ビデオのフレームは本来(100年以上前)は手で描かれていた。しかし、写真や機械の技術が発展したので、実際に動いている俳優や自然をカメラで連続して撮影することによって、自動的に描き出すことができるようになった。想像によって描いたフレームから作られるビデオが
アニメーションである。これに対して、カメラで撮影したフレームから作られるビデオを
ライブという。
よく誤解されることだが、アニメーションを作ることの難しさは、何枚もの絵を描くから、というだけではない。むしろ難しいのは、運動が感じられるようにするために、ショットを構成するそれぞれのフレームに対してどんな絵を生成すればいいか決めることだ。
この作業を想像にもとづいて進めていくのが(人形やコンピュータグラフィックスを活用しているものも含めて)アニメーションであり、実際の運動から機械(つまりカメラ)によって自動的に生成していくのがライブだ。
A
一般的というのとは違いますが、
8枚/秒ぐらいしか描いてないアニメーションはよく見かけます。TVの放送は(
NTSCでは)30フレーム/秒ですから、こういう作品では、全く同じ絵が
4フレームぐらいずつ続いていることになります。
ただ、作品の最初から最後までが同じということはめったになくて、
バトルのような、特別な運き方を見せなければならないシーンと、決まりきったただの
会話のシーンとでは密度も違います。また、
オープニングとか
クロージングは何回も繰り返して見られるということから、特別に編成されたチームが作るようになっていて、密度も高くなっていることが多いです。
大野さんが好きなアニメーションの番組は何ですか? エアチェックして実際に枚数を数えてみて、その結果をぜひ教えてください。