを入れて【B】を加え、木べらでまとめ合わせる。木べらを使うと空気が入らず、全体がよくなじむ。 
 バターがなじんだら、溶き卵を4回に分けて加え、混ぜ合わせる。木べらで持ち上げても、落ちてこない程度の状態が仕上がりの目安。 

つくる前にしておくこと 
 薄力粉はふるう。 
 バターは1cm角に切る。 
 オーブンを180℃に温める。 
    

  りんごは四つ割りにして芯と種を取る。皮をむき、2〜3mm厚さのいちょう形に切る。耐熱性の容器に入れ、グラニュー糖を全体にまぶし、ラップをかける。
  ラップに数か所穴を開け、電子レンジ(600W)に10〜13分間かける。熱が均等に伝わるように、途中3分おきに2〜3回取り出してかき混ぜる。
  レンジから取り出す。果肉が残っている場合は、フォークでつぶしてもよい。レモン汁とレーズンを加えて、そのつどかき混ぜる。そのまま室温において粗熱を取る。
  【A】は順にボウルに入れて混ぜ合わせる。薄力粉とバターをフードプロセッサーに入れ、20秒間かくはんする。【A】を加え、さらに20秒間かくはんする。
  作業台にあけ、やや横長の俵形に整えたら、へらで縦に2等分して重ね、上から押して全体をまとめ合わせる。
  同様の作業を3〜4回くり返したら、ラップで包んで冷蔵庫で3時間以上休ませる。前日の夜に作業しておくのがよい。
  ラップをはずして手で球形に整え、直径15cmほどになるまで、手のひらや麺棒でたたいてのばす。
  打ち粉少々をしながら、麺棒を上下に転がし、直径約25cm、2.5〜3mm厚さになるまで生地をのばす。
  生地にまんべんなくフォークを刺して穴を開け、タルトリングにかぶせる。生地の端を折って起こすようにしながら、型に密着させていく。
  麺棒を型の上で転がして余分な生地を落とす。親指を使ってさらに生地と型を密着させ、冷蔵庫に30分間入れて休ませる。
  アーモンドクリームをムラなく敷く。
  180℃に熱したオーブンで20分間焼き、粗熱を取る。ボウルにりんごとグラニュー糖を入れ、混ぜ合わせておく。
  タルトリングをはずして、上面全体に の【りんごジャム】を塗る。
  ひと回り小さいタルトリングをのせて、 のりんごを盛り、180℃のオーブンで20分間焼く。リングをはずして粉砂糖をふる。

直径20cmのタルトリングは、底のないリング状の型。