資料シート/[三月劇場]

ムービフィルム
映写機

http://www.infonet.co.jp/apt/March/syllabus/bookshelf/projector.html




 フィルム映写機では、フレームを間欠的に投影するために、たがいに連動するパーフォレーションカムと回転シャッタが働いている。
 ムービフィルムでは、コントロールトラックはフィルムの端の一連の穴として作られている。ここにパーフォレーションカムが差さってフィルムが送られていく。カムは歯車になっていて、一定の速さで回り続けているだけだが、フィルムが流れるのは穴の下端から次の穴の上端が来るまでの間だけで、穴の上端から下端までカムが進む間はフィルムは止まっている。つまり、穴の丈があそびとしてはたらいている。
 一方、回転シャッタは、ちょうどフィルムが止まっている時に開いた口の部分がライトの正面を通るようになっている。そして、口がほかを回っている間にフィルムは次のフレームまで送られる。このしかけがあるので、フィルムやスクリーンの上の像は流れてしまわない。



回転シャッタ
口がフィルムの前を通っているところ。フィルムは止まっている

 映写機の中には、回転シャッタ以外のしかけを使っているものもあるが、どっちにしても、フィルムを送っている間はそのようすを投影してしまわないようにすることが重要だ。



ジャンクション

8mm/16mm

コミュニケーション実習D メディアテクノロジー論
石原ゼミ


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00-04-26