DVCのカセットはもともと手帳ぐらいの大きさに設計されていたので、そちらの方をレギュラーとよんでいますが、レギュラーに対応している機材は放送局などでしか使われていません。そのため、ただDVCといえばミニDVCの方を指すようになってしまっています。学校の設備ではレギュラテープは
使えません。必ずミニテープの方を準備してください。もっとも、ふつうに店で見かけるのはミニテープの方です。
メモリ機能は、テープの途中をすぐに出せるようにするためのものですが、ふつうの使い方では必要ありません。ついていてもじゃまにはなりませんが、値段は高くなります。
録画時間がそれぞれ二つずつ書いてありますが、短い方が標準です(パッケージにはこっちしか書いてない場合もあります)。画質を落としてもかまわない場合は、50%だけ録画時間が増やせるモードがあるので、このように並記されています。実習で使うのなら30分テープが1本あれば1年は保つでしょう。
DATという記録材があって、名前も見かけもDVテープとよく似ていますが、全く
別のものです。たまに店に置いてあるのでうっかり間違えて買ってしまうことがあります。気をつけてください。