ウェブから情報を集める時は、URLを実際に書いて指定したりボタン(ホットテキストなど)を打ってたぐっていったりしてページを見つけ、その内容をウィンドーで見て確かめてから、手元のコンピュータのディスクに保存するのが基本だ。でも、内容は見なくても分かっているから、見て確かめたりしないでさっさと呼び出してそのまま保存してしまいたいこともある(今のページをそのまま見ていたいこともあるしね)。特に、アプリなどを配るためにsit.hqx形式にして置いてあるページは、内容をウィンドーの中に表示させることはできるけれど、それは[
StuffItExpander]に読ませて変換させるためのもので、人が見て分かるようなものではない。
[
Navigator]などのブラウザには、こんな場合のために、ページを呼び出すけれど表示はしないで直接に手元のディスクにファイルとして保存する機能が備わっている。この操作をここでは"
直接保存"ということにする("ダウンロード"というのともちょっと違うしなあ)。
たとえば、
マック(またはウィン)で[
Navigator](3.x 日本語版)を使っている場合は、以下のような手順で直接保存をすることができる。
00.
[option]キー(ウィンなら[SHIFT]キー)を押さえ、そのまま、直接保存しようとしているページを呼び出すボタン(ホットテキストなど)を打つ。
01. ふつうの操作の場合とは違って、ウィンドーの内容は切り替わらない。その代わり、
保存ダイアログ(▽図)が表示される(現われるまでに時間がかかるかもしれないが、そんな場合は放っておいてほかの作業に移っていてもいい)。必要に応じて保存する場所やファイルの名前の指定を書き直し、ダイアログの中にある[保存]ボタンを打つ。
02.
進度ウィンドー(▽図)が現われる。ここには保存の進度を表すゲージが表示されている。もしそれがなかなか変わらないようなら、ほかのページを見に行くなど次の作業に移ってしまってもかまわない。ただし、[
Navigator]だけは終了しないようにしよう(ウィンではウィンドーを全部閉じてしまうとアプリが止まってしまうので何か残しておこう)。もちろん、電話でつないでいる場合は通話を切ってはいけない。